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素敵な人たちと

素敵な人たちと一緒に素敵な写真を撮ります。 なお写真のコピーはご遠慮ください。

素敵な人たちと  by 蒼樹   大原で出会った人

 私の妻は大原の里が好きで、仕事で神経が疲れたときなどによく連れて行けと言います。
 ここには朝市が二か所で開かれるのですが、それはこの人が立っているずっと向こうの畑が尽きたあたりのやや左手とやや右手です。です。

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 そこらあたりからするとここらあたりは盆地の南の端に近いところです。
 ですから、これまで1,2度来ただけです。

 この方の背後に写っている手すりの向こうは細い川で、それが右手に流れていて、さらに広い川に流れ込みます。

 その川沿いにはやや広い場所があって、私が以前一人で来た時には若者が二人で焼き肉の支度をしていました。
 このブログにも登場してくれています。

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 私より小学校で二回り先輩になる方です。
 
 この脇にはお孫さんの仕事場があって妻君と一緒に今日は焼き肉に招かれているのだそうです。

 「どうですこの辺りの景色は・・・。」と大いに自慢げです。  全く自慢に値します。
 山並みと言い、広い畑の景観と言い、そして足元に流れる清流。申し分ないですね。

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 撮らせてもらえないかというと快諾していただけたのですが、ぜひこの景色を背景にして・・・と歩みだします。
 この日は好天でまともに光が当たりますので、風景を撮るままになっていた設定では・・・と思いはしたのですが、気持ちの元気さに比べて、いささか足元がおぼつかない。
 一瞬、自分の父親の晩年の様子と重なって慌ててそのままシャッターを切ってしまいました。

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 私が以前度々通っていた理髪店のご近所さんだということで急に距離も縮まりました。
 しかも理髪店の先代のご主人とは同じ喫茶店のご常連仲間だったそうです。
 その先代さんも拙ブログに登場していただいています。撮ったのは現役のころで、ハサミと櫛を持って椅子に掛けたポーズの写真だったと思います。私の「良い髭だから伸ばしたらいい」と勧めてくれて、いつも実に丁寧にそのひげを整えてくれていました。
 お亡くなりになったとのことでした。

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 どこでどんな風につながるかわかりませんね。
 
 奥様は大変にお元気ですからまだまだお二人の楽しい生活は長く続くことでしょう。

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  1. 2023/05/31(水) 00:00:02|
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素敵な人たちと  by 蒼樹   チェコ人の三線プレイヤー

 率直に言うと、「あれ、まあ、ずいぶんみすぼらしい格好で・・・・。」という感じでした。
 菅笠をかぶってひげも伸ばし放題で・・・・。

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 たぶん彼からすればこれが三味線を「軒付け」のようにして弾く者のイメージかもしれませんね。
そのイメージは、それを知るまでのチェコ人の彼の生活感覚からはどういう距離にあったのでしょうね。
 そして三味線やその音楽が生活のなかにあるはずの日本のイメージにここまで入り込むことができるというのは好きだからこその大きさも含めて並大抵のことではないのだろうと思います。  どうなんでしょうね。

 この人はチェコから来ています。
 
 ギターの経験があるのでまるで知らない世界ではないしということのようです。

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場所は四条通りが高瀬川と交差する橋の上。
ここではよく似顔絵を描いたり、額の演奏をしている人がいます。 向かい側にも誰かいますね。

 私は原則?として投げ銭をしないで「写真を撮らせてもらっていいですか?」とお願いするんですけれど、旅の途中で路銀にこと欠いては大変だろうと少しばかり・・・。
 で、サービスのつもりでこちらを向いてくれたのでしょうが、私のシャッターを切るタイミングが良くなかったかな。
 菅笠で目の動きがよくわからないのです。焦点を合わせるにも一苦労。

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 旅の孤独を感じさせる画面を、と撮りましたが、 彼らの心は私よりずっとタフだったりします。

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 何を思うのでしょうねぇ。
 どんなきっかけで三味線を知り、それを習ってみようと思ったのでしょうね。
 しかもその上に外国の地で、こうして路上パフォーマンスをしようなんて・・・。
 残念ながら話を聞くきっかけができませんでした。他のお客さんと話していたから。

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 人の人生は様々。
 この人が小学生の頃、こういう自分の姿を想像したでしょうか。いや、これは「落ちぶれて」とかいう意味じゃないですよ。

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 中高の私の友人が、こういう路上で座り込んで、時には腹ばいにさえなって写真を撮るまもなく後期高齢者となる私を想像するでしょうか。
 「いや、お前ならさもありなん。驚かんね。」というでしょうか。

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  1. 2023/05/30(火) 00:00:03|
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素敵な人たちと  by 蒼樹   橋の下のヴァイオリン弾き  Ⅱ

 上手な人が演奏していると遠くからでも聞こえて、しかも「いい音」なんですね。
 この近くの橋の下でよくサックスを吹いている男性がいるのですが、その人の音もそうです。
 ただ練習しているというのとは何か違うんですね。気のせいかなあ。

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 クラシックもジャズも、日本のポップスも弾くといいます。
 
 聞きたいジャズの曲は?と聞かれて、自分が曲の名前をほとんど知らないのに改めて驚きました。
 じゃあ、ジャズの奏者は?  これまた知らないんですね。本当にただ漠然としか聞いていないですね。
 作曲者や演奏家からしたら「たまらんなあ。」という感じでしょうね。

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 個展の時にジャズをBGMに使いたいのですが、そこに流そうにも曲名を知らない。これではどうしようもないですね。
 ユーチューブなんかでジャズの動画がたくさん出てきますが、ほとんどが甘い感じの「癒されます」系の曲で詰まりません。
 そこでさらに検索したくてもキーワードさえ知らない迂闊ものです。

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 ショパンのピアノ曲だってどれがどれやら名前と曲が一致しません。
 こんな記憶r直ですから「あなたには研究者は無理ですね。」と後輩に太鼓判を押されたわけです。

 実際、私の記憶力はどうなってるんでしょうね。それだけちゃんとした好奇心、関心がないのでしょうね。

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 人間に対して言えば「愛」がない。「愛」力が低いんでしょうかね。


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 ことによれば、・・・ことによらなくても・・・生きる意欲に欠けるんでしょう。
 たぶん、そうです。


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 それで何か目的をもって生きてる振りをするためにこんなことをしているのでしょう。

 こういう人たちに憧れるのは自身の欠如感が原因なのかもしれません。
 
 もうじき5月も終わります。

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  1. 2023/05/29(月) 00:00:04|
  2. 音楽
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素敵な人たちと  by 蒼樹   橋の下のヴァイオリン弾き  Ⅰ

 橋の下ですから音が反響して豊かに聞こえるのは道理です。
 でも、この人の音はそれを越えていることは明らかでした。

 しばらく聞かせてもらって声をかけました。
 私は、この人が日本人だと思って声をかけたのでしたが、日本語は少し話せますが「日本人ではないです。」とのこと。

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 中国の生まれで、今はオーストラリアに住み、そして目下、日本語を学ぶために在日中。

 演奏を聞かせてもらいながら。果たして・・OKが出たとしても・・・魅力的に撮れる角度があるんだろうかとぐるっと見て回ります。

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 私どんな音楽が好きなのかと聞いてくれるので「クラシックとそれからジャズかな・・・。」
 で、「ジャズを弾こうかな。曲名は?」というのですが、それがとっさに出てこない。というかそういう聞き方をしていないのですね、私の場合。みんなBGMですから。

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 この日、ふと景色を撮ることになるかもしれないなあなんて思って家を出たものですから、全然自信のないレンズなんです。
 撮影のチャンスをもらった時に「ウデ」の方はともかくとして、せめて今私がこのレンズならというレンズで撮らないと後悔するなあといつも思ってはいるんですが。

 この人の演奏に乗って、この人の体の動き、表情の変化を追っていくと、いい瞬間が何度も訪れます。
 それが、これがどう写るだろう、写らないだろうかなどという気持ちがそこに挟まると、やはりいいものは撮れませんね。
 機材やレンズがどうでもいいという訳にはいかないという一面です。

 被写体、レンズ、ファインダーの間に「歯にモノが挟まったような」感覚があるのはいけません。
 
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 この人は既に7年も看護師としてのキャリアを持っているそうです。
 その看護士がなぜ日本語を学ぶ気になったのか、そういう点までは話すことができませんでした。

 私が撮った写真はブログやFBに投稿することになると説明したのですが「うん、写真を撮るのは『面白い』」と言っていました。
 
 この人のこの人に日本語の中で、この場合の「面白い」というのはどういう含意なのか今一つ私にはわかりませんでしたが、メールの中でもそいう書き方をされていましたね。

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 このところ外国の方とメールやFBのメッセンジャーでやり取りする機会が増えているんですが、私は英語の力がまるでありませんので、Google翻訳を使うのですが、・・・・ひところに比べて格段に翻訳精度が上がっているとはいえ・・・・どんな日本語を入力すればより素直な簡明な英語になるかということはなかなか難しいのです。
 逆に相手が英語とかそれ以外の言語を日本語に翻訳して送ってくると「う~む、これはどう読み取ってあげたらいいのか。何故ここでこんな単語がや表現が出てくるのだろう。」ということがままあります。
・・・・・・・・まあFBの「詐欺集団の粗製乱造日本語は独特な間違いや『外国人らしい』たどたどしさを薬味に使っているようですが。・・・・

