私が高瀬川沿いのギャラリーで、そのオーナーさんと楽しい話をしているときに、川の反対側の木屋町通りをちょっと変わった動きをする二人りの女性が目に映りました。
段ボール箱のようなものを両手で持って、なにやら忙しく下に行き、北に走っていました。それも行ったり来たりを繰り返すのです。
見つけた時には「宅配便の人なのかな。」などと思ったのですが、どうやら違うのです。

ジョギングをするような活動的な服装で・・・・・、実は路上で果物を販売していたのです。
道行くい人を呼び止めて、「ポンカンはいかがでしょうか。おいしいイチゴにキウイもありますよ。」
お買い上げの方に果物を入れる袋が腰に揺れています。

こうして両手に捧げて荷物を持って走るのは、相当腰にきついと思います。
今は若いからいいけれど、腰を痛めねばいいがと、いらぬ心配をしてしまいます。
話を聞くと京都駅付近のお店から来ているのだそうで、京都市内のあちこちでこうして『行商』をしているのだそうです。
確かに最近、こうyした業態が増えているように感じます。
おにぎりやアイスクリーム、ケーキに弁当なども、じっと客の来るのを待つのではなくて、町中を動き回って積極的に販売します。

私などは何か用があって歩いている人に予定外のものを買ってもらうのは難しかろうとと思い込んでしまうタイプですが…ちょっと言葉は適切でないかもしれませんが…彼女たちは、委細構わず声をかけます。

私も仕事中の方に声をかけて・・・・実際こうして彼女らの仕事中に・・・・写真を撮ることもあるのですが・・・
店の宣伝も兼ねて広く活動しているようです。
それにしても、就職面接のときに「1万メートル何分くらいですか?」なんて聞かれるのでしょうか。
私は防寒服を重ね着していますし、おじさんが若い女性を追い掛け回している図はあまりカッコウがよくないのでついて走りはしませんでした。が、それでなくともついていくのには骨が折れるだろうと思うくらい速いです。

こうして荷物の積み下ろしをしている人であれ、観光客であれことごとく声をかける気持ちの強さは見習いたいところです。…私の場合は見習ってしまうと、ちょっまずいハレーションが発生するかもしれませんが。

あれっ?!相棒はずっと先の五条方面に行ってしまって姿が見えません。

でも、こういう時には「強い味方があったのだ。(古いですね)」
- 2015/02/23(月) 00:01:20|
- 働く人々
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