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素敵な人たちと

素敵な人たちと一緒に素敵な写真を撮ります。 なお写真のコピーはご遠慮ください。

素敵な人たちと  by 蒼樹   美術館で見つけた人  Ⅱ

 人を撮り続けてきて、いろいろ考えることが生まれる。
 人を見るとはどういうことか。

 先日も書いたけれどユーチューブに「写真家Ryo」という人が動画を投稿していて、彼の「忖度しない」「辛口の」発言には共感するところが多い。
 そして、日本の人物写真を撮る人たちは彼の批判にどう、作品の上で答えるかが問われていると思う。

 今のところ彼の発言に対しかみ合わせて応えようという動画は見られないようですが、どうなんでしょう。

 そんな色々を考えながら街を徘徊している私です。

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 このところ猛暑が続いていて、毎夕のニュースでは各地の異常に高い最高気温が報じられ、熱中症で搬送された方の人数が伝えられています。

 そんな中、空間の大きな建物である美術館の冷房は快適です。 ここで絵などを見て半日過ごせば、この夏を命を失わないで乗り切れるかもしれませんね。

 私の今回の撮影の狙いは、つまりこういうことなんですね。

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こういう姿態の美しさに注目しているわけです。

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 私はこの人へのメールにこんなことを書きました。
 あなたをなぜ「この人はいい(魅力的だ)」と思って声をかけたかというと、
「『姿がいい』とか『様子がいい』ということに通じる魅力かなと思います。
 プロポーションという、形状の(あるいはそのバランスの)の良さがモノとしてあるだけではつまらないですよね。人柄とか知性とか品というモノがプロポーションに作用するのだと思う訳で、それが複合している姿態にそこはかとない魅力を感じるということが面白いのかなと思います。
 役者や落語家を語る人たちはよくそういいますね。一般的なポートレート写真になるとそれがまるで問題にされない、関心の外になるということが写真界の一つの問題かな。人間観の問題でしょうね。」

 なんだかわかったようなわからないような話ですが。

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この人と立ち話をしていて、こういう話が通じる人だなあと思いました。

 ただ歩いてもらう・・・というのも難しいものです。

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 こうやって力を抜いて立ってもらう。
 
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 自分の外見を評価して撮ろうとする人がいるということについて、今この人の脳内はいろいろなことが経めぐっていると思うのですが、とにかく力を抜いて立ってくれています。
 でも同時に、見ているので見る手めに体全体が協応しているのですよね。そこが私の注目点です。

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 思想は複雑に、表現は単純に。

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  1. 2023/07/31(月) 00:00:03|
  2. 人物
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素敵な人たちと  by 蒼樹   美術館で  Ⅰ 

 「LINK展 20」に行ってきました。場所は京都市美術館です。
 この時期この美術館で「ルーブル」美術館の収蔵作品の展示も行われていますから、観覧者はかなりいます。
 見たところ女性が多いでしょうかね。

 私は顔見知りの作家さん数人が作品参加しているということもあってこの「LINK展」に行きました。

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 会場に入って最初の作品を見て振り返ったときに、この人が隣の作品を熱心に見ていました。
 その立ち姿が実にいいんです。

 それで「叩けよ さらば開かれん」を期待し、ノックしない扉は開かないとも言いますから(誰が?)意を決して声をかけてみました。

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 今日の主目的は別の会場にあって、まだ時間があるからほかのも見てみようと入場したのだそうです。
 その「意欲や 良し!」ですね。 それで私がこの人を見つけられたのですから・・・。

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 一旦はお互いにこの会場の作品を自分のペースで見て、それから会場の出口付近で再会しましょうと約束して別れました。
 
 私の風体は、見知らぬ若い女性からすれば、一歩も二歩も下がりたくなるような感じだと思いますが、怖じおびえることなく対応してくれて、そればかりでなく私の問題意識を前向きに受け止めてくれました。
 
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 今日「お試し」のように撮ってみて、これなら引き受けてもいいかなと思ってもらえたら、次回また機会をつくという話で、撮り始めたのですが・・・。
 なぜ私が撮りたいと思ったのか、どういうことに魅力を感じたのか、そういうことはお話ししていますので、・・・。

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 いったん会場を出たのですが、もう一度は入手tもらって、ほかのお客さんお邪魔にならないように、作家さんたちに失礼にならないように心がけながらの撮影です。
 

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 そこへ先ほどまでギャラリートークをされていた旧知のY氏が通りかかり、挨拶をかわすと、「これから作家たちのトークがありますからどうぞ」と声をかけてくれました。
 
 

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  1. 2023/07/30(日) 00:00:04|
  2. 人物
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素敵な人たちと  by 蒼樹   福井の木工職人

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 猛暑ですね。 近所に二台の救急車が相次いで駆けつけていました。

 観光地は人ゴミだらけですが、こんな時期に京に来るものではありません。せめて送り火を迎えてからにしましょう。

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 私がデパートに入いるのは何か月ぶりでしょう。
 誰かとその前で待ち合わせて、ついでに暖をとったり雨をしのぐために避難させてもらうほかは用事もありません。

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 この日は京都ファインダー倶楽部の仲間で山村祥という人が主催したり、作品参加をしている絵画展が某百貨店で開かれていましたので、ちょっと覗いてきました。
 その帰り、エレベータの糊口か見つからないので、エスカレーターで階下を目指していると、ふとなにやら・・・・

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 百貨店でよく見かける情景ではあります。
 各地から商品を集めて展示販売するときに職人さんも同席して、制作の様子も見せるという。

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 デパート側のやり方は大概あまり職人さんを大事にしないで、あくまで安上がりな人寄せ企画でしかないことが多いので私は、そのこと自体にはあまり良い感じを思ってはいないのですが、しかし、「職人さんが何か作ってる!!」となれば、それは置いてあれも置いてやはり駆けつけてしまうのです。

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 器をくり抜いていました。どうやらいったんは全体に漆らいいものが施したものを、彫っているようなんですが。

 福井県からお見えだそうです。

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 周囲に何かそれに類する伝統産業の地盤があるというのではないけれど「始めちゃいました。」とのことです。

 元来は、こういう仕事に、まるで関係のないことをしていたのですが、「子供のころ、木工などは好きではあったんですね。大学も関係のコースをとってはいましたし。」

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 ところが、実際の経歴を聞いてみると、何でそういう方向に??という曲折を経ての「今」だそうです。でも指を見ればこの仕事にかけてきた時間を窺うことができますね。
 職人さんの写真を撮らせてもらうときに、やはり惹きつけられるものの一つですね。

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 左手の小指には部材を固定させる力がかかるばかりではなく、時には体重全体がかかることもあります。右手の手首に近い掌にもまめができています。そこにも、時に体重が乗ってきます。
 職人の仕事は手先でできるものではないし足腰を含めた全身で鑿を動かします。
 楽器演奏でもそうだし、写真撮影だって、実はそうなんですね。 そういうことを説明するユーチューブ動画も写真雑誌もほとんどありませんがね。



