この人は何時もここにいますから、会いたい人はここに来ればいいのです。
そして「わざわざ会いにくるもんがいるから、休めんのよ。せっかく来てワシがおらんかったら申し訳ないから。」と言います。
だからよほど暑くても寒くても、雨・雪が降らなければ彼はここにいます。

それでも「コロナで来る人は本当に減ったなあ。外国人来んし、他府県のもんも最近は少なくなった。」と寂しそう。
だから当然売り上げは厳しい。そんな彼に営業継続のための給付金は届くのか。
日銭は稼がないと冗談じゃなく飢えてしまう。
そんな切羽詰まった面もあるけれど、見ての通り決して不潔にしていたり、生活の気持ちにほころびは感じられない。何時も書くように道具は手入れが行き届いている。そこが銅心さんの矜持でもある。

「みんな気持ちに余裕がなくなってきているからリュックには気をつけな。大金を持って歩いちゃいけんよ。」と心配してくれる。どうやら私のポケットマネーは潤沢に見えるらしい。
「金は持ってませんと書いて歩け。」という。 まさかこんな形の人間を襲うものはおらんだろ、と私。

それにしても世情をよく知っていて評価はシビアだ。例えば小泉進次郎、アントニオ猪木、森喜朗、・・・・・・・。
「分かるやろ?」と同意を求めるが、そうそうと相槌を打つのに何の抵抗もない。
しかもただ批判非難するのではなくて、いつも、認めるところは認めたうえで、だけど・・・と、厳しい批判の雨が降る。

この人の写真を撮っていると人物写真を撮ってきてよかったなあと思うことがある。
この夏のグループ展には職人さんお写真を出すつもりだったけれど、銅心さんの写真でもいいかなと思った。
いや、むしろそうした方がいいなあと。
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- 2021/06/30(水) 00:00:07|
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これまで何度も拙ブログに登場していただいている銅心さん。
私の腰を下ろす場所も代り映えがなく、COVID-19を警戒して、少し距離をとっているくらいが違いますかね。
同じ世代なのです。

「コロナで・・・・・もうあまり生きられない・・・・年月が削られるのが悔しいなあ。」と言います。
全く同感です。
オリパラに出場する人の時間だけが貴重なわけではありません。

本島はそのたびごとに「今日も撮らせてもらっていいかなあ?」というべきなのでしょうが、私はあえてその言葉を飲み込んで、当たり前のようにリュックからカメラを取り出し、会話の合間合間にシャッターを切ります。
心得てくれているのか諦めたのか、そのことについて何も言いませんし「まあいつまでも撮れる訳じゃないから、撮るなら今のうちだよ。」と言ってくれます。

ここを私が通りかかっても他にお客さんがいて話し合が弾んでいるようだと立ち寄らないで通り過ぎます。
せっかく興に乗った話の腰を折るのは申し訳ないからです。
でもそんなときには私には見せない表情をしているのかもしれません。 今度長い玉でそれを撮りましょうか。

振り返ってみれば、初めて会ったのは8,9年も前になるでしょうか。記憶はまるで当てになりませんが。
こことは別の場所であったときに「こんな場所に移っていたの?」という会話をした記憶がありますから、さらに別の場所であったんだと思います。

私はほとんどプライバシーを問いませんから、どこの住んでいて、どこで生まれたのかも知りませんでしたが、どうやら九州の出のようだということをこの日、初めて知りました。
私が自転車を押して近付くと「よ~ 元気かえ~? 生きてたか~?」と手を振ってくれます。
私は自転車を立てかけて、腰を下ろします。
- 2021/06/29(火) 00:00:04|
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以前このブログのページで「京都駅ビル・ピアノを弾く人30人」を撮って・・・・などと書いたことがありました。
しかし、今のところSARES-CoV2+政府の愚策に阻まれて、撮影を遅々として進みません。
でも、まあ気長に撮り溜めたいと思います。 人生には何か楽しみの種がないといけません。

