明日の夜に企画があるんだそうです。
それに出演されるのでリハーサル。
楽器にも慣れておかねばなりませんし。 ちょっと鳴らしている・・というのではなくて、当然?本格的に演奏しています。
ショパン・ピアノ・ソナタ第2番 「葬送」 第3楽章 ですね、 ね?!
こういう野外での選曲が、これ?!
どんなコンセプトの企画なんでしょうね。

実はこの日、私が今年からくわえていただいた写真の同好会(ファインダー・クラブ)のお世話で、京都市内で行われているパラソフィアという国際芸術祭のような催しの中心的な会場である京都市美術館に来ているのです。
入場券をいただいて「皆さんそれぞれ鑑賞のペースが違うので、ここで解散ということにします。」という幹事さんの、さすがに教養人の集まり、というご配慮です。

それで目に留まったこの人のリハーサルの様子を撮らせていただきました。
美術館の建物を背景にした演奏の様子などめったに撮れるものではないので面白いかな、と。
かなり曲に入り込んで演奏されておられましたので、なかなか声をかけることができず、逆にしばらく聞かせていただきました。

やがてほっと息をついて休憩の様でしたので声をかけさせていただきました。
その際自分の撮った写真を見てもらうというルールに基づいて・・・・・「エッ ‼? 〇〇さんじゃないですか?! 私知ってますよ。と、言うか仲の良い友人です。」とある一枚の写真に目を停めて驚いておられました。
私もびっくり。その写真の人物は私の個展のDMに二度も使わせてもらった七宝制作の若い女性職人だったからです。

理屈から言えばいずれこういうこともあるだろうとはうすうすと漠然と思ってはいましたが、実際にこういうことが起こると驚きます。
そのこともあって名刺交換そして撮らせていただくことに。

この人の名刺がまた実に積極的なもので「表現者 (ピアノ、演技、踊り、作曲、ピアノ講師、歌唱指導、ボイストレーニング、ケータリング)」などと書かれていました。
芸大で勉強されたのだそうで、「ピアノ演奏が中心なんですけど・・・。」
背景に平安神宮の鳥居。
目と指と手首と姿勢と・・・・それを瞬間に判断しなければならないのでしょうが、二つぐらいの祖嘘を意識しるので私の精一杯です。あとは直感的印象で・・・。

いちいちは分析的に意識するのではないけれど、それらをひっくるめて直感で「いい!!」と思う力を着かないといけないのでしょうね。
そのためには逆に一つ一つを意識して撮ることが大切・・・と。
そこが芸術的認識の弁証法・・・・かな。
- 2015/05/03(日) 00:00:11|
- 音楽
-
| トラックバック:0
-
| コメント:2
平安神宮と京都市美術館!。
今を去る30年程??昔でしたでしょうか、ロートレックのマルセルが展示されると云うので、丁度勤務先の社員旅行が京都一泊二日でしたので、アルコール漬けの体に鞭打って(笑)、観た記憶があります。
前日シタタカに呑んでおりましたが、市バスと地下鉄の一日フリー切符を使い、京都の街を貪欲に楽しみました。
ショパンの二番って、凄くインパクトがある曲ですよね。
特に第一楽章冒頭なんか胸に迫るような迫力が有るはずですが、これを画像に表現するって、難しい事だと思います。
貴兄が撮影されたこれらの画像、演奏されている女性の指と視線の動きが静止した画像の中に見えるような気がします。
音が聴こえる・・・・・??・・・視えると表現した方が良いのでしょうか。
- 2015/05/03(日) 10:30:30 |
- URL |
- MK #-
- [ 編集 ]
音楽の演奏を撮るときに「音の聞こえる画像を」とはよく言われますし、自分自身も多少は意識しないことはないのです。
先日ブルー・ノートのレコードジャケットの写真を撮った人物の作品をたくさん見る機会がありました。が、そこには音ばかりか黒人アーチストの苦渋に満ちた存在性すら映し出されていました。
写真の力は果てしなく遠くにあるなあと思いました。
来月にはまたジャズのライブを撮るつもりですが、経験を積み重ねながら、おっしゃっている「音の聞こえる(見える)写真」にほんのわずかでもいいから近づきたいなあと思っています。
- 2015/05/03(日) 19:54:01 |
- URL |
- soujyu2 #-
- [ 編集 ]