  1. 2023/07/29(土) 11:05:26|
  2. 工芸
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素敵な人たちと  by  蒼樹   猛暑につき

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  1. 2023/07/28(金) 00:00:05|
  2. 未分類
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素敵な人たちと   by 蒼樹   夏空の下で写生

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 鴨川は夏空の下です。
 空いっぱいの夏の雲。緑深い木々。足下には透明に光る水。

 そんな中で写生をする人が。

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 50年近く友禅でデザインの仕事をされていた方。 徒弟制度の中で身に着けた仕事。
 もう十分すぎるくらいしたから・・・、と今は仕事を離れて描いている。

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 子供のころ油絵をしていたことがあって、・・・・、油とは勝手が違うけど。
 水彩です。

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 ずっと以前、ここより少しばかり下流のところでお会いしています。むろん写真も撮らせていただきました。
 「確か、以前、お会いしたことがあるような・・・・でもはっきり思い出せないなあ。」
 ただでさえ色々忘れてしまい、記憶が混じり合っている私ですから、「以前お会いしていますよね?!」とはなかなか口にできない。
 結局、カードをお渡しする場面で、「会ってますよね。」とこの方から言われて、「えっ、やっぱりそうでしたか?!」という具合。

 これからこれがますますひどくなるんでしょうねぇ。

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 私は本を読むときに傍線を引いたり、ちょっとした書き込みをするんですが、その時にもう漢字を書けません。
 辞書を引き引きですが、その辞書も眼鏡を撮って目を凝らさないと読めない。寄る年波です。
 まあ、「それもまた人生」ですよね。

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 この方の自宅はここからほど近いところに。
 ご自身の庭のようなものですねぇ。広々とした景観で山並みがあり大きな木の並木があり川が流れる。向かい側は植物園ですから、京都府の乱暴な開発計画を阻止できればビルも経ちません。春夏秋冬楽しめる場所です。

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 私はすぐわきに腰を下ろしてしばし歓談です。
 お互いもう急ぐような人生ではないし。
 
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 とはいえ、昨夜の友人の電話も・・・・やっぱりとても長い話になりましたが・・・・ますます新たな知見を得ている様子で、考えていることは若々しい。そうでなくっちゃね。

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  1. 2023/07/27(木) 00:00:41|
  2. 絵画
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素敵な人たちと  by 蒼樹   グローバル観光学科が和歌山県美浜町三尾を起こす?! Ⅱ

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 3回生に2回生に留学生に。

 私はとにかく留学生が好きですし、ことにアジアからの留学生には親近感を感じますので。

 三尾の海岸に流れ着く「サンドグラス」に見立てた飴です。京都の菓子店との提携で製作。三尾の名物にしたいとか。
 試食できますよと。子供たちに「どれがいい?」 

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 この君は韓国から。
 一年目は入国できないし、ずっと韓国でネットでの授業だったそうです。
 留学が決まっていたのに高校を卒業しても、ずっと地元にいて「帰属感」もない。大学については先生の顔しかわからない。 一時はやめてしまおうかとも思ったそうです。
 ですから今は、とにかく外に出て何でも見て聞いて、経験したいのだそうです。それはそうでしょうねえ。頑張れって言いたいですよね。

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 いろいろ制作して試行錯誤してきて、今日たくさんのお客さんからの反応を肌で感じて。
 いい学習になるでしょうね。

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これはやはり新開発の「水あめ」だそうです。

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一つ一つの経験が若者を作りますね。

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まあ、お店屋さんごっこ的な面もあるでしょうが、そこに様々な知見や発見を重ねて、ただ楽しかったを越えるものが学べるのでしょう。
 私はこういう実践が盛んになる事情も理解しているつもりだし、有効性も認める立場なんですが、しかし、一方で学問的、科学的な分析や論理的思考、さらに先人の学的蓄積から学ぶことを軽視しないでもらいたいなあとも思う人間です。


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 財界の要求や歴史に逆ねじを加えようとする草の根右翼主義によって教育界は本当に深刻な困難に直面していますから、現場の方々の苦労は並大抵ではないと思います。 
 そういう中での模索には応援の気持ちでいっぱいです。

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  1. 2023/07/26(水) 00:00:04|
  2. 手作り市
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素敵な人たちと  by 蒼樹   グローバル観光学科が和歌山県美浜町三尾を起こす?!

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京都外大のグローバル観光学科の学生だそうです。
体験的学習ということでしょうか。様々な大学で地域と結びついた地域貢献型の学習が行われています。
この人たちは和歌山県の美浜の町のおこしに貢献しようとしています。

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 手作り市に行っても私の感度が下がってきてしまっていてなかなか新たな試みや意欲的な出店が見られないなあと・・・・。
 そんな気分を抱いて歩いていましたら、「これは何だ?」

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 たまたま学部長さんが来ておられて自ら彼らの活動についてお話しくださいました。ちなみに学部長さんは女性でした。
 大学としても学部としても力を入れての取り組みなんでしょうね。

 どうやらあるゼミが主体となっての取り組みらしいです。

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 スマフォのアプリを使って・・・・どうやるの、こうすればいいんです、えっ、よくわからんなあ、ちょっと見せてください。こうして・・・
 まるでいつもの私を見ているようです。勿論ここに写っている方は、すぐに、なるほどねと、得心されていましたが。

私などはもう追いついていこうなどという気持ちは疾うに捨てましたね。

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 撮らせてもらえることになって、どうしましょうかと聞かれたので、あなたたちがお客さんを迎えて一生懸命に説明しているところを脇から勝手に撮るというのがいいんですが、と言いますと快く受け入れてくれて「知らない顔して続けていればいいんですね。」ということで。

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 事情を知らない上級生はいぶかしそうな顔をしていましたが、学部長はじめ指導担当の方も承知のことですから、私としてはどこからでも撮ります。

アンケートに答えてくれた人に「缶バッチ上げます。とのこと。
デザインは大学の先生だとのこと。

 先生との距離が近いんですね。

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  1. 2023/07/25(火) 00:00:05|
  2. 手作り市
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素敵な人たちと  by 蒼樹   ギター爪弾き歌う人

 私はいつも向こう岸を行き来するので、かならずこの人に出会うというわけではないのですが、「おっ やってますね。」と眺めて通るんです。
 この日はテンガロンハットに惹かれて向こう岸から回ってきました。
 やっぱりうまいなあ。


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 背後の石段にそっと腰を下ろして黙って聞きます。  サギくんが先客でした。
 でもつい拍手したくなってしまって・・・・「やあ、あなたでしたか?」
 それで、何曲か聞かせてもらうことに。  こんな曲なら知ってるかなという選曲をしてくれて、実にぜいたくな時間です。

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 10月の写真展は鴨川や京都駅で楽器演奏を楽しむ人たちの写真を展示しますが、以前撮ったこの人のカラー写真も候補です。
 でも今回の白黒の方がいいかも知れません。
 
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写真にはどうしても偶然の要素がありますし、もう少し何とかもう少し何とかと撮り続けるほかないような気がします。
モデル撮りより、なお難しい面がありますね。

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 次の2枚のうちのどちらかかな。
 それぞれに面白さがありますが、
 

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  1. 2023/07/23(日) 00:00:02|
  2. 音楽
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素敵な人たちと  by 蒼樹   夏は暑いに決まってる!!だから夏が好き!