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 先日はある女性が…なかなかの美人さん(の写真が添付されていましたが)ですが・・・・「あなたはプロの写真家ですか?」と書いてきました。
 それで家写真撮影を楽しんでいるだけで、職業写真家ではないですよと返事をしましたら「でも写真はプロですね。私はグラビアモデルをしていましたが年齢があがって」モデルとしての仕事がなくなりましたと書いていました。
 この世界どこまで本当なのかわかりませんが。

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  1. 2023/05/28(日) 00:00:04|
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素敵な人たちと  by 蒼樹   健脚の人  

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 東山を縦走してきたらしい話でした。
 すごい健脚ですね。 よく走るのだそうです。

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 お年を聞いて、そうか私よりも10歳も若いということはこういうことなんだなあとつくづく思いました。
 私がこの方の年齢のころに先輩たちからよく言われたものでした。 「えっ?!還暦。  若いなあ。」と。
 まだまだ何でもできるよ、でもあと五年したら、あと10年たつと・・・と体の変調はどんどん早まるぞ、と。

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 この方はまだ、リタイアしきったというわけではないようですが(というのも能力が高い方のようで仕事上必要とされる部面があるようです。) でももう若い人たちに任せたという気持ちだし、自由な時間を楽しもうと思っている、と。

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 このコスチュームは走りのチームのモノだそうです。多分この分野に詳しい方にとっては「あれ、この人は。」ということかもしれません。
 若い頃は野球をされていたそうですが・・長距離走に…駆り出されたりもしていたそうです。
 そして今はその「走り」を楽しんでおられます。多分ただ走るというだけではなくて、多分かなり「早い」んじゃないかと想像します。

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 走ってきてここで休憩、一本の缶ビールが至福です。
 ここからは、もう電車で帰るだけだからということでいろいろ話の花が咲きました。
 
 私は時々小一時間の対話になることがあります。 この時は1時間を超えていましたか。

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 その間、はじめに話しかけた体制のままでしたから、私はカメラの入ってリュックを背負ったままで立ち話でした。
 後から振り返って、意外にまだ体力があるなあと思いました。
 が、別の日のある場所ではリュックは重いし「これは腰に来るんじゃいかな。」という気配がしたので話の途中であっさりとベンチに腰をかけてしまいました。
 寄る年波には勝てません。

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 ただ自転車をこいでいるだけでは体力も運動能力も維持出来ないようですね。
 この人のように走らないといけないかな。せめて歩く。

 それにしても笑顔がさわやかでお話も明快でした。

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 私があちこちで人を探して写真に撮っているとお話しすると「そういえば・・・。」と良いロケーションの中で読書する人がいたよ、いろいろ楽しいことをする人たちもいるようだよと、ある場所を教えてくれました。
 
 確かにそこは良さそうな場所です。私がこの人の年齢のころは自転車でそのあたりまでは坂道を上り上りしながら言ったものでしたが、今、それができるかなあと思って聞いていました。
 今度挑戦してみようかなあ。

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 それにしてもコスチュームからして若々しいですよね。

 私もせめて外観から改造してみようかな。でも私の場合は「年寄りの・・・」に終わるでしょうが。

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  1. 2023/05/27(土) 00:00:02|
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素敵な人たちと  by 蒼樹    葵祭の後で  Ⅱ

 この時は太陽は西にあって、いわゆる逆光状態です。
 背後の緑の植物の壁がかろうじて光をさえぎっていますが、姿勢を低くすると盛大にフレヤ―が出ます。
 だからと言って場所の移動はお願いしませんので・・・時々、お願いした人が気を利かせて移動されことがありますが・・・・むしろその場所にいてくださいということがあります。

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 少し前に書いたように私は最近50ミリの単焦点レンズを手に入れましたが、この日はそれを付けています。
 それで気が付いたことがあります。
 50ミリの画角なんですから、85ミリより広く背景を入れられます。でも入れられるということと入れるということは同じではないわけです。
 50ミリの画角の中で85ミリの時と同じように画面を作ろうとしている自分に気がつきました。
 それでは意味がないじゃないか!    とも言えるし、どうなんでしょう。

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 ここの足場は川の中に作られた飛び石です。
 ですから自分の思うままに被写体との距離を取れません。構図を決める上での立ち位置もそうです。
 50ミリでは寄れないのです。 そういう意味では85ミリだったらなあと思わないでもありません。
 
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 でも85ミリだと全身を撮るということが難しそうですね。かなり下がらねばなりません。
 そのためにはもう一つ飛び石を渡って、その石の遠い端に立つことになって話しづらいかも知れませんね。
 でもそうすれば足元に石を画面に入れて撮れます。

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 でも85ミリでこの距離からこの角度は難しい。
 
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 などなどと頭の中はごちゃごちゃ動いています。

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  1. 2023/05/26(金) 00:00:03|
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素敵な人たちと  by 蒼樹  葵祭の後で  Ⅰ

 昨日雨天が予想されたので葵祭はこの日に順延。
 多くの人出があったようです。
 私はずっと以前に子供を連れて見に来てから見に来た記憶があるようなないような。

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 地元の人間ではないということであまり今日のの祭りに気が乗らないのです。
 京都の三大祭りはこの葵祭が発祥が一番古いですね。平安時代ですから。
 続いて祇園祭。これは室町時代。元は祇園会。祇園祭は町衆の祭りでしたから中京辺りの人たちの熱の入り方は尋常じゃないですね。
 でも、時代まつりなんて明治の「王政復古」キャンペーンの一つですもんね。薩長政権の政治臭吻分ですね。

  と、それはともかくとして・・。

 卒業前に一度見ておこうと思ったのでしょうか。この人も「葵祭」を見て、その後、ちょっとその辺を楽しもうと・・・。

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 この日は暑かったですから、この人も靴を脱いでジーパンのすそを少し折って、足を川の流れに・・・。

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 4回生だそうです。
 靴のそろえ方がきっちりしてるでしょ。 
 カメラを向けたときの姿勢もそれにぴったり呼応していますね。  とても好感が持てます。

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 私が家に帰って玄関から上がるときの靴の脱ぎ方は、「ハ」の字になっていると、亡くなった母親がよく言っていました。 そこに私の物事をきっちり詰めることのできないいい加減さが出ているんでしょうね。
 妻はとてもきっちりした性格ですから、それは許せないんでしょうが、今となってはあきらめるよりないですね。

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 突然声をかけられて「どうしたらいいんでしょう?」状態です。
 それは普通そうですよね。
 
 でも、ああしてこうしてと言ってもそれはそれでぎこちなくなるのは当たり前ですから、せいぜい川面に視線をとか、体の向きはそのままにちょっと振り返ってとか、まあそんな程度です。
 その間、ごちゃごちゃ色々話しています。  それで緊張がほぐれて表情が柔らかぬなれば十分です。
 まじめな性格のこの人にとってこれが「生(き)」の姿でしょうしね。

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  1. 2023/05/25(木) 00:00:03|
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素敵な人たちと  by 蒼樹   Where are you from? Ⅱ

 話していくと、「私は幼い頃にTVに出演していました。」だそうです。
 ドラマの子役だとか、モデルとしてではなかったようですが、ただの通行人というような訳でもなかったようです。

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 カメラ怖じしない人でした。
 この時も私は「外の道路を見て。」とか「僕を見てね。」ぐらいしか言っていません。
 解いた髪をどうするかも彼女自身が工夫しています。
 まあ、俗にいう言い方をすると「撮らされている」ことになりますかね。

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 でも彼女の表情に「媚」がないのが好印象でした。
 街中で「きれいな」あるいは「かっこいい」女性を見かけることがよくあります。
 ご本人も相当意識しているなあという感じの人もいます。
 思わず視線がその人に行くということはありますね。
 でも大概は次の瞬間に気持ちが「萎え」ます。

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 海外のポートレート写真を見て思うことの一つに、モデルさんが大人だなあと感じることがあります。
 でも実年齢は案外若いのです。  
 日本のポートレートではその表情や顔つきが「若い」です。言いかえれば幼い≒未熟な感じです。
 
 この人は18歳、いやもう数週間で19歳だそうです。若いし幼さも漂いますが、その一方大人の女性だなあとも感じさせます。

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 この揺れ幅が魅力ですよね。

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 それにしても他国にいて、見知らぬ大人と話していて「今日はたくさん会話ができて楽しかったです。」と言いながら積極的にカメラにも納まってくれるという、しなやかで強い心の持ち主だということが、私など世間と経験の狭い人間には驚きですね。

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 団塊世代のしっぽである私は同世代の者たちからは一周もに周も遅れた存在ですが、いま、いろいろな留学生から学ぶことが実に多いです。

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  1. 2023/05/24(水) 00:00:03|
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素敵な人たちと  by 蒼樹   Where are you from? Ⅰ

