山や林や池の風景を撮る人、海や港を撮る人、街の雑踏や祭りを撮る人、花や木々を撮る人などなど・。・・・写真のジャンルもいろいろあります。
それぞれ好みや意図があるのですから、学ぶことは多いはずです。
人を撮るといってもこれまた様々です。
この刀は、当然のことですが・・・・模擬刀です。
映画の撮影に使うものじゃないかと思いますが・・・・。真剣は重いですからね。
塗り鞘に入った刀も数振りありましたが、その意匠がかえって邪魔になるような気がしてこれを選びました。
が、やはり短刀がほしかったですね。 後になってみれば簪や、小柄でもよかったなあと。

こういうポーズは十代とか二十歳そこそこの人ではちょっと難しいでしょうか。
この人自身が求める絵というものがありますから、自然にポーズが出てきます。
髪へのしぐさにこだわるのは私です。

「赤い布を噛んでください」とお願いしますと・・・・・このようになりました。
私は「情念」というものについてあまり考えたことがありませんが、それもまた人の属性ですから、無視はできません。ある意味でとても深いものでしょうから、主題として考える価値はあると思います。
ただこのような絵になってあらわされるような情念がどのようなモノかは、人生経験が不足していてよくわかりませんが。

「色っぽい」とか「艶っぽい」とかいう言葉はもう死語なんでしょうか。
『色気がある』とも言いますね。
最近は「色『気』」ではなくて、むき出し過ぎるように思いますが、いかがでしょう。

- 2015/07/03(金) 00:02:34|
- 状景
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