ある方のご案内で新風館という建物で「スペイン料理祭り」という企画があることを知り、その会場でその方がフラメンコを踊られることを教えていただいて、撮りに出かけました。
会場の混み具合も、そこで撮影の立ち位置を確保できるかも、まるで予想がつかないために、前日に下見を兼ねて出かけました。
会場にはパエリアの大なべや生ハムなどが並び美味しそうな匂いがいっぱいで、ビールやワインの樽ががずらっと並んでいました。
ステージでは何やら準備が進んで、今日は関西学生フラメンコ・サークルやフラメンコ教室の方たちの踊りがあるようです。
と、スケジュール表を見ると、トップは「ベリー・ダンス」のようです。

ベリーとはお腹のことだそうですが、お腹を振るというのかゆするというのか、かなり激しい運動です。
しかし、ダンサーのお話では、実はお腹というよりは骨盤の左右を上下することによって、腰から動かしているんだそうです。

ベリーダンスという言葉は耳にしたことがあっても実際にそれを意識して見る機会はありませんでした。(きっとテレビや何かでは見ていたのでしょうが)
中東に発するダンスですが、なかなかセクシーです。トルコ語ではオルヤンタル・ダンス(英語ではオリエンタル・ダンスということですね)というそうです。
魅惑的でビジュアル的にもよい被写体だと思ったのですが、そのセクシーさゆえにかえって?レンズを向けるのが何となく抵抗があったのですが、

やはりレッスンを重ねて舞台に上るだけあって、指先から身体全体の捌きまで、とても見事で「自分で垣根を作ってはいけない。」と呟きながら撮りました。

明日のフラメンコを撮るためにも経験の一つでもあると思い・・・。

何しろダンス自体が初めて見るものだけに、こういうポーズになったら撮ろうとかいう事前の予測がつかないわけで・・・。

次第に衣装を脱いでいくのです。
ですのでますますセクシーになっていきます。
美容や健康のためにある程度の高齢者も教室に通われているとのことで、この方は福井から来られたインストラクターです。
茶道・華道・着付けにも興味を持つ方で、和風文化にも通じています。
写真ではお腹の激しい動きが捉えられていません。
ダンスを撮るのは難しそうです。
胸と腰の衣装がベリーダンスの特徴のようです。
この方の演技が終わって舞台から降りてきた際にたまたま舞台前の椅子席あたりでばったりとお会いしました。
そこでいくらかお話を聴かせてもらい、写真の掲載のお許しもいただいたわけです。
それにしてもスペイン料理祭りでなぜエジプトやトルコでさかんなベリーダンスが踊られたのか、そのへの事情は聞き逃してしまいました。
しかし、私としては見せていただいたことに加え撮影のチャンスをいただいたことがありがたかったです。

それにしてもどの位置から、どんな高さで、どんな画角で、どんなシャッタースピードで撮ったらいいのか、どうすればダンスの魅力がつかめるのか、・・・・・。

明日(撮影日からの「明日」です)も楽しくも悪戦苦闘しそうです。

- 2014/06/23(月) 00:02:57|
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