手作り市の雰囲気を盛りあがようと・・・・。
音楽があり食べ物がありおしゃれな小物があり・・・・と、手作り市も単に素人の偶然のより集まりから変容してきています。
主催者の企画性が出てきていますね。

音楽をする人にとっても格好の舞台となります。
お客さんも冷たいものを食べながら、お昼をとりながらベンチでゆっくりと耳を傾けます。

耳慣れたポピュラーな曲やオリジナル曲や・・・、演奏する人によって構成も様々。
腕も様々。

私はどちらかというと喉から先で作りすぎる声で歌う歌は好きではなくて・・・・・。

演奏中は「写真を撮っていいですか?」ができませんから歌い終わったタイミングで了承を得ます。
「いいですよ。でも音は採ってませんよね?!すこしまちがいもありましたし・・・・。」
?!?!?!?! 「音が撮れる写真て傑作じゃないですか?! それがだめなんて?!」
ああ、そうか!そうですよね?!
今は動画とともに音も採れるカメラが増えているのですから、そういう心配もあるのですね。

私自身はカメラで動画や音を採るということに今のところ全く興味がありませんから、カメラを向けたら「音を採っているのかも。」という発想が思いつかなかったのです。
でも、これも時代ですね。
3Dで録画して再生する時代だってもうすぐそこですしね。その映像から立体ができるかもしれませんし。

安保法制の問題で殊に重要な問題の一つに日本がアメリカとの軍事同盟を深化させるということがあります。
「日米同盟が日本の外交の基軸」なんて言っている人たちがいますが、どうしてそういう思考停止な人がいるのかにわかには信じられないくらいです。
いったいアメリカに日本の運命を託せる信頼できるどんな理由があるんでしょうか。
私は事態は全く逆だと思います。
直近の事例では、イラク戦争です。例のフセイン政権の大量破壊兵器所持という根拠のない理由でイラクへの空爆を始めたばかりか地上戦をしてさえも他国の政権を打倒してしまったのです。その後大量破壊兵器を貯蔵していた物的証拠は見つけられませんでした。 (協力したイギリスも、アメリカ自身も公式にこの戦争にこの点で道理がなかったことを認めていますが、当時首相であった小泉氏はもとより日本政府は加担したことの検証も公然と国民の前に示さないし、誤った判断と外交を国民と世界に侘びることもしていません。)
ベトナム戦争ではトンキン湾事件をでっち上げて北ベトナムへの空爆をはじめ、「北ベトナムを原始時代に戻してやる。」とばかりにありとあらゆる残虐兵器を投下し、枯葉剤を巻いて熱帯雨林を枯死させ焼き払いました。トンキン湾事件がでっち上げだったことはニューヨークタイムスの報道によって世界に知らされました。
国民の選挙で成立したチリのアジェンデ政権はCIAとアメリカの多国籍企業が糸を引いてクーデターによって覆されてしまいました。このことは公然の秘密でさえないと思います。
このように他国に対して道理もなく法的にも適合性のない無法きわまる行為を繰り返してきているアメリカが日本の主権だけは尊重し自国を犠牲にしても守ってくれるなどと考えるのは、思考停止という以外になんといっていいかわかりません。
日本の自民党政府はこうしたアメリカの傍若無人ともいうべき自国中心主義的で国際法も国際世論も踏みにじった行為が行われるたびに検証する間も有らばこそ、ほとんどただちに世界に先駆けて支持を表明してきました。
安倍総理は政府が危機について状況を判断するといいますが、アメリカの要請に「NO」と言えないことは共産党の志位氏の発言に待つまでもなく石原慎太郎氏などによっても以前から強く指摘されているところです。
この危険極まりない・・・・保守勢力の言うところによれば、日本を弱体化するために平和主義憲法を押し付けた、その・・・アメリカと一心同体になろうとする戦争法を何故日本の平和と安全に寄与するはずだと信じうるのかが私にはわかりません。 今ではアメリカは反省して、( )のために、日本国憲法改正を支持し日本の軍備拡大を歓迎しているなどと考えているのでしょうか。まさか前の( )に「日本」と入るなどと考える人はいないでしょうね。平和憲法を押し付けたとしたらそれはアメリカのためで、今度は日本のためだなどと考えるとすれば日本人はなんとお人好しなことでしょう。
いやアメリカは危ないやつだがとにかく世界で一番強いので、逆らったら自分のためにならないし、あいつについていれば大きな顔ができるなどというのなら、何をかいわんやです。 ドラえもんに出てくるツネオがテレビの前の子供たちに軽蔑されているのと同じ視線を日本は世界から浴びること間違いないでしょう。・・・・こういう例えをするんでは自民党並みになってしまいますね。
日本は世界に向けて中立を宣言すべきです。
そして集団的自衛権ではなく、国連が進めている集団的安全保障に対して非軍事的に貢献すべきです。
日本がアメリカとの軍事同盟強化を進めれば進めるほど東アジアの軍事的緊張が高まります。 中国にとって軍事力強化の良い口実を提供していくわけですから。
南米も東南アジアの諸国も今やかつてのようなアメリカとの同盟に活路を見るというような「奴隷根性」を脱して自主的な外交を進めています。そして非同盟諸国との連携で国際平和を実現しようとしています。
自公政権推し進める日本の外交姿勢は21世紀的でないばかりか、20世紀も前半にさかのぼる水準にあると思います。
世界の平和と安全にとって唯一のではないけれど最も危険な国との軍事同盟を進めようとするのは、まったく愚かな選択だと私は思います。
- 2015/07/20(月) 00:01:07|
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