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 梅雨が明けたそうですね。私の私設測候所では、既に数日前に梅雨明けでしたが。

 そうなると炎暑の夏に向かいます。そんな折、周囲に木陰があるというのにあえて日を浴びながら本を読んでいる青年に会いました。
 
 片手にはビール?

 本だって目に眩しいでしょうに。

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 「どうしてわざわざ直射日光を浴びて読書なの?」
 「だってようやく暑い夏ですから。この時に陽を浴びなくていつ光を浴びるんですか?!」    今でしょ?!

 陽に焼けてビジュアル的にもちょっと逞しさを演出したいみたいです。

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 撮りだすと「逆光で撮るんですね?!」と。
 「君も写真をやるの?」
 「ええ、アパレル関係で働いていてもの撮りやモデル撮りをするんです。今日はこのカメラにこのレンズをつけて・・・。」とソニーのカメラに85ミリの単焦点レンズを装着したものを見せてくれました。

 商品を着たモデルを撮っているうちに「ちょっとはまってしまって、買ったんです。」

 靴下の色なんか、いかにもアパレル関係者?

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 私は一年のうちで今の時期、すなわち7月の下旬から8月の上旬までの20日間が一番好きなんです。
 その前の暑さとも、それ以降の暑さとも違う気持ちの良いきっぱりと断固として熱いこの時期を持っていたんです。

 「始まると終わっちゃいますからね。」と彼。 だから目いっぱいこの時期を満喫したいんだそうです。

 そうなんです。彼もこの時期が一年で一番好きなんだそうです。珍しい「同好の士」なんです。

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 日曜などに、私がこういう炎天下に出かけていくのを、妻は心配しながらも呆れています。
 ですから毎年、私はこの時期にたっぷり日焼けします。日焼けなんて体に悪いだ、皮膚がんの元なんていう方たちからすればじわじわと自死しているようなものですね。

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 でも、日焼けや熱中症が恐くてクーラーの効いた部屋にじっとしていれば、こんな面白い人には会えないでしょ?!
 話もできないし、写真も撮れない。
 それじゃあ人生は面白くない。

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 帰宅すると早速シャワーを浴びて、ついでに風呂掃除です。
 脱いだものはすぐに洗濯して外に干せば、翌日また着られます。これがこの時期の面白いところ。
 そして、ビリー・ヴォーンの演奏を聴きながらカルピスでも飲めば最高の夏。

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 ただ秋田の人たちなどは、とてもそんなことを言ってはいられないでしょうけど。
 
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 ついでに言うけど、関電よ、電気料金を下げろ!!
 電気代高騰でクーラー使用を控えている人たちがたくさんいる事実を知らぬ顔か?! 休止原発の維持管理費に電力料金を当てるのをやめろよ。社長以下の管理職給料を下げて株式配当を大幅に減らせ。人の命がかかっているのに余裕資金に対して配当など出せる神経が分からない。株を持っていたら配当を受けるのは当たり前などという価値観はただ富裕層の特権を表現しただけの考えで普遍的なものではない。
 政府は消費税を、せめて5%に下げろ!!
 「岸田は国民に死者が出ても、消費税を下げませんでした。」

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 暑い夏に私の脳味噌も沸騰する。

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  1. 2023/07/21(金) 00:00:04|
  2. 人物
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素敵な人たちと  by 蒼樹   夏に  Ⅱ

 暑い一日でした。
 街中では「コンチキチン」の音と共に山鉾の巡行があったと思います。
 私たちはその人込みを避けて。

 ここは古い商店街なんですが頭上に、これまた古くて変色したアーケードを通った光が落ちてきています。
 それで、元来色白なこの人の肌も服も黄ばんでしまっています。

 でも最初のシャッターに対してこういう表情をしてくれたこの人に敬意を表して、アップしておきます。ひょっとしたらこれがαでωかもしれませんから。

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 お願いしたつばの広い帽子がよく似合っています。
 昼過ぎたばかりの強い日差しが真上から降り注いでいます。
 いつものように、この人の人柄にいたずらに介入しないように、気持ちをほぐす話題以外は、あまりポーズや表情についての話や指示はしていません。
 緊張に仕方にもその人の「人柄」が出る、そこが面白いところです。 

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 最初にお会いした時に受けた印象そのままで、「いい写真になるから撮らせてください。」という私のお願いをしっかり受け止めていくれています。
 私が撮りたい印象にかなうのはどちらの服でしょうか、靴はこれでイメージにこたえられますか、帽子は?と事前に写真を送ってきてくれるほど、気配りのできる人です。

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 あまりこんなポーズで撮ることはないのです。多少ともリラックスした緩さを入れてもらうことが多いのですが、しばらくこのまま撮りたい人でした。
 ですから、この人自身が出ているという面と、私の希望にこたえてくれている面とが合わさってこういう写真になっています。


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 まだ取り始めてから30分も経っていません。
 これから次第次第に、ますますこの人の好さが現れてきます。
 

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 それにしても、この日は暑かったですね。
 

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  1. 2023/07/19(水) 00:00:03|
  2. 人物
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素敵な人たちと  by 蒼樹    夏に  Ⅰ

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  1. 2023/07/18(火) 08:39:38|
  2. 人物
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素敵な人たちと  by 蒼樹   小森氏

 水墨画家の小森氏です。
 最近チェコで個展をして帰ってきました。
 お得意の?ライブもしてきたそうです。 シートを敷いて大きな紙を広げて人々の目の前で描くのです。
 墨汁も持って行ったの?ときくと「それがね。美術館がまだしまっていたから、扉の近くの柱の陰にかばんを置いて、ちょっとそこら辺を回っていたら、カバンの中が荒らされて、・・・たぶんなんだかわからなかったんじゃないかなあ、墨汁がぶちまけられて、そこにちょっとしか残っていなくて・・・・。」

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 おやおや大変な経験をしましたね。 それでも水で薄めてインクを補充して、何とか乗り切ったんだそうです。
 彼の描き方は墨汁をぶちまけてそれを新聞紙やティッシュペーパーで広げて、それに筆を入れるという具合ですから、興味深く見てもらえたんではないでしょうか。

