この人も意欲的にフォトマヌカンをしてくれているので、どんな場所でも「ここ、いいね。」に反応してくれます。

頭にクロスが入ってしまいましたね。
他のお客さんをちょっと避ける意識がこういうことを見逃します。

こういう赤煉瓦の街並みがあるわけではなくて、ポイントでしかありませんから、360度の雰囲気の中で撮ることができません。
建物のすぐ前には良く知られたコンビニの看板が。 ですから統一性も調和もありません。 建物は文化財として保護されていますが、周囲を合わせればごった煮で無秩序です。

写真では「切り取り」ますから、何とか見えるようにできるでしょうが、景観自体は「京都でさえこの程度」観が否めません。
ただまああまりに統一され、理知的行政的に調和させられると、居心地の悪い町になってしまうかもしれませんが。
ただ、コンビニに限らず、全国展開の企業が果たして個々の「町」、個々の地域を大切にする意識を持てるのかどうか、日本の企業文化の成熟度が問われますね。

この建物のつくりは「威厳」を強調されているようですが、部分を見ると案外軽やかに簡素に作ってもいます。そういうところを見ると設計者が何を考えていたんだろうと想像する楽しみがあります。
建築もまた精神の結晶ですから、対話できる力があれば楽しいだろうなあと思います。

以前ある人をここで撮らせてもらいました。
その時の宿題を思い出しながら撮ります。

留学してもここで撮った写真のことを思い出してくれるでしょうか。

- 2015/06/20(土) 00:01:05|
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こんにちは。
画像を右クリックやドラッグでのコピーを技術的に防止する方法は、完全ではないにしても、ありますので、
ご自分で調べて実行されることをお勧めします。
- 2015/06/20(土) 11:08:35 |
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