 先日は桃青ギャラリーで賀蘭さんたちの作品を見るのをスタートにして、京大建築学部出身者の作品展を見たりしました。
 同時代ギャラリーでは写真学校で学んだ人たちのいわば終了展のような作品展があり、さすがに基礎からキチンと学ぶ人たちの写真は安定感があるなあと感心しました。これからプロのカメラマンになろうという人もいれば自身の好きな写真のレベルを高めようとする人もいるということでした。字がうまくなりたい人が書道教室へ、ピアノを上手に弾けるようにピアノ教室へ、そして写真をより上手に撮りたいから写真教室へ・・、なるほど。元造形大の通信で写真を学ぶ人も少なくないですね。

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で、その写真の展示を見終わって外に出ようと階段のそばに来ると下から上がってくる人がいました。それで通り道を空けて立って待っているとその人は若い外国人女性で首からカメラを提げていました。キャノンの少し古いタイプのモノでした。
 写真展に来た人ですから写真撮影に関心があるに違いありません。「いいカメラを持っていますね。」と身振りであいさつ。そのまますり抜けようとすると「はい、父から譲られたものです。これで撮っています。」と上手な日本語で応答してくれました。

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 日本人、あるあるなんですが、“Where are you from?”
「どこの国だと思いますか。当ててみてください。」というので「インドでしょ!?」「はい、その通りです。」

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 私はガンダーラの仏像の姿がちょっと好きですから、「インドの人は男女とも顔立ちの美しい人が多い。」などと勝手な思い込みで話しました。

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 以前にも書きましたように、かつてイタリアに行ったときに、大好きなラファエロの母子像のマリアにそっくりな人がホテルのロビーで仮眠しているのを見て驚きました。「なんとあの絵の、理想化されたように美しい女性の姿が現実に存在するじゃないか?!」と。ラファエロは、…ないところから・・・理想的なイメージを作り出したんではなくて現実に周囲にいる人たちから美しいモデルを探して、そのエッセンスを造形したんだなあと強く実感しました。

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 インドで発生した仏像もやがて中国に入れば中国の人に似せて、日本に入れば平安時代には唐風を抜けだして日本人の顔に変化していきますね。理想化した各地の美男美女が結晶しているわけです。
 だからそこから逆算すればガンダーラの仏像を生み出した地域には、あのような美男美女がいるはずだ、と。

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 二階の踊り場で会った彼女はまだ18歳だそうです。
 「(日本では)18歳では両親の許諾を得ないと写真を撮らせてもらえないね。困ったなあ、残念だなあ。」と私が言いますと「私は日本人ではないから大丈夫です。」 
なかなか賢い人です。
 日本語を学ぶ留学生ですが、インドのオーソドックスな教育課程とは異なった学びの条件で育ってきているようです(それに必ずしも全国一律ではないようですが)。インドのことを色々話してくれました。

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 後ろで束ねていた髪を自分から解いてくれたのですが、それを頭の上に掻き上げたり顔の片方にまとめたりして顔を出すのは「オカシイです」と言っていました。どうも落ち着かないようです。でも私にはそうすることで彼女の魅力が増すと思いました。髪は洗ったすぐ後ではとても細かなウエーブで一杯に広がるのだそうで、・・・写真を見せてくれました・・・ストレートにするのに「道具を使って伸ばしています。」といいますからアイロン?を使ってストレートにしているんでしょうか。
 「この写真は頭の上の部分が切れていておかしいですよ。」と私が撮った写真を見て言うのですが、「いや、こうすると写真を見る人の目が顔にフォーカスするからこういう撮り方もあるんだよ。」というとすぐに理解していました。
 やはりいろいろに異なった感覚がお互いにあるようです。 丁寧に接したいですね。

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 「あなたが私をもっと撮りたいなら、私には時間がある。」

 今までと違った魅力的な写真が撮れるかもしれないなあと思いました。


  1. 2023/05/23(火) 00:00:03|
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素敵な人たちと  by  蒼樹   同窓生と作品展

 寺町にあるギャラリーで京都大学で建築を学んだ同窓生が作品展をされていました。
 大方の方は絵画作品でしたが、この人は彫刻です。直前にお忙しい時期があって、今回は旧作だそうです・・・・。

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 建築と絵画? 結びつきをいぶかしく思われる方もおられると思いますが、建築をされていて油絵を描いたりデザイン画をされる方がおられます。
 「京大の建築はね、入ると芸術についての講義があるんです。ゴチック様式やバロック様式などの様式について学ぶんです。それに伴って絵画史などもね。実習もあって、そして実際に描く者が幾人もいたんですね。」
 
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 この方たちが大学におられるときには『学園紛争』が激しい頃で京大も結構激しかったですから「キャンパス外で学ぶことも多かったなあ。」
 
 私は建築の人は芸術教育を受けるべきだなあと常々思っていましたので納得の話でした。でも今はそういう教育はすたれてきてるんじゃないかなとおっしゃっていました。

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 建築は箱さえ作ればいいってもんじゃないですし、その外観は個別のその建物だけの問題じゃなくて街並みづくりにも関わります。また住む人の心理、文化的教養との関係からいっても建築家の芸術的素養は大事です。
 学校や図書館、福祉施設などについてはなおさらそうですね。
 
 日本の庶民は貧しいですから個人住宅のデザイン性などにはほとんどお金が使えません。
 日本中どこに行っても同じようなデザインの住宅が同じように並んでいます。
 むしろ封建時代の地方分権的な体制の名残を受け継いだものに多様性と土着的な魅力がありますね。
 戦後の高度成長が生み出したものは・・・とにかく住む家を的に…一律で貧相です。

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 この方、それからあとからおいでの出展者も「カメラ」を所有されていて写真をお撮りになるそうです。建築の方は大概写真を撮られますね。 記録を残すという意味で当然と言えば当然ですが、そこからさらに広がるのも必然かな。
 あとから来られた方はライカをお持ちだそうですが、「フィルムで撮るとなると、なかなか持ち出す機会がないなあ。」とのことです。

 で、写真の方にも話が広がったのですが・・・。京都グラフィーについは「どうも今一つ感興が乗らないものが少なくないという評判だなあ。」とおっしゃっていました。

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 そして写真家と言えば・・・・私がこうして人物を撮っているということから・・・・・土門拳という訳ですが、「『筑豊の子供たち』という写真があったよなあ。」ということになるところが、この世代ですし、また・・・・あまりこういう言い方はしたくないのですが・・・京大だなあと思いました。
 土門拳記念館のHP記事に「昭和34(1959)年、折からのいわゆる「エネルギー革命」のもとに強行された石炭から石油への転換政策は、九州の炭田地帯に多くの失業者を出しました。土門拳はこの年の12月、閉山の続く筑豊で、失業にあえぐ人々とそのこどもたち、そして家族ぐるみで団結して闘う労働者たちを取材し、翌年1月、ザラ紙に印刷した写真集『筑豊のこどもたち』(パトリア書店)を出版しました。」
 そういうヒューマニズムに富んだリアリズムが当時の作家には多かれ少なかれ見られましたし、それを多くの人々、学生なども支持していたのですね。

 今の「今だけ、金だけ、自分だけ」の対極にあった時代です。
 
 KG+に乏しいのはこのミーイズムでないヒューマニズムとリアリズムではないでしょうか。

 写真に写っておられる方は彫刻をされているんですが、「制作してもあまり受け入れられないし、こんなものをデザインして作っているよ。」と墓石の写真を見せてくれました。なるほどね。
 先祖代々の墓(家父長制的な封建的家族制度)を踏み出した個別性のある墓です。 こういうところからも基本的人権や自由が厚みを増していくのだなあと蒙を啓いていただきました。
 やはり団塊の世代だけのことはあるなあとうれしくなりました。

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  1. 2023/05/22(月) 00:00:04|
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素敵な人たちと  by 蒼樹   川中で読書

 晴れています。暑い日です。
 でも真夏のように空気までもがむせ返るという暑さとは少し違います。
 川の流れに足を浸せば気持ちがいいですね。
 でも、私もですが、靴を脱いで流れに入るのは・・・、でも少しでも水に近づきたい。

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 外国人のj若い女性たちが靴を脱いでズボンの裾をまくって水に入っていますし、あちこちでせめて足先はと水に浸している人がいます。でもそれも性格や経験の違いでいろいろですね。

 こんな気持ちの良い日にやりたいこと。  それもまた人さまざまです。

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 「僕でよければ。」と快く受けていただいたのでぐるりと回りながら撮らせてもらっています。
 
 それにしても本に目をやるにはまぶしかろうなあと思っていたら、ちゃんとサングラスをしていました。

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 私もそろそろ自転車に乗るのにサングラスをしないといけないなあと思っているんですが。
 娘が『お父さんにプレゼント。』と気遣って、メガネの上からそれにかぶせるようにかけるサングラスを買ってくれました。
 でも、それだとどうも顔の前に不釣り合いに大きな造形物があるようで、決してかっこいいという具合にはなりません。
 それで自動車を運転するときに使おうと、しまい込んでしまいました。

