このお二人の背後に見える木は周囲の樹と違う何か不思議な木に見えます。
なんという名の木なんでしょうか。
私はとても気に入っています。ここで誰かを撮りたいんですが、交通の便から言ってどのターミナルからもちょっと遠くて、どうもアクセスしにくい場所なんです。それが残念で・・・。
そんな場所に、楽しそうにしているお二人が。 どうも絵を描いているようですね。

お二人が太陽を背にしてこそを下ろしているんですが、幸いにもスケッチブックがレフ版の役割をしていてくれて・・・。
向かって左の人に「こちらの人は膝に置いたスケッチブックがちょうど光を顔に反射して明るいでしょ。あなたの場合はここまでスケッチブックを上げてくれたらうれしいなあ。」なんて勝手なことを言っています。

キャップを被っている人が普段から絵を描くのが好きだそうで「今日は一緒に書こうよ。」と、もう一人が。

こういうこと、私の人生に一度もなかったんじゃいかなあ。
そもそも?「今度一緒にカメラをもって撮影会としゃれないか?そのあと一杯やろう。」なんてこともしないですしね。そういう友達もいない寂しい人生。

背後の樹には、時々、子供たちが入り込んで遊んでいたりします。
ちょうど、檻みたいになるんですが、年中とか年長とかぐらいの子供たちってそういうところに入り込むのが好きですよね。

あの期に背をもたれて読書する人がいると撮りたくもなるし、今度、自分もしてみようかなあと思うのです。
ほんとになんだか物語の中に入っているような気持にさせられる木です。
中部地方の植生に見られないのじゃないかと思うんですがねぇ。どうなんでしょうか。
なぜ関西ではなくて中部地方かというと、そちらが故郷だからです。
- 2023/03/31(金) 00:00:02|
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2011年の4月から始めたこのブログも満12年が経過しました。
恐ろしいような話ですね。このまま一気に棺桶まで行ってしまいそうです。
4320回目の投稿になるようです。
皆さんからいただいた拍手が累計「141400余り」。
2134人を超える方に撮影の協力をいただいてきました。
今月に限って言えば22+12人です。これは空前の記録です。自分でも驚きます。

昨年9月末に2000人を達成して、以後10月11月と各20名の方に力を貸していただきましたが、それがCOVID-19の第八波、寒くなる季節、そして12月1月は年末年始で撮影させていただく機会が減るだろうなあと思っていたら各20名。なんとなく不振だなあと感じていた2月を20名で乗り切ると3月は34名と・・・いったいどうなってんのという感じです。
今までだったら月平均17名に届けば、年間200人になるんですからよくやったということでしたのに。

そういう訳で3月末までには2100人の目標が2122人を超えてしまいました。(ブログ掲載人数…未掲載分がたくさんあるんです。)
こうなると、単に一時的な現象ではないんでしょうし、何が原因してるんでしょうか。次の個展までこの傾向が続くようなら、何か質的に違うものがあるんでしょうからよく考えてみたいと思います。

とにかくこのブログが私のリタイア後の柱ですからFC2ブログさんには途絶えることなく、せめて私が死ぬまでは・・・というと実に身勝手ですが・・・・継続してほしいですね。
でもここに書いたことやポストした写真は私の死後どうなるんでしょうね。その日がそう遠くはないだけに気になりますね。別に、保存の方法とかあるんでしょうか。

特に話題にもならず注目もされないブログですが皆さまに支えていただいて続けてこられています。
今後とも私のわがままに目をつぶって寛大なお気持ちでお付き合いくださいませ。
それにしてもこういう青年に出会うと私の細胞がうずうずと活力を増すような感じがします。
日本の青壮年も海外で様々に活動しているんでしょうし、私が大切に思っている若い友人もまた世界を飛び回っています。

そういうことを目撃し続けるというのも私の写真の課題かな、と。
- 2023/03/30(木) 00:00:08|
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天気の良い日。そここに早咲きの桜が咲いています。
そんな鴨川の岸辺にいた「shamisenn player」です。
私がそう言って声をかけたのです。

三味線はどれくらい習っているのかと尋ねると「五か月」だと。
え?!それって5年のきき間違い?
何しろ私の聞き取り能力ですからね。
でも「five months?」と・・・・政治記者クラブの連中がやらない・・・・更問いをしたんですけどね。
それ以前はギターを弾いていたそうです。(後日、彼が私にくれたメールによれば20以上の楽器を演奏できるんだそうです。すごいですねぇ。)

「僕はポートレートフォトグラファーなんだけど、 May I・・・・」と話しかけると「皆まで言うな」とばかりに「OK」が出ました。
日本語はできるかと聞くと「ちょっとだけ。」だと指で表現。
それにしても海外からの人たちとと接してみていつも感心するのが、彼らがどんどん日本語を使うということですね。

コミュニケーションしましょうという姿勢が色濃いですね。むろんそれぞれの個性によって濃淡はありますし、そういう違いがあるのは当然ですよね。
海外にまで出かけてくるということがそもそも積極的なんですから、こうして日本で会うことのできる人は傾向的に交流しやすい人たちなんではないでしょうか。
それを生かさない手はありませんよね。
政治の世界が世界の分断を作るなら市民レベルでは友好を実現していかないとね。
世界は政治家が作るんじゃなくて市民が作る、それが21世紀というものでしょう。そうでありたいなあと思いますね。

それにしても上手に弾くもんだなあ。
ヨーロッパの音楽の仕組みとはずいぶん違うだろうに。
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- 2023/03/29(水) 00:00:03|
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◆4月25日から5月7日まで国立博物館の西隣にある「世界カフェ」で絵の作家さんや写真家さんと一緒に私も作品を展示する予定です。
この「世界カフェ」がとても素敵な思いを実現しているので、そこに参加することにしました。
カフェのネーミングからしてちょっと「え、なんだろ?」ってなるでしょ?!
世界カフェのHPからちょっと引用してみましょう。

◆「『世界の留学生と話せるカフェ』、略称『世界カフェ』は文字通り、これら留学生がお出しする美味しいコーヒーやケーキとともに、お客様がくつろいだ雰囲気の中で留学生との交流を楽しんでいただけるカフェです。」とあります。
ここに来ると二人の留学生がいて、母国の話をしてくれたり、あるいはちょっと英会話の相手をしてくれたりもするんです。英語でも日本語でも構いません。
彼らも日本文化を、日本語を学びたがっています。
営業時間:11:30〜17:30(留学生は17:00まで)
今週の留学生というカレンダーもあり、「現在65カ国170名以上の留学生が登録しています。」とのことです。

◆私自身は、日本語の共通語と日本語のバリエーションである遠州地方語しかできませんが、10年前の経験から、留学生と聞くとつい気持ちが動くのです。
それで「アーティストとお店をつなぐ」というギャラリー「ちいさいおうち」のオーナーの目論見とはややずれがありますけど、その目論見も悪くはないから、ちょっと山の枯れ木にでもなってみようかなと思って参加します。

◆それで以前、下見に行った際に二人の留学生を撮らせてもらったのですが、つい先日、打ち合わせに行ったときにお会いしたエジプトからの留学生にもお願いして写真を撮りました。

