あの日中の最高気温が37度だとか38度だとかいうような猛暑が過ぎて、暑くなっても35度・・・・、おかしなものでそれで「最近涼しくなったなあ。」と。
私の記憶では、私が子供の頃は32,3度でも『ほんとに暑くなったねえ』というのが親たちの会話でした。
先日、琵琶湖方面に行って写真を撮った時には、空の色が幾分薄くなり、高いところに刷毛を履いたような雲が見えました。
そしてトンボの群舞。・・・・・・そうなると、もう秋の気配。
浴衣の写真は出しにくくなってしまうので、急いでアップです。

人の人生はそれぞれのほうに向いて形作られていて、そのベクトルはどの人も同じではありません。
その個々まちまちなベクトルが何かのはずみで交差して、人との出会いが生まれます。
私がとらせていただいた方々の、それぞれの人生ベクトルも皆個性を持っておられますから、私のような者と一緒に「写真を撮る」という事になったということが、それぞれに持つ意味もまた違ってきます。

その結果としての写真を「家族と一緒に喜びました。」という事になれば、私にとってもそれはやはり望外の喜びとなります。
うれしいことです。

私の写真はすべてお金をいただいて撮っているのでもなく、お金を差し上げて撮っているのでもありませんから、出会いで交わる気持ちだけの産物です。
私は貧乏ですから、お金が要らないわけではなくて、何とかして写真でお小遣い稼ぎはできないかと思わないのでもないのです。
それはそれで面白い試みだとは思っていますから、今度その真似事をしてみますが、基本は崩したくないなあというのが本音です。
そうでないとこのブログで見ていただいているような写真は撮れないでしょうから。

夏には浴衣・・・が定番の一つでしょうが、私のようなものにはなかなかそれを撮るチャンスはないものです。
今度「ききみるガーデン」の企画、「水上浴衣写真館」では浴衣を着て会場においでの方たちをとらせていただきます。はたしてどれほどの方がお見えになるのか見当もつきませんが、できれば来場の方たちと楽しみながら、いい写真を撮りたいですね。

京都には呉服関係の方が多いですから、そこのお嬢さんたち、ご婦人たちが、この方の総絞りの浴衣のような良い趣味の浴衣を着ておいでになるかもしれません。
楽しみです。
- 2015/08/25(火) 00:01:19|
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