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 ここにはフランス人の写真家をはじめ数人の写真家が「テリトリー」のようにして出没しています。
 声をかけて撮る人、キャンディッドを貫く人。
 私のように人物にスポットをあてて背景はあくまでほんの状況説明にして撮る人、情景として全体の空気を撮る人。
 同じ場所に来ても狙いは違いますね。

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 先ほども、知人の女性カメラパースンと出会いましたが、あなたも来たんですねと挨拶して、「じゃあ」とすぐに分かれて撮影活動。
 彼女もどんどん話しかけて水に入っていく外国人女性などを撮っていました。
 
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 どんな写真を撮っているのか、また見せてもらいたいものです。

  1. 2023/05/21(日) 00:00:04|
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素敵な人たちと  by 蒼樹   樹下に憩う

 前をとおりすぎるときに「ああ、なんだかいい感じだなあ。」と思ったのです。
 この人の背後の樹はこの辺りで一番気に入っているものです。残念ながら樹の名前をは知りませんが、背は高くないのに存在感があります。
 ちょっと他とは違う国から来たみたいな・・・。

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 以前、二人の若い女性をここで撮ったことがあります。
 今はちょうど花の季節なんですね。
 ここである人を撮りたかったのですが、残念ながら、どうやら実現しそうにありません。

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 で、いつも気にしている樹なのです。
 その前で瓶を置いてじっくり時間を楽しんでいる風なこの人が目に入ったのです。

 何をしているんだろう、どんな気持ちなんだろうと。

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 私は何か特別なことをしている人を「素敵だ」というのではなくて、こういう時間帯にこういう場所でこういう服装や醸し出す雰囲気で時を過ごしていることなどの丸ごとで「何か気になるなあ。」という人を「素敵だなあ」と感じるのです。

 職場がひけて、これから保育園いお子さんを迎えに行くまでの、いつもより早い退社でできた時間を一時楽しんでいるようです。

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 この樹の下を選んで、そして裸足で・・・なんていいじゃないですか。
 生活の形、生活のしぐさというべきものにその人の知性は品格気現れる・・・私はそう考えているのです。

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 ですから本を読んでいても、昼食をとっていても昼寝をしていても、その人が気になることがままあるんですね。
 大層な演説をぶったり、肩書や経歴をちらつかせたり、大作を前にしてしたり顔でいたりしても「それがどうしました?!」ということが少なくないですもんね。
 
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 バスで帰るんだそうです。
 私自身にも保育園の送り迎えには悲喜こもごもの思いでがありますから、話が弾んでしまいます。
 「同志よ!」という感じですかね。

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 フォトグラフ 明日はいずこへ なんじゃ花  (蒼樹)

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  1. 2023/05/21(日) 00:00:02|
  2. 人物
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素敵な人たちと  by 蒼樹   写真撮影も好きなんですよ。  Ⅱ

 話していると彼も写真を撮るのが好きで高校時代は写真部だとのこと。
 マイクロフォーサーズで撮っているらしいです。
 通常写真の話はカメラだとかレンズの「機材話」になります。
 フィルムで撮っているんですか、それともデジタル?
 一眼レフですか、それともミラーレス一眼?
 フルサイズですかaps-cで?

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 それが彼の質問は「記録メディアは何を使っていますか?でした。  私が今まで初めて受けた質問ですね。
 私は動画を撮りませんし、連続シャッターも使いませんからメディアの伝達速度はまるで関心がありません。
 Rawで記録することもありませんので、記録容量もさして気にしません。

 それを背面液晶画面を見たときに「記録容量を見たのですが・・・・、記録メディアは何を使っていますか?」と質問されたのです。

 ひょっとして工学系?   「ええ、まあ。」

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 「どんなものを撮るの?」「いわゆる鉄チャンですが、最近は撮っていないんです。鉄ちゃんがいろいろ問題になっているでしょ?!」
 それで同じ鉄ちゃんに対して嫌気がさすし、同じ仲間扱いされるのも嫌だしということらしいです。
 「僕はね、同じところからあんなにたくさん集まって似たような写真を撮ることにどんな意味があるんだろうと思うし、あの集団には入りたくないなあ。  ほら例えばポートレート撮影だとか言って一人のモデルさんを囲んで十人以上もの人が押し合いへし合いして同じように撮る、あれも嫌だなあ。」といいますと「それですそれ。」 と共感してくれました。
・・・・まあ、撮る人たちはそれぞれ何とか個性を出そうと思て工夫してるんでしょうけどね。・・・・

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 今日の写真はシグマの50ミリをつけて撮っています。
 珍しく絞りは「f 5」です。  いつもならもっと開きますね。せいぜい絞ってもf 2.4くらいでしょうか。
そしてちょっとアンダー気味なのは通常運転。
 
 この新しく手に入れたレンズの試運転だと彼には言っています。
 85ミリと50ミリでは画角がかなり違いますから、勝手も違います。
 
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 画角が広いですから、いつものようにウエストから上をとろうと思うと可なり寄ります。逆に言うと寄れます。
 そうするとこのすぐわきにある掲示板などを画面に入れなくて済むんだという・・・考えてみれば当然のことを経験して・・・感心しています。
 何だこれなら苦労しなくて済んだんだ。
 なんて絵がすっきりするんだ。

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 85ミリに比べて50ミリでは、背景を整理するためには(逆に入れられるということですが)かなり寄らねばなりませんから、「初めましての人を撮る」私の撮り方では「被写体になってくれた人」との距離が近すぎるかもしれません。それは心理的には負の作用をすることが多いでしょう。
 でも被写体の前を整理できるという利点があります。なるほど。
 なんでも長所は短所、短所は長所です。

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 ピントを合わせた目のあたりがややボケっとしている感じなんですが拡大してみると実に鮮明にまつ毛の一本一本が浮き出ています。 このボヤっとしているのに改造しているという矛盾したような写りがシグマの特徴かもしれません。
 光の当たり方次第で実に鮮明度が高くなることがあります。
 これからの使いこなし次第だという感じがします。

 私の感覚では「安心して撮れる」という感じですかね。いいレンズだと思います。私の良き友人になって長くお付き合いしてくれそうです。

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  1. 2023/05/20(土) 00:00:03|
  2. 音楽
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素敵な人たちと  by 蒼樹   写真撮影も好きなんですよ。  Ⅰ

 私がここに到着した時にはすでに弾いていました。
 それで声をかけるタイミングではないなと、音を遠くに聞きながら周囲を歩いてきました。状況を知っておかないといろいろ迷惑をかけたりしますからね。
 それで、ピアノのところに戻りますと「一人10分を目安に交代」というエチケットを守って椅子を離れていました。
 周囲を見渡しても、なかなか次の弾き手が現れないのですが、「じゃあ、次は僕がまた・・・・。」とすぐには行動しないで、かなりゆとりをもって順番の間隔を保って待機しているようです。
 それで上から目線だといわれるかもしれませんが「君、偉いね。」と声をかけてしまいました。

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 と、いうのも各地のストリートピアノで問題が起こっているということがあったからです。
 しばらく間を置くと、すぐ近くのベンチにいた若い女性がようやく立ち上がってピアノの前に進みだしました。
 彼女も、この人の次を待っているかもしれない人に遠慮をしていたのかもしれません。

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 ところがその若い女性はいったん弾き始めると、何曲も・・・終わりかなという空気を一瞬漂わせながら・・・続けて弾いて終わろうとしないのです。
 「う~ん、こういうのはやはりまずいね。」と私。
 でも彼は泰然として「そうですね。いい感じではないですが・・・。」と言いながら表情は変えません。

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 さすがにもうさすがに他の人に席を譲らないと・・・と思っていると、少し弾きだしてもう一曲弾くのかなと思うところを、ぱたりとやめて立ち上がり去っていきました。

 その後も彼はすぐには動きださないで、次の人が出てくるのを待ち、それがないのを確認して、私の要請にこたえてくれました。

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 この人も幼少時から弾いていたのではなくて、2,3年前からユーチューブ動画を見て弾き始めたという人です。 間口が広がっています。 こういう新しい接近の仕方が広がると演奏人口も増えますね。

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 ただ、それだけに(音楽精神的に)よい動画を作ってくれないといけませんね。

 音楽の分野でこういう動画があり英会話などでも多様な豊富な動画がありますが、それぞれの分野に数えきれないくらいの動画がアップされていて、今やどんな分野でも自学・独学できる世の中なんでしょう。
 可能性は開かれています。(ただ音楽でいえば楽器、絵画でいえば絵の具などの画材、写真でいえばカメラやレンンズ・・・は高価です。そういう意味では誰にでも門戸が開かれているとは言えませんが。)

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 でもそれは半世紀以前には考えられないほどの入門の易しさですね。 いいことだと思います。(ただ譜面を読み解いたりする分野には入れないわけですが)
 この科学技術によって開かれた可能性が、実効的により多くの人の現実的な可能性に結びつくには、政治の力が必要です。
 そういう点で、今の政治や右寄り政治家には、そういう歴史的な課題を果たす自覚や抱負が見えませんね。金の成る木しか育てません。

