ききみずガーデン企画の一つの目玉は、京都嶋原の菊川太夫の道中です。
昔は島原遊郭と言いました。
現在ではだいぶん衰退してしまって、祇園などの五花街に比べるべくもありません。
少なくなった太夫の多くも高齢化してしまって・・・・表現は悪いですが・・・・「文化財」として以外の魅力を感じることができにくくなっています。

そんななかで、元高砂太夫の下に若い太夫が現れました。それが菊川太夫です。
若くて美貌の教養豊かな菊川太夫を盛り立てようとする人たちがいます。

私も、以前、他の方たちと太夫とで投扇興を一緒に楽しみ、そうした盛り立て隊の端の端の、さらに、端のほうにいます。
この「ききみずガーデン」の企画の中心メンバーは、その多くが盛り立て隊ですし、「おかあはん」の元高砂太夫さんも何とか菊川太夫を支えたいと熱心に活動されていますから、それが合わさってこういうことになりました。

私は舞妓さんや芸子さんを追っかけて写真を撮るのが気恥ずかしくて、こういうチャンスがあってもほとんど出かけません。
ただ今日は菊川太夫ですし、半スタッフとしての撮影です。・・・・こういう中途半端さが私の悪いところです。・・・・・

今日は撮影かと銘打っていることもあってたくさんのカメラパースンが来ています。

道中は独特の足さばきでゆるりゆるりと進みます。
前を行く二人の少女は「禿」と言います。 元高砂太夫さんはこの禿から経験されています。

この後ある料亭で菊川太夫の舞いを鑑賞し、料理に舌鼓を打つ宴が準備されています。
私は残念ながら・・・・・・。 太夫や「おかあはん」と話したいこともあったのですが。
- 2015/08/30(日) 00:00:00|
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