春が短くないですか?! 秋も、この頃短いですよね。
すぐに暑くなっちゃって、気が付けば寒くなってしまう感じです。
それにまんべんなく優しく降る雨よりも一挙にドカッと降る雨や雪が多くないですか。
それに風もめっちゃ強烈に吹いたり。 毎年記録を更新しないと気が済まないって感じの「天」ですね。
何だか地上にとても大きな不満を感じてるんじゃないんでしょうか。
わしを怒らせてるのはお前たちだぞ・・・と。

α99は有機ELファインダーなんです。そしてフジX100FもまたEVFなんです。露出設定が反映された画面を見て撮るのですが、α900とキアノン5DはOVFなんです。この二種類のカメラを行ったり来たりすると私は相当混乱します。シャッタスピードや絞りの設定の仕方が分からなくなります。
「適正露出」にするための裏技などもどんどん使わなくなってスキルが落ちてきているように思えます。

カメラの機能が充実して「撮ることに集中できるようになってきた。」という方もおられますが・・・・・無論そのことを否定しようとは思いませんが・・・・そのことで、撮る前に光の条件に集中しなくなった(注意を払わなくなった)のが、私です。
それでα900をメインにしてただひたすらそれで撮っていた時よりもつまらない失敗が多くなりました。

この人のように忍耐強く相手をしてくれる人でないと、瞬発力で撮る場合では失敗が多いようです。
なんていうこともまあ、ありますが、そういうことはまたおいおい意識的に訓練探求しながら・・・。
なんといっても、こうして被写体になってくれる人を十分観察しながら撮れることは本当にありがたいことです。

そうして観察しているとへぇ~こんな表情もするんだなあ、こんな可愛らしさも持ってるんだとか・・・そういう引き出しの多い人は実に楽しいです。

ずいぶん時間を稼いでくれていますね。


- 2019/05/30(木) 00:00:21|
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今現在では桜の花は勿論、バラの花さえ盛りを過ぎようとしています。
こうして少し前の写真を見ると時間の流れの速さを感じてしまいます。
私の体の状態はわずかずつでも改善の方向に向かっています。
「体調がよくなったらまた撮ってください。」と、この人がいってくれているので、その点では大いに奮発して早く万全になりたいものです。

この人もこれまで数回撮らせてもらってきています。他にもそういう人がいます。
この何度か撮り重ねるということが案外大事なことだなあと思っています。
お互いプロじゃないのでやはり学習過程となじみを深める過程が必要なんだと思います。
この撮影の時に改めて感じました。

舞妓はんや芸子はんを撮るのでも、プロのモデルさんを撮るのでもない私の写真ですから、なおの事そこいら辺がカギかな・・と。
そして、やはりいい人を見つけないといけません。
人を選んだ時点で写真の成否は七割八割が決まる・・とも言われますし、私も同感するところがあります。
そして、その人の良さ・・・美しさとか可愛らしさとか愛嬌とか人柄の良さとかインテリジェンスとか etc そういうものを一見の時よりもさらにもっと掘り出すことができるかどうか、そこが問題ですね。

撮る方は、その点で頑張らないといけないのかな。
いいカメラ良いレンズを取り揃えて? スキルも大いに大切です。
そういった条件はあれがあったらこれがなくてもいいなんてことはありはしませんから。

でも肝心要は何かという事・・・・そういう事でしょうね。
まず第一はどんなつもりでどんな人を見つけるか・・・これですね、やっぱり。
ジェラードもどれにするかが肝心でしょ?!
大きな口を開けて食べるところを撮るときに気を付けないといけないことは、口の中を撮らないことですね。
アナウンサーの水卜さんは撮られる側としてその点に注意しているのだそうです。さすがですね。

写真てやっぱり楽しいですね。唐突ですが。
- 2019/05/29(水) 00:00:37|
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自転車のペダルの付け根が折れてしまって、「こんなところが折れるのを見たことがない。フレームの金属疲労もかなり進んでいるんじゃないか。」と言われて自転車を買い換えました。
その自転車のサドルは前の自転車のを再利用しました。私のお尻の変な癖が長い間にそのサドルにはついていますから、乗り心地を変えずに済むんです。
と、そんなわけで・・・・んっ?! どんな訳?・・・少しづつ心機一転を図ろうと、以前アップしようと思っていてそのままになっていた写真からアップしようと思います。