もう本当に「頭脳明晰」で感心しました。単に日本語が堪能というのではなくて社会観も成熟していて魅力的でした。日本文化の持つ特性をよく理解し、祖国の文化も日本の文化も相対化して、相互を尊重しながらバランスよく適応しようとする力は素晴らしく思いました。

写真の服は日本でいえば和服の礼装のようなものだということでした。イスラム教の文化だということです。ウエイトレスをしていますからエプロンをつけていたのですが、進んで外してくれました。

私たちがここで展示することがきっかけで留学生と日本の人たちとの交流がますます盛んになるとよいのですが。
よい季節にしますので、皆さんの中でこの時期に京都に来られる方はぜひのぞいてみてください。
歓迎されること間違いありませんよ。

近くには豊臣秀吉を祭神とする豊国神社があります。
例の「国家安康 君臣豊楽」銘で有名な釣り鐘のあるところです。
そして蓮華王院 三十三間堂もすぐ近くです。
- 2023/03/28(火) 00:00:04|
- 人物
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東大路三条の交差点からほど近いところ、市営地下鉄の東山駅から地上に上がったところに古川町商店街があります。その商店街の一角にJARFO ART SQUAREがあります。
今そのギャラリーでは「ROSTOCKーKYOTO交換交流プロジェクト」の一つとして「ART RAINBOW PROJECT ~OVERLAP~(際きわ)」が開催されていました。

ドイツから来られている
Marike Schreiber/VISUAL ART
Alena Willroth /JEWELLERY
Helge Griem /GRAPHIC/SCULPTURE/PAINTING
Andrea Köster/COMIC/ILLUSTRATION/RISOGRAPHIC
Christian Kabuß/PAINTING
の各作家たちが制作を公開していました(滞在制作期間 3/8~3/18)

ドイツ語はもちろん英語さえ?できない私ですが、やじうま根性を無理やりに掻き立ててお邪魔しました。
ギャラリーでは、今日の写真のChristian Kabußに話を聞かせてもらい(彼は英語が堪能ですから、私にも何かそれらしいことが、少しだけわかります。)そこで「写真を撮らせてください」病を発症していつものようにお願いしましたが、快く受けてもらえました。

チョークなどを使った絵を描かれていますが、魅力的に感じました。
私が話しかけたり写真を撮らせてもらうことで制作が中断することを気にしたように受け止めてくれて「いや、絵から何度も何度も離れて遠くから眺めたり、時々コーヒーを飲んだりおしゃべりして、そういう間を作って改めて絵を見ると閃くんだ。(だから気にするな)」と言ってくれました。いい人です。
それで、今日の写真はChristian Kabußのものです。

ここのギャラリーも先導役の世代交代が模索されています。
今の責任者の石田氏は親しく話してくれますし、次を担うスタッフたちも顔なじみですが、この人たちの熱意がさらに多くの人に伝わって、こういう活動がより広く受け入れられてほしいなあと思います。
- 2023/03/27(月) 00:00:02|
- 絵画
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学生さんかなと思って声をかけたのですが「社会人です。」とのことでした。
あまり進んで表に立つ性格ではないのでと写真に対してはちょっと「どうしようかな。」という感じでしたが、引き受けてくれました。

いつもはずっと下流の七条あたりで練習しているらしいのですが「そこは先客がいて・・・。」とこちらに移動。ずいぶん距離がありますが、ここで吹いても大丈夫かななんて思いながら来てしまう人が案外います。
初めての場所はいろいろな意味で不安ですよね。
周りはどうだっていいさという感性の人もたまにいたりはしますが、大半の人は周囲への音の影響や、いつもはここをどんな人が利用してるんだろうなどと考えるものです。

橋脚の下は音が反射してうまく聞こえるってのもありますが、いい音出してました。
「何年くらい吹いてるんですか?」「一年半くらいかな。」
「エッ?!一年半でこの音?!」
すごいですね。

「まだ一曲を通して『吹けるな』という感じにまでいっている曲はないんですよ。」と謙遜しきり。

暖かくなってきて鴨川べりには楽器演奏を楽しむ人、練習する人が出てくるようになりました。
「暑い時、寒い時には出てこないんですよ。そんなときはカラオケなんかで吹いています。」とこの人も。

でももう大丈夫ですよね。暖かくなりました。
花粉症の人は困っているでしょうが、私の場合は体が緩んでくる感じです。


- 2023/03/26(日) 00:00:04|
- 音楽
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やはり私は女性より男性撮る方が性に合っているのかなあ。
人からも言われますし、時々そう思います。
これまで2000人余りの人を撮ってきて、男性と見える人と女性と見える人の差がどんどん開いてきています。
むろん、撮らせてもらいやすいかどうかということがその差を生む最も大きな要因だと思うのですが、男性と見える人が56%です。
つまり56:44ですので、12%も開きがあるんですね。この活動を始めた最初の4年間くらいは差が4%になるかならないかだったのに。

今まだ女性の撮影人数は1000人に遠く及びません。
今度1年撮っても1000人に達するかどうか、でも男性と見える人の方は1200人を超えるのは今夏でしょう。
まあ、流れに任せるより、何か仕方があるわけではないですが、何があるのかなあなんて考えたりはしますね。

ポートレートと言えばもう被写体は(若い)女性だと思い込んじゃったりしている向きも相当にあるんですが、そういう意識についても分析が必要でしょうが、私の傾向もどんなジェンダー意識が巣食っているか興味深いところです。

さて、失礼なことに撮っているうちに次の用事の予定時刻が迫ってきて、お話の途中で、そっとカードをお渡しして失礼してきてしまいました。

「カードに記載しているメールアドレスにメッセージをいただければ今日撮った写真を添えて返信します。」というくだりを省いてしまったのはやはりちょっとエチケットに欠けたことでしたので心残りです。
ブログやFBに投稿すること、個展やグループ展に出すかもしれないこと(写真集にするかもしれないこと)の確認と一緒にするようにしているんですが、その時の流れでうまくいかないことがたまにあります。後者についてはことに注意して確認しているわけですが。

人を撮る写真の文化をいい方向に育てたいですからね。
- 2023/03/25(土) 00:00:02|
- 人物
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とあるギャラリーを訪ねたときです。
作品の展示室を出たところにテーブルがあってそこではよく出展作家がお客さんと話をしていたりしまず。
私は展示作品を見終わって、展示室を出てきたところで、若い女性とこの人が話しているのを見かけました。

そして私はこの人たちの周囲のケース展示を見るふりをしながら、よ~く観察したのです。
で、そのわきを通り抜けようとする刹那この人と目が合いました。
「目が合ってしまったので、お願いするんですが・・・・。」
「うん、私には肖像権なんてないからね。」なんてにこやかに笑ってくれて了承してくれました。