つい最近、京都市美術館の別館でJPS(日本写真家協会)主催の写真展を見せていただきました。
入場有料でしたが、65歳以上は無料だということで、有難く無料で見せていただきました。
力作ぞろいで楽しめました。 が、それにしても社会的発言のある写真は極めて少数でしたね。
トップに並ぶ人たちの写真がそうですから、以下同文です。
これが日本の写真を巡る問題の見逃せない一面です。
高校生たちの写真を見るのはいつも楽しみです。
彼らの見方に新たな気づきがあります。

オリ・パラが強行されるようなことになると、また早晩緊急事態宣言がダルことになるでしょう。そうなるとまた重苦しい行動制限が課せられます。
堪りませんね。 またここのピアノも使用禁止になります。
そうして多くの芸能芸術の活動も押し込められます。
制作・創造に一生を懸けて励んでいる人はオリンピック選手だけではないのに、なぜオリンピックばかりが過剰に美化されるんでしょうね。
ッ競技者たちもオリンピック開催そのものについて、オリンピックの在り方について発言すべきです。そう言う発言ができないところにも日本のスポーツ界の後進性を見ます。写真と同じですね。
さしあたり、こうしてまたピアノが再開されましたから、私の楽しみはしばらく続きます。

それにしても、どうもピシッと決まりません。
- 2021/06/28(月) 00:00:03|
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緊急事態宣言が解除されて今は「まん延防止等重点措置」が・・・・・。
そんなかな駅ビル・ピアノはどうなったかなあと思って見に行きました。 我が家から7キロほどの距離です。
自転車ですから、さほど苦にもならないのですが、今日はふと思いついて重い80-200のレンズをリュックに入れました。

ビルのエスカレーターを上っていくと、風に乗ってか、ピアノの音がかすかに届きます。
近づくにつれて次第に音ははっきりしてきて、jazzかな、という感じです。
再開したんだ、そして早速演奏を楽しむ人が来ていると、心が躍りました。
どんな人だろうか。

中年の女性が弾いておられて、それは見事な弾きぶりでした。
その方の演奏を聞き終わると、椅子の背後の柱の前にこの方が立っていて、一歩踏み出そうか否かを逡巡しているようでした。
「弾かれますか?」と尋ねますと「他に弾く人がなければ…。」とおっしゃるので、「僕は写真を撮りに来ているのですが、撮らせてもらえますか?」とお願いしました。

「顔が写らなければ・・。」という事でしたが「マスクをされているので大丈夫でしょ?!」と。

私の聞き覚えのない曲でしたが、この方も多分長いことピアノに親しんできた方だろうなあと思わせる演奏ぶりでした。
演奏が終わると、そこここから拍手が。 私もカメラを持ったままの右手の腕をたたいて拍手に換えます。
案の定、中高生の頃にはステージ上での演奏も幾度も経験されたそうです。
- 2021/06/27(日) 00:00:05|
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建築物の設計図を書いてこられただけにパースペクティブが正確です。
そして「線」がやはり独特です。
最初に一通り絵を見せていただいて、経歴を聞かせてもらうと納得がいきました。
極端に言うと烏口で引いたような線があったからです。
でも、そういうところにこの方の人生が詰まっていて、悪くないなあと思いました。
楽しく描くことを追求されている方は、それでいいのだと思います。
それにしても3年前に画筆を撮り始めたとは思えない巧みさです。

こちらの方は敢えてマーカーで塗っている絵がありましたが、マーカーで引く線が生む敢えて残す塗り斑が、色の重なりや紙の白さを残すことになって、それが生きていました。
きりきりと神経質に描くのではない余白が絵に膨らみを与えていました。


- 2021/06/26(土) 00:00:02|
- 絵画
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同業の先輩後輩という御関係らしいのです。
右の方が少しお若くて、先輩を絵の世界に誘ったのだそうで、それが3年前。
そしてやはり3年前に「絵画展をしよう」と計画されて、今年実現。

ということは、この方はリタイアした直後に絵をはじめられて・・・・それまで絵筆をとったことがないのだそうで・・・・、その頃には絵画展をしようと思われていたのですね。
リタイアしたのが75歳の時だそうですから、ずいぶん遅いデビューなわけですが。
素晴らしいことですよね。