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 撮るよと声をかけて撮る仲ではなくなりましたから、レンズを向けても同席の人とこんな感じで話し続けてくれています。
 そうするとますます人を撮ることが楽しくなります。

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 大雑把に言えば私と同じ時代を生きてきた人です。
 「人間交叉点」です。

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  1. 2023/07/17(月) 00:00:01|
  2. 人物
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素敵な人たちと  by 蒼樹   清水焼・絵付け

 プラナー50ミリ f1.4 T* MM
「標準レンズの帝王と呼ばれる「CONTAX Carl Zeiss Planar T* 50mm F1.4」だそうです。
今話題になっているなんて知りませんでした。中古市場で…なにが背景か知りませんが…価格が急速に上がっているんだそうです。
ミラーレスカメラが普及してフィルム時代のレンズを使いやすくなって、ネット上で「訳知り顔」の人たちが一歩先んじたり、流れに乗るために「話題」を増幅させているのかもしれません。

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 私は京セラコンタックスRXを使っていた時期があってツアイスレンズは数本持っています。
 写りはとても良くて気に入っていましたから手放す気にはなれずに、ただ持っていました。
 それを今取り出して使おうとしています。 私のカメラはFマウントですが、マウントアダプターは、・・・現に販売されているのは・・・一種しかないようです。幸い締まりの良いアダプターです。

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 ところが、このプラナー50レンズは「 T*」ですからレンズコーティングに定評があったはずですが、正直、現代レンズに比べれば、逆光に弱いです。
 それに何よりオートフォーカスが効きませんから、私の視力では大いに苦戦します。

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 この日、この時も事情があってプラナー50ミリをつけています。 この場所の光が難しい条件だということもあって、苦戦しました。
 昔フィルムで撮っていたときのことを思い出します。
 ボツの山です。

 ただ、このレンズ、先日雨の中の公園で遊具を撮ったときの色や濡れた質感の描写は、とても良くて、とても手放す気になれないのです。

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 フォイルムの時も強い光の時にはだめだけれど優しい光で嵌ったときには、キャノンのFDレンズにはない柔らかい立体感と潤いのある粘りのある色彩、光の艶感にしびれるのです。ただ、嵌ったときには、ですが。
 私は当時、この50ミリもそして85ミリも「じゃじゃ馬」だなあと言っていた記憶があります。

 そしてこのレンズが少なくないユーチューバーに取り上げられているのですね。 何か不思議な感じです。

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 私は今、シグマの二本のレンズが頼りです。色も光の強さも素直な写りをします。解像感も良好です。ニコンに着けてオートフォーカスも人物撮影なら悪くないと思います。…フォーカスポイントの広がりが限定的だという大きな弱点はありますが、それはレンズの責任ではありませんし。
 でも、その素直さが物足りなあいなあと・・・贅沢なんでしょうけど、思います。そうなりとこのプラナーやディスタゴンで「あの絵」をもう一度、と。
 今度、力を貸してくれる人がいますから、頑張って使ってみようと思っています。

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  1. 2023/07/16(日) 00:00:02|
  2. 陶器
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素敵な人たちと  by 蒼樹   Photogrpher yuzuさん at ギャラリーANNE

 へ~、そうだったの?!という新事実を知りました。
 というか、知らなかった私がいかにも迂闊でしたね。
 祇園祭の際には多くの観光客が京都に詰めかけますからたくさんの露店や路面店の店先での販売が行われるし、土産物の特設売り場はできるしホテル飲食店などはフル回転で、特別価格も・・・。
 と、いうようなことは重々承知だったんですが、「この時はたくさんの人が来るので写真展を・・」幾か所もで開いている、というのです。

 この「Gyallery ANNE」でも「B-FLAT PHOTO EXHIBITION」が開かれています。(期間は 17日〔月〕まで)

 私のブログを覗いてくれている京・ヤスさんも作品を出しておられます。
 下の写真の手前の暗い背景で女性を撮った写真は、その京ヤスさんのものです。

 会場に行くと一人の女性がいてお留守番でした。 訊いてみるとこの人も出展者の一人で、入り口近い方の三枚が彼女の作品です。

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 もと学校という場所で撮った写真は光が柔らかいうえに、薄く緑がかかっていてカーテンの色とも手前の机の天板の反射の光などともとてもよく調和していて、とてもいい写真でした。 それにモデルさんのポーズも無理がなく、少し潤みがちに光をたたえている眼の印象もとても良く、秀作だと思いました。
 この人が作者の「yuzu」さん。

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 この日、河原町通りにあるギャラリー・古都でも人物写真の展示がされています。
 何人か出展者がだぶっています。 旺盛な活動力ですね。

 で、「この近くでもポートレート写真展があるんですよ。」と教えてくれました。
 人物写真は出展する人が少なくて、人物写真ばかりという写真展もそう多くはないと思うのですが、同じ時期に三か所でやっている?!

 本当に、歩いて1分。

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 世界倉庫というところで「GALA de portraits KYOTO」(17日まで)をやっていました。気合の入ったプリント群でした。
 ここと、先の「B-FLAT PHOTO EXHIBITION」を掛け持ちしている人もいました。

 人物写真と言っても内容や形式は種々あります。

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 私の写真はドキュメントの色あいがかなりありますから、これらの出展者の人たちの考え方、価値観とはだいぶん異なります。
 ですから、おのずから私自身としての評価はいろいろあります。

 おっと、思い出しました。先日アップした男性3人の白黒の写真。あの人たちはこの辺りより少し北に上がったところにあるライト商会で、やはり人物を主題として写真を展示していました。
 あの人たちの写真展もこうしたムーブメントの一環だった、のかな。

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 そしてこのギャラリーから、見える距離に「ちょっと癖のある写真」を展示しているところがあるので行ってみたらいいですよと、別の出展者の方が教えてくれた。
 ということは半径50メートルくらいの中で、三か所も写真展をしているんですね。しかも、人物の。
 
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「○○さん『を』」撮る写真、「○○さん『で』」撮る写真。  切り離しきって考えることはできませんが、考え方や撮り方、表現の仕方は相当に違うと思います。
 この半径50メートルの中で展示されている写真は「○○さん『で』」撮る写真だろうと思います。
 私が意識しているのは「○○さん『を』」撮る写真です。

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  1. 2023/07/15(土) 00:00:04|
  2. 写真
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素敵な人たちと   by  蒼樹   ライブは目の前・・二人の三味線プレーヤー  Ⅱ

 写真を撮るって難しいなあと、やっぱりそう思いますね。
 向こうの若い人の表情や形を見て、そこにフォーカスを当てて、しかし、こちら側の人の表情や視線を視野の下の方に捉えて、「よし!!」とシャッターを切ったら、若い方の人の視線が変わってしまっていました。
 これが絵的に同調するように撮らなくてはいけないのに。

