日差しが強くて浴衣の色がとんでしまっています。 この人の肌も白いので日向ではなかなか難しいですね。
おとなしそうな感じの人でしたから、いい笑顔が撮れるといいなあと思って色々声をかけます。
変にポーズを付けないで、それでいていつもの写真と少し違う感じを・・・その塩梅が胆でしょうか。

日向から日陰に入ると、私の頭(目)が付いていけません。
浴衣の色を出したいという気持ちが強すぎました。

浴衣がレフ板になって顎の下が少し明るすぎますが、全体的にはこれでいいのかなと・・・・どうでしょうか。
それにしても若い人の肌はきれいですね。 右腕は浴衣の反射光がいい働きをしています。

ちょっと横風があって柳の枝が顔にかかるので止めてもらっているのです。が、手指の形までは注文できませんでした。
それが却ってこの人の「初心」な感じになったかもしれませんね。
上の写真と下の写真、手指の形・表情でご本人の性格まで違って見えます。 そこらが面白いところです。

せっかく京都に来ているのだから、何かそんな風情があるように撮りたいなあと。
浴衣の柄に金魚がいることに早く気が付けばもう少し下に降りて水辺で撮るべしでしたね。
顔立ちや表情を読んで撮ることばかりに気がいっていて観察がおろそかです。

なんといっても目が印象的な方です。
- 2021/08/30(月) 00:00:13|
- 人物
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
各地に被害をもたらした長雨が上がって本来の?暑い夏の陽が続きますが、大原の方に行けばトンボが乱舞しています。
トンボが飛ぶのは秋に限ったことではないですが、やはり秋の風情を感じます。
第一、京都では五山の送り火が終われば夏もしまいになります。

今年は浴衣の似合う天候が少なかったですから、こういう写真が撮れてちょっとうれしい。
先月、浴衣で来てくれた二人がいましたが、その二人は8月はパスになりましたから、次はどうなりますか。
コスモスになりますか曼珠沙華になりますか。

こういうお二人に出会うことができても二度三度とは撮る機会が得られないのが残念ですね。

でもこうした一期一会の方たちが私のブログに足跡を残してくれています。

それもまた人生 ♬

いつの間にか二月分影が長くなっています。
- 2021/08/30(月) 00:00:05|
- 人物
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
暑い夏に戻りましたね。
マスクの鬱陶しさが応えます。
撮影したのは土曜でしたが、緊急事態宣言の影響でしょうか。意外に人出は少ないです。 まあ、もっとも四条通りや河原町通りの方は別ですが。
さて、こんなお二人に出会いました。
この日は晴れていましたし、広がる夏空に涼しげに浴衣が映りました。

それで久しぶりに、こんなところで声をおかけしました。
お互いをスマフォで撮っていましたので、「撮らせてもらえますか。」とお願したら、「じゃあ私たちのスマフォでも撮ってください。」というので、「撮った写真を送りますよ。」と。
私はスマフォでの撮影が苦手なんです。

そして、時々「私たちのスマフォでも撮って…。」と頼まれるんですが、多分カメラで撮った写真は撮られっぱなしだと思われるのでしょうね。
いえいえ、今ではそんなことはしませんよ。
フィルム時代ならプリントして送らねばならないところですが、ネット環境のある現代では、データ送信ということに。

幸いなことに「撮ってくれるんですか。嬉しいなあ。」という反応でしたので、久しぶりの「状況」です。
知人たちは「いいなあ写真が趣味だという人は。こういうことができて。」というのです。
うん、確かに楽しいですよ。 こうして若い人たちと交流ができるのは。 多分このお二人は私の孫に近い年齢だろうと思います。

ああ、年月の過ぎるのはなんて早いことか。
そんな年月の流れの速さを感じ、余命を数える心境の中で、まだ8回目の個展さえできていないのに10回目の個展の会場について予備調査をしてきました。
多分、再来年の事です。 実現しないうちにこの世におさらばする可能性は次第に高くなってきますから、急がないといけません。
一方で心身の若さもまた他の種ばなりませんね。 そのためにはいろいろな人たちと出会うことが必須です。

