原田氏のブログから
「・・・・・色々な人が来てくれて 楽しかった
一人は 森山大道と 友達で 東京に行くと 飲みに行く という 質屋をしている人や
70カ国 旅している人(年上の友人)
京都でガッツリ 人物像を撮っている 写真家のおっちゃん
この人の 話は面白くて ブログを読むと
スナップではなく ちゃんと交渉して フォトマヌカンとして 撮っていた。(フォトマヌカンという言葉を私は知らなかった)
この人の話を聞いて 日本で人物を撮る事に 私は、ただビビって 撮っていなかっただけと 反省した。
日本でも人物を撮るぞ!」
と書かれていました。
この「写真家のおっちゃん」というのが私のことらしい。
( ちなみに、私は関西で年配の男性を「おっちゃん」と呼部ぶことがあります。これはあまり好きではありません。)
「フォト マヌカン」は、たぶん私の造語。辞書を引いても出てこないから原田氏がご存じなくても当然。
モデルという言い方があまりに手あかがついてしまっていて私の気持ちにぴったりしないのでフォトマヌカンを使っている。「マネキン」もそれ自体こういう場合に使うと好きな言葉ではないが。

彼のブログのコメント欄には「京都での人物写真は甲斐扶佐義氏と私の領分だから侵してくれるな」と・・冗談で・・書いておいた。
こういう力のある人が日本でも大いに人物写真を撮ってほしいものだ。
この方の少数民族の人々を撮った写真も相当な枚数に上るといいます。ポジフィルムで撮っていた時代も長いそうで、こういう人々の生活の様子を知ってもらいたいのでぜひ個展をしたいとおっしゃっていた。
これまたぜひ実現していただきたいものです。

世界70か国といえば、例えば「中学生が世界の国名を覚えておいで」という宿題があったとして、これほどたくさん覚える生徒は少ないでしょう。
それを単に名前を憶えているというのではなくて実際に踏破したというのですから・・・・なんともすごいものです。

こういう先輩がおられると私など実に青二才に思えてきます。
顔艶もまた体の動きの機敏さもとても私より年配とは思えませんでした。
不思議なことに話している途中から「そういえばなんだかあなたに以前お会いしているような気がするのだけれど・・・・。」とまじまじ顔を覗かれました。が、残念ながら私にはその記憶がなく。
記憶のない私が・・・・なのか、何だか会ったような気がすると記憶を保持しているらしいこの方が・・・なのか。
どう見てもこの方のほうが若々しい。

海外に行っても「なんでも、おいしく食べられますよ。」と食事で困ることがあまりないらしい。
ただお腹を下すことはどうも避けられないらしく・・・・、国によるんですがね。 タイは美味しかったですよ。
数年続けて中国・瀋陽で仕事をしたかったのに食事を受け付けられなくて断念した私としては羨ましい限りでした
かなりディープな世界にまで足を運び入り込んで写真を撮ってきています。
警戒も敵対もされずに撮ってくるのは相手に対する敬意や周到な安全情報の収集やと様々な要因があるんではないかと思いました。

世界を股にかけるお二人です。
- 2015/05/20(水) 00:00:29|
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