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  1. 2023/05/19(金) 00:00:09|
  2. 音楽
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素敵な人たちと  by 蒼樹   白川沿いのギャラリーで

 今回いつもと少々様子が違います。

 ここは今までも来たことがある白川沿いのギャラリーです。 この先のジャルホというギャラリーに行く途中で見つけたものです。小ぶりですが東と北に向かって大きな窓ガラスが嵌っていて採光の良いギャラリーです。
 細い道路を隔ててすぐそこに白河の流れがあるロケーションが人気だそうです。

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 ここに立ち寄って次に行こうと計画していたのですが、その時には中に作家と親しそうなお客さんがいて、しかも背の高い男性が赤ちゃんを抱いて外に立っているので、ほかによってから改めて立ち寄ろうと思ったのです。

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 その時に外に立って赤ちゃんを抱っこしていたのがこの夫君だったのですね。
 
 「絵を描かれるのですか?」とか「芸術系のお仕事をされているのですか?」と訊かれることが度々あって、「いえ、写真を、それも人物写真を撮るのを楽しんでいるだけですよ。」
 「例えばこんなギャラリーで、作家さんに撮らせていただいたり・・・・。」と。
 まるで誘導するかのような話ですね。

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 で、「撮らせてもらえますか?」ということから「じゃあ一緒に撮ってもらいましょうよ。」と、その時には狭い控室にいた夫君とお子さんが呼ばれてこう言う仕儀に。
 かわいいお子さんです。

別の仕事をしていたのですが、「いろいろあって、これからは絵を描いていきたいと思って彼に話したら『君がそうするほうが幸せなら、そうしたらいい。』と背中を押してくれて・・・。」ということだそうです。

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 日本男児に爪の垢を煎じて飲ませたいですね。

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 それで今回はお友達と二人展だそうです。
 
 帰り際に「あ、ひとつ言い忘れました。そのカードにあるメールアドレスにメールをいただけたら、返信文に今日撮った写真を添付して送りますから。プレゼントします。」

 私の言い方がどこか間違ていたのか不明瞭だったのか、今のところメールがなくて残念なんですが、もしこの記事をお読みになったらメールください。

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 男女平等のためには男性も女性も変わっていかねばなりません。
 「サザエさん」的家庭観ではとても女性の未来は開けないと私は思っています。
 日本は政治や経済分野ででの女性差別は依然として牢固としています。 それに女性さえ気づかないで、却ってそれを補強するような言動を女性がしている場合さえあります。

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 でもその一方で私が高校生の頃に「男女平等の実現のためにも制服を廃止しよう。」と呼び掛けたころに比べれば確実に女性の活躍の場が広がっています。
 その一つ一つに目をやって男女平等の実現の未来に対する確信に結び付けたいところですね。
 こういう方が良い伴侶を得られて少しでも活動の範囲を広げていくことで、このお子さんが大人になるころには今よりは多少ともましな世の中になっていることを期待したいものです。
 
 こういうご両親に育てられて、意識的に自身の人生を切り開く人ために世の中の理不尽に負けないい人になってくれるでしょう。

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  1. 2023/05/18(木) 00:00:03|
  2. 絵画
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素敵な人たちと  by 蒼樹   駅ピアノ 学校の行き帰りに  Ⅱ

 ここしばらく京都グラフィーに刺激されて動いていましたので、鴨川での楽器演奏の人とか、こうして駅ピアノを楽しむ人との出会いが少なくなっていました。
 実はこの日ここに来たのも、ここがKG+の一つの会場になっていたからでした。

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 向こうに写真の展示が見えますね。 この写真作品は子供たちを撮ったモノで、子供たちの振る舞いや表情に勝る被写体はなかなかないなあと、改めて思いました。
 こういう写真は日本ではもうなかなか撮れないし公表は一段とはばかられるし。
 でも保育園連盟などが主催して保育士さんたちが撮った写真の展示があったりするんですが、それはもう微笑ましくて魅力的で・・・・。子供たちの中にいて撮れる保育士さんたちがうらやましい。

 それでもやはり私としては音楽を楽しむ人たちの姿も気になるわけで・・・。

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 そして青年には青年の「熟年」には「熟年」の魅力があるわけで・・・・。

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 実際「おじさんシリーズのために撮らせてくれませんか」とお願いすると、意外にも喜んで撮らせてくれたり、「見に行きたい」と傍らの人が言ったりするんですね。
 今、Tik Tokやユーチューブなどでカワイイと自認している少女たちがそのかわいさを自ら演出して、そこにちょっと色っぽさを加味して(いや、かなりエロっぽさを盛って)動画をたくさんあげていますが、そういうのとは違った「人を見る、人から見られる」を私は形にしたいなあと常々思っているわけで・・。

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  1. 2023/05/17(水) 00:00:03|
  2. 音楽
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素敵な人たちと  by 蒼樹   駅ピアノ 学校の行き帰りに  Ⅰ

 最近〔ストリート・ピアノ」の存廃について話題になっているようですね。
 文化的に貧しい国だなあとつくづく思います。
 いえ、ピアノだ、音楽だということをありがたがれというつもりはないのです。
 ただ自分の不都合なことや嫌悪・不愉快を感じることについてすぐに「無くせ」という人たちが多すぎるように思います。
 そして言われた側もまたそういう思いを募らせた人たちに対する想像力に欠けるんですよね。

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 保育園の子供の歓声がうるさいとか、公園で遊んでいるこどもの声が「騒音」だとか。それで、だからそちらに消えてほしいと。こんな小児的な反応しかできない人々。
 それで法律で公園の子供の声は「騒音ではない」と決めなくてはいけない国。
 子供の声だからといっていつも天使の声であるわけではなくて条件次第では騒音でしょうに?!
 そこに法律を入れないと自治的に解決できない、市民的な民度の低さにあきれるんですね。

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この人は大学の行き帰りによくここに立ち寄るのだそうです。
 少し弾くと周囲をよく見まわして次の順番を待っている人に丁寧に席を譲ります。
 譲られた人の中には席を空けてくれた人にちょっと会釈してピアノに向かう人もいます。
 (一人一回10分程度にしてくださいと書かれています。世間には「10分経ったら席を譲るのは当然で、自分が前の人に礼を言うような筋合いじゃない。当然の権利じゃないか。」というような理屈を言いたがる人のなんと多いことでしょう。)

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 特にお稽古として「習った」訳でも先生についたのでもないけれどユーチューブを見て弾けるようになったんだそうです。「いろいろ弾き方を教えてくれる動画があるんですよ。ほら。」と見せてくれました。
 で、スコアは読めないけど弾けるのです。 いいですよね、今風です。 どんなところからアプローチしたってピアノ(音楽演奏)が楽しめることはいいことです。

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 写真を撮られることや、ブログなどで公開されることについては抵抗があったようです。
 私は例によって強く説得することもしつこく頼むこともしません。
 でもこの人の中に自分の成長についてのある問題意識が育っていたらしく、時間をかけて少しずつ受け入れてくれました。

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 この辺り真摯な青年らしいですね。 

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  1. 2023/05/16(火) 00:00:04|
  2. 音楽
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素敵な人たちと  by 蒼樹   疎水べりの桜の樹の下で 「人間交叉点」  Ⅱ  

 お買い上げになりました。
 銅さんにとってもうれしい瞬間です。


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 私が自分の写真の活動についてお話しし、「撮らせていただけますか?」といった時には、いったんちょっと引き気味でした。
 そういう場合は、私の原則は無理に説得しない、です。人には何事によらず「レディネス」ということがあるというのが私の基本的な考えですから。

 でも10年前のエピソードや、今日ここに来た時に銅さんからかけられた言葉もあって・・・このことは私は後に知るのですが・・・よほど感激があったのでしょうね。銅さんと私の笑顔を撮ってくれますかとおっしゃっていただきました。
 私も私のブログを普段ご覧になってくれている方々にこの笑顔をお分けしたいと思いましたので、喜んで撮らせていただきました。


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握手までしてもらって・・・・・

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 「あそこにいる男は、これを見てやっかんでいるんだよ。」と私を指さします。
 全くです。
 どうしていつも私はこういう役回りなんでしょうね。

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こんな笑顔の銅さんを見ることは珍しい。

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 ご機嫌な銅さんはお守りをプレゼント。
 「ペンダント仕立てにしたらどうかしら。」

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私の記憶にも残るひと時でした。

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  1. 2023/05/15(月) 00:00:05|
  2. 人物
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素敵な人たちと  by 蒼樹   疎水べりの桜の樹の下で 「人間交叉点」  Ⅰ   

 私のこのブログに、もう何度も何度も登場してくれている人。銅心さん。
 この人のこの場所に様々な思いを吐露し、また笑顔を取り戻した人は数知れないだろうと思います。
 ただ冗談を飛ばしあい、馬鹿話をしていくだけで、心を軽くしていった人も多いと思います。
 散歩の途中に「寒いけど《暑いけど》元気にしている?」と気遣っていく人もいれば、「王、元気かや。」と銅心さんに手を振られる人もいます。

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  ここはまさに「人間交叉点」です。

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 私はこの日、せっかく購入した新たなレンズを試したくてうずうずしていて、「銅さん、またちょっと撮らせて!」と頼みに来たのです。
 レンズはシグマの50ミリ、F1.4 art です。  85ミリが素晴らしくて私には救いの神だったのですが、狭い場所で撮るときに「絵」が限定されてしまう嫌いがあり、今度「素敵な人」を撮るときにぜひ50ミリも欲しいなあと、思い切って購入したのです。

 もう人生、先はそう長くはありませんから十分検討してそのうちに気持ちが高まったらなどといってはいられませんので・・・・などと理屈をつけて・・・・ええい、買って手に入れればまた可能性は開ける!!