このの絵画展が「最初で最後だなあ。」とおっしゃっていましたが、ところがどっこい、私の予想ではそういうことにはならないと思いますね。

このお二人は、当然のことですが、性格が違っていて、それぞれに絵の雰囲気は、やはり当然のことに、違います。
それで絵が並べられると会場に面白い響き合いが出ていい感じです。
この楽しさを味わったこの方が、もっと異なった取り組みをしている人を仲間に入れてやったらどうかな考えているそうで、そう言う話を聞きながら先の先輩も頷いておられましたから、きっとこれから二度、三度と楽しい「三人展」「四人展」に発展していくのだろうと思います。

こういう知己を得て70代半ばにして絵画展をやる。素晴らしいの一語ですね。
人生は果てしなく楽しくできるのでしょう。

今お二人はマスクを外されています、たまたまここには私を含めて3人しかいないというタイミングですので、マスクを外してくれました。
私はお二人のためにマスクをしたままです。
そうするとどうもファインダーを覗きにくいのですね。それに集中力が落ちるのです。いやですね。

ジャズを聴きながらこうして写真をアップしていると、お二人の「幸せ」を撮らせてもらっているんだなあと感じます。
- 2021/06/25(金) 00:00:04|
- 絵画
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私が自転車ではしているときでした。
住宅地の細い道路の交差点で、私が左右を確認して走り抜けようとするとき、彼は右左、そして私の進行方向に目を配って、危険がないことを確認して、私を誘導してくれました。

工事の現場を通り抜けるのではなくて、そこから少し離れた場所でのことです。
私は、一旦はそのまま通り抜けてのですが、彼の仕事ぶりの丁寧さと親切な心配りが心に残って、取って返すことにしました。

私が話しかけて事情を説明すると「恥ずかしいけれど・・・。」と言って撮影を承諾してくれたのです・・・・。
写真までと撮ってくれなくても、そういう風に声をかけてもらえただけでもうれしいので、と少し引き気味でしたがお願いしました。
その時はもうすでに作業は終わって撤収、移動のタイミングでした。
しばらく先まで行き過ぎた時間が「惜しい!!」ことになりました。
やはりチャンスは前髪を掴むべきでした。 いつもそのことで悔やむので、今回は何とか翻意して帰ってきたのですが、それでも、やはり、後ろ髪になってしまいました。

彼を追いかけて撮っていると電話線工事をしていた人たちが「おい、写真を撮られてるぞ。」とからかい半分に声をかけました。
それで、彼の仕事ぶりがとてもよかったので・・と説明をしたのです。すると「彼はとてもまじめに働いて、感心してるんだ。」と声がかかりました。
やはり普段からそうなんですね。
私は、もう移動なんだな、迷惑得緒かけてはいけないから引き上げようという気持ちになって「ありがとう。」と言って立ち去ろうとしたのです。
そこに彼が近づいてきてくれたのは・・・・・後から考えてみるに・・・先輩たちから少し時間をもらってカメラに収まろうとしてくれたのだと思います。
それに気づかない私。 私にはこういう迂闊さが常にあるんです。困ったものです。
本当に良い青年でした。
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- 2021/06/24(木) 00:00:03|
- 働く人々
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撮った写真をチェック中。
実はこの人のインスタグラムには私が撮った写真とはかなり趣の違う写真がいくつもアップされています。
本人も撮る人も別の世界で撮っています。感心させられます。 私のはかなり「無難」。
モニターが小さいせいもあって、食い入るように見ています。
ダメ出しはないのですが・・・・・・。
私が色々ポーズを付けないので、「自分でやるしかない。」と思っているんでしょうね。

私の指示は、こんな、誰でもまずはじめの一歩で撮るポーズです。

家族や友人同士で撮るのとグラビアなどの写真の間というところでしょうか。
でもこの頃は、友人同士でも家族でも、ポーズや演出にかなりの工夫があるようですね。
鴨川でも観光寺院でもそうした様子はよく見かけます。

撮る時に、自分自身が、ああいいなあ、きれいだなあ、魅力があるなあと思って撮る写真、そういうものでありたいなあと思っています。

- 2021/06/21(月) 00:00:05|
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ただ記録するというのではない写真を意識しないといけません。
場面はとても日常的なんですけど、楽しさなり、練習の真剣さなり、あるいは腕前なりを捉えることはできるのだろうか、そんなことを思いながら撮ります。

