実際は、你好 とだけ言って、あとは日本語でした。
彼らがとてもよく日本語を話すからです。(ではなくて、私が話せないからです。)台湾の日本語教育はなかなかのもののようです。
三人が仲良く楽器を練習していますので様子を見ると、こちらに背をむけている学生の背中にはKYOTO UNIVERSITYとありましたから、京大のオケかと思いました。それにしては少しだけ演奏がたどたどしいので「?」と耳を傾けたのです。

で、会話が中国語だったんです。
いつも書く通り、私は中国からの留学生や韓国からの留学生には関心がありますから、じりじりと近づいていきます。
まるで怪しい人のようです。いえ、実際ある意味怪しいんですが。

そこで 你好 と話しかけて、・・・そのあとは続きませんから・・・・「日本語は大丈夫?」と続けます。
すると、にっこり笑って「大丈夫です。」との返事。

彼らは台湾留学生会のメンバーらしいのです。
今日はよい天気ですし、の陰のとても良い場所で演奏の練習です。
私が短期間務めた中国瀋陽の学校でも学生の多くは何らかの楽器を楽しめたようです。
ピアノ、バイオリン、胡弓、そして驚いたことに指揮などのレッスンを受けている学生がいてそのレベルは相当なものがありました。

写真を撮るというと、「まず、4人で撮ってください。」といいます。
「うん?! 4人て? 演奏しているところ撮るのではなくて、3人が前を向いて撮るってことではないの?4人じゃないでしょ?」 と思ったのですが、どうやら私を含めて自分撮りをするということのようです。
こういう時にアイフォンは便利なんですねぇ。見事な広角で撮れました。

どうでしょう。日本の学生が同じようなケースで「まずあなたを含めて全員で写真を撮りましょう。」と言うでしょうか。
他国に来てその国人と交流ができた記念ということで思いつくのでしょうが、驚きましたね。
名刺交換もしました。

日本の留学生たちも異国でこうして交流をしているんでしょうか。

交流ついでに私の個展のDMを渡しますと、「是非行きます。」といってくれました。
義理がたい彼らのことですか、きっと来てくれるに違いありません。その時にはまたいろいろな話をしたいと思います。

謝謝、再見。
- 2014/10/06(月) 00:04:50|
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