中学生のころから眼鏡をかけねばならなかった私はこの人生の中でいったい何度眼鏡を買い替えることになるのだろうか。
視力2.0が自慢だった遠い昔。あっという間に近視のメガネをかけることになった中学時代。スポーツをするにはこの上なく不便なメガネ。それにしても長いお付き合い。
今回またレンズのコーティンが禿げて見え方もうっとうしいし、見かけも悪くなったので買い替えを決意。それにしてもこのコーティング。レンズメーカーの陰謀ではないかと勘ぐってしまほど傷つきやすい。
さて今まではいたことのないメガネ店に入ってみた。フレームもレンズもどんどん変化しているから「なにもわかりません。」に対してどう対応してくれるかが注目点。
そこで出会った店長さん。丁寧な対応と、私が「見えるメガネ」を求めていることにたいしても「かえって度の弱い方を選ばれた方が」と提案。
対人的な商売だから当たり前といえば当たり前の対応だろう。でもやはりこういう商売は専門的知識や技術は無論だが、「人間性」のもつ比重は大きい。
どのメガネにするか決めた前回。
「色つきのレンズにするとUVカットなどもあり雰囲気も良くなりますよ。」と薦めてくれた。
「僕は写真をやっているから、ファインダーをのぞいて色が変わるのはまずいんだ。露出も緑や灰色を探して決めているから・・。」

写真の話になって「今度メガネを受け取りに来たときに(店長さんの)写真を撮らせてもらえないかな。」という話になって、一応承諾を得たのでカメラ持参で行った。
「人を撮るときにはある程度の時間を経過しないとなかなか打ち解けた良い写真が撮れない。」などと話してあったのですが、この店長の人柄ですね。他のスタッフさんもとても気さくで和やかな店内です。
店長にカメラを向けるとそれを一緒に楽しんでくれました。

職場はそこのリーダーによってよい雰囲気にもなり嫌な雰囲気・働きにくい雰囲気にもなります。
職場の人間関係やそこにいるスタッフの人柄・人間性によって悲喜こもごもあったことを思い出します。
- 2011/07/30(土) 00:01:20|
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