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これは若い彼の視線はいいんですがこちら側の青い服の人が何をしているのかわかりません。
この二枚を足して二で割ることは写真ではできません。もっとも編集ソフトを使えばできるかもしれませんが。

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 舌の一枚は、今度の個展に出したい一枚ですね。
 先輩に懸命にくらいついて弾いている様子がよく出ています。

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写真は「偶然の産物」ですが、焼き物と同じで、懸命にその偶然を我がものにしようとします。


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 写真もまた奥が深いです。

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 それだけに、撮れたぞという一枚を展示できる喜びもまた大きいものです。
 ただそれを分かってもらえるかどうか、それはまた別の問題ですが。

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 そうしてこう言うことに挑戦できるのも道具を制作してくれた技術者や技能者たち、製造企業のおかげです。
 ありがたいものです。
 
 今はようやく少しずつD850とシグマの組み合わせが手に、目に、頭になじんできました。
 そういう意味ではまだまだこれからでしょうか。
 プラナーの50ミリや85ミリ、ディスタゴンの35ミリも使えるようになりたいですしね。

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 そのためにはじっくりと撮られてくれる人が必要です。
 皆さん、よろしくお願いしますね。

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  1. 2023/07/14(金) 00:00:02|
  2. 音楽
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素敵な人たちと   by  蒼樹   ライブは目の前・・二人の三味線プレーヤー  Ⅰ

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 私の「マーキングエリア?」は広くありません。
 ですから京都市の人口が145万ほどだと言っても、お会いする可能性がそれなりにあるのはごくわずかでしかないと思いますし、私が気に留めるモノもかなり限定的ですから、ますます分母は小さくなります。

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 鴨川で、偶然お見掛けしたこの二人の外国人三味線プレーヤー。
 いずれの方も少し以前にそれぞれ別の場所で演奏する姿をお見掛けして「撮らせてもらって」います。
 このお二人が知り合いの関係でしかも一緒に三味線を演奏するお仲間だということは・・・・よくよく考えれば・・・・推測できてもおかしくはないのですが、それでもこうして会ってみると「おや、お二人はそういう関係でしたか?」とやはり驚きますね。

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 近々ほかの方たちも加えて今週末に円山公園の、あの有名な桜の下でライブ演奏をするんだそうです。
 加わるのは尺八と太鼓。この時にすぐに思いついて、そのお二人も「外国からの人?」と訊けばよかったのですが。
 尺八を吹く外国人も知っています。あの人かな?

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 右の年長の人は三味線歴が10年を超えています。
 若者の方は2,3年だったかな?  どうだったかな。 確かギターの経験はあったんだと記憶しているのですが。

 合いの手の掛け声も堂に入っています。

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 このお二人は、私が下流に向かって自転車を走らせてここを通ったときに腰を下ろそうとしていました。
 そして私が数か所のギャラリーをめぐって、さあ帰ろうかと上流に向かって戻ってきたときに、まだ弾いていました。

 
 ライブ直前で空気合が入っているんでしょう。仕上がりにはまだまだやることがあるようです。

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  1. 2023/07/13(木) 00:00:01|
  2. 音楽
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素敵な人たちと  by 蒼樹   写真展を見て

○ さて、立命館大の写真研究会の展示を見て、毎週例会を持っている彼らの活動形態を、いつものようにおおいに励ましてきました。在京の大学で週一回の例会をコンスタントに続けて、それを伝統化しているのはこの写真研究会だけです。これに続くのが龍大でしょうかね。
ギャリエ・ヤマシタの2号館2階が会場でしたから、階下に貼りだされている展示の予定表の10月の欄に、確かに私の写真展が記入されていることを確認して、ほっと安心。

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○ 次はライト商会へ。
ここでは、今日の写真のポスターに、猫を手にして写っている人物が中心となって開いている写真展にお邪魔しました。彼には私の前回の写真展の一枚にモデルとして登場してもらっています。

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このところすこぶる体調が悪くて、朝起きだすことにも困難があるという彼は、いつもの気力、精彩を欠いていましたが、ぶしつけな私は「こんなに弱っている・・・でもこうして会場に来て皆の中心として存在しようとしている・・・あなたを撮っておくよ。」とカメラを向けました。彼としては相当鬱陶しかったでしょうがそれを撥ねつける元気もないようで、とても心配でした。


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その会場に作品を出していた別の二人の青年にも撮らせてもらいました。写真に意識的に取り組んでいるというだけで、すこぶる親近感がわきます。

 この人は鴨川のベンチで談笑する四人の「おばちゃんたち」を撮りました。 初対面の人に声をかけて撮るがこの人流だそうです。
 「同じじゃないか?!」
 画面の中のおばちゃんたち4人が実にのびやかに屈託なく、彼に向かって笑っている。こういう風にタイミングよく、しかも互いに気持ちよく撮れることはなかなかない。

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 「とてもいい感じだったので、この感じを変異上書きしたくなかったので、この時はこの一枚で帰りました。」
 う~ン、潔がいいなあ。
 デジタルカメラだと、ついもっとと欲が出ますね。それでさらにいいものが撮れるかというと、なかなか、ね。

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 このギャラリーに写真を出す人はこだわりが強くて写真自身も尖っていたり曇っていたり、ごちゃごちゃしてたり、とにかく「個性的たらん」の塊ということが多いのですが、この人の写真も、穏やかなものでした。

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 「君にも撮らせてもらっていいかなあ。」と。
 「いいですよ。」 即座に答えてもらえました。

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 優しさが滲む写真です。

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「お前の写真は女性を撮ったモノより男性を撮ったモノの方がいいなあ。」とはよく言われることです。実は自分でも・・密かに・・そう思っています。男性の魅力に対しては遠慮しないで半歩前に出られるからでしょうかね。

○帰り路の途中で、出町の枡形商店街にある「コンチネンタル写真事務所」で開かれている「いけにいさむ写真展」に行ってきました。もともと絵を描かれていた「いけたに」さんの写真は、ほとんど「絵」ですが、これがまた実に魅力的なのです。人物写真が織り込まれているのですが、またまた新たなモデルが・・・。「私を撮ってください。」と申し出られる方が幾人もいるのですね。私とはなんという違いでしょうか。いえ、ここがポイントではないのです。いけたにさんの事務所兼スタジオに展示された70点もの写真。見どころが多くて何度も何度も見直しました。(7/11~7/17〔月〕 14:00~19:30)

 喉が渇いて青息吐息でしたが、何とか無事に帰宅しました。この暑さを乗り切るためには食事と「10時間の睡眠」が欠かせませんね。
  1. 2023/07/12(水) 00:00:03|
  2. 写真
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素敵な人たちと  by 蒼樹  おっ、今日はストライプの服で・・・

