以前、「今度来た時に写真を撮らせてください。」と頼んであったのですが、
食事をして、もたもたしているうちに「(昼食休憩前だからもう最後のチャンスだよ。」と、中華鍋で料理を作るのは・・・・最後の注文なので・・・一回だけだよと言われて慌てふためいてしまいました。

この方は台湾出身の料理人。日本語を話します。
前回ここで撮らせてもらったときに「いいよ、いいよ奥にははいったらいいよ。」と大きな声で促してくれた方です。

ここの厨房は正面の壁の方に照明がほとんどないのでちょっと暗いです。
なんだか集安に旅行した時に立ち寄った食堂を思い出します。
もっともそこではステンレス製のではなくてタイルの設備でしたが。

中華料理は短時間に強力な火力で仕上げていくもいのが多いので、シャッターチャンスはごく短いのです。
感度の設定だけはしてあったのですが、「今日撮らせてもらえますか?」から「チャンスはこれだけだよ。」まで数秒という状況で、カラーで撮るのかモノクロで撮るのか、シャッタースピードはどうするのか考える暇さえありません。

とにかく調理人のほうは手際がいいですから、その作業の早いこと。それに比べて・・・・・。
これでは絶対に報道カメラマンは務まりません。準備が足りませんねぇ。
この写真が精いっぱいというところでした。

外国から日本に来て働き生活している人たちが、朝起きた時、夜寝るときになにを思うのか・・・ふと想像します。
世界はますます緊密に結びついているのに私の頭も生活もインターナショナルからは程遠いので少しずつ海外の人との接触を増やしていこうと思います。せっかく京都に住んでいるのですから。
- 2014/11/22(土) 08:02:43|
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