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素敵な人たちと

素敵な人たちと一緒に素敵な写真を撮ります。 なお写真のコピーはご遠慮ください。

素敵な人たちと  by 蒼樹   求めよさらば与えられん ?!  Ⅱ

 この表情、好きですね。

 この人の実年齢は調べがついている(笑い)と昨日書きましたが、それを知ってみるとこの時の会話の内容に驚愕しますね。
 いや実に聡明な人だ。
 そして「自律」している。
 
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  1. 2023/12/31(日) 00:00:02|
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素敵な人たちと  by 蒼樹   求めよさらば与えられん ?!  Ⅱ

 この表情、好きですね。

 この人の実年齢は調べがついている(笑い)と昨日書きましたが、それを知ってみるとこの時の会話の内容に驚愕しますね。
 いや実に聡明な人です。 そして「自律」している。
 
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 今年も今日でお終いですね。
 内外とも実に悲惨で無残な世界が現れた年でしたね。  混沌と惨憺。

 上の写真のように唇をキュッと結んでいかなくてはいけません。

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 同じような写真ですが、それぞれ細かな表情の違いがあって面白いです。
 下の写真のように目を見開いている表情はこの人の知性を感じさせます。
 なんといってもキーワードは知性です。私はそう思います。日本の現状を見るにつけて、そう思います。
 そして基本的なヒューマニズムの厚さ、これです。
 いわゆるインフルエンサーと持ち上げられているHやHやHには根っからこれが欠けているように思いますしね。

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 与那国島と台湾との距離は111キロメートル。まさに指呼の間です。
 京都駅からだと琵琶湖の北の端にさえ届かない距離です。若狭湾までです。
 ですが台湾のことを「よく知っている」かというと、どうかなと感じます。  近いから台湾有事は日本の存立危機などということばかりが言われますが、果たしてそうなんでしょうか。台湾の人々は日本の介入を期待しているのでしょうかね。

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 それにしても台湾は東アジアにあって独特な地位を築いているように思いますし、その文化状況には注目すべきことが多々あるように「感じて」います。
 台湾の新型コロナ対策と言えば、オードリー・タン氏の名前が上がりますが、彼の文章をパンフレットで読んでみると、その識見はとても優れたもので、日本の自公維新国などの保守政治家の口から聞かされているような卑俗なものではありませんでした。


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 日本の空気(もちろん大気のことを言うのではありませんね)が好きだと、この人は言います。

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 台湾の少なくない人々が日本が好きで日本の人と交流してみたいと言います。
 大歓迎ですね。が、失望させないといいのですが。

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  1. 2023/12/31(日) 00:00:02|
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素敵な人たちと  by 蒼樹   求めよさらば与えられん ?!  Ⅰ

 この日私は近くを見るために適した眼鏡で外出をしてしまいました。
 それで川を挟んだ向こう側に見えるこの人が何をしているのかよくわかりませんでした。
 ただ、よく晴れて暖かい日差しの注ぐ川べりで一人何かしている様子になぜか惹かれるものがありました。

 そんなときはできるだけ近づいて自分の目で確かに見ると言うことを自分に課しています。それを曖昧にすると見つけられるはずの「素敵な人」を見逃すからです。

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 ですから「足を運べ、さらば与えられん」です。  これは「犬も歩けば棒に当たる」とはやや意味合いが違います。

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 スマフォで音楽を聴いているようです。時に口ずさみ時に体をわずかにリズミカルに揺らしています。
 ふと顔をあげたこの人と目が合いましたので、目礼して話しかけてみました。

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 日本語を学ぶために短期留学をしているようです。
 相当に上手です。 単に日常の会話ができるという以上の語彙を持っているように感じました。
 ですから何か仕事をするうえで専門的に日本語が必要で学んでいるのかなと思いました・・・。

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 台北出身だというので、台湾についてはいくつか関心を持っていることがあるので、これ幸いと質問してみました。
 
 私たちは、つい自分の価値基準は世界の価値基準と同じか準拠していると思いがちですけれど、実は全然そうではないと言うこと、そのことにもっと具体的に気づかねばならないなあと思っているのですが、この人の話からもそれを思いました。

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 あとで、FBでつながりましたのでこの人の実年齢は「調べがついている」のですが、お若い。

 撮らせてもらえることになって「音楽を楽しんでいるところを撮りたいので・・・。」とそのままでいてもらったのですが、撮り始めて後に近くに来た人の中には、「え、あの人勝手に写真を撮って、何してるの?!」という空気を漂わせる人もいましたね。

 撮られてくれているこの人と全然目が合っていませんしね、そう思うのももっともなことです。

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  1. 2023/12/30(土) 00:00:04|
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素敵な人たちと  by 蒼樹    手作り市で一服の珈琲  Ⅱ

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 ふと皆さんからいただいた「拍手」の累計数を見ると、149,244!
 毎日は、「昨日は拍手がいくついただけたかな。」というくらいの意識で累計数は念頭になかったのですが、なんとナントです。
 皆様どうも有り難うございます。
 思えばもう何年もお付き合いいただいている方がたくさんおられて実にありがたいと思います。私もブログを覗かせていただくことが毎日の楽しみの一つです。

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 現実には顔を合わせることはない皆さんですが、私の大切なこの期間を一緒に過ごしてくださった皆さんです。
 それで気になって記事は4500件になりました。  なんとまあ。
 一年365日ですからまれに休む日もありましたが13年が過ぎたわけですから、こんな数にもなるんですね。我ながら驚きます。
 これだけ続いてきたのも、続けてみてくださった皆様の視線の励ましと後押しだと感じています。

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 ついでに記録しておけば、撮らせていただいた方の累計は2268人。
 これはここ2か月は超低空飛行だと言うことを数日前に書いていたと思います。
 でもある人を1年数か月ぶりに撮って、また気持ちを立て直し始めているところです。
 素敵な人の素敵さを物質化して共有できるようにする。なんて楽しいことでしょうか。


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 明日からしばらくは2023年に撮らせていただいた方たちの中からピックアップして再掲したいと思います。
 2024年の個展に向けての作業でもあります。

