
和田さんの仕事とであってぜひ兵庫県豊岡の博物館で「個展をしてほしい」と希望する方があって実現した。
当初の計画からはずっと規模が拡大して立派な型染友禅の「型を切る仕事」を紹介する良い個展になった。
その個展会場で型染の体験ができる企画が行われて、その日に合わせて私も出掛けた。片道2時間半の道。
上の写真の左手にある馬の作品はこの個展に向けて制作されたものだと思う。モンゴルの馬と草原にちなんだもの。
この個展会場に飾るから撮ってくれと言われて和田さんを撮った写真が使われている。何やら面映ゆい。

この体験はとても好評で、あらかじめ予約していた人に加えて当日の飛び入りが幾人も申し出て、午前1回、午後1回描き予定が、さらに追加された。

和田さんの語り口も楽しいが実に親切で事前の準備も大サービスのものだった。
この方が損得勘定で引き受けているのでないことがいろいろな面から垣間見える。

和田さんはことに女性に親切!!
これまでブログ、個展で私の写真を見ていただく機会はあったけれども、こうして全く別の形で見ていただくことができるなどと以前は思いもしなかった。
もっとも私が撮ったのだということは和田さんのほかこの施設の数人のスタッフしか知らない。

男性陣にもいたって好評だった。
普段こうした「文化」に触れる機会が限られていることもあるだろうが、「とても充実したよい時間だった。」と口々に感想を漏らしていたばかりか、午後の部にも重ねて参加される方もいた。

和田さんの巧みな一工夫で俄然絵が映える。期せずして感嘆の声が上がる。
テーマ:ある日の写真 - ジャンル:写真
- 2014/03/05(水) 00:02:16|
- 伝統工芸
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