寒い池畔から急いで暖かい場所にやってきました。
ここは私がずいぶん昔から好きで通った「暖炉のある喫茶店(私の子供たちはずっとそう呼んでいました)」です。
ちょうど暖炉のすぐ前の席が空いていました。
薪の燃えるいいにおいがします。 暖炉の暖かさは心にも身体にも心地いいですよね。
「フォトマヌカンを頼んだ人は食べても飲んでも撮られてしまうんだよ。」
「ええ、そうと分かっていれば大丈夫ですよ。」

ようやくコートの襟を開けられます。
スカーフというんでしょうか、さすがに色の達人だけありますね。趣味がいいです。

いろいろなおしゃべりをしながら、カメラを手放せない私です。
「ちょっとレンズにも慣れました。」
そう言っていただいて、少し気が楽になります。
この写真はソニーのα900にミノルタのズームレンズをつけて撮っているのです。
実は今日敢えてキヤノンの5Dにプラナーの85ミリをつけて持っ来ているのです。
死蔵されているプラナー85ミリを使いたくて仕方がないのになかなかチャンスがないというわけなんです。
5Dが好きじゃないんですがほかに仕様がないので・・・・。 それを無理にでも持ってきました。

そこで、既にみた同じようなカットなんですが、・・・・。
この写真ではお分かりになりにくいと思いますが、やはりいいんですね、このレンズ。
オートフォーカスは使えませんし(その上、5Dのファインダーはα900に比べて格段に見にくい)、露出も外すことが多いんですが、当たれば大きいんです。

プラナーを持ってきて良かったなあという感じです。

こんな風に抒情的な絵になってくれると、やはり癖になるんです。
素敵なフォトマヌカン + 弱い光 + プラナー・・・私にとっては最強です。
- 2014/12/24(水) 00:01:44|
- 絵画
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