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 何か傾向が見えてくると思います。

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 「反省」しないで漫然と、ただ撮ってるだけではうまくならないよ。私もそう思います。

 来年は、3次5か年計画の3次目の4年目です。  そろそろ形ができないといけませんね。

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  1. 2023/12/29(金) 00:00:02|
  2. 手作り市
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素敵な人たちと  by 蒼樹   師走に一服のコーヒー  Ⅰ

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 手作り市の出店者の顔触れが変わると言うことは、私が興味を抱く方が現れると言うことかな。
 
 この人がコーヒードリッパーに湯を注ぐ時の集中したまなざしに惹かれて立ち止まりました。

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 冬季の手作り市は寒いことが多いのです。
 時には雪さえ降りますからね。そんなときに有り難いのがホットコーヒーです。
 この日は比較的に暖かな日でしたが、それでもお客さんは絶えません。

 そのお客さんが一瞬途切れたのを見計らって声をかけます。

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 できるだけお仕事(商)に差し障りがないように、立ち寄るお客さんの迷惑にならないように。それが最低限のエチケットです。
 おっと、忘れてはならないのがテントの間を行くお客さんの邪魔にならないことと隣やお向かいのお店の邪魔にならないようにということも十二分に気をつけねばなりません。

 さあ、湯を注ぐぞ!

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 では、なかったですね。
 

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 さて、いよいよドリップの始まり。
 ケトルの角度を慎重に調整しています。

 我が家みたいな電気式の自動ドリップではありません。ここが腕の見せ所。

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 この時どの高さから撮ればいいのか、角度はどうするのか、目にピントを合わせる?口元にする?それともケトルから注がれる湯に焦点を合わせる?などなど。
 お客さんや、移動される方たちとの関係で自由に立ち位置を決められるわけではないし、また光の方向も頭に入れ背景も整理したいなどなど考えることはいくつもあります。
 私の演算速度は????

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  1. 2023/12/28(木) 00:00:03|
  2. 手作り市
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素敵な人たちと  by 蒼樹   上賀茂手作り市にて   茶の樹 さん

 今年、最後の上賀茂手作り市です。
 百万遍の手作り市、岡崎公園の平安楽市、蚤の市、梅小路公園の手作り市、北山のアートクラフト、時々ある植物園内の手作り市などなど京都地内の手作り市は盛んです。

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 でも最近は、この上賀茂のものと岡崎の平安楽市、飲み日に「出くわせば」立ち寄るくらいになりました。
 10年前は4.5か所を毎月回っていたものでしたが。  それだけ体力も好奇心もあったのですね。ですから写真の内容にも多様性がありました。

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 でも「慣れ」てきてしまったんでしょうね。あまり心が動かなくなりました。好奇心が磨滅したのでしょうかね。

 この方は宇治茶を急須を使わないでも美味しく飲めるをキャッチフレーズに出展しています。

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 私は静岡県出身で、普段は静岡茶ばかり飲んでいます。
 でも最近お茶を飲むと、ことに紅茶などは、飲んだ後の口内状態がよくないので、昔ほど飲みません。白湯が増えました。


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 お話をしているとこの方も写真撮影愛好者だとのことで「何を撮るんですか?」
 「スポーツとかカーレースとか競馬とか・・・。」ということで、私の苦手な「動きモノ」を撮るのがお好きだそうです。 鈴鹿にも行くんだそうです。
 キャリアは・・・20年ほどかなあと。


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 その場で自信作を見せていただけました。
 今では多くの方が写真をスマフォに保存していますから、「これです。」とその場で交流できますね。
 なんだか不思議な感覚です。

 だから、街中で人を撮るのなら必ず、普段はこういう写真を撮っているという作例を見せるのがエチケットだよということで小さなファイルを持ち歩いたことがありましたが・・・、そんな苦労は今はいらないですね。

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 私だったら、「撮った写真は公開させていただきたいのです。」ということも含めて、このブログをネット上で呼び出してごらんに入れればよいわけで。
 二昔前なら、PCを持って歩けたらなあなどと思っていたのに、今はほとんどの人のポケットにパソコンが入っています。

 何なら、すぐその場でLine交換。

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 このお仕事と写真のお二つで・・・・
 ええ、写真が本業で・・・いえ、そう言っちゃいけないんですが、妻には・・・・。

 同病相憐れむ・・・ですか。

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  1. 2023/12/27(水) 00:00:01|
  2. 手作り市
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素敵な人たちと  by 蒼樹  今年もサンタで

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 今年のクリスマスイブは暖かい日でしたね。
 「フォワイトクリスマス」を期待した人も多いのでしょうが、日本海側では多すぎる雪でしたね。

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 新型コロナの影響で2年半も出店を控えていたという和菓子のご夫婦に久しぶりにお会いできました。
 「出店者の顔触れがだいぶん変わりましたねえ。」とお二人の感想。
 確かに私がこのお二人とお会いしていたころに親しくさせていただいていた出店者さんの姿がだいぶん減りました。

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 このサンタ姿の方は、その中でも可能な限り出店するという決意で来られましたから、時々「励ましあって」?きました。
 今年の夏に撮った写真をずいぶん気に入っていただいて「遺影はあれで決まり。」なんて言う冗談も出ていました。奥さんも気に入ってくれたようです。

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 今年、お三人の遺影が決まりました(笑い)   もっとも、どの人もすこぶるお元気ですが。

 私の「人を撮る」という活動がなければ、ずいぶん違う人生になっていただろうなあと思います。

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  1. 2023/12/26(火) 00:00:05|
  2. 手作り市
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素敵な人たちと  by  寄り道です。

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 昨日は世間ではクリスマスでしたね。でも欧米やキリスト教会では25日を生誕日として祝う方が多いようです。

 それにしても、毎度言われることですが、イエスの「降誕祭」だというようなことはまるで意識しないで、ましてイエスの教えなど一向に意に介さないで、この日を楽しむ日本人のなんと多いことでしょう。
 