お二人の選んだ浴衣の色と柄が盛夏にぴったりです。
そして川の流れとそよぐ柳の緑と。
お二人にとっても良い思い出になるかな。

街で浴衣姿の二人連れをよく見かけますが、声をかけて撮りたいなあと思わせてくれる人たちとそうでない人たちがいます。
醸し出している雰囲気が違うのですね。
それで私のこのブログには似たような奮起の人たちが多く登場することになるんですね。
- 2021/08/29(日) 00:00:10|
- 人物
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
この人の写真もこれまで何度か掲載してきましたから、長いお付き合いの方にはおなじみかも知れませんね。

このころの写真の撮り方がよく分かるので、時々見返すことになります。
私がポートレート写真に対して持っていたイメージが反映しています。(この写真も二度クリックしてみていただくと、より良い感じになると思います。)

このころは町を歩くときにはいつもロケーション探しの意識が高かったと思います。そればかり考えていたと言ってもよいかもしれません。
そして撮らせてくれる人が見つかると街のあちこちを連れまわしていたような・・・。

街の中に色を探していましたし、オシャレさを探していました。
そう言う点ではあまり京都らしさは求めていなかったかな。
- 2021/08/28(土) 00:00:02|
- 未分類
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
昨日は湿度の高い暑苦しい日でした。
今日はどうかな。
相変わらず撮影のために外に出かけていません。
感染の広がりを止めるために・・・・感染のが広がれば重症率が下がっても重症者や中等症者の絶対数は増えますから、医療はひっ迫しますし、何よりもそうなった人はとても苦しまねばなりませんし、その家族もまた大変です。
でも数をおさえることと同時に何より治療体制を強化して患者に治療を補償することが緊切です。
この治療についての体制強化の補正策が出てこないし出て来ても一桁も二桁も規模が小さいのが実情です。
人災ですね。
・・・・・
さて写真はずいぶん以前に撮ったモノです。
後でこの人の事を知るようになると「よくあんな状況で声をかけて撮らせてくれたなあ。」と不思議に思います。

この人の一連の写真は、私としてもかなり気に入っています。
私の写真の少年期というか青年期というか・・・・・。 この頃とっている写真とは違います。 意欲がありますね。

カラーで撮ることについて挑戦があるように感じます。

最近こういう素敵な人になかなかお目にかかれないのが悩みです。
写真集を作るときには必ず入れたい一枚です。
- 2021/08/27(金) 00:00:08|
- 人物
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
今度の写真展でも「プリントがいいですね。」というお声をかけていただきました。
ただ、プリントは私がしているのではないので、それはお店の方の名誉です。それで会期の翌日にすぐにお店に行って、担当者にそのお話をしました。
多分この白黒のデータもお願いすれば「フィルムで撮ったんですか?」と言われるような、プロの目も欺く仕上がりになると思います。

その意味せでは結婚式の写真を撮るカメラマンなども仕事を持ち込んでいるようなんですが、「デジタルカメラで撮った写真は解像感を高くしてプリントすることが喜ばれるんですが・・・・、敢えて解像感は上げすぎないでプリントしてます。そのほうがフィルムから撮っていた方たちに喜んでもらえます。」という事でした。

上の写真でもきりっと解像してほしいところと、柔らかく立体感が出てほしいところがあります。
そう言うところを理解してプリントしてくれる技術者がいることは力強いですね。
こういう人がいてくれるとレンズの良さを生かして撮りたくなりますよね。
この時は額から鼻、唇の光、目の光を捉えながら、肩ひもの素材の持つ輝きや肩の丸さを捉えようとしています。

絞りを少し開けると感じは随分変わります。
これは肌と黒いインナーの対比に着目。

ここではイヤリングとネックレスの輝き。
そして唇の光ですね。

ちょっと服の白の面積が大きすぎるのと手首が切れているのが、ちょっとね。
続きを読む
- 2021/08/26(木) 00:00:03|
- 人物
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0

「現代・文人光画展」に参加したことは繰り返し書いていますが、そこでのいつもの体験。
この会の主催者「京都ファインダー倶楽部」の創立メンバーの一人F氏。この方は実績のある抽象画家で大学でも教鞭を取ってこられた方です。
ただ私の感覚からすれば、既に二時代くらい前の芸術家という感じがするのです。いえ、これは否定的な意味合いでだけ言っているのではありません。

