「水上浴衣写真館」に来ていただいたモデルさん。
弱冠21歳。
これまでにも当然撮影の経験がありますが、私とは初対面です。
今日のスタートの際の心理状態が右手に現れていますね。 そんな怖そうなおじさんに見えているのでしょうか。

手足、指がすらりと長いので、うっかりいつもの感で撮ろうとすると画面からはみ出してしまいます。
かわいらしい21歳の笑顔ですね。

これまで、おそらくクールな或はとがった空気の写真が多かったのではないかと想像するのですが、
今日は浴衣ですからちょっと緩やかに・・・・。

感のよさそうな人です。
磨けば光る。そんな可能性を感じます。

歯がきれいですね。
モデルやタレントには必須の条件です。実に羨ましい。
こういう親からもらったものは大切にしなくてはいけません。肌の質や色もそうです。

実は私がこの人を撮っている風景を、お母さんが撮っています。
肩のラインが少し堅そうですね。もう少し緊張を解いて肩の線をなだらかにしたいところでした。

別の服でも撮ってみたい、素晴らしいプロポーションですね。


今日は「京都ファインダー倶楽部」のグループ展の3日目。
個展ではありませんし、クラブの加入一年生でもありますから、個人的なお知らせはあまり多くはしませんでした。
が、初日には意外な人物が…これはたまたまなんですが、KBSの記者、カメラとともに・・・現われてうれしい驚きがありました。
それに早速のご来場の方も。
他の構成員はいろいろな太いつながりをお持ちですので、その関係で来場された普段なら見ていただけないような方にも一瞥していただけます。
私の場合は実にオーソドックスな写真ですし、モノクロ中心で、派手さはありませんが、時折足を止めてしばらく見いっていただくと、うれしさとともに少々緊張します。
グループ展への参加は初めてですから、いちいちのことが新鮮です。
受付当番をしていても、大先輩が「コーヒーを飲みに行こう。」と声をかけてくれて「今当番ですし…。」の返答には「まあ、いじゃないか。」・・・と、何がよいのかわかりませんが、 誘われて振り向くと受付に残された人が「まあ、行ってらっしゃい。」と実に鷹揚な空気です。
まあ一事が万事ですから、ここの会場の緩さはいいですね。私もどこまでも緩みそうで怖いですが。
他の写真集団の方や、よく写真展をご覧になる方の何人かが「こんなの写真展と言えるか。」とっおしゃっていたそうです。
そういう事を60代70代の者が中心の集まりがやるところが面白いじゃないですか。
わたしは逆に普段から見せていただいている写真展の多くが「上手だけれどつまらないなあ。」と思っていましたので、そうした方たちの言葉が褒め言葉のように聞こえて愉快でした。
他のメンバーも「馬耳東風」、わが道を行く風情です。
それに年を取るほど元気で革新的だというのが改めての印象です。
今のところこのクラブに入らせていただいたのは正解だったなあという印象です。
- 2015/09/11(金) 00:00:08|
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