 史的イエスが実際に存在したとして、イエスの誕生年は何時のことかと問われれば、信仰としてではなくて、歴史科学の立場からはAD4年かあるいはAD7年かという説が多いのでしょうか。

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 生きていた彼は、むしろユダヤ教徒の一人であったと考えた方がいいようですね。
 彼は「私は律法を実現するために」来たのだと彼は言ったとされています。
 「イエス・キリスト」はイエスが刑死して、その後に「復活した」と信じる人々によって成立したモノのようです。
 (彼はローマの法によって、その罪状を書いたプレートを付けた晒し台にかけられて処せられたようです。)
 いわゆる原始キリスト教の誕生ですね。信じる人はごくわずかなユダヤの民だったようで、女性が多かったともいわれています。

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 いわゆる共観福音書と言われるものがありますが、新約聖書中のマタイ、マルコ、ルカの残した福音書を言います。この三者にも異同が見られるとはいえ共通点が多いのです。
 が、今日広く「キリスト教」として信じられているものの基礎を形成したのはヨハネだと考えるのが良いとわれています。

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「 今飢え乾いている人々は、幸いである、あなたがたは満たされる。今泣いている人々は、幸いである、あなたがたは笑うようになる。・・・。しかし、富んでいるあなたがたは、不幸である、あなたがたはもう慰めを受けている。今満腹している人々、あなたがたは、不幸である、あなたがたは飢えるようになる。」(ルカ)

「富んでいる者が神の国にはいるよりは、らくだが針の穴を通る方が、もっとやさしい」(マタイ)
 だから私と共にあろうとする者は持っている富を人に施してきなさいと続きます。するとその時に教えを乞うていた者はイエスのもとを去って行ったと言います。彼は豊かな財を持っていて、それを手放すことができなかったから。

 これを「『義』に飢え乾いている者は幸いだ。」と変えてしまったのがパウロです。そしてユダヤの民を救う宗教が民族や貧富を問わずに救われる宗教に変わっていきます。それと共に女性の救済は次第に陰に押しやられていきます。
 ここで原始キリスト教が大きく変質し、ローマにも教線を広げました。今日いうところの「世界宗教」になっていったのですね。
 貧困な者も、それを収奪する富裕者も「平等」に救われるという宗教に変わっていったからだと言われます。

 平等だ、差別しないという言葉は美しいモノです。しかし、虐げられるものと虐げるものとを・・・同じ位相において・・・同じく「幸いである」という思想に、私は馴染めません。あまりにも偽善的です。

 (ただ、マルクスが「プロレタリアートの解放は、同時にブルジョアジーの解放でもある」といった論理は全く卓見だと思います。この意味においては虐げるものを救済しないでは虐げられるものも救済されないという論理は正当でしょう。)

 私はルカの伝えるイエスの方が好きです。悩める、戦うイエスです。

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  1. 2023/12/25(月) 00:00:02|
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素敵な人たちと  by 蒼樹   ある日、一茶亭で  Ⅱ

 やはり毎日撮ることが大切ですね。
 呑気に「このところスランプで、これぞという人に出会えなくて撮れていない。」なんて言っている場合じゃないです。
 そして安易に他のカメラで撮るべきじゃないです。  弘法ならぬ者は筆を選ぶんです。あのイチロー氏は自分のバットを人に貸しませんでしたし、借りなかったそうです。

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 人を撮るときには、まして「今日はモデルをします。」と言ってもらって好きな場所で好きなように撮らせてもらう、時間にも余裕があるというような場合ではなくて「初めまして」の人に、何とか咲いてもらった時間の中で、その場の条件をかいくぐって撮るようなときは一度に色々な判断をしなくてはなりませんし、行動をとらねばならないのですから、せめてカメラは無意識に操れるものでないといけませんね。


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 その中で、こうした、私自身が気に入る絵を掴まねばなりません。 

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 そして、そういう気にいた絵を掴みだすうえで不可欠なのは、やはりこの人のように魅力を持った良い人に出会うことです。

 この人自身が様々な含みを蔵しているからこそ絵にある種の物語が浮かんできます。

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 それはカメラの側ではできないことです。

 有るモノしか取れない、ただ、そのあるものを引き出すのは撮り手の問題ですし、それをいかに印象深くするかはカメラやレンズのお世話にもならないといけません。

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 京都に文化庁が来て、それで京都の文化が盛んになるとかいう人がいますが、それはまるで見当違いのことです。
 役所が来てそれを「ようこそ」などと町中に旗を下げるような事大主義な人たちに良質な文化を作ることなんてできません。

 肝心なのは作家たち、とその成果を鑑賞、享受する人々。作家を励まし時に批評によって、作家と鑑賞者を繋ぐギャラリストたち。そういう人々があってこその文化です。

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 今年ももうわずかな日時しかありませんが、あきらめずに「素敵な人」を探したいと思います。

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  1. 2023/12/24(日) 00:00:03|
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素敵な人たちと  by 蒼樹   ある日、一茶亭で  Ⅰ

 先月、別のギャラリーを覗くために、偶然このギャラリーの前を通ったときに、なんだか魅力的な空間がこの奥にありそうな気がして、奥をのぞき込んでいると、ここの方が「どうぞご覧ください。」と声をかけてくれて、入ることができました。
 その時に声をかけてくれた方がギャラリスト(アートディレクター)ので、今日の写真の和服仕立ての服を着ている方。
 一枚目の写真の方は、この建物の奥にある蔵を改装したギャラリーで個展をしている方。抽象画と染めの作品を生かしたインスタグラム。

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 奥の蔵にいい作品がありますよとギャラリストの方に教えていただいて、見てきました。
 絵画作品も良かったのですが、二階に展開されていたインスタグラム作品が印象的でした。
 音響や動画投影、そして協力会社のマットなどと相まった不思議に落ち着く空間でした。

 その建物を出ると上空に鮮やかな青空があり、土蔵の壁の白や軒瓦のリズミカルな黒などと響きあって素晴らしい空間を作っていましたので、X30を取り出して撮ったのです。

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 それを見て「いつでもそうして印象的な風景を撮るんですね?!」とおっしゃるので「いえいえ、本来は人物写真を撮るのですが、最近どういう訳か撮れない状態が続いて、致し方なく、せめてこういうのを撮って我慢しているのです。あなたに声をかけられないのもその不調の一端です。」