古典的な著作から学ぶときに、ここの資料は古いとか、既に新たな研究で上書きされるべきものだなどとして、丸ごと軽視する傾向がよくあります。
が、私はそういう学びの姿勢というか手法は誤りだと思っています。 鍛えられた哲学はそう簡単に捨て去ることはできません。切り拓いてきた地平というものが引き継がれないまま等閑視されていることは実によくあることです。

ですから私はその方に、「もうそういう発言はおやめになったほうが良い」と指摘しつつも何度も何度も私を含めた現代の多くの人々の精神が卑小になっていることを気づかされ反省させられています。
その方が私の写真を見て当初から今日(今回)まで繰り返しおっしゃることがあります。
「おまえの撮る女性の写真には色気がない。」

私は女性を見るときに「色気」の遠眼鏡でだけ見ることは、すでに時代の要請とは違うと思っています。
ですから、この言葉に対する反発は大いに感じますし、こうした観念が時にセクハラの土壌をなすのだろうなあとも思っているのです。
ですが、・・・・・。

私は「色気」をめぐる問題は、やはり避けて通れない問題だとも思っているのです。
私たちが人との関係性を生むときに、この性的な魅力、関心の持つ意味はやはりそれなりの比重を占めると思うからです。
かといって、それが基底であって、αでありωだという考え方に与するものでは全然ありませんが。

私の写真の基本は「ドキュメンタリーなポートレート」ですから、その写真に色気が主たる要素となることはありません。
が、私が人を撮る以上はその一形式においては、色気もまた追求すべきことだとは思うのです。
ただ、そういう目的を前面に出して、そういう写真のために人にモデルをお願いすることは、なかなかに難しいことで、実現しないというだけの事です。
- 2021/08/25(水) 00:00:03|
- 人物
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
「現代・文人光画展」が昨日終りました。
前回や、前々回に比べて三分の一程度のお客さんだったようです。
緊急事態宣言が会期の途中で発出されましたし、長雨にも見舞われましたらから、まあ順当なところだと思います。
何かしら文化的なものに触れたい、人とと出会って話したい、こう注したいという思いが一杯感じられました。
フル・スペックではできないとしても文化活動をひどく抑制され過ぎてはいけないとつくづく思いました。
まさに炎天下で読書。 木の影に入るでもなく、大きな帽子をかぶるでもなくや傘をさすわけでもなく。
「なんと不思議な行動ですね。」
「ちょっと気分転換しようと思って。」
何だそうです。 きっと詰めて勉強していたんでしょうねえ。
- 2021/08/24(火) 00:00:02|
- 人物
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
グラウドピアノ感を出すためにはこれくらいは引いた方がいいですかね。
この方の荷物に注目してください。
そうです、三脚が見えますね。

こうして音楽を楽しむだけではなくて、写真を撮るのも大好きだということで、この後スマフォに記録された何枚かの写真を見せていただきました。
撮り鉄だとか撮り鳥だとか・・・私のように人しか撮らないというのではなくて、心が動かされたものにはレンズを向けるという姿勢のようです。柔軟な感性ですね。

カメラバックも開いて見せてくれましたが、本格的です。 バックも私の様な簡易リュックではありません。
カメラ、レンズのためにもいいですよね。
羨ましい。

「現代・文人光画展」の会場に次の8回目の個展のお知らせの紙片を置いていました。
私が手渡さない限り「減らないか。」なと思っていましたが、ほんの少しばかり手に取っていただけたようです。 有難いことです。
次の会場は今回のグループ展の会場のようによく知られた立派な会場ではありませんから、あまりお客さんを期待できないので、こうして少しでも宣伝しないといけません。

この方にも・・・この時には期間も会場も未定でしたし、そもそも確実に「やる!」という風にもなっていませんでしたが・・・・いちおうお話をしておきました。
来ていただけるといいなあと思っています。

写真は間違い探しのようになっていますが、私は少しずつ腰を下ろしたり左右にスライドしながらあれこれ模索しています。
そしてこれは「あっ 人が入っちゃった。」ではなくて・・・・です。

今日で第26回目のグループ展はお終いです。
搬出してきます。
非常事態宣言も出されてさすがに例年の半分にも満たないお客様でした。
うれしいやら残念やら複雑です。
- 2021/08/22(日) 00:00:01|
- 未分類
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0

