JARFO(ジャパンアートフォ―ラム)の本部・ギャラリーが東大路三条を東に行ったところにあります。
ここでは現代美術などの作品が展示されます。海外の作家のモノをよく見ることができるので私は時々気にしていきます。
その建物の前で、・・・・。

版画家さんです。お二人で版画の魅力をもっとよく知ってもらおうと「体験」の機会を作っていました。
お二人のうちお一人は「私は写真が苦手」だからと作業用具一式を持って屋内に退避してしまいました。
せっかくお二人でやっていたのに追い払ってしまうような結果になって申し訳ないことでした。

こちらの方は以前他の場所でもほんの少しお会いしたことがあります。名刺をいただく程度でしたが。
以前「緑色」が大好きな椅子制作者をご紹介しました。あの会場にこの人もブースを持っていたのです。
JAFROの推薦枠で出店されていました。

その時にはたまたま取り込んでおられたのでほとんど話らしい話もできなかったのですが、・・・・。
我が家の小6生などは、こういう体験が大好きですから、もしあらかじめ知っていて時間が合えば大喜びで参加させもらったでしょうが、・・・・。

私などは小中学校で経験した以外にはほとんど版木を彫るなどということはありませんでした。
私の娘や息子が小さい頃にイモ版やゴム版はしたかなあ。
私が中学生のころに他地域から来たK君が、前の中学にとても良い美術の先生がいたようで、絵を描かせても版木を彫らせても周囲の中学生とは全く次元が違う作品を作っていたのです。それを目の当たりに見て多少は自信があった私はこんな身近にでもこれほどまでに優れた者がいるのでは絵や版画の世界で自分が評価されることはないだろうと将来を諦めました。
まあそれで写真をしているんですね。
- 2014/11/10(月) 00:02:16|
- 版画
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