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 ということで、多分同情してくれたのでしょう、撮っていいですよと言うことにはなったのですが、撮りだしたのがD850にシグマの50ミリですから、それで迫ると「え、え、ちょっと待って、それはちょっと・・・」とあとずさりされのです。
 私は多分そういう性格の方ではないかという読みでしたから、それもあってお願いするのを躊躇していたのではありますが・・・。
 この人がご自身の作品いついて語るときのピュアで真摯な気持ちのこもった笑顔はぜひ撮りたいとは思ってはいたのです、いざこうして撮るという設定になったときはむずかしさがあるだろうな、と。

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 先月ここに来た時に、ギャラリストの方にお願いはしたのですが、来月なら和服を着るので、再度おいでくださいますかということでした。
 それで足を運んだと言うこともあるんですが、先ほどの方とは別の方の鉄を素材にした作品が展示されていました。こちらの小さなランプや茶道具になるのかな、それもも印象的な作品です。

 この方がアートディレクターの岡田さん。

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 大変に聡明で考え方の柔軟な方ですし、作家さんとその作品をとても大切にされています。

 だからでしょう、作家さんととても仲良しです。

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 私が、先月の言葉通り、また着てしまったので観念してくれたようです。いえ冗談ですが。
 
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  1. 2023/12/23(土) 00:00:03|
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素敵な人たちと  by 蒼樹   道草食って

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 昨年の今頃は「これは一体どうしたことだ。」と書いていました。
 というのも、これまでにないパイペースで人を撮っていたからです。
 すでにここ数年の間、1年間に180人くらいのペースでした。 ということは月当たり15人。16人撮ることができればちょと機嫌がいいような。

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 17人の方を撮れれば年間で200人を超すので、大体この水準に戻ればいいなあと。
 ところがです、昨年の10月から12月はそれさえ超えるペースで、「来年の(2023年)の時には2222人を超過達成するんじゃないか」などと「いや慢心はいけない」などといいながら顔は崩れていたのでした。

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 そして、実際個展までの一年間は毎月20人をいくらか超えるペースが続いたのです。
 それで、原因は何か皆目わからないけれど、とにかく「潮目が変わった?!」などと思っていたのです。

 それが昨日撮らせていただいたお二人を加えても2266人。つまり、個展以降の約二か月の歩みは、実に遅々として者でした。

 これまた〔原因は分からないけれど『潮目は変わった』」ということですね。

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 求めるところは「人『数』」じゃないといいながら、そもそも「これは・・」という人に出会うことができないのは何とも寂しいことです。
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  1. 2023/12/22(金) 00:00:05|
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素敵な人たちと  by 蒼樹   ほんの寄り道

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 運転免許証の更新の事前準備として高齢者講習を受けてきました。

 「高齢者」を相手にしているのですから、動きの緩慢な人や「頻尿」の人もいたりするわけで、「高齢者」を意識するなら、そういうところまで配慮した講習にしてほしいなあと思いました。向こうの時間設定や効率にはめて「いっちょ上がり」にしようとするのはちょっとね。

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 まあ、受講者の中にもなかなかの剛の者もいて、「話を最後まで聞けない」で次に説明されるだろうことをたびたび質問したり、「その用紙はおらないで・・。」という説明の前に、もう折りたたんでしまおうとしたりとなかなか手のかかる人がいました。
 でも「高齢者≒お年寄り」というのはそういうものなのです。

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 運転実技は「大変よくできました。」
 動体視力などは「30~59才」の平均程度だそうで、「70~74歳」では「やや優れている」程度だそうで、少々がっかりでした。

 そうやって「若い気」になりたがるところが高齢者の特徴でもありますね。

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  1. 2023/12/21(木) 10:10:05|
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素敵な人たちと  by 蒼樹   またまた寄り道です

○ 今日はギャラリーマロニエに写真展を見に行きました。先週もやっていたのですが今週の方がよいものがあったような気がします。どうかな。
 文化博物館でも先週ちょっとした公募の写真展がありましたね。

○ 今日の収穫はギャラリー・ヒルゲートの「石母田ななみ展」でした。運よく作家さんにいろいろお話を伺うことができました。
 制作の大変さが伝わってきましたが「私は、モデルなどからのインスピレーションではなくて(私の思い抱いた)言葉から入る。」と繰り返されていました。
 バングラデッシュに入り取材された作品がありましたが、絵も彫刻もとても印象的でした。(今日の写真の中にある、女性一人の胸像が「バングラの少女ルマ」という作品です。)


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 立体の良い作品を見ると「撮りたい病が昂じるのです。」
 そうお話ししましたら「今は撮ってもらっていますよ。どうぞ。」と言っていただけました。

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 数体が並んでいる作品が「のどけからまし」という多数ある連作のうちの三つです。

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 二人が一体に造形されているのが「知と愛」という作品。


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 いただいた印刷物にはこんな文章がありました。

 「私の制作はモデルを使わず、時代の今を感じ、思考し、人形の姿形でどう表現するか探す。動かない像に過去、現在、未来への時間の流れを意識している。愛と平和を願い粘土に練り込む。」
  1. 2023/12/20(水) 00:00:01|
  2. 彫刻
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素敵な人たちと  by 蒼樹   ニコンのカメラを持って

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 河原の草叢をかき分けて出てきました。で、屈み込んでスカートのすそを何やら直しています。
 どうやら草の実がついたようです。

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 そして体を起こしたときにその手には・・・・気合の入ったカメラが・・・・。
 
 そして岸に上がったところを見るとニコンの一眼レフ機でした。しかもグリプまで付けて。
 「重くて握りやすい大きなカメラの方がいいんです。」
 同感です。

 時代のトレンドは小型軽量でシャッター音は小さく   そして加えるならEVFで・・・ですが、
 この人も・・・私と同様・・・ほぼその反対を行っているようです。

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 私的に表現すれば「町の情感」を撮っている・・・様です。
 人はあまり画面に入れないそうで。

