いろいろな場所で、例えば手作り市などでも、似顔絵書きますという人たちに出会います。
このお二人もある芸術系の大学の学生で、フリーマーケットの会場でお店を出していました。
一人500円は、学生でこその破格です。 でもまあ、20分で500円ならバイト代に比して・・・実技練習を兼ねて・・・・そこそこかな。

似顔絵を描いてもらいたいという方は案外いるようです。
お子さん連れやカップルやお友達同士・・・・・。

少し前に「ギャラリー知」で作品展をしていた似顔絵作家さんとお話をしたり、描くところを撮らせてもらったりして以来、似顔絵を描く人に興味を惹かれます。
人を描く、人を撮る・・というところで共通点があるからでしょうか。

描く人によって写実的であったり、デフォルメして漫画的であったり・・・・ペンで描く人もいれば、クレヨンやパステルを使う人もいて、背景の仕上げ方等にも個性・工夫があります。
ですから、お客さんお方も「この人に描いてもらいたい」という違いが出てきます。
この男子学生の絵は、対象をとても上品に描きます。
先ほどは中年女性を描いていましたが、品のある女性に仕上げていました。 いえ、決して、その女性に品がないのに…という事を言っているのではありません。
そのようにつかみ表現できるのは才能かなと思いました。
この男子学生にそういう、ある意味での「趣味」がなければ描けません。「趣味」を「感性」と言い換えてもいいでしょう。
ですから、時に逆のケースも見るわけです。
この点、絵でも写真でも同じですね。そこが辛い。

先ほどまでは、向こう側の女子大生の前にもお客さんがいたのですが、・・・・。
お客さんが来たら撮らせてねという事で、今はこちらを撮らせてもらいます。
でも会場の終了時刻が間近ですから、この人が最後のお客さんかも・・・・。


昨日いつものようにギャラリー巡りをしている途中で食事をしたのですが、・・・・。
突然めまいがして周囲が揺れ始めたのです。かなりひどい状況でこれはやばいなあと思いつつ、この状態を店の大将に告げて様子を注意して見てもらい、もし倒れでもした時の心の準備をしてもらおうかなどと考えていました。
しかし、そうなると他のお客さんを巻き込んだ話にもなるし・・・・。
そこで自分で、頭痛は? 吐き気は? 他に症状は? めまいはしているけれど体幹が保てないほど?と点検しながらめまいに耐えていました。
続けて食べられる? 味覚に変調はない?
めまい自体はひどかったのですが、動揺して混乱をすことは避けられました。
しばらくすると次第に収まったのですが、これが自転車に乗っている時だったらと考えるといささか不安になります。
もうじきまた防寒の帽子をかぶる時期ですね。
時々冗談半分まじめ半分で棺桶が近づいてきているなどと口走りますが、これからますます時間を大切にしないといけませんね。
- 2015/11/13(金) 00:00:37|
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