そんなことを思いながら撮ります・・・・と言っても、たまたま遭遇した機会。 今まで「空の具合が怪しいなあ。返り着くまでに降らないといいがなあ。洗濯物を濡らしてしまったら・・・・。」などと考えながらペダルをこいでいたその後で、気持ち、意識を高めるのはなかなか難しい。まして最近撮っていませんからねぇ。
それでやはり演奏をしばらく聞く時間が必要です。

ちらちらとこの人も観察させてもらい、光の条件や周囲の景色や人の配置なども、見まわしながら・・・・。

結局そういう訓練を積まないと、うまくいかないのですよね。
左手の女性を意識していたら彼の足をおかしなところで切ってしまいました。

いつまでたっても粗忽で上達せんなあと・・・・。
まあこれはSARES-CoV2によって強いられたブランクの所為だということにしておきましょう。
いやそれではどこぞの政権と同じになってしまいますので、ちゃんと反省します。
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- 2021/06/19(土) 00:00:16|
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とても良い音の響きでした。素人の耳にも練習を積んでいるなあと聞こえました。
それで河原に降りて背を向けたまましばらく聞かせていただきました。

私には下心がありますから、あまり感心して聞いている訳にはいきません。
「そろそろお終いにしようかな。」と楽器をケースにしまって腰を上げてしまうようなことがたまにあります。
それで振り向くと、たまたま強い風が吹いて譜面台が倒れてしまいました。
おお、神よ。

で、演奏の手が止まって、話しかけるチャンスが生まれましたので、声をかけさせてもらいました。
某大学のオケのメンバーだそうです。
私はそのオケのメンバーの何人かとは顔見知りですので・・・この人の先輩にあたるのでしょうか・・・親近感を感じました。
それにこうして鴨川で練習する何人かも撮影の相手をしていただきましたから。
皆さん好青年です。
ここは橋の下ですから、広くて、しかも音がよく響きます。
散歩に来ている人たちも楽しめますね。

大学での活動も、昨年春から困難を極めています。
部活動の継続性、伝統の継承、・・・・それぞれの部活動には独自の文化があるでしょう、それが100年以上積み重ねられたものでも、2年も断絶したら大きな痛手を被ることでしょう。何しろ学生は4年で入れ替わってしまいますからね。・・・・・難しくなっているでしょうね。

大学という文化もまた同じです。大学を支えているのは教授や職員だけでなく、まして文科省ではなくて、学生も重要な、欠くことのできない担い手ですからね。
- 2021/06/18(金) 00:00:01|
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先日ある写真学校の卒業制作展があり、訪ねました。
必ずしも職業的なカメラマンになることを目指しているのではないのだそうで、皆それぞれ力の入った作品でした。

対象や、形よりも色に関心をより強くもった写真が見られましたが、若い人や女性にその傾向が強いのかな。
写真の組み合わせやフレームの中でどう表現するかにも工夫がありました。
編集アプリを使った作品も、やはり多くて、いろいろな挑戦が見られます。
その工夫がやや生硬な感じがして熟さないなあとも感じるのですが、今はこういうことがトレンドではあるなあと思いました。

私自身がそう言う手法をとろうと思うかどうかは別にして、一つの表現様式として定着してきているのですから、それを否定して仕方ありません。
良い絵ができればそれでいいとしなくてはならないでしょう。
ただ、「やれること」に振り回されているなあと感じることは、他の色々な会場でも感じることがあります。

一緒に写真クラブに属している方がブログで写真を公開しているのですが、色が不自然で、落ち着きがなく、そう言う加工をすることで何を表現したいのかわからないので、なかなか「イイネ」を付けられないでいます。
私の場合はただの怠け者に過ぎませんが。
- 2021/06/17(木) 00:00:03|
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この場所は私のとっておきの場所。
といっても実はたくさんの人が知っているのかもしれません。

最近はここに来れば、まず間違いなく車を止められますが、少し前までは、ずっと手前で、まだ着かないかまだ着かないかと不安になって戻ろうとしたり、逆に気づかないで通り過ぎてしまうことも何度もありました。
ただ、京都から来た時には分かるのですが、帰り道に立ち寄ろうとすると・・・・・嗚呼、やっちゃった!!ということになるのです。