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 ファッションのセンスもとてもいいなあと感じていたのですが、帰宅していただいた名刺を見たら「デザイナー」さんだと言うことが分かりました。さもありなん、納得です。

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 もっと引いて全身を撮るべきでしたし、カメラも入れ込んだ写真も撮るべきでしたね。
 背景を見ていただくとお分かりのようにこの時期は早く暮れていきます。
 呼び止めて、長くお話を聞き、そして撮影する・・・図々しい限りですので、あまりぜいたくを言えないという小心者の私です。

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 とても聡明そうな、澄んだ目が印象的でした。

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 いつかこの人の写真も見せていただきたいものだと思いました。

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  1. 2023/12/19(火) 00:00:05|
  2. 人物
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素敵な人たちと  by 蒼樹   ちょっと寄り道  Ⅱ

「枯れ葉よ~♬」とか「🎶 枯れ葉散る夕暮れは~」とか、枯れ葉は、散ってこそ風情があり人の感傷を誘うのですよね。

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 紅葉というのは近似的に枯れ葉なのですが、その「盛んな様」が注目されて、それを越すと人を集めなくなります。

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 地に舞い落ちた枯れ葉は乾いた音を残して風に吹かれていきます。濡れると「掃き」難いからと嫌われたり。
 孤独や憂愁と馴染みやすくなりますね。
 最後の一枚は接着剤で落ちないようにしないといけません。

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 「人を撮るのは希望を語ること、風景を撮るのは自分の悲しみを漏らすこと。」
 「へぇ?! そりゃバイロンかい?」
 「俺だよ。」


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 人生はまだまだ続きます。

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  1. 2023/12/18(月) 00:00:02|
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素敵な人たちと  by 蒼樹   ちょっと回り道  Ⅰ

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 たまにはいいじゃない?!ということで・・。
 
 ちょっと散歩に行くのにD850にシグマの85ミリをつけたのを持って歩くのは、時として「重いなあ。手がふさがるなあ。」という気分になります。
 そこで、X100Fを持ち出すかというと、実はもっと楽しいカメラがあるのです。
 ちょっとした「傑作機」と言ってよいカメラだと思います。

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 私はフジフィルムのカメラの発色が好きなんですが、ことにこのカメラ、つまりX30の出す色が好きなんですね。
  
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 機構にも面白い仕掛けがありますしね。
 
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 久しぶりに遊んでみました。

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 このカメラで、富士の白黒のつくり方が気に入ったのですが・・・。
 だから、そういう流れで行けば、今頃XT-5か何かをメイン機にしていてもよかったのですが。
 D85の白黒ではこんないい雰囲気は出ないように感じています。

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  1. 2023/12/17(日) 00:00:04|
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素敵な人たちと   by 蒼樹   もう、五年も前のこと・・・

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 つい先日、この人の展示販売所兼工房である草々庵にお邪魔しました。
 建物は築150年越え?という大きな町家。

 この写真と時からはもう5年が過ぎたのですが、あんな町中に拠点を得たのですね。

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 描かれる絵は可愛らしい地蔵などでそこに言葉を添えているのですが、どれも優しさにあふれるものです。
 
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 私はここ最近とんと、撮れる気がしないので、2260人を超えたところでパタッと止まってしまっています。
 そうなる原因はいろいろ考えられるのですが、そういう原因をしつこく追及したところで大して生産的ではないので、「成り行きに任せる」ことにしました。

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 そうかといってブログを放置するわけにもいかないし・・・・何人もの方が覗いてくれていますし・・・・、何もしないでは芸がないので、少し過去を振り返って、そこからなにがしか掴むモノがあればいいなあと思い立ちました。

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 ’24年10月の「11回目の個展」の準備にもなりますしね。

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 振り返ってみると個展も4,5回目くらいまでの方が、うまい下手ではない魅力があったように思うのですね。

 まあ、そんなこんなで、過去のものから宝探しをしてみようと思います。


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  1. 2023/12/16(土) 10:11:41|
  2. 絵画
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素敵な人たちと   by 蒼樹  撮りたいという血が騒がない?

このところ人を見つけられず、撮りたいという気持ちが高まりません。どうしちゃったんでしょうね。
あの石、この石に躓いたと数えることはできるかもしれませんが、どうやらそう言うことではないらしいのです。
「飽きちゃった。」のかな。  う~ン、それとも違うかな。

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 寄る年波で、そもそもの活動力が落ちたのさ、ということにもしたくないし。

 大学時代の友人たちと会って、本名で呼ばれ、あの頃からずっと続いている問題意識を交流して、本名の自分が頭をもたげてきているからかもしれない。

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 『人類と機械の歴史』(S.リリー著)を書架から取り出したころから様子が変わってきているのかな。
 その後、いろいろ読んで、今は 『日本近代思想史序説 上』を読みかけている。
 読みかけになるのはその途中で古在由重氏の著作集を読みたくなったり、『20世紀のアメリカ資本主義』(佐藤定幸 著)を読まないと頭のある部分をハッキリさせられないことになったり・・・するからです。

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 つい先日、滅多にしない、道草を味わいました。
 クラシック喫茶で安くない珈琲を飲みました。京都市内にこれに匹敵するものはそう幾台もないという・・・その界隈では知られた・・・オーディオ装置の素晴らしい音にうっとりしてきました。
 それも本名の自分が求めたものと思います。

 来年はどうなるんだろう。11回目の個展会場は確保したのに・・・・。

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  1. 2023/12/14(木) 10:12:44|
  2. 未分類
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素敵な人たちと   by 蒼樹   あのギタリスト、演奏もうまいが歌もうまいね。

 師走も中旬に差し掛かるのに、この日は暖かでした。
 この人はもっと寒くなってくれないと困ると言っていました。 スキーの愛好家でもあると言います。何しろカナダ人ですしね。
 私はと言えば、夏は夏なりに暑く、冬は冬なりに寒いのがいいなあと、実に平凡に考えているのです。熱いのを喜び寒くても不平を言わず、と悟れもしませんが。