 長いこと生きてくればそれなりに多くの人と出会います。
 でも、その人と繰り返し々話すようになるかどうかは別の話。ああ、いい人だなあ、これからも出会いがあるといいなあと思っても「諸般の事情」から、二度とお目にかかれないことも多々あります。いえ、その方が多いかも知れません。

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「今日は、どうしたの? いやにスマートな服を着ているけど。」
「夏やけんなあ。 ちょっと変えてみたのよ。」
 どうせ撮ってくれるんなら「ちょっと持って、一服するから。これが俺やけんな。」
 
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 まだまだむしむしする梅雨時のこと、こんな服に着替えれば気分は変わりましょう。
「長袖?! 暑い暑いといって長袖はオカシイ?! まあ、みんなそう思うやろね。」
 実は「散髪にも行ってきた」という。

 まあ、この人は普段から「清潔」のお手本みたいな人だから。靴下だって汚れていたことがないし、座っているシートもその周囲2メートルほども、いつもきれいに掃除がしてある。道具は磨かれ、材料の銅線も常に整理整頓。

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 長袖なのは「ここは今頃、蚊が多くて、・・・」蚊取り線香をたいても「風で流されてしまう」から、仕方がないのだと言います。

 若い頃には鋼のような筋骨で、二頭筋など文字通り隆々としていたという証拠写真も見せてもらったことがありますが、今はお互い他人に見せるようなものではないし(苦笑い)

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 帰り際にはいつも「気をつけて帰るんよ。」と後ろから声がする。

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 西の空に雲が広がって「夕立があるかもしれんね。早めに切り上げたら?」と言っても「降らん限りは、4時まではおらんとね。いなくなってからくる人に申し訳ないし。それが俺やけん。」という。
 はっきりとした雨雪が降らないかぎり「暑いの寒いの」では退散しない。そんなときに来てくれた人ががっかりさせるのは辛いから。
 もしお客さんが来たら一つでも売れるかも、そのチャンスを逃がしたくない・・・なんて言う思い出は決してない。
  来てくれたことに、「そこにいる」ことで報いたいととただそれだけなのだ。 「それが俺やけん。」
 

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  1. 2023/07/11(火) 10:29:08|
  2. 人物
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素敵な人たちと  by 蒼樹   橋の下でアコースティックギター  Ⅱ

 先日、高校時代の友人で今も付き合いのある男からいつもの電話がありました。
「ねえ、君どう思う? 考えを聞かせてくれない。」と。
 彼は郷土史の研究をしているのですが、地元の研究誌にレポートを書く折には自分の成果確認したり考えを整理するために必ずと言って電話があります。
 当然、話は長い!
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 長話も限度を超えると少々付き合っていられない気持ちになるんですが、往々その限度を超えるという愛すべき友人です。
 今回は、自分で「10分ほどいいかなあ。」と自粛の姿勢を見せていました。
 しかし、まあ、結果から言えば20分をだいぶん超えたことは確かでしょうね。

 でも、最近彼がある人たちの力を借りて見つけた発見があったのです。それは話は長くなりますよね。

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 彼との話で私の脳みそは普段使うことなくしまわれた分野の語彙がうごめき始めて遊びまわります。
 とても委縮し始めた脳みその良いリハビリになります。

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 音楽を聞かせてもらうのもよいリハビリになりますね。
 そしてそれに刺激されてシャッターを切ればなけなしのアドレナリンが、・・・。。

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 上と下は指の違いです。

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 また、お会いしたいものです。

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  1. 2023/07/10(月) 00:00:05|
  2. 音楽
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素敵な人たちと  by 蒼樹   橋の下でアコースティックギター  Ⅰ

 ギター歴、30年!!
 お上手ですねぇなどと言ったらいけないくらいにお上手でした。
 時にはライブなどされますかとお訊ねしたら、ずっとしてきましたとのことでした。
 「でもコロナ禍に入って・・・・。」と、やはりこの人にもコロナ禍の影が落ちていました。

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 曲想も一音一音も柔らかくとがった角がないのです。
 テンポもゆっくり目、それだけに一つの音づくりに気を遣うでしょう。
 まことに丁寧な行き届いた演奏です。

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 撮影を快諾していただいて、石垣の斜面下から撮り始めました。
 が、この凸凹と斜面の途中で踏ん張る力がありません。よじ登るにも足元が不安定でてこずります。
 体のケアをずっとさぼっているからですね。これでは写真が撮れません。

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 耳はこの人の演奏する音に、そして近づいてくる自転車や人の足音に向けられます。
 そして目はファインダーの内外に。
 体はカメラを構える姿勢と、落下しない足元の確保と、誰か来たらすぐに退けるように備えることと・・。
 ですから、写真撮るとということは身体芸なんです(笑い) 体の機能、力が衰えれば写真は撮りにくくなる道理です。それとともに気力、集中力、意欲、好奇心も衰えますしね。土台は健康な体力。

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 私がギターをひければ、どんな弦の押さえ方にこの人の技量が出ているかを知って撮るのでしょうね。
 昔、ある私の好きな漫画家がご自身の失敗談として、・・・自分の貧しい生活の中ではヴァイオリンなど目にすることはなかったので・・・・ヴァイオリンを弾く少女を描いたそのヴァイオリンが六弦になっていたと書いていました。 
 
 この人の眉間に強いしわが寄っているので、今この瞬間だろうと考えて撮るのが、門外漢の精一杯ですね。

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 そしてそのためには「白黒」で撮ると、そういうことになります。
 

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  1. 2023/07/09(日) 00:00:02|
  2. 音楽
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素敵な人たちと  by 蒼樹  「GRAVITY  胡陽 写真展」  Ⅱ

 ある方が、この人の写真を、思わずコピーしてしまったけれど、私が「コピーしないで」と書いているのに気づかれて、すぐに削除し、また私にお詫びの言葉を伝えてくれました。
 大変に率直で正直な方だなあと思いました。

 ただ、敢えて申し上げますが、人物写真であろうと風景写真であろうと、また、「お断り、注意書き」の有無にかかわらず、他人の写真を無断でコピーすることは絶対にやるべきことではないと私は思います。これはその方に向けてのみ言っているのではなくて世間全般に、言いたいことです。

・・・・・・・・・・・
 
 さて、この写真を撮った日は幸いにもシグマの85ミリをつけていました。この人のような肌を持つ人を撮るにはとても相性の良いレンズだと感じました。
 背後のボケもとても気持ちよくにじんでいます。

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 先日小雨の中で近所の児童公園に行って遊具などをプラナーノ50ミリで撮りましたが、その発色の良さと湿り気を帯びた色合いはシグマでは撮れないかなと思いました。プラナーおそるべしです。

 でもそのプラナーではこの人を撮ったような「逆光」ではもやってしまった大苦戦となると思います。
 現代レンズの一つの特徴が逆光耐性が大幅に強化されていることでしょう。