そこに新たな用事のあるお客さんが現れてしまったので思うようには撮れませんでしたが、事前の了承を得ていたことが幸いして、周囲を回りながら撮ることができました。

先ほどまでの話し相手だった若い女性は席を外されました。
その女性は中国の方で、中国にあるギャラリーの関係者だということでした。
「ギャラリーは○○にあって、そこから来ました。」「僕はごく短い期間、瀋陽にいたことがあります。」「え、私は瀋陽で生まれました。寒かったでしょう?!」ということで、少しだけ話ができました。
もっとも私はその極寒の瀋陽は体験しませんでしたが。零下30度にまで下がる寒さですよね。
- 2023/03/24(金) 00:00:02|
- 人物
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もう長年この仕事をしているのかと思って尋ねてみました。
「いや、まだ2年ちょっとかな? コロナで前の仕事が減る中でゆっくり『自分の人生このままでいいのかな。』と考えた時期があって、思い切って、それ以前から好きだった『研ぎ』をやろうと・・。」
そういう訳で、まあ広く言えば「脱サラ」です、がコロナの時期に人生の転換をした人は少なくないように感じます。
絵描きさんが絵の方向を相当根本的に変えてしまったり、音楽家が手にする楽器を変えてしまったり。

阪神淡路大震災や東北の大震災・原発事故の時などの時にも人生かにゃ世界観を大きく変えた人たちがたくさんいますね。
COVIDO-19の中で人々はいやおうなく人生や世界について根本的に見つめさせられたという面がありますね。

結果的に「この仕事に変えて本当に良かったと思ってる。」ととてもよい表情でおっしゃっていました。



- 2023/03/23(木) 00:00:03|
- 働く人々
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先月、まだとても寒い時期で冷たい風も吹いていて・・・。
「スミマセン 働く人の写真を撮っているんですが、撮らせてもらえませんか?」とカメラも持っていないのに。

買い物に来たCO-OPの建物の前でテントを張って刃物研ぎをしていました。
「いやあ、撮られるのはあまりね。 まあでもいいよ。いいけど今日は寒くて手も動きにくいし・・調子よくないから次回にしてくれる?」
それで次回の出店日のメモをいただいて「撮影予約」が決まりました!
こんなケースはごくごく稀ですね。
で、およそ一か月後。

「来ましたよ。お願いできますか。」と。
呆れたねと思われたかどうかわかりませんが、この日は天候がましで日向はそれなりに暖かい春の日でしたが、ここはまともに日陰。
首の周りをがっちり保温。

お客さんが来られた時には、私はここを離れます。
そして建物の陰から出て日向ぼっこで体を暖めます。
たらい?の水にはヒーターが入れられていていくらかは温度を上げているようでした。
でもふきっさらしに手をさらせば冷たいですよね。

研いでいる時には砥石と刃物とが、いわば擦られているわけですから、音がするわけでしょうが、それが何か柔らかいものに包まれたように「ぬー、ぬー」と・・・ちょっと表現が適切じゃないんですが、「ぬ」という柔らかい感触になって耳に届くような届かないような。
それが何だか心地いいです。

私も、たま~には家の包丁を研ぐのです。自分で研ぐと何故か切れ味を試したくなって切らなくていいニンジンやジャガイモを切ってその日はカレーになってしまったりします。
その切れ味も長続きしませんね。
- 2023/03/22(水) 00:00:02|
- 未分類
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風向きの影響もあるのかなと思いましたが、さほどの風は吹いていないし、やはり実力かな。
対岸まで通りの良い、それでいて厚みのある音が届いていました。
それでずっと先の橋まで行って向こう岸に。

おや、あの人は少し前に撮らせてもらった・・・・。
しばらく音に耳を傾けているとちょっと音が途切れたので二歩、三歩と近づいて・・・・。
「あれ、蒼樹さんですよね?!」 気づいてくれました。

今日はとある大学で吹いた後で、これからしばらくしたらスタジオで別の仲間と練習だそうです。
そのスケジュール合間にもこうして練習です。
あまり力を入れちゃうと疲れちゃうからちょっと抑え気味なんですと。 それで力が適度に抜けて通りの良い音が出るのかな?
少し話すうちに「実は今ニューヨークで活躍しているトランペッターが、この先で吹いていたときに見つけて撮らせてもらったことがあってね・・・。 佐々木・・・。
「佐々木亮さんですか? えっ、すごいですね。僕は度々佐々木さんのユーチューブを見てるんです。僕らの世代のジャズトランペッターの大半は佐々木亮さんをしているんじゃないですか。」

そうか、そんなに有名で人気のあるトランペッターだったんだ。私もユーチュ―ブデ佐々木さんの演奏を聞いたことがあるのですが確かにインパクトあります。
最近はニューヨークのジャズメンのライブの様子を白黒で撮影していてFBに投稿しているのですが、同じジャズメンから大変好かれもしリスペクトもされているようでとてもいいポジションで撮っています。うらやまし~~!!

「佐々木さん、近いうちに帰国するって言ってましたが、会いたいなあ。会って音も聞きたいしサインも欲しいなあ。」
この人がそういうので佐々木さんに「こういう青年がいて・・」とコメントを送ると、メールアドレスを送ってくれてぜひ彼に伝えてくれと書いてくれました。
京都にも来ていたようです。
憧れがあるということはよいことだと思います。
今は憧れることさえ許されない若者が大変多くなっています。
経済的貧困はそうした人間的な在り様まで破壊しています。そういうことに大人たちが気づいていない。まして政権与党や「ゆ」党は気づいていない。
ことは深刻なのにね。

海外からの人も目立つようになりましたね。
- 2023/03/21(火) 00:00:01|
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高校時代の自分に教えたやりたい。おまえは将来こんなに多くの階が生きた人と出会うんだぞ、と。
だから英語の五味さんが言ってたろ、英語ができなければ現代社会で通用しなくなるし世界を広げられないぞ、と。
自分でも話だけはそう言っていたのに、自分の世界が狭くて現実味を持って感じていなかったんですねぇ。
そういう人間はいつまでたっても変わらんねえと我ながら・・・・。
彼らは私の撮った写真をとても褒めてくれます。それが何よりの励みと自信の素ですね。
この人が動画撮影の担当者。
私が君も撮らせてとお願いすると「僕は何もできないから(ギターを弾いたりできないということですね)・・・。」ポーズどうしようということになって、私は斜面に腰を下ろしたりしてもらおうかなと思ったんですが、ギターをもってポーズしてくれました。

すごくまじめな優しそうな人でしょう?!
私の英語の発音を褒めてくれるような人ですし、間違いない(笑い)

二人とも、すでにいろいろ学んだり経験を積んだうえで留学してきていますから、ちょっと年かさですね。
落ち着きがあります。

やはり学ぶ人っていいなあと。
- 2023/03/20(月) 00:00:04|
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彼からもらったカードには DHAMMIKA PRABHATH Artist と記されていました。
そしてかっこいい彼の顔写真が印刷されています。
一見して男前ですよね。

私が、この記事で紹介する二人を見つけたときには、彼らは川の三角地帯にいました。通称デルタです。
そのやや小高くなった上に二人の姿が見えました。
遠目にギターが見え、そして何やら撮影をしようとしているような。

そこで近づいていくとその間にこのDHAMMIKA PRABHATHさんはそこを離れて向こう岸に行ってしまいました。
行く方向にはコンビニがありますから、ひょっとしたらと思ったのですが、豈図らんややはり「彼はコーヒーを買いに行ったんですよ。」と残された友人が教えてくれました。
「少し待つと帰ってきますよ。」というのでしばらく待つと、彼が堤防から降りてさらに高野川を渡ってこちらに向かってきます。