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 黄色く色づいた葉がまだ残る樹の下で、背中に暖かい日を浴びて楽器を楽しむ雰囲気がとても良くて、グルっとどこから撮るのがいいかなあと観察しつつ、演奏が途切れて声をかけるチャンスが来るのを待ちました。

 少し考えて・・・OKをいただきました。

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 彼はリタイアしているらしいのですが「職に就いていないと自由な時間がたくさんあるからたくさん練習できる。」とのこと。
 時にはライブステージにも立つようです。「プロですよね?!」という私の質問はあながち外れてはいませんでした。

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 この後、彼が京都の文化状況についてどんなことを感じているか、いろいろな分野について話してくれました。
 共感・同意することがとてもたくさんありました。
 話を聞けたことは大変ラッキーな事でした。

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 京都にとって鴨川の存在はとても大きいですねと。私もそう思いますし、もし仮に鴨川がなければ京都の魅力は半減するという考えにも、深く同意します。
 このところ鴨川が綺麗に保たれ、いろいろ改修の手が入るようになっているし、ボランティアの人名地による気味拾いも盛んにおこなわれていて鴨川は清潔ですし、なお課題はあるにしても、安全も保たれるようになってきています。

 もっと文化活動に門戸開いてほしいとは思いますが。

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 で、私も遠くない時期に橋の下写真展をぜひやってみたいと思います。
 文化は市民が自ら作らねば魂が入りませんからね。
 その時にはこの人にもぜひ見てもらいましょう。
 そして傍らでギターを演奏し歌を歌ってくれるといいですね。

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  1. 2023/12/11(月) 00:00:01|
  2. 音楽
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素敵な人たちと  by 蒼樹    鴨川で写真を  

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 このところ少々「不調」です。
 何が原因しているのかわかりませんが、「1年間に200人もの人を撮るんだって?! そんなことがどうしてできるの。」状態です。
 それは多分、単純に人数の問題ではなくて、人を見たときに私の気持ちが動きにくくなり、「熱」が落ちているんだろうと思います。
 まあ、しかし、そんなことは長い取り組みの間には必ず生じることで、焦ってはいませんが、しかし、この状態の意味はきちんととらえようとは思っています。

 さて、上の写真の右手の人は歌っているわけではありません。

 彼はこんなことをしていました。

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 鴨川です。橋の下の写真展です。
 「やられたなあ。」とまずはそう思いました。
 私自身が「いいギャラリーはないかなあ。」という思いに傾きすぎて、少し前まであったギャラリーにとらわれないで、人を待つのではなくてこちらから出ていこうという問題意識が薄れていました。
 何とかオープンな場所で写真展をすると言うことを実現したいものです。いろいろな意味で。

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 この人はフランス人で来日して既に30有余年。
 フランスのことは忘れてしまったなあと冗談めかして言います。
 この時、たまたまフランス人青年が英語圏の友人と共に通りかかって、久しぶりのフランス語会話。

 どういう行きがかりで日本でこういうこと≒写真家として活動しているかというようなことを話しているのかな。
 話は全く分かりませんが。

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 たまたま青年たちが通りかかる以前に「撮らせてもらえるかな。」と尋ねると快く受けてくれたので、私はリュックを下ろしてカメラを取り出そうとしていたのです。
 いいタイミングで来てくれました。
 それで周囲を回って撮っていたのですが、ちらりとも私の方を見ないようにしてくれていました。

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 彼も私同様に鴨川で見つけた人たちを撮っていますし、私のように偏屈・偏狭ではないので花や景色も撮っています。
 
 彼は言います。「どうですか? 見たら感想をください。そしてそれは「わからないけどとにかくいい写真だ」というような褒め方では、私が成長できないので、ダメだと思ったら率直に。
 全くその通りですね。  その場の空気を悪くしない、せっかくやってるんだから気分を害してまで批評するのはやめようというような「評価」はいらないと言うことでした。私もその通りだと思います。

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 私は彼に私の個展を見てほしかったから連絡を取りたかったのですが、電話番号もメールアドレスも聞けてなかったので、それができませんでした。それで今回は彼の電話番号を書いたカードをもらうことができました。
 
 私が「あなたは被写体の人たちに好意的に受け入れられて素敵ないい表情を引き出して、明るくやわらかな画面を作っている。」と言いますと「そこが私が大事にしている点ですね。もしそうなら私はこうなります。」と鼻の前にこぶしを二つ。
 
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 2024年の個展は会場を予約しました。
 このギャラリーでやるのとは別に、偉そうにギャラリーで待っているなんて言うだけではなくて、ミュージシャンがストリートパフォーマンスをするように私もまたこの人のように外に出たいと思います。
 できればプロジェクターも使いたいなあと。でも技術支援者がいないとできない私です。

 彼も言っていました。普段から写真を撮っているというような人達だけではなく、またギャラリーの敷居を高く感じているような人たちに、写真を見てほしいなあと思います。

 それで「投げ銭」も、受けましょう。

 彼とはまた、楽しく話ができそうです。
 彼の名前はRoland.

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  1. 2023/12/10(日) 00:00:05|
  2. 写真
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素敵な人たちと  by 蒼樹   二胡奏者・楠田名保子さん  Ⅱ

 実に克己心が強くて、しかも他者に対する細やかな配慮は群を抜いている。
 

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 この「ギャラリー高瀬川四季AIR」と名付けられたこの小ぶりな町家の二階から高瀬川を見下ろすことができるのも、おそらくはこれが最後だろう。
 オーナーは、決っして枯れようとしない。ますます旺盛な意欲で、さらに広壮なイヴェントの企画の実現のためにまい進しているし、我々の残念な気持ちを汲んで、季節的な企画として「琵琶湖四季AIR」を開催するという。

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 その時にはまたこの人の登場があるだろう。
 自宅からは相当の遠距離にある会場へ、この人は不平も言わずに、これまでも足を運び素晴らしい演奏を聞かせてくれた。

