木の板にコテを当てて点描の絵を描き出していきます。
ウッド・バーニングというんだそうです。
木の板が革であってもいいのです。

この方はいくつかの手作り市にご夫婦で出店をされていて、たびたびお会いする方です。
以前も書きましたが、単にご自身のお店を大切にするだけでなく、出店している「手作り市」全体に良く目配りをして、縁の下の力持ちをされている方です。

私はこの方を「影の事務局長」だとか「影の実行委員長」だとか冗談を言うのですが、・・・乾いて砂ぼこりが立つ日には広く周囲に水を打ち、イチョウから銀杏が落ちてきて悪臭を放てばそそくさと掃除をし、枯葉もきれいにしておられます。
なかなかできることじゃないと思います。

この風体は何だか異国風ですね?!
そうなんです。実は前日にハロウィンの行事があり、場を盛り上げるために率先してこうした扮装をされるのです。
その昨日の衣装のままに今日おいでなのです。
「これが一か月もすれば色が変わりますね。」と私。
「その通りだね。」と、ご夫婦で大笑いです。 お分かりだと思います。 服が赤く変わるのです。
このおひげで赤い服。

「まるで紅葉だね。」と奥さん。
サンタクロースも恒例ですが、これもまたご自身のお店のためだけではなくて手作り市全体のことを考えての演出なのです。

このウッド・バーニングの教室も開いておられて、この場でも様々な独自の技法についてお話をしてくれています。
この絵はご存じノチェ・ゲバラの似顔ですが、背後にはミステリー映画の巨匠ヒッチコックなどが飾られています。
- 2015/10/29(木) 00:01:48|
- 手作り市
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