上の写真のように脚をクロスしてもらう時にはふくらはぎをもう一方の足に当ててはいけない!!というのが原則なのになあ。
- 2021/06/16(水) 00:00:04|
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太陽の光が体を目覚めさせますね。
雨が続くときが滅入ります。 お腹の回りは脂肪だらけ。
でもこの人は違います。

ロケーション×モデル
- 2021/06/15(火) 09:57:46|
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外に出られない、人に会えない、写真が撮れない、
SARES-CoV2がらみのことについてもオリパラがらみのことについても基地周辺の土地に住む人やモノに対する政府の強権的な監視の問題についてもG7問題にしても・・・・社会をみる目をもう一度耕して歴史認識の視座を確かにしないといけないと思って、書架を漁って読み直している。
- 2021/06/14(月) 00:00:16|
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今日は雨が降っていますが、この日は良い天気になってくれました。
この辺は河原にゴミもごく少なくて裸足である気になれます。

でも、水は意外にまだ冷たくて、こうして上陸して、足を温めます。
砂の上に立ったら「温かい!」そうです。

実は、日焼けを防いだり、暑さ対策のためにビーチパラソルも持ってきていたんですが、強い風で飛んでしまいました。
それで畳んだままです。 いろいろ考えて準備したんですがねぇ。

この写真は二人とも気に入りました。
写真を、白い枠で囲ってみるととてもいい感じになります。
8月下旬にグループ展があるはずですが、そして、今回は職人の写真で行こうかなと思っているのですが・・・この写真を大きなパネルにして出すのもいいかななんて・・・・・。

こうした場所ではよくやりますね。「水切り」 「石切り」ということもあるそうですが。
こんなサイドスローのポーズが取れれば、まあなんとかなりそう・・・・・・・・かな。

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- 2021/06/13(日) 00:00:08|
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梅雨の中休みで、暑い一日。
鯖街道のある場所です。 この上流、下流ではアユ釣りの人たちが糸を垂れています。
初夏の風情です。

水に入ってもらうなんて言っていましたが、「水冷たいです!」
まあ、真夏の事ではありませんし、仕方ないですね。 でも皆さんに少し「涼」を送りたいと思います。

ここまで来れば人家も少ないので水はきれいです。
私も流れに入る準備はしてきたのですが、手を差し入れてみると、やはり冷たい。 ビーチサンダルは出番なし。いやこれは私の気合の問題ですね。

流れの中から、水のきらめきに重ねて撮らないといけません。

肉体的な若さだけでなくて気持ちの若さを失うようでは、ダメですね。
何しろ楽しさが半減です。
- 2021/06/12(土) 00:00:03|
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梅雨の中休みの日、久しぶりに一対一の撮影です。
この人とももう6年余りのお付き合いです。 いつも素敵に写ってくれます。

形のいい栗の木がありました。
実はそこここにくりにイガが落ちています。 うっかり腰を下ろすとお尻にイガが刺さりそうです。

下見に来た時に見つけた木です。
一番の目的地はもっとずっと走らねばなりませんが、久しぶりの撮影なのでちょっと休憩兼準備運動。
今一番呼吸が合って撮れる人ですが、いろいろあっておやすみ期間が長かったですから。

私の方も、SARES-CoV2のお蔭でこうした機会をすっかり奪われてしまいましたから、調子を戻せるかどうか心配です。
写真をクリックしていただいて、さらにクリックしていただくといい感じの画面になります。・・・・と、思います。

服もグッドチョイスですね。
私のお願いもいろいろ含んできてくれています。

カメラが変わると色もこんなに変わります。
- 2021/06/11(金) 00:00:07|
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この方も京都グラフィエに参加した方です。
写真家を写真に撮るのは何か言い難い感覚がありますね。
写真家を撮って会場を回るような人はいるのでしょうか。
私はまだ撮られていませんが(笑い) 参加写真家じゃないですしね。
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- 2021/06/10(木) 00:00:02|
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この写真も清水寺での個展に出しました。
世界を音楽で回る青年。 どんな思いで歩くんでしょうねぇ。
私の若い友人たちは、文字通り世界を股にかけて学び、働き、遊んでいます。 他国に行くということをどう感じるかということは、世代によって随分違うのでしょうね。
数十年で世界は様変わりです。
- 2021/06/09(水) 00:00:01|
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お二人とも写真家です。

