私が見かけた時には、すでに撤収の段階にはいっていました。
クレーンの腕を折りたたみ錘をゆれないように処置し・・・・、思いもよらないようないくつもの段取りがありました。
その都度、ワイヤーをかけなおしたり、固定具に通したり、…たくさんの手筈がありました。
それを淡々とこなしていくのですが、その都度都度に確実に作業をしたという確認をされていました。

もし手抜きや迂闊さがあって事故に至れば、私が自転車を倒したのとは比べ物にならない重大事になるかのですから当然といえば当然ですが、この細心さと確実性は、私には欠けた面です。

世間は、「だから女は・・・」と(改憲勢力のおじさん、おばさんたちに多いのですが)言いたがる人たちがまだまだいます。
それゆえはっきりと自覚しないでも『プレッシャー」は感じているんじゃないかと、推察します。

だからいつの日か近い将来、こういう女性が「マドンナ」などと言われないで当たり前の存在になったらいいなあと思うのです。
そうして総理大臣や閣僚、国会議員や地方自治体の首長や議員、大企業の重役・幹部の半数が女性で占められる日が一日でも早く実現することを願うのです。
そうしたら日本はもう少し住みやすくなるだろうと私は予想しています。

運転操作を見ていて…実は結構長い時間見せていただいているのです・・・この人に緊張や集中はとても感じるのですが、気負ったそぶりは全くありません。毎日の労働なのですから、当たり前のことでしょうが。
私が変な思い入れをするから、そういうことを考えるのでしょう。これこそ男女平等前史の一コマですね。

安全のためのサポートを男性たちが力強く、手際よくされていました。
とても気持ちの良い風景でした。
- 2015/02/16(月) 00:03:52|
- 働く人々
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