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 さて、そんな気持ちを抱いて銅心さんの定位置に行くと、既に先客がおられました。しかも何やら品のよさそうな女性です。
 女性がお客さんのときには遠くから様子を見てちょっと遠慮して行き過ぎるのですが、私もちょっとその女性の醸している空気に惹かれて近づいてみました。

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 どうやらお買い上げのようですが、お話を聞くと、10年も前にここにきて「とても良い言葉をいただいて助けられたんです。」とのことでした。10年も前に会って、また来られるということはよほどのことですよね。というと何やら誤解があってはいけませんので。
 登園を渋るお孫さんに銅心さんが魔法(の言葉)をかけてくれたというエピソードでした。

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 人の倍も三倍も起伏のある人生を送ってきた銅さんのことです。実に端的で言いえて妙な言葉を使うことがままあるのです。
 人の観察も鋭く的確ですしね。
 この女性は関東から来られているとのことでしたが、わざわざここに足を伸ばしてこられたのでした。

 どうです、銅さんのでれっとしたご機嫌な顔。  滅多に見られません。

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 この方が銅さんの言葉によてっ助けられたように、また、銅さんもまたこの人が喜んでくれていることで自分の存在に価値を感じ、生きる肯定感を得ているのですね。人を喜ばせれば自分もまた喜びを持てるというわけです。

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 こんな表情になれるという幸せを誰もがいつでも持てるというわけではないと思います。
 (全面的にではないとしても)よく生きてきたことの果実です。
 この女性にしても銅さんの言葉を心の深いところで受け取れる思索や自省がある方だからこその反応だと思うのです。
 言葉そのもの以上に豊かにご自身の中で受け止める体験と知性をお持ちなんだろうと思います。それでこのように率直に喜びの表情を表すことができるんだと思います。

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  1. 2023/05/14(日) 00:00:06|
  2. 人物
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素敵な人たちと  by 蒼樹   盆栽の世界  クラフトマルシェにて

 新緑の植物園はすがすがしくてとても快適です。
 そしてこの期間はバラが一杯です。 「GW]頃から5月下旬まで楽しめるように開花期を調整しているようです。
 そんな行楽日和に植物園の芝生の広場で手作り市的なイベントがあります。と言ってそれと何が違うかわかりませんが。
 

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 ぐるっと一周回ったのですが「あまり変わり映えもないなあ。」と見るとミニ盆栽のお店が。
 そして今ご夫婦のお客さんがいるのですが、出展者の方が熱心に説明をされています。
 その表情のにこにことして楽し嬉しそうな感じが何とも言えません。なんていい笑顔でしょうか。

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 「手作り市」には「ものづくりの人たち」が集まるというイメージでしばらく通ったものですが。
 その場で作る様子を見ることができないものの、ご自身が転生込めて作ったものについてお客さんから質問されたり、説明されるときの独特の表情は、まさに撮るべき対象です。

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 「枝をね、切るんだけど、今ちょっとやてみるから・・。節と節の中間を切るんだよ。節に近いところで切るとそこから枯れちゃうからね・・・。」と片手に鉢をそしてもう片方の手には小型のはさみを取り出して・・・・。

 そこで、え今切るんだ、と私は大慌て。今こそそのチャンスなんですから。
 近くにいた奥さんに「ご主人とても良い表情をされていて、それを撮らせてもらいたいんですけど。それも切るところを・・。」と声をかけると「お父さん、写真を撮りたいんだって、ちょっと待って・・。」と。

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 「ご主人のその表情をどうしても撮りたくて・・・・。」

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 旧職についている時も盆栽は好きで趣味としてやっていたのだそうです。・・・・知らないうちに高いものをこっそりと買ってきたりしていたんだそうですが・・・退職してこれに打ち込むようになって生き生きとやっているんで「しかたないんじゃない?!」と奥さんもうれしそうです。
 ずいぶん勉強をされているそうです。


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 毎日の手入れが細やかで水やりも大変ですが、その結果が年の単位でしか現れてこない我慢と忍耐の趣味ですね。
 でもその間、自分の思いがふつふつと思いうかんで未来に向けて笑みを浮かべているのかもしれませんね。

 写真とは真逆かな。

 「良き哉」と、そう思いますね。

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  1. 2023/05/13(土) 00:00:06|
  2. 手作り市
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素敵な人たちと  by 蒼樹  橋の下で尺八

 反対岸を自転車で走っていると管楽器の豊かな音が聞こえてきました。
 でも、管楽器であることは間違いないのですが、果たしてその楽器は何だろうとちょっと確かには決めかねていました。

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 近づいてみてみると「尺八」ではないですか。
 確かの尺八の音色かなとも思ったのですが一つ一つの音が「定型」を持っているような洋楽器の音にも思われました。
 「揺れ」のような尺八特有の音がはっきりとは聞き取れないのです。
 
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 西洋楽器と合奏できるように改造された現代尺八だそうです。
 和楽器は合奏するとお互いの音が微妙にズレマス。それが独特の音の魅力になったりしていますが、オーケストラなどが発達した西洋音楽では、古代はともかくとして、そういうズレは認められません。

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 尺八人口はどれくらいいるのか知りませんが、この方は教室も開いてきたほどの人です。
 京都の尺八根本道場と言われる明暗時や、妙広寺など尺八ゆかりの寺があります。
 
 私のために「アメイジング・グレイス」を吹いてくれましたが、ポップスや演歌も演奏するそうです。
 半音がしっかり誰でも出せるように穴が工夫されて洋楽と同じ音階で演奏しやすく改良がなされているのです。

 だからと言って、おなじリードのない笛の仲間でも、リコーダーのように誰でもある程度の音は出せるというようなものではないので音を出すところから難しいことはかわりがありません。


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 音量も豊かに出るようになってきているんだそうです。
 演奏する社会的な環境が変化していますからね。その点は西洋のフルートやバイオリンやピアノだっておなじです。

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 ついこの前は外国に人が動画で撮っていったよと。
 「ワタシのは残念ながら音までは記録できません。」とわたし。

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 この場所を利用して楽器の練習をする人は幾人もおられるんだそうで「私が終わったら、午後には多分別の人が来るよ。」と教えてくれました。
 もうこれまでたくさんの人をこの鴨川で撮ってきましたが、まだまだ出会えていない音楽愛好家さんたちがいるんですね。
 興味津々です。

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  1. 2023/05/12(金) 00:00:04|
  2. 音楽
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素敵な人たちと  by 蒼樹   「こころに、花が 咲くように」 YOUSUKE TASAKI

「こころに、 花が 咲くように」 5/9(火)~5/14(日) 12:00-19:00
 同時代ギャラリーにて

 京都グラフィーを見て感じることの一つはKG+に見る日本人写真家たちの問題意識の狭さとあいまいさ、主観性が強く、かつあまりに抽象的(むしろ情緒的)なことでした。

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 そのことは大きな公募展の絵を見たときにも感じます。
 問題意識の「問題」の外縁性も内包性もあまり豊かとはいえないように感じるのです。
 言ってみればあまりに小粒なんですね。

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 この人の個展の「こころに、花が咲くように」の言葉を見て、まあ見なくてもいいかなあと思ったりもしたのです。
 ですが、何物も先入見や早とちりで態度を決めてはいけないということを改めて思いました。

 作品の絵はとても優しい色合いとタッチなんです。そうなんですが、問題意識の形象化とよく格闘しているなあと感じました。そのうえで選ばれている優しい色とタッチなんですね。

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 そこに描かれているのは沖縄戦での集団自決、原爆被爆、東北の大震災なんですが、一見してそれとわかるような、テーマからすぐに思いつくような声高な色も形もないのです。
 じっと見つめじわじわと読み解いていくことを通じて開いていく感じです。

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 私は、とにもかくにも社会的な問題を自分の問題として受け止めようとする作家が少ないことをとても残念に思ってきていますから、そのこと自体だけでもとてもうれしく思いましたが、それがさらにこの世代の意識の中で咀嚼されて描かれて行こうとするのを見てさらにうれしく思いました。

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 丸木位里氏などは「体験し目撃したものとして」あの色とあのすさまじさで描かないではいられない切羽詰まったものを感じます。
 しかし、「戦争を知らない子供たち」のさらに後を追うこの人たちは丸木氏のような描き方では身に添わないのだろうと思います。
 私はそれでいいのだと思います。またそうでないといけないとも思います。

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 やはり出歩いて「出会わないと」いけないなあと思いました。