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 私はここ数回の個展を「人間交叉点」と名付けているけれども、ギャラリーのオーナー氏や楠田さんとは、もう幾つも交点を作ってきたことになる。
 人の一生は、いわば布地に現れた横糸のような多くの点で形成されているのかもしれない。

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  1. 2023/12/06(水) 00:00:04|
  2. 音楽
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素敵な人たちと  by 蒼樹   二胡奏者の楠田名保子さん Ⅰ

 この人が最初に京都に足場を作ったのは何年前だったか。
 このギャラリーのオーナーの前川氏の尽力によると聞いている。以後、京都にも多くのファンを獲得して法然院で年に一度、演奏顔を開いたりしている。
 楠田さんがこのギャラリーに縁を結んだとき、たまたまこのギャラリーでは私の写真展が行われていた。
 彼女がそう記憶しているのは、それだけ、新たな場所に踏み入った新鮮な印象があったからだろう。

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 その写真展は、高瀬川に数台の床を置いてそこで手品あり、喫茶あり、二胡の演奏有りなどなどの楽しいイヴェントが開かれた時だ。
 変わったこと、変化を好ましく思わない心性が、「京都人」の一面にはあるらしい。この付近の地元の方の中には、こういうイベントを苦々しく思っていた方々もあったらしい。

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 私はと言えば、そのイベント企画の一環として、「にぎやかし」で写真を並べたという半分の事情もあったので、「個展」の数には入れていない。
 まあ、準個展とでもいおうか。他に3回ほどこのギャラリーで私の写真だけの展示をした。
 今年の10回目の個展に加えて、この準個展が4回。京都ファンだ―倶楽部のグループ展への参加が今年で8回目。
 恥ずかし気もなく人前に自分の写真を展示してご覧に入れたのが、都合22回にもなることに気づかされた。

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 この人の魅力をきちんととらえたいと思うのだが、なかなかその機会を得ない。
 演奏時に撮るのは、様々な支障があるが、彼女は自分の裁量の効く範囲で、いろいろ工面はしてくれる。
 が、私の技量が届かない。

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 この日は、このギャラリーの最終規格として日本画家の鈴木靖将氏の作品展が行われている。
 鈴木氏はこのギャリーのこけら落としの際も作品を展示された人。 オーナーと縁の深い人だ。

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 その鈴木氏が万葉集に題材をとって美人画などを連作したが、そのモデルの一人として、この楠田さんも描いている。
 
 魅惑と知性を併せ持つ人だから、書きたいと思われるのも宜なるかな、だ。

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  1. 2023/12/05(火) 00:00:04|
  2. 人物
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素敵な人たちと  by 蒼樹  秘密劇場ミラネリ  Ⅲ

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 この建物の近所の方が差しいれを持って覗きに来ていました。
 地域の人々に支えられるような活動はいいですね。
 そして、そのご夫婦の娘さんは、たぶんキャノンの5D系に50ミリ1.4かなというレンズをつけて撮っていました。
 普段からウェディングなどを撮っているらしいです。
 どうやら本番の撮影もするようです。

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  色々なところに写真を志す人がいますね。
 
 先日、ユーチュ―ブで写真家Ryo氏がある写真史の企画と、それに応じて作品を出している「大御所ら」に厳しく苦言を呈していました。
 彼はいつも敢えて激しい言葉で挑発的に、日本の写真をめぐる状況について批判的な発言をしていますが、このポートレートとヌードを絡めて企画については一層厳しい批判でした。
 
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 私は彼の多くの主張に賛同するものですし、この動画での彼の発言にも耳を傾けたいなと思いました。
 日本の芸術の他の分野についても彼の指摘は当てはまるものが多いように思いますし、もっと批判されている人たちの反論が欲しいように思っています。
 ユーチューブの写真関連の界隈を見ても彼の言葉に正面からかかわろうというモノが見当たらず、「無視」を決め込んでいるようです。

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 その「無視」の態度にも、日本のに各分野の思潮の傾向と共通するものを感じて、批判されている内容と共に、がっかり感が大きいですね。
 娘さんのような若い撮り手たちが新たな機運を盛り上げてくれるといいなあと思います。

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 このダンサーたちの舞台が、ご近所の人々にどんな反響を持って迎えられるか、興味のあるところですね。
 こうしてリハからの様子を見学している人はきっと、当日だけの観覧の人とは違った感興を抱くのではないかと思います。

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 地元の人たちとの交流からこのダンサーたちも新たな刺激を受けるに違いないでしょう。

 私自身、個展を繰り返してきて思うのは、表現者と鑑賞者は一体になって創造すると言うことですね。
 作る側にはよい自己反省の機会ですしね。

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 2024年の11回目の写真展の実現に向けて、私も動かねばなりません。

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  1. 2023/12/04(月) 00:00:02|
  2. パフォーマンス
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素敵な人たちと  by 蒼樹  秘密劇場ミラネリ  Ⅱ

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 無言劇を「ダンス」で表現すると言ったらいいのでしょうか。
 お互いの動きは「楽譜に表してある」というような感じで、「拍」で動きが決まっているような形式・・・かな。

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 私は通してみてはいませんから、見当違いかもしれませんが、どうやら一幕一場のようです。
 
 私の知り合いの今女性は、まだ二度目の舞台経験ですが、この二人の男性と、今日は夜にならないと合流しない女性は経験者です。
 写真の右の男性は、今ほほを強く打たれて崩れ落ちていくんですが、・・・上の倒れたポーズもそうですが…なかなか上手です。
 脱力して重力に任せて崩れるような演技は難しかろうと思います。

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 彼女は二度目とは思えないほどよく演じているように私には見えました。
 頭のいい人で、良く動きの流れを把握しています。
 
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 全員が集まって稽古する機会をなかなか取れないようで、今横たわっている男性は、北陸の方から稽古に来ているようです。
 
 それで演出をしている男性からは様々なコメントのついた動画などが送られ、そうしたモノのやり取りで、間の稽古を自主的にしているようです。
 今までは対面でしかできないことを、様々な機器を利用することで、この世代の人たちは、様々なことを可能にしているようです。


