写真展の会場においでいただいた方です。
会場に見える方で、相当の事績を持て撮られる方は、とても控えめな方が多くて、話の後で思い返してみると「穴があったら入りたい。」気分になることがあります。
この方も実は、キャリア・ウン十年の写真の大々先輩です。

ごくごく最近までフィルムで撮っておられて「もう重いカメラは無理だからデジタルの軽いカメラにしようかなと・・・。」と思っておられるのだとか。
そういうyカメラは「重いんだろ?」と私のカメラえらを指さすのですが、
どうぞ、と差し出して持っていただくと「やっぱりこれだとね。ちょっとね。」

「カメラがあるから出かけるし、物をよく見て心動かすし・・・・、で、元気でいられるのかも。」とおっしゃいます。
「それであなたみたいな人と会って話もできるし・・・。」

聞き出し聞き出してようやくこの方の写真歴の一端を話していただきましたが、
「何本もホームランを打ってこられたんですね。」
どうも雑誌やポスターで、知らないうちにこの方の写真を目にしてきたようです。

「写真、いいですか?」とお尋ねすると、もちろんだよというお返事。
「こんなんでいいのかな?」 「ハイ。」

大変な実績のあるアイドルなどを撮ってきたカメラマンが来てくれたり、この方のような本当に頭のてっぺんまで写真付の方に来ていただいたり。
そうした方が「こういう写真もいいんじゃないか。」と。
「うん、よく撮ってると思うよ。」と励ましてくれました。
こうした先輩諸氏に比べて年齢もキャリアも大きく違いますが、ともに写真を楽しむ「同じ穴に住むもの」として話していただけるのはとてもとてもうれしいものです。
また励みます。
- 2015/12/16(水) 00:09:30|
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