私が手作り市に行って親しく話をさせていただいている方です。
以前にもこのブログに登場していただきましたが、一度フォトマヌカンをしてほしいと思っている方です。

山羊の革を使った鞄を販売しています。彼が鞄のアイディアを出しているのだそうですが、お客さんの要望や声をフレキシブルに受け止めて、マチを変えたりポケットの数を増やしたり…どんどんアイディアを実現しています。

新京極通り三条からほど近いところに路面店を持っていますが、こうして手作り市に積極的に欠かさず出店をしています。
大変好評でお客さんの寄り付きがいいですし、手作り市としては比較的高価な商品なんですが、革製品としては価格設定がとてもリーズナブルで、よく売れているようです。
この日も比較的年配の方々が、ことに男性が興味を持って覗いていました。

イギリスの日照が少なく雨模様の日が多いという天候に比べて、日本は暖かく明るいので好きだといていっていました。
この日の朝は京都に雪が積もり、朝早くの出店準備を見合わせて多くの出店者が車の中で待機していたそうです。
ですが、「私は大丈夫です。」とおっしゃっていました。
イギリスはもう少し寒いですから、・・・と。

ご覧のように風貌もとても理知的な感じですが、紳士で親切です。
私があれこれと質問するのを、嫌がらずに懇切に答えてくれます。
そして通りかかるわたしを認めると必ず声をかけてくれます。
この男性のお客さんが「これはいいね。」と言いながら奥さんらしき方とお話しています。

私もそろそろリュック型のカメラバックがほしいのですが、山羊の革は使い込むと少々柔らかくなりますから・・・・そこがいいところでもあるんですが。見た目の風合いも手触りもよくなりますからね・・・・、ちょっと思案中です。

彼の風貌を見ながら日本語を聞くことにはもう慣れました。
ほとんどネイティブのように話しますしね。

今度紹介するペルーから来ている人が言っていました。
「こういう場所で日本語を聞いて話す機会が多いから、日本語が上達した。生活がかかっているからね(笑い)」と。
- 2015/02/24(火) 00:00:48|
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