「君を待っていたんだよ。」
この人がギターを弾きながら歌うのを動画撮影しようとしていたらしいのです。友人はそのための助っ人。
二人はインドからきています。珍しく先日に続いてインド人に出会いましたね。留学生だそうです。

最初、助っ人の友人に声をかけて「写真を撮らせてもらおうと思って・・・。」と話をしたところ、「あなたの英語は素晴らしいですねぇ。」と褒められてしまいました。
ただ「Hello. I'm a portrait photographer, May I take your photo?」とというだけで、そこから先は日本語なんですけどね。
”Can you speak japanese?"という言い方はお薦めしないと聞いたことがあって、じゃあどう言えばよいかを忘れてしまっているので、そこが困ります。
このときCan you speak japanese? に「少しだけ」と返ってきました。

「あなたはどんなポーズをすればいいか指示してくれたらいい。」と言ってくれましたが、いつもやっているようにしてくれればいいよと。
きっと物足りなかったんでしょうね。

本当に私は現代人として一周も二周も遅れているなあと・・・いろいろな時に…痛感します。
- 2023/03/19(日) 00:00:02|
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とても人のよさそうな感じの人ですが、柔道か何かをしていたのでしょうかね。
撮っている時には気づきませんでした。
とても優しい笑顔するので格闘技を連想できませんでしたから余計です。

ちょっとみんなにはやされて照れています。

こんな感じの子、クラスに一人はいたなあと感じます。
そして何となくみんなを和ませて落ち着かせてくれるし、はしゃぐみんなを見守っているようないい人、の感じです。
違うかな。
姉御ってわけでもないでしょうが、結構みんなを引っ張れる?!
思わぬところで皆を気遣ってくれていたりして。
キャプテンは別の子に譲っていても案外キャプテンよりしっかり者のきついことも言うような副キャプテンだったり。
怒ったらキャプテンより怖いというタイプの副キャプテンかな。
キャップのつばで顔に影ができてしまうのでつばを折り上げてもらいました。
夕方の太陽がきついですね。
このテンションでいつもみんなを盛り上げるタイプでしょうか。

書いた記事は写真を見ての印象です。私の全く想像のお話です。当人たちとは、残念ながら、性格まで読み取るほどのお話はできませんでした。

でも、みんないい感じでした。
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- 2023/03/18(土) 00:00:02|
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こんな若者たちに出会いました。
何やら難しい話をしている感じだったので、割り込むのは遠慮していたのですが、我慢できずに近づきました。

まあ三つ子の魂的な性分があって、旧職根性抜けきらず、やはりこの世代と話すのが好きなんですね。

それにこの世代の子たちは「案外」?年配者には親切なんです。
最近問題にされている過剰な尊敬語がちょっと聞きずらいところがありますが、それは彼らの責任じゃないですしね。

ずいぶんオープンに話してくれます。
それにちょっとこんな風に、注文を越えて、かっこも付けてくれますし。

この4人の一人ひとりの個性がうまい具合に絡み合っているような感じです。

写真をとらせてというと「撮って撮って」と乗ってくれました。

20,21くらいの若者たちです。
- 2023/03/17(金) 00:00:10|
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先日(3/8)、鴨川で久しぶりにお会いした若いジャズトランペッターさんへ
もしこの文章を読んだら私にE・メールをください。素敵なお知らせがあります。・・・・・・・・・・・・
久しぶりの駅ピアノです。
駅近くに用事ができて、しかも時間が空いてしまったので、それなら行くしかないなと。
到着した時に弾いていた人は音も曲想も弾く姿も今一つだったのでパス。
その辺をしばし歩いてきて。

再度ピアノに接近すると、この青年が弾いていました。
かなり難しそうな曲だし、音が暴力的と言ってもいいエネルギーを秘めていましたので驚きました。
演奏にはちょっとムラもあり、まだ「もの」にしているという状況ではないようにも思いましたが、演奏の力はあるなあと思いました。

いったん演奏が終わるのをまって声をかけました。
「もし時間があってあの人たちの後に弾いてくれるのだったら撮らせてもらえないかなあ。」
「でも、すごく緊張するし・・・。」
そこに、先ほど来てやはりこの青年の演奏を聴いていた二人のご婦人が近づいてきて、私たちも聞きたいと。
「聞く人がいると余計に緊張しするし・・・。」
そう逡巡しながらも引き受けてくれました。

一曲目は少しおとなしい曲でした。
さっきのほうが迫力があったね。
「じゃあ、さっきの曲をもう一度弾きます。」

私は知らない曲ですので彼の説明を聞き間違えているかも知りませんが、米津玄師作曲らしいです。
この難しそうな曲を弾く彼は「ピアノを始めてから半年くらいです。」なのだそうで、びっくりです。なんとまあ。

先ほどのご婦人が「ピアノを弾くきっかけはなあに?」と尋ねると「暇だったし、身近にピアノがあったから。」だそうで、二度びっくり。

青年の可能性は予想を超えますね。いや人の・・と言い換えましょうか。
- 2023/03/16(木) 00:00:01|
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先日(3/8)、鴨川で久しぶりにお会いした若いジャズトランペッターさんへ
もしこの文章を読んだら私にE・メールをください。素敵なお知らせがあります。・・・・・・・・・・
鴨川をここまでさかのぼってくるとひとまず自転車を止めて辺りをゆっくり見まわします。
誰かユニークな人はいないかなあ。フォトジェニックな人はいないかなあ、と。
今までの経験上、ここには、そういう人が集まるんです。
甲斐 扶佐義氏がこの辺りにこだわって写真を撮ってきた理由の一つがそれかもしれませんね。

この近くで6,7人の若い男女がギターを手に集まっています。
それを見て、この人がその輪にどんどんと向かっていきます。ちょと構える彼らに向かって「写真を撮っていいか。」と話しているようです。そして了解を得るとさらに話しかけて若者たちを乗せていきます。
撮った写真を・・背面液晶画面で・・・見せると「ナイス・ピクチャー!」と声が上がります。
なるほど手慣れたものだと感心します。
その彼がこちらに向かって来ると思わず親指を立てて「
👍」。彼はいぶかしそうな顔をしていました。
この目の前にいる一度も話したことがない男がなんで俺にそんなサインを送るんだということでしょうか。

それで自分はポートレートフォトグラファーで・・・と話し始めると「俺は英語は苦手だ。」というので「日本語は上手だね。」と。
すると「まあ英語よりはましだ。」
フランス人だそうです。 フランス人も今ではかなり英語を受け入れているとも聞くけれど、相当濃いフランス精神の持ち主かもしれませんね。
「
👍」なんて軽薄なヤンキーのすることだなんて思っているのかな。
私はそういう精神も嫌いじゃありません。英語が世界言語だなんて思うなよなと、彼がいったわけじゃありませんが、私のどこかにはそういう気持ちはあります。
(上の写真と下の写真。こういう2枚が撮れるところに写真の面白いところがあります。)

