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素敵な人たちと

素敵な人たちと一緒に素敵な写真を撮ります。 なお写真のコピーはご遠慮ください。

素敵な人たちと   高瀬川のほとりで  「書」  Ⅰ

 あるギャラリーのオーナーさんが「ぜひ一度足を運ぶといい。」とこのギャラリーを教えてくれたのです。
 それはかれこれ3カ月ほど以前のことだと思います。その後数度立ち寄ったのですが、なぜか空振りが続いて。

 こじんまりとした町屋を改装したそのギャラリーでは、この日、「書」の個展をされていました。

 そこでギャラリーのオーナーさんと、書の作者の方と、しばし歓談させていただくことができました。

  書の作品を展示されているのはこの方です。 

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 非常に上品で教養の豊かな方とお見受けしました。節度のある社交性と物腰のしなやかさを備えた方でした。

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 このギャラリーは今年の3月に開かれたもので、まだ新しいのですが、立地の良さに驚きます。
 遠方から出品のために来られた方は、この建物の二階・・・・ここも展示スペースなのですが、畳敷きにしてあるのです・・・・に会期中、宿泊できるのです。
 階下には高瀬川が足元を流れ、目の前は桜の枝が伸び、夜が更ければ今日情緒ゆかたかな料理屋などの並ぶ街並みがみられ、対岸から人のさんざめきを眺められます。


 この方みギャラリーのオーナーさんと意気投合して、オーナーさんの素敵な人脈を楽しんでおられました。
 そもそもこの方を交えてのお話は、・・・酒肴を交えれば、なお一層なめらかさを増して・・・楽しいものだと思います。

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 作品は自由闊達な運筆の中に思考の深さを感じさせてくれるものでした。
 一枚目の写真に見える人台にかけられた作品は10mもの絹地に墨痕鮮やかに書きこまれたものをドレスに仕立てたもので、パリでスーパーモデルが来て発表されたものだそうです。

 書は絵画的な面をもつとともに、ある種写真にも似た面があるなと、この時感じました。
 というのも書は文字や言葉を書きますから、その形や意味は与えられたものとして・・・無論自分が選ぶんですが・・・まず先にあり、それをいかにデフォルメし、構図を考え、墨色やにじみを工夫し、描く紙を選択し・・・などして表現していきます。
 写真も、写す対象は極めて具象的なものであることが多く、私のような場合は被写体となってくれる人の形や表情を抜け出すことができません。
 そういう制約性が書と写真に共通しているなあと、その時即興的に思いついたのです。

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 数え切れないほど筆をとって書きます。もはや無意識に「手が、身体が書く」というようになって、作品としての一枚に向き合うのだそうです。それまで研ぎ澄まされた意識をもって書きつくしてそれが無意識化するまで繰り返すのでしょうね。
 そうして自分の中で熟しきって、滲みだすように、ほとばしるように書くのでしょうか。

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 浮世絵の線がそうであるように、もはやそこには迷いも慾もなく線が走るのでしょう。

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 この方のたたずまいにもそれを感じます。

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 私などうかうかと時を過ごし、惰性で仕事をしてきたものには、到底及ばない空気です。
 柔らかくて、それでいて生き生きとした傍らにいてとても気持ちがよい空気です。

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 お茶までふるまっていただきました。

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  1. 2014/07/30(水) 00:01:38|
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Author:soujyu2
 人はいろいろな場所で様々な思いを抱いて頑張っています。そんな人々の素敵な表情を追いかけてみようと思います。
 「素敵な人たちと」の出会いが私をワクワクさせます。

People hold various thoughts and are doing their best at various places.
I think that I will pursue such people's great expression.
Encounter of "nice people"
excites me.


 大変恐縮ですが、無理をお願いして撮らせていただいている写真です。ご本人のためにも無断でのコピー、転載は固くお断りします。

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