
Tシャツに染めた方、テーブルマットに染めた方。みなさん大満足です。
型を切るのは短時間では指導も難しいですから、和田さんが切った方をおいて絵具を塗りこむのですが、版が6,7枚ありますから、それを重ねて最後に完成の絵が現れるとやはりいいものです。

このあと地元の小学校などでもぜひ体験教室をしてほしいと希望が出ていましたが、すでに京都市内の学校ではやっておられる和田さんはきっとこちらでもすることになるでしょう。

型友禅はここで体験しているようには丸い刷毛で染料をすりこむ場合と、「しごき染め」という仕方で染められます。
このしごき染めの工房にも行って写真を撮ってきました。
「さっと来て、パシャと一枚撮れば済むんだろう。」と思われていますから、確実に状況を伝える写真を撮るのは大変です。プロの方のご苦労を思いますね。

和田さんは大サービスで「落款」に当たる名前の型も予約者のために事前に切って準備し、配られました。こういうサービス精神が和田さんらしい。
当日飛び入りの人が「私にはないんですか。」というので・・・・無理言うなあと私は心配でしたが・・・快く「じゃあ切るか。」ということになって型を切る実演が始まり来場者はラッキーでした。

お集まりの方々は熱心に見入っていました。

この日奥さんとお孫さんもご一緒でしたが、お孫さんは普段から「じいじ」の工房で遊んでいて見よう見まねで紙を切り色を使うのだといいます。
「なかなか筋がいいんだよ。」とおっしゃる和田さん。
テーマ:ある日の写真 - ジャンル:写真
- 2014/03/06(木) 00:02:21|
- 伝統工芸
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