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 大昔のことですが、人を撮るときに「逆光は避けること。日中の強い日差しの時には樹木や建物の陰に被写体になる人を入れて撮ること。」と言われたと思います。 順光で人物がまともに日を浴びては白飛びしたり光でのっぺりとするか、眼窩やあごの下に濃い陰ができてしまいます。
 それが今は「いやむしろ人物は逆光で!」と言われるくらいです。

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 たまたまこの人が手にしていた白い紙を平らに前に差し出してもらって撮りました。
 「レフ版の代わりですね?」と。その通りです。 でもちょっと強すぎましたね。白いハンカチくらいが良かったのでしょうし、もう少し遠ざければよかったのでしょう。 姿勢に影響が出ない範囲で。
 
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 左手背後に人が写っています。
 人の入らないカットも撮っています。 それぞれ雰囲気が大きく違ってきます。
 私は「日常の中にいる」という感じがするこちらを選びました。

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 ひとつ前の写真もそうですが、この人訴求力がありますね。
 

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今回はこれが一番よかったでしょうか。

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  1. 2023/07/08(土) 10:45:07|
  2. 写真
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素敵な人たちと  by 蒼樹  「GRAVITY  胡陽 写真展」  Ⅰ

 京都の中心部には「鉾町」があります。
 祇園祭の一大イベントである山鉾巡行には多くの見物人が集まります。
 巡行を見物するもいいですが「鉾立」を見るのもなかなかいいものです。

 
 山鉾巡行の前祭りで巡行する有名どころでの鉾立は四条室町を中心とした地域に並ぶ、
長刀鉾が7月10日~12日7:00~   菊水鉾が7月10日8:00(工務店)・15:00頃(町内移動)  月鉾が7月10日~12日8:00~などと発表されています。

 山鉾の中に、後祭りに参加する「鯉山」があります。 7月19日9:00~から鉾立をします。

 その準備の都合でお二人の写真展は前期と後期に分かれています。

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 というのもこのお二人の写真展の会場になっているギャラリー海風は鯉山保存会の建物と棟続きになっているために鉾立などの期間は建物の前は大混雑だからです。

 このギャラリーを知ったのはほんの少し前のことですが、ここでは中国出身者が様々な作品展示をしています。

 この日立ち寄った時には胡陽さんだけが在廊していました。

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 まず「オッ! 写真だ。 しかも、ストリート系の人物写真じゃないか?!」
 しかも留学生の作品とあっては見ない理由はありません。

 日本人でも?…いや、それは私の喧嘩から言うと、でしょうが・・・ちょっと声をかけにくそうな人も含めて実に様々な人を撮っていました。
 「やるなあ。」と、それが率直な、第一番目の感想でした。

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 「おすましの」とか「かわいい、カッコイイ」などという写真を撮っているわけではありません。

 私の無難な写真とは、ずいぶん違います。 
 さすがに留学してまで写真を撮っているだけのことはあります。撮る側の思いの強さを感じます。
 
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 「撮らせてもらえるように、声をかけて、直後にはもうシャッターを切ります。」
 まさに人の生な瞬間が湯気を立てています。

 この人の鼻梁から右目、眉にかけての相に意思の強さを感じます。

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 先日、ある親しいお二人と会食をした時に「男の人って結局顔のきれいな人に惹かれるよね。」と言われて、男性二人は「確かの顔立ちのきれいさは注意をひくけれどそこにその人の人柄がやはり写し出るから、それを含めてだね。」と意見が一致しました。
 私はこれでも旧職に就いている時に同僚たちから「寺町の母」ならぬ「寺町に父」と呼ばれた「人相見」ですし、同席の男性はある大手広告代理店でCMのためのタレント募集審査をしていた人ですから、顔は造作だけじゃないということにはかなりの信ぴょう性があると思いますよ。

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 ただ美人だからと言って「声をかけるわけじゃないんです。」と二人の意見でした。

 
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 え、少なくとも私に関しては信用できないって?! う~ン、返す言葉がないですねぇ。

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  1. 2023/07/07(金) 00:00:04|
  2. 人物
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素敵な人たちと  by 蒼樹   二休み  Ⅰ


 好調は9か月しか続かなかったようです。今はその反動期?

 京都は祇園祭の季節です。

 鉾町ではお囃子の練習の音が聞こえるはずです。

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  1. 2023/07/06(木) 00:00:19|
  2. 未分類
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素敵な人たちと  by 蒼樹   マダム・コロラトゥーラ  Ⅱ

 このオーボエを吹いている人はピアノも弾くし鍵盤ハーモニカも吹くしというように演奏のスキルも大したものなんですが、編曲から演出まで、音楽の素養が実に高いのです。そして何より人格円満で利他的な人なんです。
 それがいつもこの演奏会に現れています。

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 コンサートに入るまでの時間にテラスで隣り合った人が、たまたま同じ大学の同じ学部の先輩になる人でした。
 四国出身のお友達が、今では磐田市に住んでおられるということで、・・・それは私の故郷であり、高校の後輩である、この日のピアニストの古里でもあるので・・・・わざわざ電話をして「今ここに磐田出身の人が二人いるんだが、君が住んでいる地名はなんていうんだ?」などと聞きだしていました。海沿いの地域のお住まいだそうです。

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 そんな話をしながら「僕は今『おじさんシリーズ』に加えて、『自律する女性は美しい』シリーズを意識して撮ろうとしているんですよ。」とこれからの構想をお話ししました。「で、?」と言われるので「30代、40代からの女性に注目してみたいと思ってます。」
 「そうなの? 確かにその年代の女性は魅力出来だが、それでどんな撮り方をするの?」

 「スタジオで少し肌を露出して品を作った女性をとるような写真じゃないのか?!」と、そんな思いが浮かんだようですが、この方はそういう写真には否定的な評価をされているんだそうです。よくそういう写真を見るがいかがなものか・・と。

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 そうですよね。私もそう思います。
 エロチシズムも人としての尊い属性ですから、私は一概に否定はしませんが、私は、女性観も、男性観も、だからひっくるめて人間観をもっと革新しながら写真を撮らないといけないと思っています。
 人の挙動にその人の人生や思想・品性が否応なく現れるように、撮る写真にはなおさらそれが出ます。出てしまいます。
 そこは、自信のないところであるだけに、意識して撮る必要があるし、そういう写真を提示していく必要があると思っています。

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 今夜はこの写真が撮れたから「コロラトゥーラ・記念日」

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  1. 2023/07/05(水) 00:00:07|
  2. 音楽
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素敵な人たちと  by 蒼樹   マダム・コロラトゥーラ  Ⅰ

 とある方の私邸で二部にわたるミニコンサートがありました。 
 1部と2部の間には楽しい会食があり、持ち寄った美味しいワインやビールを飲み肉やピザに舌鼓を打ちました。
 コンサートで演奏してくれるのはいつものメンバー+ワン。年々演奏力が充実してきていて、今夜も素晴らしく充実した演奏を堪能することができました。