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  1. 2023/05/11(木) 00:00:03|
  2. 絵画
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素敵な人たちと  by 蒼樹  写真家・八木ジン氏

☆☆ ご本人からメールをいただきまして「一部写真の写り的に削除してもらった方が良いのではということで」ということですので、写真は削除いたしました。


 KG+の会場の会場です。
 北大路通りが東山のふもとにぶつから場所です。
 パックス画材 ギャラリーです。「多感な日常とパニックな夜」



 最近JPSの会員として認められた新進気鋭の写真家さん。
 プロの商業写真を撮っている方ですが、今回の展示作品はミクストメディの流れにあるもの。
 会場入り口にある作品では「これが写真作品? 絵画じゃないの。」というモノ。

 これだってそうですよね。



 この会場は市街の中心地からはかなり離れたところにあるので・・・・近くに芸術系大学が二つありますから今日も関心を持つ若者は周囲に少なくないとは思いますが・・・よほど意識的に足を運ぶ人でないと・・・。

 それで、ゆっくり懇切なお話を伺うことができて、こんな私にもある程度理解できるようになりました。


 理解できるということと感興を覚えるということはちょっと位相が違ってくるので、そこらへんは保留ですが。
 しかし、写真表現は実に多様化していますから、一応、視野には入れておきたいと思ってはいるのです。



 人物を撮った写真を背景にして、それにアクリル板を重ねているのですが、そのアクリル板に油絵の具などで色が置かれ形が描かれたりしているのです。そうして奥のある人とアクリル板とを介して向き合う人との「懸隔」を描いていますが、その懸隔の間に挟まるものにそれぞれ意味があるようです。



 私はどちらかというと「Live Hard , Love Harger」というSharol Xiaoさんが多種多様な日常の中の、しかし相当きわどい自らのヌードを数多く撮って部屋いっぱいに展示したかなり覚悟の要った作品などの方が受け入れやすいのです。
 ですが、八木さんが捕まえようとしている状況というモノについても共感するところがあることは確かで、その表現の仕方の模索は理解できるところが多々ありました。



 私はついにシグマの50ミリを手に入れてしまいましたが、この85ミリでと撮ってきた感覚ではとても使い物にならないだろうと思います。
 これからは二つの目を持たねばなりません。 それが捉え方の幅の広がりにつながるといいのですが。

  1. 2023/05/10(水) 00:00:07|
  2. 写真
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素敵な人たちと  by 蒼樹  「俺の珈琲」店   

 私は普段外出しても「お茶」しないのです。
 週に5日出歩くとそのたびに「お茶」したらとても財布が持たないですし、そこでゆったりと時間を過ごすほどの精神的ゆとりもないですから。
 その私があえてこのお店に入ったのは妻の情報があったからです。「年配の男性が淹れている喫茶店がある」 しかもその男性はいくらか腰が曲がっておられる。
 たったそれだけの情報で、「撮りに行こう」という気持ちがなぜかきっぱりと立ち上がったのです。

 お店を探してその前に立つとメニューがありました。
 安くない、むしろ私にとってはあまりに価格が高い。(何しろ私の固まった脳の中ではコーヒーは依然として350円から価格改定ができていないのですから)

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 私はお金を出して撮影の条件を得ようという気持ちにはなれない性分です。「金を出したお客だから撮らせろ」という関係がとても嫌だからなんですが、まあ、だからお金を払ってモデルをしてもらうということもしないのです。

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 でも、もう「撮る」という気持ちは決まっていましたので、ずんずん入りました。その方の風貌を確認もしていないし、人柄にも触れていないのに。通常はそれではまずいわけで。
 それでモカブレンドをお願いして席に着いたのですが、すでにお一人お客さんがいて。
 そうするとコーヒーを淹れる瞬間は私に出すためのコーヒーを入れるときだけになります。それでまだ何もご挨拶していないのにやおら立ち上がって「淹れているところを撮っていいですか?」と。こういう室内はカメラの設定が面倒なんですが、そんな調整もしている暇もなしに撮り始めました。

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 撮りに来て、無理にでも撮ってよかったなあと思いました。

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 先のお客さんが前るときに「(回数券は)あと何枚?」「一枚だね。」  常連さんです。
 そういう常連さんの回数券が幾枚もコルクボードにクリップで止められていました。常連さんがたくさんいるのですね。この価格でです。それはもうこのマスターの腕か人柄が客を呼んでいるに違いないのです。

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 この写真のように淹れてくれるのです。そして案の定、モカブレンドの美味しいこと。久しぶりの豊かな酸味と香りです。

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 写った写真をモニターで確認しながら飲むコーヒーのこれまた美味しいこと。 いい仕事しているなあという感じです。いや、いい仕事をしているのはマスターも私もです。この自画自賛と被写体への感謝の時がたまりません。写真ていいなと思う瞬間でもあります。

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 それにしても、こういうことなら店に入る前にちゃんと心とカメラの態勢を整えておかねばなりませんね。
 依然として経験知が積み重ならない私です。

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  1. 2023/05/09(火) 00:00:05|
  2. 働く人々
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素敵な人たちと  by 蒼樹  京都グラフィー 2023  Ⅸ

 京都グラフィー+「KG+」では出展者の方ともできるだけお話をしようとしてきました。
 出展者がいなければスタッフの方に「どうですか率直な感想は?」などと答えにくい質問もします。
 私自身の感じたことや評価を相対化したいからです。

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 「あ、入ってきた瞬間 写真を撮っている方だなって思いました。それもかなり撮っている方だなって。」
 まあ、この日の前後はネイチャー写真を撮る人が良く着る大きなポケットがいくつもついた黒のベストを着ていましたからね。
 第一、別の絵を展しているギャラリーでは「絵をお描きになるんですか。」なんて言われるのですから、私がそんな風に見えるわけがありません(笑い)
 でもまあ、仕事も十年ほどしていればその職業の顔や体つきになるって言いますから、何かよくわからないけどそういう空気を漂わせているのかもしれません。

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 この方は遠く九州からこのイベントに参加されています。すごいですねぇ。本当にそういう覚悟というか決意というか、よい意味での野心というか、そういうものを持った方たちというのは話していても実に興味深く、学ぶことがたくさんありますね。

 この会場もまた町家を改装したものですが、もともとお店だったらしくて建物が奥に深くてかなり暗いのです。

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 このカメラのファインダーは明るいのでいいのですが、オートフォーカスはちょっと怪しくなります?
 マニュアルでフォーカスを定めないとと思いながらもつい、撮るリズムや流れに沿うことになってしまう弱点が、私にはあります。
 手動で合焦することができるファインダーを手に入れたはずなのに。

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 写真の撮り方は無論ですが、見せ方や見せる場の環境のつくり方に意を注いでいました。
 それが個展のいいところですね。

 私は写真を撮るときに水平垂直が取れないことがあります。
 そのことについて私の考えをお話したらとても共感してくれました。
 こういう話ができることもKG+の良さだと思います。

 庭に出てみました。

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 どうも、何か今日は難しい。

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  1. 2023/05/08(月) 00:00:08|
  2. 写真
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素敵な人たちと  by 蒼樹  京都グラフィー 2023  Ⅷ-2

 厨房の東に向いた窓は開口部が広くてたっぷりの光が差し込みます。
 特に朝は素敵なんですよ、とのこと。
 ご自身で、スイーツの写真を撮ったりしてインスタにアップしている写真通でもあります。真っ赤なイチゴの先端や肌が陽の光でキラッとしていると新鮮そうで美味しそうですよね。
 そういうことをよ~くご存じの方です。 仇やおろそかな気持ちで「撮らせてください」とは言えません。
 

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 予約注文していたお客さんが取りに来られました。ご常連さんのようです。

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 ちらっと私の方を見て「美味しいんですよ。」

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 若い芸術家たちに発表の場を提供しているのも、ここで皆さんが楽しんでくれたらいいなあと思って、とのこと。

 私がまな板の方に向いてくれますかと注文をして撮ったモノですが、ポーズをお願いして撮った写真は自然な表情が取れないというのは私は誤解だろうと思っているのですがいかがでしょう。

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  1. 2023/05/07(日) 00:00:01|
  2. 人物
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素敵な人たちと  by 蒼樹  京都グラフィー 2023  Ⅷ

 昨日アップした「熊間」も地図で探すのは至難の場所でしたが、ここもまた・・・。
 ある偶然がなければ、私が到達することはまずなかったでしょう。

 路地に入って、「わからんなあ。」ともう一度地図を取り出してきょろきょろしてると「何を探してるの。どこへ行くん。」とご近所さんが話しかけてくれました。

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 「ここなんですけどね。」と地図を示しても却って分からない。
 そこに宅配の冷凍車がやてきました。「兄ちゃん兄ちゃん、この人場所探してんねんけど教えてあげて。」
 
 わたしは、え、宅配の人の仕事中にご迷惑では・・・と思ったのですが、その宅配の「お兄ちゃん」が向こうからつかつかとやってきて「店の名前は何ですか?」
「えからとねえ」と要領を得ない私の手から地図をひったくって、「○○番だから・・・あっ『ワタシノ』さんやったら、あそこの路地を入ったとこに・・。」と言下に指さして教えてくれました。
 さすが宅配のプロです。   それにしても親切な。

