私はこれまで街中をほっつき歩いて、偶然の出会いを待って写真をお願いしてきたのです。
ですから、今日の撮影は・・全然違うタイプの依頼はあったものの・・・これまでと違ったいきさつでの撮影です。
私のささやかな「写真生活」の中では、ちょっと画期的な事件なのです。

こういう「今までにない」経験を楽しむようにしています。
「今までにない」という違いを、針小棒大に、顕微鏡で拡大するようにして意味付けをして、自分の生活の拡張を楽しむのです。
それは現役のときには忘れていた感覚です。

講習を受けておられる方たちは、隣同士、あるいは輪の外から見守る方の援助も受けながら、次第に作品らしい形に近づいていきます。

もう最終工程です。
「やった感がある。」「達成感がある。」との声が出てきます。
それにしてもフラメンコのダンサーのような華があると思いませんか。

仕上げのアドバイスです。
懇切に助言しながら、最後の時はすっと手を離します。
ですからそれぞれに自分でやった感があるのだろうと思います。見事な呼吸です。

参加者の皆さんでした。
周囲を歩きまわって覗きこんだり、バシャバシャとシャッター音がうるさかったですね。
ご迷惑をおかけしました。おかげでよい経験をさせていただきました。ありがとうございました。

カメラをかえて撮ったらこんな写真ができました。
これが意図的にできたらまた面白んでしょうが、どうしてこうなったのか分かりません。
写真の基礎・基本を学んでないからですね。
講師のMさんだからこそ、これで魅力的な絵になるんですね。
- 2014/05/25(日) 00:01:19|
- 工芸
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