それで「撮らせてくれないか。」というと、撮ってどうするんだという表情。それでも、まあ、おかしなコメントをつけなきゃいいだろうということで、私の手招きにこたえてベンチに腰を下ろしてくれました。
彼もフォトグラファーなら私もフォトグラファーです。ここで一歩でも引いてなるものか・・・・などと気負っているわけではありません。
魅力的な顔をしているんです。

だから「おじさんシリーズ」のために撮りたいんです。

日本にきて京都以外に行ったことがないそうです。
というのはまだ京都を見切っていないからだと言います。京都にはまだまだ未知な部分がいっぱいあってそれを極めないと他には行けないと、そんな気概を感じさせます。
このコンデジが「金棒」なんですね。

このところTik Tokで世界のストリートフォトグラファーたちの活躍を見ていますので、私も燃えます。
この人、フランス人版の甲斐 扶佐義かな。いや甲斐扶佐義氏がこのフランス人写真家版かな。
- 2023/03/15(水) 00:00:02|
- 写真
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先日(3/8)、鴨川で久しぶりにお会いした若いジャズトランペッターさんへ
もしこの文章を読んだら私にE・メールをください。素敵なお知らせがあります。・・・・・・・・・・
Tik Tokを覗いているととても興味深い動画がありました。海外のものです。
ストリートフォトを撮っているんですが、街行く素敵な女性に声をかけて撮らせてもらったり、男女問わずにお願いしたり、仕事をしている人を対象としたり、ファッションに注視して撮影したりと、撮影者によって様々ですが。
それを動画撮影用のカメラも駆使して伝えているのです。(おそらく)成功例ばかりが出てくるのではありますが、被写体となっている人たちの容姿や姿やファッションが素敵なばかりではなくて対応仕方が素敵なこと!
またお願いの仕方が快活で率直なこと。

電車内で向かいの席の乗客の似顔絵を描くものもありますが、絵の技術が素晴らしいばかりではなくて描き手が対象に対してリスペクトしていることがよくわかる絵です。そういう絵だからこそ、できた絵を件の乗客に渡したときのその乗客の笑顔と感謝の様子がとても素晴らしいのだと思います。

うらやましいと思います。ではこの京都で同じことができるかというと、私にはとても自信がありません。
若い世代ならできるかもしれません。
その国の人々の水準でやるしかないですね。

「悲~しくて 悲しくて とてもやり~切れない ♬ 」
「こんな歌ならご存じじゃないですか。一緒に歌いませんか?」と歌ってくれました。
ザ・フォーク・クルセダーズの「悲しくてやりきれない」ですね。私が高校生の頃から聞かれた京都発の曲ですね。
だから選んでくれたんでしょう。 当時の京都はフォークの一大拠点でしたよね。
ラジオからあまり度々流れるし大学生になると周りの友人たちが歌うしでよく歌いはしましたが、関心は別の方面に向いていましたから詳しくはなかったですね。

「別の方を向いていたので・・・。」
「どっちを見ていたんですか?」
「左の方ですね。」
「(写真をやるような)芸術系の人には左翼の人が多いですもんね。」

立て看板は毎日のように書きましたがそれが芸術と呼べるかというと ・・・・。
そういえば6枚張り8枚張りの大きな立て看に素晴らしい絵を描くサークルがありましたね。

ここを離れて自転車をこいでいると自転車で移動中の写真家の甲斐 扶佐義氏と行違いました。
なるほど写真をやるような人は高校大学生のころから左翼ですね。
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- 2023/03/14(火) 00:00:01|
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先日(3/8)、鴨川で久しぶりにお会いした若いジャズトランペッターさんへ
もしこの文章を読んだら私にE・メールをください。素敵なお知らせがあります。・・・・・・・・
ギターの彼が「今度、篠笛を吹く女性とここで練習をしますから、もしよかったらカメラをもって来ませんか?」と誘ってくれました。
彼はもうすでに3,4回このブログに登場してくれている好青年です。
彼はアメリカ人で留学生です。

この日、ふと、カメラの設定をビビッドにしてみました。
彼の上着や背後の枯れ葉、また青い靴の色で画面を作ってみたい思いがわいたからです。
お二人の醸す雰囲気もまたそこに出るんじゃないかと。

私が到着した時にはジブリの曲をメドレーで演奏していました。
いい曲が多いですよね。
そして篠笛がいい感じに曲の色合いを作っていました。 案外合うなあ。 というか、吹き方がお上手なんでしょうね。

到着してしばらくはしばらく知らぬ顔をして聞いていました。
演奏の途中でしたしね。一区切りつくのを待つ意味もありましたし。
もっとも、そんなことをしていて、いざ割り込むチャンスかなと思った時には「もう帰らないといけない時刻ですから引き揚げます。」なんてことになったことも一切ではありませんでしたから、そこの加減が難しい。

私に気づいた彼が、篠笛の女性に私を紹介してくれました。すでに、私が彼に以前送った写真を見てくれているような反応で、歓迎していただけました。

こんな時にはもっと深い被写界深度で撮らないといけないですね。
でもそういうときに背景の整理の仕方が私にはまだできていない。
28ミリとまではいわないにしても35ミリくらいで撮ることにも挑戦すべきですね。
と言ってもレンズがありませんが。

クラシックの曲も演奏するしポピュラーソングも。
いろいろな聴衆を前に演奏活動をしているようです。
そしてこの翌日、ある場所でのライブに招かれているので、そのための総ざらいをしているようです。
篠笛の彼女は広く多様な聴衆を相手に演奏する活動をしているようです。
- 2023/03/13(月) 00:00:01|
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先日(3/8)、鴨川で久しぶりにお会いした若いジャズトランペッターさんへ
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伝統工芸の分野で若い人を育てたい。
それは各方面の希望です。それで様々な取り組みが行われていますが、漆工芸の分野で一年間の研鑽をした人たちの終了制作展が開かれていました。

ズイーコ、ズイーコと糸鋸で貝を切る音が会場に響きます。
螺鈿の材料を切っているのです。
漆に貝の切片を埋めて磨きだすのが螺鈿。

この人は一年の課程を終えて終了する人です。
この過程にはすでに経験のある人も入れるそうですから、この人は周囲を見渡して、四月当初は不安が大きかったでしょうね。
漆に手指がかぶれて、はじめのうちは指を曲げることもできないくらい腫れて、辛かったそうです。

それでも若者の一年間というものは、素晴らしいものですよね。それなりの物を作ることができるようになります。
でも、まあ、熟練した職人たちから見れば・・・・。
それで修了はしたものの、これからどうしようかなと身の振り方に困っているんだそうです。

郷里は名古屋。名古屋は仏壇づくりが盛んです。そして仏壇は漆で仕上げますから、そういう仕事に就くかもしれませんね。
でも作品作りに興味を持つかな。
大変気立てのいい明るい方ですから、きっとどんな工房にいてtもかわいがられて早くいろいろなことを身に着けられるかもしれませんね。

この会場に来て糸鋸の音を聞いたら「撮らずにはいられない。」のが私の習性。
で、この人に「どうだろう?」と尋ねるとすぐさまOKしてくれました。
それで、「ご本人は了解してくれたんですが、主催側としては写真撮影はどうでしょうか?」とスタッフに訊いてみました。そうしたら、責任者のほうに言って話してくれて、向こうのほうで「OK」マークが出ました。

