以前、あるギャラリーでちょっとおもしろい椅子を見ました。
その椅子がここにもあったのです。
その作者にお目にかかれるとは。

この人は「緑が好きなんです。」ということで床にも椅子にも、そしてご自身の服にも「緑」です。

私が面白い椅子だなあと思って、以前見たのはこれではありません。
お気づきですか?

作者の背後に「z」型になった椅子がありますね。これも面白いですが、それでもありません。
実は、お客さんと話しているときに撮りたいと話している声が聞こえたのかどうか、お向かいのブースに出店されていた方が声をかけてくれて、いろいろ質問してくれています。
ご本人は実際に腰をかけて気持ちがよく、・・・それは肉体的にだけではなく心理的にも・・・見ても楽しい椅子を作りたいとのことでユニークな椅子を提案しています。

それにしても「緑」がお好きですねぇ。
私がある喫茶店のご夫婦が「緑色」が好きで、カーテンも食器も、絨毯もストーブも・・・・何から何まで緑だったと話すと、ぜひとも行ってみたいといいます。
そのお店でこれらの椅子を勧めたらきっと購入してくれるんじゃないでしょうか。
いえ、脚の部分が緑じゃないからと言われるでしょうか。

国際交流に資するために設けられたギャラリーで見たことがあるのは、そうなんです、壁からスカートをはいた女の子の脚が出ているこの椅子です。
これが膝枕だとちょっと硬くて痛そうですが、腰掛けるのなら大丈夫でしょうか。
でも私の感覚では女性の膝に腰掛けるというイメージではちょっと無理ですね。
それでもオブジェとしては・・・こういう作例は他にないというのではないですが・・・ちょっとおもしろいですね。
作りもいかにも少女の脚と言った感じです。

若い作家と話すのはやはりとても楽しいし刺激的です。
- 2014/10/12(日) 00:00:07|
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