この人は京都グラフィエに参加された方です。
写真における偶然と必然を考えさせられる作品でした。
ある状景、ある状況に出会うのは偶然ですが、そのことが起こっている背景と彼自身の内的なストーリーがシンクロするのは必然なのかなと。
彼が偶然に遭遇した状況を、その背景や社会性について認識し、彼の思想と化合して一つの物語を取り出す。
そして写真表現に具体化する。
だから語るべきものがあるのでしょうね。
- 2021/06/08(火) 00:00:08|
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一昨日、ガラ携からスマフォに買えました。 故障しても部品がないとか、サービス打ち切りが近いとかせかされてのことです。
電話さえできればよいという私には酷な事態です。
それにしても新たなスマフォにするために5時間余りを費やすなんて、驚きました。 スタッフは親切にしてくれたのですが、手間暇かかります。
5月に発売された最新の機種を購入しましたが、使い勝手がわかりません。当分戸惑いそうです。
時代はこんな私を押し流して先に進んでいきます。
この写真は清水寺での個展の際に展示した一枚でもあります。
- 2021/06/06(日) 00:00:07|
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皆さんは読書した時にその本の世界を引きずる方ですか。
私が読むのは小説ではないので、少々趣が違うかもしれませんが、私は結構引きずる方です。まあ簡単に言えば影響されるという事でしょうかね。
一番端的なのが漱石の評論を読んだ時です。
チャールズ氏とフレデリック氏の8巻選集を読み終わって、次に若い私がかなり信頼して読んでいた本を取り出しました。
文章は私の生まれる以前からのモノが多く含まれます。戦前戦後の社会状況、思想状況が刻印されていて、今や幾分の批判なしには読みにくい点もありますが、それでもやはりこの人の気迫は伝わり、感染します。
さて今日は私の天使に会います。しばらく会えなくなりますから、写真もしっかりとっておきたいと思います。
・・・・・・・・・・
今日の写真は職人と芸術家がシェしているお店兼工房に立ち寄った際に撮らせてもらったものです。

最近は体力が落ちてきているために街を走り回ることがなくて、こういう偶然を作り出せないでいます。
写真もまた体力が決めてかな。
- 2021/06/05(土) 00:00:04|
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京都グラフィエ、シグマの会場で。

シグマのレンズをお使いの方おられますか。 どんな感じでしょうか。
このシグマの会場で観た写真を見る限りその繊細な映りは「使ってみたい。」と思わせるものでしたね。

昨年の京都グラフィエは、計画を延期したうえで、ちょうど私が秋に個展しているときに実施されましたが、今年のそれは9/18-10/17に予定されています。
今年もこれにぶつけて個展をしようかな。
それにしてもこんな人が被写体になってくれると写真撮影がうまくなったのかなと錯覚してしまいますね。
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- 2021/06/04(金) 00:00:02|
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普通ならカテゴリを「音楽」にするところですが、この人の行動や話しぶり表情を見て「人物」に入れるのがいいなあと思ったのです。

「この近くに住んでいるの?」と訊くと、聞き覚えのある名前を言ってくれました。
それでどこのどのような人かわかりました。 某大学の某寮にお住まいだそうです。こう書いただけで特定されそうですからちょっと心配ですが。
私には、まあいわばある種の先入見があって、ああなるほど合点がいくと思いましたし、ならばこうでなくちゃねとも思いました。

大昔、東大の駒場寮に連綿と書き継がれる落書きのことを知って、東大に行きたいものだと思ったことが一瞬ありました。ただ東大自体は好きではありませんでしたし、、好きや、嫌いややる気で受け入れてくれるような制度ではありませんから、私などは埒外でしたが。
実際にはそういう大学にはいけませんでしたが、寮には入りました。 で、そこの寮の先輩諸氏の遺した落書きを見たのですが、ああこれじゃだめだと思い、その中に参加する気にはとてもなれなかった悔しい思い出でがあります。