こういう場ですから、なかなかマスクをとってとともいえなくて。
でも、ちょっと外しましょうか、ということになって。

メールをもらえたらこの写真を送ることになっています。
- 2023/03/12(日) 00:00:03|
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先日(3/8)、鴨川で久しぶりにお会いした若いジャズトランペッターさんへ
もしこの文章を読んだら私にE・メールをください。素敵なお知らせがあります。・・・・・・・・・
鴨川で読書している人は案外多いのです。
案外と言っても、誰の「案」が基準になっているかということが問題ですが、もちろん私の「案」ですよね。

本は英文ですし、様子を見ているとその読み方は少しも滞ることがないようなので、英語圏の人でしょうか。
聞くと、この近くの大学に留学に来ているんだとか。インドネシアの人でした。
インドネシアでは公用語はインドネシア語ですが、ずいぶん多くの言語が使われている多言語国家ですね。
旧「宗主国」はオランダですから、彼は学びのために英語を身に着けたのでしょうか。富裕層にとっては常識かな。
(彼が富裕層に属するかどうかは全然わかりませんが、留学に来るくらいですから・・というくらいの想像です。)

スマートフォンの画面を覗いているからと言ってただ暇つぶしをしているだとかつまらないおしゃべりばかりしているとかと決めつけるわけにはいかないにしても、私の受ける印象としては、まああまり知的ではないなあと。
逆に本を読んでいるからと言って暇つぶしでないとかばかげた内容ではないとかと見えませんが、私の受ける印象としては、話しかけるなら読書人のほうだなと思います。

皆さんは戸外で本を読む習慣がありますか。
私は、戸外だとあまり本が読めません。まだ病院の待合室のほうがましです。いったい何と比較するんだといわれそうですね。

若いころは喫茶店で「読むふり」をしていましたが、やはり自分の机といすで読むのが一番です。
最近『戦後政治史の中の天皇制』(渡辺治著)を読み終わり、二度挑戦して二度ともこんな本、読むに値するんだろうかと50ページも読まないで投げ出した本を「それでも大枚はたいて買ったんだからもう一度。」と三度目の挑戦です。
『売春の社会史』というんですが、『売春の博物誌』とでも書名を変えたらいいと、やはり投げ出しかかっています。

病院に行くのに、待ち時間を利用して読むにはこの400ページを超える本はあまり携帯性に優れているとは言えませんから、これまで三度読了してその都度、「優れた本だ!」とメモしている『レトリック感覚』(佐藤信夫著)をもっていきました。
一ページ目からもう虜です。 物事をよく理解して書く人の本は読みやすいし、内容豊かで、面白いのです。
帯には井上ひさしが、直喩でたとえるならば、「上出来の推理小説のように面白く」・・・「誇張法ではこういう種類の本に乏しかったこの国の文化界にとってこの本の出版は、かの月面着陸にも匹敵する快挙」であり、列叙法では「一読感嘆、再読感動、三読卒倒…」だなどと書いています。
井上ひさしにも類似の、上の誉め言葉をそっくりそちらに向けられるような文法書がありますから、相当の工夫を凝らして「この本こそ空前の知的武器」だと褒めているわけです。
頭の中に思考が経めぐっている、こういう人の表情はいいですね。

町中にあふれている「○○しながらスマフォ」「スマフォしながら、○○」・・・、人類は、と言わないまでも日本は滅びるねと漱石なら言うんじゃないでしょうかね。 私も同感です。
スマフォに気をとられているうちに米軍機の後をミサイルが追いかけてきて日本は戦争に巻き込まれていた。
私はいつ戦争が始まっていつこの街が焼けはてたか知らなかった。誰だこんな事態を招いたのは、責任者出てこい!とスマフォの画面から目を離さないで叫ぶ人がたくさん出るような気がしてなりません。
まあ、愚民政策を推し進めている政権ですから、こういう状態は決して悪くはないのでしょうがね。
愚民政策にとっては人々が愚民視、愚民対応されていることに気づかないことが何より必要ですからね。頭はスマフォに沈めておいてくれた方がいいわけです。
読書する人を見ると、もうそれだけで救われる気持ちになる私です。
- 2023/03/11(土) 00:00:04|
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先日(3/8)、鴨川で久しぶりにお会いした若いジャズトランペッターさんへ
もしこの文章を読んだら私にE・メールをください。素敵なお知らせがあります。・・・・・・・・・・・
実は私が「常連」だった「ゆたか」という洋食店が数年前にマスターが病を得て閉店してしまいました。私が何かのお店の常連だなんて極珍しいことです。
お腹が出てしまって、黒の服が着られなくなっているので、やむを得ず新調しようと、引っ越して遠くに行ってしまった「紳士服のキタニ」を探して行ってみたら、いつの間にやらお店を閉めた跡だけが残っていました。この高級紳士服店では(何をどう血迷ったのか)何着ものジャケットやセーターを購入しました。
そして最近、いつも向かわない方面に用事があって、そうだ!あのおいしい料理を出してくれる中国料理店の「蓉蓉」に立ち寄ろうとしたら、あれ?!お店が変わっている。留学生たちと何度も行ったあの親切なお店が、ない!

茗荷氏と話しているこのギャラリーのオーナーと親しい仲間だったギャラリー「武」のオーナーの仏文学者が数年前に亡くなった。文学やクラシックバレーや絵画などに造詣の深かった優しいオーナーさんだった。いろいろ親切にしていただいた。今は息子さんが引き継いで入るものの・・。
今度はこの「高瀬川四季AIR」が一年後には閉まるという。そうなったら、いったい私はどこに行けば打ち解けて話をすることができるんだろう。
そもそも生まれも育ちも遠州見付の私には幼馴染も小中高の同級生も、この街には・・・・書店を閉めてしまったので会えなくなった一人を除けば・・・・だれ一人いません。

ただでさえ友人・知人の少ない私は、これから一体どうすればいいんでしょうね。
人生はこうして暮れていくんでしょうかね。
しかし、ご覧ください、この方の生き生きとした表情。 同い年なんです。

この人には作品作りがありますからね。そこが強みです。
「苦しくもあり、楽しくもあり」という制作が。

私がこの時の写真をお送りすると「個展の時は、よろしく」とメールが返って来ました。
そうですね、また新しい出会いの中で「楽しい時間」を作りましょう。

M氏のログハウスでの音楽+ワインの会にもまた呼んでもらって・・・。
と、こんなことを書いていたら、このギャラリーのM氏から郵便物が届いて、これからのいくつかの個展の計画を知らせてくれました。その中に「・・・・・。コンサート+レセプションがあるので参加しませんかとお誘いのメモがあった。喜んで「参加しますのお返事をした。

