こうした造作をする際の竹釘さえもその場でさっさと作ります。

青竹がきれいですね。
我が家の蹲の柄杓が・・・・、何とか新しいものを探さないと正月が迎えられません。

向こうに見えるのは丸い蹲ですね。面白いなあ。
我が家のはどこでもよく見られるような「吾唯足知」と刻まれたものです。
持ち主とは全く縁もゆかりもない言葉ですね。

シャベルでちょっと石を起こして指先を滑り込ませる隙間を作るのですね。
庭師のほとんどは「腰痛持ち」なんだと、以前ご近所に住んでおられた庭師に聞いたことがあります。
「腰を痛めてない奴なんて居らんね。ワシもいつも腰にサポーターだよ。」
さもありなんですね。

どうやらルール上既成のものは持ち込めないようですね。
全てその場で作る。
段取りと手際が悪ければ制限時間内に完成することは無理ですね。
シュミレーション通りに事は運んでいるのでしょうか。

そういえば我が家の金属製の巻尺はどこにいったのでしょう。
今度の個展に必要なのにまだ見つかりません。

少し形が見えてきました。

それぞれのチームにはそれぞれの呼吸があるようです。
それもまた見所ですね。
庭が完成すれば翌週の土日まで見せてもらうことができます。

地方ごとにそれぞれ庭師の系統、流派があるようですが、江戸期に各大名家は江戸や京の庭に負けじと作庭させましたから、そこに地方の文化が生まれ発展しました。
なんでも東京、なんでもニューヨークという現代より多様性に富んだ文化が江戸期にはあったように思います。
その名残ですね。大切に発展させてほしいものです。
京都ばかりがいいのではないのですから。


最後にもう一度女子チームです。
- 2014/11/01(土) 00:02:22|
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こんばんは
庭師さんって 大変なんですね
女性も 頑張ってるんだ!
「吾唯足知」
龍安寺のつくばいに 「吾唯足知」が刻まれてるって?
そんな ステキナ樽がある
「持ち主とは全く縁もゆかりもない言葉」
いえいえ
樽は 持ち主を選ぶ?
いよいよですね 個展
お忙しいでしょうけど
健康第一
ご成功を・・・・
- 2014/11/01(土) 21:24:28 |
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