この方のとても上手な弾き手でした。

私は今現在、京都文化博物館での「ファインド・アイズ京都 現代・文人光画展」に参加しています。
「京の職人たち」ということで女性の職人たちを取り上げています。
今年は例年より出品者が10人ほど少なく、緊急事態宣言が予想される状況であったり、激しい長雨であったりとお客さんも幾分少なめです。
実は私は印刷物をごく少数の方にしかお渡ししていないので、私の知人友人でお見えになる方はわずかだと思います。
それがわたしの感染拡大防止策でした。仲間を裏切っているようで心苦しいのですが。

それでもこうしてブログにも書いていますし、FBにも書いていますから実に不徹底な自己満足的予防策です。
で、会場では私の「第
8回 写真個展 『ストリート《駅》ピアノ & 鴨川で 音楽』展の宣伝も細々としています。
期日と会場は一昨日無理やりに決めました。

感染拡大を防ぐために個人としてすることと、また一年半以上文化活動が強く抑制されている現状に対するリアクションとしての個展活動を、共にやっていこうという決意表明です。などというと大げさですが、昨年も10月から11月に二週間しましたので、今年も何とか継続しようという事です。 11月23日~28日の日程です。
場所は「寺町三条上る」にあるギャリエ・ヤマシタの2号館2階です。

それはこうして撮らせていただいてきた方々に対する「公約」の実行でもあるのです。

文化博物館で見ていただいている写真は10余枚になります。 数が多いですね。
絞りに絞った渾身の写真で見る人を唸らせたい欲求も大いにあるのですが、私の活動の基本は数多くの「素敵な人たち」に出会って、撮らせていただくことにありますから、「数」も大切な要素として展示しました。
第8回目もまたそこは外さないようにしたいと思っています。

ただ、私も写真を撮っている以上渾身の一枚で唸らせるというのも諦められませんから、そう言うコーナーも設けようかなどと欲も持っています。
- 2021/08/20(金) 00:00:03|
- 人物
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0

この写真を二度クリックしていただくと白枠の写真になりますね。
ぜひ、そうしてみてください。

あんな写真、こんな写真を撮ってみたいと思っても、「モデル」を知れくれるどんな人でもその画面に収まるという訳にはいきません。
顔立ちもスタイルも、表情も・・・・服装や髪形もですが・・・・それぞれによく合うロケーションがあるわけですし、例えば、きれいな人ならだれでもよいという訳にはいかないわけです。

プロの「モデル」さんを頼めるような立場やお財布ならば、いくつかのモデル事務所のリストの中から「この人」とか言って撮れるのかもしれませんが、私の場合はそういう訳にはいきません。
運良く撮影をお願いできる人に出会ったら、その人に合わせてロケーションを考えなければなりません。まあ、それがまた楽しいわけではありますが。

それにしてもいつもよく思うことは、この人もそうですが、よくぞ私の願いを聞いてくださったという事です。
「どうして引き受けてくれたのですか?」とはどの人にも聞いたことがありませんが、こうして撮影しているときにどんなことを考え、どんな気持ちだったのだろうかと思うと、何やら不思議です。

撮影をお願いした時にはこういう写真が出来上がるなんてお互い少しも予想していないわけで、偶然と言えばまさに偶然こういうものが地上に現れているということも、これまた不思議です。
「一期一会が」が形になって残るというのも面白いことですよね。

案外この人に導かれて撮っていたのかななんて思っても見るわけなんですが、その辺の呼吸もまた面白いのです。
ポートレート写真入門というような本にはこういうことは全く書いてありません。 ポートレート写真を楽しもうと思ったら、あまり本などに書いてあることにとらわれないで自分でいろいろと考えてみる方がいいと思います。
上手くなるに越したことはないわけですが、面白いを感じることの方がずっと大事なんだと思いますし。


- 2021/08/19(木) 00:00:03|
- 人物
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0

まあ踏んだり蹴ったりとはこういう事でしょうか。
日本中に悲しい辛い思いをされている方がおられますね。
COVID-19により、線状降水帯により、自公政権の無策・悪策により・・・・、繰り返される緊急事態宣言も今度こそはと思うことができないから、一層負担感がありますね。
という訳で、私の「人を撮る活動」も大きく制約されています。

季節は夏ではないんですが、個展のために過去の写真をひっくり返していたら、もう一度皆さんにお目にかけたいKさんを撮った写真が出てきました。 私としてもちょっと懐かしくて。