それにしても黒の上下を購入しなければ。
そんなお年頃の私です。
- 2023/03/10(金) 00:00:02|
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京都高瀬川の岸辺にあるギャラリー高瀬川四季AIR。
運営者のM氏はこの建物の賃貸契約があと一年で切れるのを機にギャラリーを閉めることにしている。
私はこのギャラリーでM氏にお会いしてから様々な人に出会うチャンスをいただいたし、それまで経験したことのないことを体験させてもらった。
私のリタイア後の生活に張りと輝きを与える要因の大切な一つだった。(現在完了進行形)
今年のギャラリーのスケジュールはかなりゆっくりしたもので、スケジュール表にはかなり空きがありそうだ。
そんなスケジュール表を「そんな大切な一年に花を添えることができるのなら、この際、個展を一部、二部と二回やりましょう。」と言っているのがこの方。
茗荷氏。

銅や鉄材を作ってオブジェを制作されている。
メルヘンチックな造形から抽象的なオブジェまでたようです。
これまでの個展のチラシを数枚見せていただきました。(チラシとフライヤーとビラ・・私には区別がつきません)
このとき階下では、すでに70年代に廃止されてしまった京都市電の各路線を走る車両を撮った写真が展示されていました。
一通り見せていただいて、さて二階にも展示はあるのかなと勝手知ったる他人のギャラリーという訳で階段を上がっていくと何やらそこでは密儀をしているようで・・・・。
頭をぬっと出すと・・・やあ、蒼樹さん、どうぞどうぞとM氏が声をあっけてくれて、その密議に交じらせてくれました。

「今年11月に、高瀬川の河川敷に立体造形物を展示するイベントがあるのでそれに加わりませんか?」と
角倉了以が高瀬川を開削して400年を記念して、京都アートカウンシルに集まる作家たちが高瀬川で京都高瀬川彫刻展を開催してきました。
それに参加しませんかという呼びかけですね。で、それに加えて、川に展示した作品と連動してこのギャラリーで個展も開催するというのです。

そういう密議が進んでいたのですが、話が進むにつれて、一度だけじゃなくて5月か6月ころに第一部としてここで個展をしましょうと茗荷氏が言い出したのです。
M氏にしたら「飛んで火にいる春の虫:です。 「いいでしょうスケジュールを調整しましょう。」
茗荷氏:「せかっくだからギャラリートークもしましょう。人は集まりますか?」
M氏:「20人やそこらは集まりますよ。もう一人参加者がいますし・・。」とこちらに目配せ。予約者一名ということですね。
M氏:「ギャラリートークの後は恒例のワイン会もしましょう。」

これですよ、これ。 ギャラリートークはともかくとして(何て言ったらら怒られますが)、このワイン会がここの魅力の大きな一つです。
いろいろな経歴の海千山千が集まって楽しく歓談ができるのです。
ワインで滑らかになった口からとても魅力的な話がどんどん出てきます。
それに近くにある精肉店の・・・あの妙に甘いやつでなく…とてもおいしいコロッケを食べながら。
- 2023/03/09(木) 00:00:05|
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この日、家を出るときに・・・・前夜、ハービー山口氏の活動の様子を伝えるユーチューブ動画を見た影響もあって・・・・X100fを持ち出しました。
その下地として中京区にある便利堂というコロタイプ印刷で名高い印刷会社のギャラリーで素晴らしい白黒写真を見たことがありました。フィルム写真から印刷した白黒の写真の奥行き感や諧調の美しさはえも言われないものです

最近カメラとレンズの重さに肩が悲鳴を上げていることも原因の一つです。X100fだとリュクの中に荷物が入っているのかしらんという感じなんです。
でも、です。やはり持っている最高の条件を生かしてこそだなあとも感じるので、困るのですね。

というようなは話はさておいて・・。
海外に来て、そこに自分とは別の国から来た人たちと出会い友情を深める。そういう体験ができるということの意味はとても大きいなあと思います。
そこに言葉の「橋」をかけられるかどうか。
先日ある動画で、「日本に来て意外だなあと思ったことは?」と海外からの人に尋ねていました。
インタビューを受けた人が言いました。「英語を話せる人が意外に少ない。いや、とても少ない。」という意味のことを話していました。
私もできませんが、年年歳歳できる人が増えるはずのカリキュラム『改革』なるものをして、小学校低学年からの英語教育をやっていますが、ほとんど効果はないようです。 ここでは理由を省きますが、そりゃそうだと思います。

で、とても残念なんですね。世界の交流の輪から「日本(人)」がいつまでたっても取り残される。
いくら中国を悪く言っても韓国をののしっても、中国や韓国の若者はどんどん英語をはじめとする外国語の力をつけて世界の「輪に」に入っているのですから、日本(人)の地団駄はごまめの歯ぎしりにしかなりません。

せめてこの若者たちのように向こうからきてくれた人とは交流して相互理解のかけらでも拾いたいものと思います。

陸続きでないメリットとデメリット。
- 2023/03/08(水) 00:00:02|
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この日は暖かくてよく晴れていました。
いつものギャラリー巡りに行こうと、いつものコースをたどっていると出町柳の鴨川の土手で、「久しぶり!」の人に会いました。
アメリカからの留学生のCです。 いつものギターを弾いていましたが、これまで見かけなかった若者と一緒です。日本でできた友人でしょうか。
ちょうどランチタイムでした。

聞くと、二人ともドイツ人で、やはり留学生だそうです。
私は外国語がさっぱりですのでC君が頼りです。
上手にchopsticksを使って食べていますね。最近ではこんなきれいな指使いをして食べている日本の若者はあまり多くないんじゃないでしょうか。

彼はstoolのデザイン画を描いています。
食事中の彼と、作画中の彼は、どうも美術系の大学に通っているようです。

この日は、どういう訳か鴨川沿いも街中も欧米人がたくさんいました。
旅行者が俄然増えた気がしました。旅行者にとって土曜も日曜もないですからね。
そして在日の外国人たちもこの暖かさに外に出てきているようです。 だって寒かったですから。
と言ってもドイツの人ならこれ位の寒さはなんてことはないでしょうけどね。(なんてドイツをひとまとめにしちゃいけないですね。)

C君です。
彼が私を二人に紹介してくれました。
「素晴らしいポートレートを撮る写真家だよ。」と言ったような気がしたようなしないような。

彼もまたポートレート写真を撮ることが好きだそうで、ソニーのカメラにシグマの50ミリをつけていました。
「シグマのレンズはいいよね。」「そうです。とてもいいです。」
先ほどからこの辺りで結婚式の前撮りをしていたカップルを、ちゃっかり?撮った・・・もちろん了解の上で・・・写真を見せてくれました。
- 2023/03/07(火) 00:00:04|
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現役のころはずいぶん旺盛な仕事をしていたようで、見せていただいた写真の中のこの人は、エネルギーに満ち満ちていました。
リタイアした者同士が話すときに困るのは昔の武勇伝や大きな仕事ぶりを語って止まない人がいることです。
自分が自慢するなら、ほかの人の話も十分に聞いて頷いてあげないとだめですよね。相手が七分で自分が三分くらい。
この人はそういうことを弁えている人でした。 だからと言って私は自慢話をしようにもネタもありませんが。

「写真を撮ってもらうことは(撮らせることはかな)ほとんどないんだけどと言いながら、私のレンズを嫌がりもせずに相手をしてくれました。
1メートルほどのところから85ミリのレンズを・・しかもシグマの大口径を・・・向けられたらちょっと威圧感ありますよね。
話しにくいですよね。 でもそんなそぶりはありませんでした。