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 この会の常連さんのお一人です。
 私も半常連ですので、お顔はよく存じ上げています。

 そして数年前には盛り上がってファゴット、オーボエ、ピアノに・・・あの時はクラリネットがいたかなあ・・・お客さんの中には二胡を弾く人やジャズシンガー、そして、この人もいて時ならぬ競演がありました。

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この人は「コロラトゥーラ」ができます。

周囲もご自身の興が高まらないと歌ってはくれませんが、今夜は、私も大いに「聞かせてくださいよ。」と促して歌っていただきました。

音楽に携わる人としてここでの演奏に対しても厳しい耳を傾ける方ですが、それは嫌味でも高飛車でもなくて、同じ演奏家としての厳しさです。この時はまだ聴衆の一人ですが、少し興が乗ってきて腰を上げ、一歩踏み出されています。

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 この演奏会を楽しみ高く評価している証拠です。

 それにしてもこの夜のオーボエ2+ファゴット+ピアノの演奏ぶりは素晴らしいものでした。
 会場に集まった方々との友好的な雰囲気、そして会場に対する彼らの好意的な気持ち、そして何より毎年の精進が結晶したような見事な演奏でした。

 すこーし、歌い始めましたね。

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 今夜のマダムのご機嫌はよいようです。
 私は大いに期待しています。  

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私はその人の人生の質が言動にいやおうなしに現れると思っていますし、しぐさ、挙動を作ると思っています。 
だから、私はお天道様の下を歩けないと思うことが度々あるのですが・・・。

「挙動不審」なんていう、気色の悪い公安用語がありますが、だから反面、挙動が美しかったり尊敬すべき個性が現れたりするわけで・・。
 それでそれを見つけると「撮りたい病」が昂じてしまうわけです。

 ついに、会場の皆の求めに促されて「じゃあ、歌うわ。」ということになりました。

 「川の流れのように」

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 実は、あるご婦人が、これからの人生は「川の流れのように」のように生きたいものだとおっしゃったのがつい数日前だったので、ことのほか印象深く、演奏を聴きました。
 この会場にはその後夫人と同世代の方々が多数おられますから、なおさらです。

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 コロラトゥーラの歌唱法での演奏ですから「歌詞」はありません。
 隣で演奏している人たちも実に心地よさそうです。

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  1. 2023/07/04(火) 00:00:04|
  2. 音楽
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素敵な人たちと  by 蒼樹   一休み  Ⅲ

 物価が上がり続けていますね。
 
 政府日銀は安倍内閣以来の「インフレターゲットを2%にして『デフレ脱却』をする」という政策を変更していません。ですから物価が上がるには様々な要因がありますが、政府はそれに拍車をかける政策を強行しています。この政策、つまり継続的にインフレを続けるというのは資本家にとっても借金まみれの政府にとっても実に都合がいいんです。この政策は手放せませんよ、彼らには。
 だってインフレは賃金を…なにもしなくたって、知らないうちに…目減りさせて企業の人件費負担を減らすんですから。
 年金支払いだって価値の下がった貨幣で支払われるんですから、受取額が同じだって実質減額になってるんですからね。
 

 物価が上がれば消費税が「増収」になります。そりゃそうですよね。去年100円だったものが今年120円になれば消費税は10円が12円になります。2円の税収増です。自公民政権が物価を抑制する動機がありますか?その税収増で軍拡をするって言っているじゃないですか。物価を抑制したら目標は達成できずに、岸田氏はアメリカに「ご免約束通りできなくって」と謝らないといけないんですよ。

 物価が上がるのになぜ賃金は上がらないのかという人がいます。当たり前です。賃金を上げるように資本家に「強いる」だけの力を労働者が持っていないからです。持とうとしていないからです。賃金は誰かがあげてくれるものではありません。まして財界、資本家が進んであげるなどという話は空想でしかないのです。じゃあ、政府は?!何を言ってるんですか。財界・大企業・富裕層の利益を増進するというのが彼らの隠さない存在理由じゃないですか。だから財界、大企業は自民党・維新に政治献金をしてるんです。
 あなたは労組や働く者、貧しいもののために活動している政党に献金していますか?

 じゃあ、労働組合があるのになぜ? おやおや困った人だ。労働組合っていたって大企業の正社員という、昔でいえば労働貴族たちの作っている日本労働組合総連合会(いわゆる連合」なんて大企業と癒着している「労働組合」の皮を被った労務対策本部ですよ。だから原発にも反対しないし、武器輸出にも反対しない。彼らは財界大企業の労働者の利益や権利を勝ち取ろうとする者たちからの防波堤なんですから、自分たちさえ賃金が上がれば非正規や中小企業の労働者がどうなったって知ったこっちゃないんです。
 
 う~ン、書いているだけで腹が立つ。


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  1. 2023/07/03(月) 00:00:04|
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素敵な人たちと  by 蒼樹  一休み  Ⅱ

 先日、鴨川で素敵な女性を見つけて写真を撮らせてもらいました。
 アメリカ南部からきているとのことでした。すっとしたプロポーションでとても表情豊かな人でした。
 ブログに掲載してもいいでしょうかとお訊ねすると、喜んでという表情から一転「東京の事務所に聞いてみないと・・・。」とひどく申し訳なさそうな空気に変わりました。
 どうやら、そういう関係の人のようです。  よくわかりませんけど。 何しろ英語での会話ですから。
 そんなわけで、その人からメールが来て先日の写真を送り、また事務所の承諾があったら再開できると思います。

 今日は九州南部などで大雨になりそうな日です。

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 この時、着けていたレンズはプラナーの50ミ f1.4です。
 光がおとなしい時には右に出るものはないという感じです。

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  1. 2023/07/02(日) 00:00:10|
  2. 未分類
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素敵な人たちと  by 蒼樹  ちょっと足踏み

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いえ、特段深い理由があるわけではないのです。
 「・・・・殺すにゃ刃物はいらぬ 雨の三日も降ればよい。」ということです。
 今日も降りますなあ。そんなふざけた言い方では済まないところもあるようですが、ご勘弁を。
続きを読む
  1. 2023/07/01(土) 00:00:04|
  2. 未分類
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プロフィール

soujyu2

Author:soujyu2
 人はいろいろな場所で様々な思いを抱いて頑張っています。そんな人々の素敵な表情を追いかけてみようと思います。
 「素敵な人たちと」の出会いが私をワクワクさせます。

People hold various thoughts and are doing their best at various places.
I think that I will pursue such people's great expression.
Encounter of "nice people"
excites me.


 大変恐縮ですが、無理をお願いして撮らせていただいている写真です。ご本人のためにも無断でのコピー、転載は固くお断りします。

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