ここは国立近代美術館のロビーです。
私のカードに印刷している写真も、ここで撮ったモノです。
他の人でも挑戦したことがあるのですが、なかなかこの背景の壁画や碧紫の床にマッチして撮れる人はいません。

付け加えるまでもなく、この人はプロの「モデル」さんではありません。
いわゆる「素人」さんです。 ご存じのように私は原則としてプロのモデルさんを撮りませんしね。

他のお客さんたちの動きを見て、お邪魔にならないようにしているのではありますが、遠くには何人もの方がおられますから、この人は視線を感じないわけにはいかないでしょうね。

私もこれで案外「顰蹙を買う」ということが嫌で、ついつい一歩踏み出せない性格ですし、こういう時に急いで撤収しようという意識に駆られてしまいます。
その私の気持ちが撮られる側に伝わると、やはりいい写真になりません。
「顰蹙を買」和ないために・・・この場の規則やどういう心の準備をしているかをよく話しておいて、・・・・短時間はっきりと割り切って撮るようにします。

そのためには事前にこの場のスタッフさんに話をよく聞いておかなくてはいけません。
- 2021/08/18(水) 00:00:03|
- 人物
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
この人は浜松駅のピアノの事も知っていました。
各地のピアノを弾いてきたようです。無論、新型コロナ以前の話ですが。
そう考えると「撮り鉄」の人は、今は、我慢我慢の日々なんでしょうねぇ。

スポーツはハンドボールをしていたとのことです。
この体格ですから活躍されたことでしょう。
スポーツもする音楽(芸術)もする勉強もする・・・・・、そうでなくちゃいけませんね。

野球だけをするとか○○漬けという青春期の過ごし方はよろしくないというのが私の考えです。
ですから高校野球の全国大会(甲子園野球)などについてはとても否定的に見ています。
オリンピック競技者の育成の在り方にも大いに批判的です。
現代のスポーツの在り方は根底的に見直すべきだと。

話がそれましたね。
18日からは京都ファインダー倶楽部の「ファインドアイズ展」です。
関西でも感染が増えていますし、まん延防止等重点措置が取られていて、多分緊急事態宣言を要請した方が良い状況なのだと思います。ですからこの写真展を開いてよいものか、私自身参加してよいものか随分迷っています。
自粛の圧力でプロ・アマ問わず文化活動がずいぶん抑制されてしまっています。
それでたとえ細々とでも継続すべしという思いも強くあるのではありますが、一方感染を増やせば各方面に入らぬ負担を重くしますしね。

動員力のある会員が少なくないうえに、あまり呼びかけを控えているようにもみえず、そこに一抹の不安を感じるのではあります。
通常なら5日間で3000人弱のお客さんが見える写真展です。 さすがに今回はそういうことはないと思いますが。

もし参加することになれば「京の職人たち」ということで女性職人を撮ったモノを出したいと思っています。
もともとはある仏師の写真を出すつもりだったのですが、いろいろあって。

会期の天候は今一つですから足が止まっていいかもしれませんが、出品者にとってはそれは寂しく残念なことです。
オリンピックが強行されたら私たちの写真展は開催困難になるねと予想していた通りになってしまいました。
菅さん小池さん・・・「この恨み 晴らさでおくものか 」
- 2021/08/17(火) 00:00:04|
- 音楽
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
キャリーケースを脇に置いて演奏です。

日本の色々なところに行っているそうで、そこにピアノがあれば弾いているんだとのこと。
とても達者です。 この人も・・・・ということは他にもいるという事ですが・・・・・ピアノについては自己流で、ほんの少し前に始めたんだそうです。
なのに、人が聞いていても恥ずかしくない腕前です。 それに何より私がいいなあと思ったのは、間違えた時にも、少しも音が早くならないこの人の、精神的な安定感です。

上手く弾いて、「どうだ。すごいでしょ。」というより楽しく弾く気持ちが優勢で、余裕があるからかな。

私が、駅ピアノを演奏する人を撮って「個展をしようと思っている。」というと、とても積極的に撮影に応えてくれました。
何か表現しようということに対して肯定的な意識をお持ちのようです。 そう言うところで共感することができるのはうれしいですね。
そして「ちょっと引いた写真も撮ってくれますか?」
そうです。写真の事もお分かりなのです。
だからこそ快諾してくれたのでもありましょう。