「考えてみるに、いろんなものを集めたり、こうして家の周囲に手を入れたりするのは、寂しさを感じているからじゃないかなあと思うんだよね。」と、これまで寂しさとは縁のない多くの人とのつながりや旺盛な仕事の時間を過ごしてきた時との、いつの間にか進んだ自分の気持ちの変化を確かめているかのそうでした。
私のこうした「人を撮る活動」も畢竟そういうことではないかと思ったりもします。

遊びを広げるには、「今のこの場所では手狭だし、いろいろご近所のこともあるし、もっと田舎に家を探すつもりなんだ。」
「そうですか200坪くらいはあった方がいいですか。」「いや、そこまでなくても100坪もあればいいんじゃないかと思うよ。住むわけじゃないしね。」
寂しさを友達にして生きられる精神の強さと遊び心の旺盛さ。学びたいものだと思いましたが、軟弱な私には・・・・。
- 2023/03/06(月) 00:00:02|
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この二人の写真までが2月末日までに撮られたものです。
昨年、9月末に2000人に到達して、この人たちで2100人目です。 この5か月間、毎月20人でした。私の履歴からすれば破格のペースです。
まあ、短期的な現象としてまた元のペースに戻るんでしょうが、暖かい日も増えるでしょうから、3月が楽しみですね。
外国からの人に出会う機会がぐんと減りましたから、外国の人の写真がちっとも取れません。
COVID-19の感染が少し落ち着いてきましたが、政府の感染予防対策の放棄はとても前のめりですから、先年暮れ頃には外国人観光客の姿が日増しに増えていたのにこのところ頭打ちの感じですね。

白黒はカラーで撮ってモノクロに変換するのではなくて、やはりカメラの設定をW&Bにして(ニコンはMK、つまりモノクロームという表示です。が、モノクロは必ずしも白黒ではありませんよね。白黒の意味にも使いますが、単色画、単彩画の意味でも使われますから、青一色とかセピアとかもモノクロですね。) 撮る方が白黒の良さが出るように思います。黒の深さが出ます。
WBだとホワイトバランスと紛らわしいんでしょうね。

私の数少ない経験からの印象ではニコンとシグマのレンズの組み合わせで白黒を撮るといい感じです。

おじさんシリーズを始め、白黒で撮る機会が、より増えそうな感じがしています。
写真≒光画ですから、やはり光と影を意識したいですからね。

11月の個展までに「2222人」達成に、また明日から一歩一歩。
- 2023/03/05(日) 00:00:01|
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この日は寒かったんですよね。風が冷たい。 指がよく動くなあ。
「大丈夫?」
「ええ、何とか。」と言いながら、グッパー・グッパーをしてくれました。

職場の仲間だそうです。
いいですよね。こうして休日に一緒にギターを楽しめる同僚がいるなんて。

「よくここにきて練習しているの?」
「う~ん、たま~に、かな。」
右の彼はギター歴2年だそうですが、もう、結構、上手に弾いて「ボーカル担当」です。
乗りのいい歌い方は聞く人を楽しませるタイプですね。

「お父さん歌いますか。何、弾きましょう。」と言ってくれました。
矢沢永吉だったかな、もっと別の男性歌手だったかな、名前を言ってくれたんですが、私は全然その人たちの曲は頭に入っていません。
たぶんこの人たちの「昔」は私の「ちょっと前」なんですね。

私は若いころ、例えば学生の頃に高齢者とお話したことがほとんどありませんでした。
父方も母方も祖父・祖母の記憶がありませんし。
住んでいた住宅は、幼馴染の親世代が皆私の両親と同じくらいの年代でしたしね。

昔の高齢者はどのように若者と話していたのでしょうね。
映画などで知るしかないですね。 御前様の話しぶりとか・・。
親になるのも高齢者になるのも学習ですからね。 みな、見よう見まねでそうなるわけですね。
生まれた故郷に暮らしていれば学べた(真似られた)モデルが私にはありません。
私は高齢者の変わり種かもしれません。
- 2023/03/04(土) 00:00:01|
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「ご近所さん」と言っても、拙宅のご近所さんではありません。
gallery OHAを出て、自転車に乗ろうとすると、先ほどまでギャラリーの中でジャスさんと親しげに話しをされていた男性が立っていました。
この路地の住人だそうです。
見ると狭い路地の脇はずっと長く伸びる花壇になっていて、私たちのすぐ横には『大黒天』が祭られていました。
『大黒天』を囲む枠を含めてこの人が作ったものだそうです。

路地は露地だったそうでぬかるんだり凹凸があったりするので敷石をきれいにして「近所の人も通りやすく」したり、低木を植えて影を作ったりと10数メートルの路地の整備をしてきたのがこの方。
ここにこの方の「遊び」の拠点があるのです。

最近東京に自宅を持ちながら京都にも家を持つような富裕層が増えているようですが、この方の自宅は少し離れた市にあるそうです。
游住近接というか別というか。

家の中には収集した様々なものが陳列されています。
「面白いものがあるとついね。」
中に入れていただいてぐるりと見学。 よくも集めに集めたものです。仮面から車のプレート(Massachusettsとかいろいろ)から、本当にいろいろ。
目下、庭造りだそうで、和風庭園を造成中です。 灯篭もしつらえられています。
と言ってもさすがにここは、街中の路地の奥ですから畳一畳くらいの庭ですが、そのほかにもいろいろな空間があるんですよ。

「どう、コーヒーを飲まない?」
「いただきます。」
寒い中で、表の椅子に腰かけてコーヒータイムです。
- 2023/03/03(金) 00:00:04|
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京都の町でも急速なスクラップ&ビルドが進んでいます。
それは一面では避けられない理だとしても、それが野放図に、まるで無政府的に進行していますから「街の景観」などという意識的なものはかすかにしか見ることができません。

私的所有権の横暴さがむき出しに進行しています。 文化都市だとか千年の都だとか言っている京都のおいてさえこの現状ですから、ほかの都市はおして知るべしです。
世界中から観光の人日をを呼び集めていますが、果たしてこの街に・・・鴨川などを覗いてほかに…見るべき街としての景観などあるんでしょうか。
そういう街として、面としての景観を作る問題意識自体が極めて薄いように思います。
神社仏閣という点しかないのです。

この建物自身、ごく普通の住宅をリノベーションしています。
階下には開放的で快適そうな浴室と浴槽がありました。 その浴室から広い窓越しに緑の空間を眺められます。 狭い敷地を良く生かしています。
建築にはこういう工夫と効果を期待できます。 よい建築設計事務所がたくさん生まれて活躍してほしいなあと思いますね。

その分野で未来を支える人です。

撮らずに…注目せずに…いられませんよね。

後日、別の場所である建築専門学校生の卒業制作を見ましたが、中に極めてユニークな作品を見つけました。
私はこれまで多少のそうした昨比にゃ提案を見てきましたが、いまだかつてない発想でした。
残念ながら作者は会場にいなくてお話ができませんでしたが。 訊くと、まだ若い女性だということでした。
「めったやたらに褒めている人間がいたとお伝えください。」とその場にいた学生にお願いしました。
- 2023/03/02(木) 00:00:01|
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