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 「あの兄ちゃんな、ウチの荷物も運んでくれるし、届けてくれるんやけど、いろいろ頼んでも快く助けてくれて頼りになるんや。」とのこと。
 私が自転車の置き場を探して、ようやく半減ほどの路地に入ろうと目指していくと、その兄ちゃんは配達の品物をもって先に路地に入っていきました。そして配達先が「ワタシノ」でした。

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 お店でも食べられるけどお持ち帰りの食べ物を注文で作っているようです。
 お店にいたお客さん曰く「美味しい」んだそうです。
 それに何より人柄がいい。私は「魔女の宅急便」のキキが住み込みで働くことになるパン屋さんのおかみさん(おソノさん)を思い出しました。
 親切できっぷの良い女性ですね。

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この広い厨房の左手がギャラリーになっているのです。

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  1. 2023/05/06(土) 00:00:15|
  2. 人物
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素敵な人たちと  by 蒼樹   京都グラフィー 2023にて Ⅶ

 数日後に30歳になるという彼はギャラリストとリモートワークでする仕事との二足のわらじです。
 「親がこの姿を見たらなんというか。」と二昔、三昔ほど前なら近所の「京雀」たち口をそろえて言うのではないでしょうか。
 そして、私らの町内にこんな妙な物を作らんといて(今でも京都にはこの抵抗がとても強いんですが)あっちでヒソヒソ、こっちでガヤガヤ言われたんではないでしょうか。

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 彼(等)はちゃんとご近所にあいさつに回って理解を得ているようです。
 取り外しができるとはいえこの屋の床に上がるための梯子段は路上に出るんですから。
 
 この部屋の上は吹き抜けに改装しています。
 町家の改装で問題になるのが土台の腐食や構造材の強度不足。それらを改修するとかなりのお金が必要になります。
 それでもこういう生活を選んでいるところに彼(等)の人生観や芸術観がうかがえますね。
 まさに「意気や良し」です。

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 私が、いかに『(君が)可笑しな』ことをしているかと楽しく話をしていると、突然、抑えきれずに噴き出した笑い声が上から降ってきました。
 二階にも展示スペースがあって、そこにおられた女性が共感の吹き出し笑いをされたのです。
 そしてその女性もまた建築関係の方で、彼(等)のこういう活動やこの建築に深く共感をされて度々来訪される方だったのです。

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 二階は吹き抜けと書きましたが、吹き抜けでは床がなくて壁に展示できませんし、見られませんね。
 それで梁の間を厚い板材を渡してあるのですが、手すりがありません。そのまま下が覗けます。
 私のように高いところが恐い人間は不安でおちおち作品を見ていられません。

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 以前、市内には300ものギャラリーがあるという説があって、私は懐疑的だと書きました。が、ここ数日、こうした活動をいくつも見つけて、案外それくらいはあるのかもしれないと思うようになりました。
 そして旧来型のギャラリーとは違うギャラリーが続々と生まれて次の時代を作りつつあると感じています。
 若い作家たちと若いギャラリストたちは新たなネットワークを形成して自らに似つかわしいスタイルを作り出しているのです。

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  1. 2023/05/05(金) 00:00:03|
  2. 人物
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素敵な人たちと  by 蒼樹   京都グラフィー 2023にて Ⅵ

 今日は写真の投稿が追いつきませんでしたね。
 GWに入ってちょっと毎日の時間の使い方が変わてしまって調子が狂いました。
 京都グラフィーの方はKG+も含めておおそよ6割越えくらいは見たと思います。

 今日の写真は「熊間」というギャラリーの「家主」さんです。 「熊間」をギャラリーと書きましたが、実は「兼住居」であってこの人はここで寝起きしています。

 まずこれを見ていただきましょう。

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 京都グラフィーが作った地図の大まかさでは到底たどり着けない路地の途中にようやく、・・・・もう半分見つけるのを諦めて、ええい、こんな役立たずで不正確な地図など破り捨ててやるというくらいの気持ちになって、次の会場を探そうとペダルをこぐ時にふと横道を覗いたら「あっ! あったじゃないか。ここに?! (地図を信じれば)ここじゃないだろ!!」・・・という具合に見つけたのです。
 もう、まったく・・・・・。

 で、ギャラリーに行くと、もう初っ端から、これは面白い人に会える!と直感しました。
 町家を改装したギャラリーなんですが、なんだこれ?!なんです。  それを象徴するのが上の一枚。
 同じ床に土足と靴下の足が並ぶ。
 オカシイでしょう?!

 そしてギャラリストで家主がこの人。

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 住居部分から往来へと突き出た床。それは縁側ともいえるし、部屋の床ともいえるし、沓脱ともいえる。それが連続しているのです。
 しっかりしたぶ厚い木材でできています。
 それは路面から数十センチの高さに張り出していますから、そこに木製のはしごがかかっています。踏み板は一枚しかありませんが。
 「そのままどうぞ。」と誘われても、え?!それじゃあ家の中に土足で入ってしまうけど・・と躊躇します。

 どうぞどうぞと彼は靴下のまま出てきます。

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 内と外とが連続しています。
 そして板の間を内と外に隔てる「戸」がありません。さらに奥には彼が先ほどまでPCを開いていた部屋がありますが、炬燵がありカーペットが敷かれていますが、薄いビニールの膜で仕切られているだけで、外からは見ようと思えば丸見えです。

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 彼が信頼する友人で建築家の二人が、彼との長い話し合いを通じて設計・施工をしたのだそうです。
 で、こんな、プライバシーは大丈夫?!という設計・施工も彼は納得し満足しているんだそうです。
 彼自身、建築史を学んだそうで、私はこの改装の仕方に、古典と現代のミックスを感じました。

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  1. 2023/05/04(木) 10:53:16|
  2. 人物
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素敵な人たちと  by 蒼樹   京都グラフィー Philippe Brame  Ⅵ

 会場は関西日仏学館。
 当然のごとくここで展示をしているのはフランス人写真家。そしてこの人を詩人でもあるそうです。

 「自然、その祈り|Nature,sa prière」がテーマ。

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会場の奥にデスクがあって、そこにはブラインド越しに春の光が注いでいました。
その光に包まれてPCで何やら作業していてんですが、その雰囲気が実によかったのです。
それで声をかけて撮影をお願いしようと逡巡していると、私の背後から壮年の日本人紳士がつかつかと彼に歩み寄り、英語で「一つ質問したいことがあるんだがいいでしょうか・・・・・。」と先手を打たれてしまいました。この辺りには京大もあるし、そもそもここにはフランス語を学びに来る人もたくさんいるんだし英語の一つや二つ、いや外国語の一つや二つできる人はいくらもいるわけで・・・。

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 で、「質問一つくらいなら五分もあれば片が付くだろう。」ともう一度写真を見るふりをして待ったのですが、その質問がどうも深い内容を持っていたようで、なかなかに話が終わりません。
 こういう時に、私は待てないのです。いかにも「もの欲しそうに」している自分が嫌で嫌でたまらなくなるのです。
 そういうことでチャンスを逸したことが今まで何度あったことか。でもこの性格は今更変えられるものでもなく。
 すごすご部屋を出て、「仕方ないなあ、次に行く予定をしていた会場の場所の確認をしよう。」とリュックからごそごそと地図を取り出していると、先ほどの英語ペラペラ紳士が出てきたのです。

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 おっ、チャンス到来。
 踵を返すと「日本語はできますか?」「いや、ダメなんだよね。」・・・強調しておきますが、ここは英語ですよ(笑い)
 で、仕方なく英語もどきで撮影の許諾をとって・・・。

 どうしたらいいかというので、あなたの著作に目をやってくださいということで。

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 ブラインドからの光だということを意識して、私のは珍しくほんの少しハイキ―気味に。

 開いているのは彼の写真集ですね。写真に詩が添えられているらしいです。

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 人を撮らせてもらってうれしいのは、背面液晶画面で「こんな風に撮れましたよ。」と見せたときに「これもらえますか。」と言われることですね。
 あ、この人が喜んでくれていると感じるときです。 ただ撮った私が喜んでいるだけではなくて撮られた本人が「この写真を身近に置きたい。」とか「プロフィールに使おうかな。」などと思ってくれるのは本当にうれしいものです。
 きれいに撮れているだけではない何かを感じてくれているような気がするからです。

 もちろん彼にも送りました。

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  1. 2023/05/03(水) 00:00:05|
  2. 写真
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プロフィール

soujyu2

Author:soujyu2
 人はいろいろな場所で様々な思いを抱いて頑張っています。そんな人々の素敵な表情を追いかけてみようと思います。
 「素敵な人たちと」の出会いが私をワクワクさせます。

People hold various thoughts and are doing their best at various places.
I think that I will pursue such people's great expression.
Encounter of "nice people"
excites me.


 大変恐縮ですが、無理をお願いして撮らせていただいている写真です。ご本人のためにも無断でのコピー、転載は固くお断りします。

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