作家のみなさんにはいくつもの顔があるだろうと思います。
作品制作の時の顔、個展やライブなどで人々に作品を見てもらう時の顔、ご自身の作品について語り合う時の顔、芸術論議に話を咲かせるときの顔・・・・・・・。
今回は作品展への搬入の時の顔を撮らせていただけました。

制作活動をされている地元から遠く離れた場所で展示会をしようとすると、作品を業者に送り届けてもらわねばなりません。
ことにこうした陶器の展示販売のためには作品の個数も多いので、梱包することも労力が多く必要だし細心の注意が求められることでしょう。
これが海外へなどという事になればなお一層大変だと思います。

私が四季AIRにお邪魔した時に「遅れていた荷物が届いて、今から梱包を開くのです。」という状況でした。
千葉に住み東京で制作活動をされている方です。
段ボール箱には「割れ物注意!」というステッカーが何枚も張ってあります。
緩衝材で包み、新聞紙で幾重にも囲んでありますが、何せこうした陶器は「割れやすい!!」ので、あけて確認が終わるまで冷冷だろうと思います。
それは単に金銭的な損失というばかりではなく、労作をお客さんの目に触れない前に失うのですから、それはそれは気落ちすることでしょう。
「うん、よし!!」

これからこのギャラリーに泊まり込んでの展示即売会ですが、後でもうお一方女性の作家さんが加わるそうです。
この方の教室で学び始めていっきょに陶芸の魅力に目覚めた方だそうです。
その方にお会いし、また作品を見せていただくのもこれまた楽しみです。
どのジャンルでもそうですが、・・・・・いわゆる就職をするのではなくて、こうした作家活動はある意味で自営業なわけですが、・・・・・ご自身の作品を販売して生活していくのは並大抵ではないわけです。
・・・・無論、就職をしたから楽だとばかりは決して言えないわけですが・・・・・
- 2015/10/17(土) 00:00:44|
- 陶器
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0