撮った私が「よく撮れた。」と思ったからといってご本人のお気に召すかどうかは分かりません。
いや、案外?これが違っていることがあるのです。
ちょっと写真を分かってる風に撮ると、そういうことがおこってきます。

しかも昨日書いたように「女心」を分かっていないと・・・、そこに私の問題がある?!
狙っていること、見所が違うのですね。

しっかりチェック。
でも、私の目から見れば十分だと思うのになあ。

こうして写真を撮ること、撮らせることはまさに「人生交差点」
不思議な出会いでもあります。
お互いの人生の流れの中でそれなりに理由があってこういうことになっているわけですが、その背景は深浅様々でしょう・・・。

心理学的・人生論的・学問的探求をするとシャッターボタンもおせません。
「撮らせていただけませんか。」なんてぎこちなくなって、とても言えません。
イタリア的人生があるのかフランス的な生き方があるのか、日本古来の人生観が横たわっているのか。
そのあたりはひらりと越えて、「写真撮りましょう!」

人が人と出会って初めて「人間」だといいます。
会わなくては始まらない。

そこで「うん、この人は・・・・。」と思えたらお酒に誘う人もいましょうし、一緒に釣りしませんかということもありましょうし、「写真撮らせてくれませんか。」ということも・・・・。
そして中には「結婚しよう!」などとくちばしってしまう人もいて・・・・。そこで人生の舞台が回る。
教育学の概念に「レディネス」というのがあります。発達の臨界というようなものでしょうか。
人間の毎日にもそういうものがあるようです。

そして、何がなにして何とかなると、思わぬことだってするんです。
いえ、ただ南禅寺の三門をくぐってきただけなんですが。 泰山鳴動ネズミ一匹!!
写真苦手のこの方が、一所懸命カメラマンに協力してくれています。
- 2014/09/08(月) 00:05:09|
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