内装やシステムの新しさに刺激された我々は「ゲイジツイシキ」に目覚めて先に進みました。
建て替え前の建物は国内外から注目されていた建造物でしたから、建て替え後の建物は、継承すべきは継承するという事を一応の建前にして設計・施工が行われました。なるほど外観は似ていますが、会館内の動線はかなり違っているようですし、書店やバーなどを併設するなど異なった面も多く見られます。

粗さがしに来ているのではないので、とにかく一応は素直に見たいと思っているのです。
造形的によければ「写欲」が刺激されるはずです・・・・という理屈は成り立ちますか?

会館内に人はまばらですし、どことなく何かまだ完全には起動していないような感じがするものですから、これ幸いといった感じで。

おそらく数か月もすればこういう風には撮れなくなるのではないかと・・・。

静的でなく動的な写真も・・・目指すべきものかも。

と、言いつつ。

それでも目の表情や、指先や脚の構えなどに何かしら動きを出してみたいですね。


息子のブログにこんなことが書いてあった。無断で拝借する。
・・・・今日の午前中に行ったトコの話の中で。「人間にはキョウイクとキョウヨウが必要なのだ。『今日行く』ところと『今日用』があること!」
苦笑したが、かなり納得。・・・・・
我々高齢者についていっていることの様にも聞こえる。
そこでわが身を振り返ると、「今日行くところ」と「今日する用」はあるだろうか。
ふ~む、あるようでない、無いようで有る。
ただ、しなければ「ならない」という事はない。これが定年後のいいところだ・・・・と私は思っている。
だが、次元を変えれば『しなければいけないこと』は確実にたくさんある。それをわがことと真剣に思っていないだけのことだ。
「今日行って、今日する用」は誰にでもある。
そういう事に気付いて我がこととして実践できる人が尊い人なんだと思う。
- 2016/03/01(火) 00:00:21|
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