先日別の方を紹介しましたが、ここギャラリ・ジャルホでのライブ制作をされているChristian Schö nwäer さんです。
ドイツの方ですが、英語で話しかけるほかありません。
「写真に撮っていいですか?」
「オフコース」

とても神経を使う作業をしているので、うっかり声をかけて切間違ってしまったら困るなあと、ずいぶん声をかけるのを躊躇していました。

ふと一呼吸置いた時に急いで声をかけて撮影の了解を得ました。
海外に来て、制作や見学を通じて多くの交流をしながら滞在をしているわけですが、交流にとても意欲的です。
この会場では5人ほどが制作しているのですが、江戸末期から明治初期のものではないかと思われるような写真を入手したり、古い文書を手に入れて壁に貼っている人もいます。
日本の様々なジャンルの「文化」に触れて刺激を受けようとしています。

ちょっと手元が暗いなあ、制作に支障はないのかなあという位の明るさですから、F1.4のレンズを開放に近く使うことになります。
で、この50ミリのレンズだとかなり『寄ら』ないといけません。

ですがここはあくまで制作のために振り分けられたスペースですので、どんなところに位置取りをして撮ることができるという場所ではありません。

制作に取り組んでいる作家の表情をとらえるだけでなく、制作現場の様子も伝えたいな、と・・・・。

私の場合、圧倒的に多いケースで、「それをどかしてください。こちらに向いてください。」などというように、撮影のために何かしてもらうことは極力避けています。
たまに「動かしましょうか?」とか「手を止めましょうか?」と言っていただくことがありますが、「どうぞそのままで。」とお願いすることが多いです。

制約を逆手にとれないか・・・・、撮りながら考えます。
- 2015/10/19(月) 00:02:37|
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