こういう人を見ると自身にまとわりついて堅く常識の中に押し込める力をはねのける力がもらえるように思います。
青年のこういう突破するというか破っていくというか、そういうエネルギーが素敵です。
別の通りかかった人と話をしています。 なんて自由なんでしょう。

やはり住んでいるところを聞かれて指さしながら説明をしています。
気持ちいいなあ。

聞けば友人に写真を撮る人がいて「写真集を作ろうか」などと相談しているそうです。
どんなものを作るのでしょうね。また是非見せてもらいたいものです。
私のような常識の中で撮っている者とは違う写真を見せてくれるに違いないと思います。
- 2021/06/03(木) 00:00:03|
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鴨川を下ってくると川の流れの中に仁王立ちしてギターを弾く姿が見えました。
確かにこの日は気温も上がり初夏を思わせる日ではありました。

私が発見した時には上着を着ていました。
まあ、足を水に浸けているくらいのことなら、どうってことないのですが、歌い方がまた格別でした。
叫ぶような感じで空に向かって吠えていました。
なかなかおもしろそうな人だなあと観察していました・・・・

この人の背後に川を渡ることのできる飛び石があるのです。 それで近づいていったわけなのですが・・・・・。

一旦、この飛び石に戻ってギターを置いて腰を下ろしたこの人は、背後に私の気配を感じていたはずなのに、突如として上着のボタンをはずし始めたのです。
な、な、何をするんだ?!
と、上着を脱ぎ棄てて水の中に身体を沈め、潜り、やがて泳ぎ始めました。

写真は、その水の中の彼女に声をかけて、「もうギターは弾かないのかな?」
「いえ、弾きますよ。」「じゃあ それを撮らせてくれる?」ということで撮った写真です。

この日家を出るときに、どういう訳か、100-300を持って出ようと思ったのです。
もしどなたかに出会えてとしても感染予防距離を保持すると85ミリでもちょっと迫力を欠く。滅多にないことだけれど100-300が役に立つことがあるかもしれないと・・・。
で、役に立ったのです。 が、このレンズが暗いことをすっかり忘れていました。普段使うレンズは1.4とか2.8通しとかです。
それでこのレンズに付け替えた後も設定を変えずにとってしまいました。(OVFですし、露出はオートにすることがほぼありませんので)

こういう粗忽というか考えが足りないというか…ところが本当に私の欠点です。
このレンズ色も少しおかしいですね。 別の70-300の方ならこういう色にはならなかったかも知れませんが、こちらはいくらか重いので・・・。
- 2021/06/02(水) 00:00:05|
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昨日はとても穏やかで良い天気でした。
でも天気はよくとも心晴れない人びたがたくさんいるというのが辛いところですね。
京都の人出は、場所によってはかなり少ないです。それは観光地。
観光寺院が「観光」寺院なんだなあとということがもろに出ています。
一方で公共施設が休んでいる中で寺社はオープンしていて参拝者を集め続けているのはどうしたものかな。 コロナ退散などお祈りしましょうなどと書いてあっても、何の効果もないことは明らなのにね。いや、そういう事じゃなくて、人が集まったらよくないといわれているのに集め続ける神社を運営する人達の心根はどういうものなのでしょうかね。
・・・・・・・・・・・・・・
さて、撮影気分が盛り上がらない毎日です。新しい本を買う気もあまりないので、昔手に入れた本を取り出しています。
チャールズ氏とフレデリック氏の著作選集8巻を通読し終わたので、高校3年生の時に東京中野の小さな書店の棚で見つけたモノを取り出しました。6巻本のうちの一つがポツンとありました。食事代を削って買いました。箱入りで500ページの本です。値800円。 あの頃岩波書店の文庫本の★一つはいくらだったかなあ。70円?
その後★は50円、☆は100円になる。
学生になったころに生協の書籍部で1000円の本を前にして長い時間にらめっこしたことが度々ありました。1000円を超す本などというのは貧乏学生にとっては一大決心をしないと買えないものでした。しかし、それが当たり前の価格になるのにたいした時間はかかりませんでしたね。
今では耳にしなくなった「狂乱物価」
・・・・・・・・・・
3年前の京都グラフィエの時に撮った写真です。 第5回目の個展に出そうとしていた候補写真です。
- 2021/06/01(火) 00:00:05|
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