率直にいって私は大阪が苦手です。
ですからあまり大阪に行くことがありませんし、大阪では西も東も分かりません。
そんな大阪に行くにはよほどの動機がなくてはなりません。
ここは心斎橋です。と言っておきながら大阪全体のどのあたりなのか、ここからはどこに行けるのか皆目分からないのですが。
この人が付添です。

この人は私の2度の個展でDMを飾ってくれた人です。
そして、いつもとても好評なんです。
今回はこの人の制作した七宝や彫金のアクセサリーを展示販売するお店を訪ねました。
お店の中にはほかの方々の制作品も展示されていますので撮影がはばかられます。
そこで私が帰るのを送ってくれるその道すがらほんの少し遠回りをしてもらって撮ります。

いつもは作務衣を着て作業台に向かっていますから、そうした時とは雰囲気がいささか違いますが、こうして撮らせてもらうとこの人の別の魅力に触れることができます。
私は自称「勝手におっかけ」です。
職人としてのこの人がどういう仕事をしていくのか勝手に「見守り」隊です。
会員ナンバーはもらっていませんが、いつでもカメラは持ってます。
私が歩きながら気になる壁や植え込みを見つけると、「ここですか?」と、私が口にする前に立ってくれます。

午後の光がちょうどこのシャッターをまともに照らしていますので、ちょっと露出が難しいし、あまりにも周りが鮮やかになりすぎます。
でもこんな色遣いは京都ではまずお目にかかれませんので、「撮ってみよう。」

何でも経験です。
それにこの人はどう撮っても「素敵」なんですね。
- 2014/12/07(日) 00:01:30|
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