私の独断と偏見によれば、学校の芸術科目で音楽を選択する子は書道や美術をとる子より平均して成績が良かったような気がします。あくまで平均してですが。 斯くいう私は書道の選択でした。

ある高校には芸術科目として工芸がありました。 それはその学校を構想した人たちの見識の高さの現れですね。
工芸はその施設にお金がかかりますから大概は安上がりの音美書ですね。
私は各学校に演劇の選択を設けるべきだと思っているのです。
青年としての生徒たちを成長させようと思ったら「演劇」でしょ。

- 2021/08/16(月) 00:00:03|
- 音楽
-
| トラックバック:0
-
| コメント:2
昨日は東海地方から西は豪雨で大変でした。
京都も東山三十六峰の西斜面に沿って北から南までいたるところで避難指示が出ていました。
清水寺に上がる茶碗坂も土砂崩れがありました。
古代から中世ならば、COVID-19の広がりに加えてこうした大雨で人々が苦しむのは天皇をはじめとする為政者に問題があるのだから、天皇や宰相は退位すべしなどということになったのでしょうね。

せめて写真は明るい雰囲気のモノをアップしましょうか。
この仲良し二人組と街を歩くととても楽しい気分になります。

浴衣で撮りましょうというのはIさんの提案でしたが、この二人を撮り始めた最初の頃にも浴衣で撮りました。
今二人の目線の先では「《結婚式の》前撮り」をしているのです。興味津々ですね。

ほら、「あんなふうに撮りたいなあ!」という事らしいです。
二人の話によれば、その日に備えて「ダイエット」に励むのが普通らしいです。

晴れると、傘の中の人と、傘の影の届かない人では・・・・二人とも反射率が高いですし・・・・適正露出が違いすぎます。
それにしても傘をさす時の基本中の基本の注意事項を思い出すことは、十回に一度もありません。
別のことにしか意識がいかないのですね。 一体何年写真を撮っているんだろうと自分で呆れます。

金沢などでも若い女性が浴衣など和服を着て歩くことが目立つようです。
決して和服が嫌がられているわけではないのですから、今一つの工夫で和服が日常生活に復調するといいなあと思います。
- 2021/08/15(日) 00:00:27|
- 人物
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
どうも永らくの不在で申し訳ありませんでした。
外国に行っていたのでも、入院したのでも、まして彼岸に行っていたのでもないのです。
私のPCがネットに接続しなくなって、それを回復するためにおよそ3週間を有してしまったのです。何故そんな長い時間がとお訪ねになる方もおられるでしょうが、それにはいろいろ訳がありまして。 ただ私がこうしたデジタル世界に疎いだけの事なんですが。
それが接続サービスのスタッフによってようやく回復して、こうして皆様にご挨拶ができるようになったという事です。
ようやく世界・・・・というと大げさですが…とのつながりを回復できたという思いです。

私のリタイア後の生活は、このブログとともにあったと言っても過言ではないのでして、中高生の時からの旧友とのつながりの糸でもあったわけで、繋がらない日々は本当に苦痛でした。
それで・・・・加えてCOVID-19の広がりもありましたし・・・・人を撮る活動の意欲がわきにくくもありました。

そんな時に撮らせていただいた「「京都駅ピアノ」を弾く人です。
一旦弾き終えたのですが、・・・・その時にはお声掛けができていませんでしたので、・・・・周囲を見回して「次に弾きたいなあ」とお町の人も見えませんでしたので、もう一度弾いていただきました。

今月18日からは「京都ファインダー倶楽部のファインドアイ展」があって、そこには「京の(女性)職人たち」を出すつもりなんですが、晩秋には、また音楽系で個展をしようと思っています。
それで「個展のために・・・・」と言ってお願いしているのです。

ピアノを弾く人を撮ると、だいたい同じような写真になってしまいますので、展示会場にあまり変化も面白味もないかもしれませんが、それはそれでいいと思ってやりたいと思っています。

聞けば、嵐山の方にも駅・ピアノがあるそうです。
そこにもぜひ行って撮りたいなあなどと思ってもいます。
どんな写真展になるでしょうね。
- 2021/08/14(土) 00:00:04|
- 未分類
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0