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 それでもフェイス トゥー フェイスでしか作り上げられないのがこの分野の「表現」です。
 全身で、皮膚感覚で、他の演者の動きや表情との交感をしなければ、決して成り立たない分野だと思います。
 
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 そこにリアルな稽古の必要性があります。
 この人たちもいろいろ工夫をし苦労をしてそういう機会を作っているようです。
 そういう一瞬一瞬が財産になっていく人生の時期ですね。

 見ていて羨ましくてなりません。

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  1. 2023/12/03(日) 00:00:04|
  2. パフォーマンス
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素敵な人たちと  by 蒼樹  秘密劇場ミラネリ  Ⅰ

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 少し前に美術館で出会って、撮影の機会をもらったHさんが、とあるダンサーたちの取り組む舞台に参加することになった。
 それを聞いて「撮りたいなあ。」とつぶやいたら、つないでくれて「了解」がもらえたので、リハのある日に「おっとりカメラ」で押しかけました。

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 舞台稽古は、中心人物の自宅兼…の築150年?という古民家でした。
 
 自動車で行くしかない山の上の方。
 「このまま走っていくと道は狭くて離合できないし、果たしてUターンだってできる場所があるんだろうか。」という、私がまだ行ったことがない、でも確かに西京区の範囲でした。

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 古民家だというし、たぶん、軒が深いし部屋は暗いのではないかと。
 それに演技者との距離も事前にはわからないので、可に照明も含めて、可能な限りの装備を持っていきました。
 でも、ここが本番の舞台にもなると言うことでそれなりの照明も設置されていて、ISO2000ぐらいにして撮るkとにしました。

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 演じる内容は、どうもランタンがカギになるようなものらしくて、多分そのランタンの光も演出上大切になるのではないかと・・・。
 で、本番は窓には暗幕を下ろして、かなり暗めの演出になるようです。
 そのための設定がされていたのですが、撮影のために一つの窓の暗幕は巻き上げてくれました。

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 「人見知り」の私は・・・以前の音楽のリハの撮影の時も、自己紹介すらしないままに、隅に立ったまま、ひたすら黙って開始を待ちます。
 私はこうした時、一人だけ無関係な者が紛れているという「孤立感」というか「孤独感」にとても弱いのですが、いい年をして、ほかにどうしようもないのです。

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 ただ、何かの都合で、役割を果たさなくてはいけない羽目になっている時には、全然別人格になって、人前に立つのです。
 それで、ずいぶん誤解されてきているのですが、・・・それはどうでもいいことで、・・・とにかく、「撮りたい」という気持ちが勝って、こういうことになっているのです。
 
 ここにはきっと良いシャッターチャンスがあるはずですから。

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  1. 2023/12/02(土) 00:00:05|
  2. パフォーマンス
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素敵な人たちと  by 蒼樹    馬頭琴

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 私の悪くなった目で遠くから見たら「二胡」を弾いているのかと思ったらば、馬頭琴でした。
 久しぶりですね、馬頭琴は。

 近くによって自転車を停めて、目礼をしてしばし耳を傾けさせていただきました。

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 きれいな楽器です。
 しかも、演奏が「うまい!」
 「プロの方ですよね?!」 「はい、まあそうですが。」
 確かに、精度が高いばかりではなくて、聞かせる演奏です。 

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 いわゆる馬頭琴がこういう形になったのはそう遠い昔ではないそうで、ほんの少し前までは移動する遊牧民にそれぞれの集団によって形が違っていたのだそうです。
 それは演奏する側も耳を傾かる側も分散した集団の中で完結していたからに違いありません。

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 それがモンゴルも「国民国家」を形成していくうちに…日本の伝統的な楽器も同じですが…形も音程も次第に統一されていきます。
 それがいい事か悪い事か、判断は分かれることでしょう。
 ですが、「地方語(方言)」が駆逐されて『国語』という名の「標準語」が作られていくのと同じことです。

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 楽器の形も「洗練」され、統一化して生きますし、それと並行して「西洋音楽」との共役性を要求されていきます。
 日本の尺八でも琵琶でも独特な「倍音」が混じり、ガキごとに音程が違っていたわけですが、今や洋楽器との合奏が可能になりました。そのためには西洋音階に従うしかありません。

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 音量だって大きくならざるを得ませんよね。
 移動する一族やそれにいくらか加わった程度の集団が火を囲んで演奏し歌い踊っていたときに必要な音量と、大きな演奏会場で千余の聴衆に届くように演奏するのとではおのずから要求されるものが違います。
 音楽の市場も「世界≒欧米」に広がれば、欧米の耳を意識せざるを得ません。

 そうして音や音楽の相の多様性はどんどん消滅していきます。
 それは同時に音楽の多様な可能性を失っていく過程とも言えます。

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 この方がある人物の言葉としてよいことを教えてくれました。
 「音楽に国境はないというが、音楽に国境あれかし。」と。
 排他的で狭小な視野しか持たないナショナリズムではなくして、・・・・グローバリズムに巻き込まれるのではなくて…外に開かれたナリズム。ナショナリズムを根城にした世界性、インターナショナリズムが目指されるべきでしょう。

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 この二弦の「上の方の弦」は親指で押さえたり、押したりして音程を作ります。
 二胡にしても、馬頭琴にしても「二弦」しかないのに実に複雑な演奏ができます。人間の探求力というのはすごいものですね。

 
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「馬頭」の下には龍がいました。これが最近の定番の形だそうです。

 
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  1. 2023/12/01(金) 00:00:09|
  2. 音楽
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プロフィール

soujyu2

Author:soujyu2
 人はいろいろな場所で様々な思いを抱いて頑張っています。そんな人々の素敵な表情を追いかけてみようと思います。
 「素敵な人たちと」の出会いが私をワクワクさせます。

People hold various thoughts and are doing their best at various places.
I think that I will pursue such people's great expression.
Encounter of "nice people"
excites me.


 大変恐縮ですが、無理をお願いして撮らせていただいている写真です。ご本人のためにも無断でのコピー、転載は固くお断りします。

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