つい先日私の大切にしている若い友人の一人に久々に会うことができて、・・・・この人に会うとその前後からいろいろなことが好転するんだよな、とまあ自己暗示みたいなものですが・・・・・・、「一週間はかかるかも。」と言われていた「新自転車が出来ましたよ。」のうれしい知らせが、その人に会う、その日の朝に知らされました。
これで、その気になればまた撮影の町ブラリができます。

今日のこの人は、とてもきれいな写真写りをする人で、お気に入りのフォトマヌカンの一人です。
仕事が落ち着いてきたので・・・と連絡をくれて、ほぼ一年ぶりの撮影です。

お互いのやり取りの呼吸が振出しに戻っちゃったというようなことはないのですが、そこはやはりお互い一年の成長と変化がありますから・・・・少なくともこの人には。
「男子(人は) 三日会わざれば 括目してみよ。」ですからね。

何かを食べるときは食べる方も撮る方もなかなか難しいものです。
それにこういう場合ジェラートは小道具ですから何色を選ぶかも思案が必要です。
それで後日別のある人の時につくづく思いましたが、今日のロケーションは云々で、着ている服がかんぬんで、・・などという御託よりも、撮られる当人のお好みを優先すべきだなあと・・・・それが私の教訓です。

この時はこの人の口紅の色と、そして味の好みとでいい選択でした。
やっぱり「美味しいなあ。」と思ってたべてもらわないと。
フォトマヌカンの方でも、「この場合はこの色かしら…。」なんてちゃんと考えてくれるのです。

こういう小道具の時は撮影時間に制限があります。
そこで、やはりフォトマヌカン側も「美味しいからってどんどん食べないようにしないと・・・・。」なんて気を使ってくれます。
「いいよいいよ、だいじょうぶ。」
- 2019/05/28(火) 00:10:15|
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私のブログの記事は特定のどなたかに向けた個人的なメッセージではありません。文章は文字通りのもので何か秘められた思いを発しているわけでもありません。誤解のないようにしていただきたいと思います。
- 2019/05/26(日) 09:15:32|
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京都の京都盆地は初夏を飛び越したような一日でしたね。いましばらく続くんだそうですが、高齢者の体調が心配ですね。他人事ではないですが。
自転車は廃棄処分とすることにしましたので一週間ばかり足がありません。外に出ないと写真が撮れません。バスや電車だと小回りが利かないのでその先大いに歩かないといけないですね。
家人が育てている葡萄が勢いを増して蔓を伸ばしています。
それで周囲の紅カネメモチやアジサイに絡みつこうとするので、そうなると大混乱ですから、伸びていく道を作りました。と言ってもロープを張っただけの事ですが。
季節がらどの植物もぐんぐんと伸びますが、くだんの紅カナメモチ君も勢いよく枝葉を伸ばしています。ただ困るのは我が家の狭い庭に住みかねてお隣の空域を侵犯するのです。時々、お互いの境は守りあわないとまずいんだよと教えてあげるのですが、なかなかいうことを聞きません。でも、枝葉を刈って、この範囲にいなさいと言えばしばらくは神妙にしています。維新の丸山某のように振り切って外に出ようなどとはしません。隣家のかたとは友好関係を保っていますので、少々枝が伸び葉が茂ったところでトラブルになることはないのですが、こっちから出たって国会議員の不逮捕特権があるからなんて、居直ったような乱暴な態度に出ればそれは話が違ってきます。
紅カナメモチもアジサイも元来はこうした人間の約束事とは別次元で生きていて、人間が無理やりにそれをおしこめているのですから、ちょっと越えちゃいましたは、「やあ、ごめんなさいね。」「まあまあ植物の事だからそういう事もありますよ、大丈夫ですよ。」とお互いに理解し合えるわけですが、人間同士では自分の作ったルールを自分で無理無体に破っちゃいけないわけで・・・。
紅カナメモチやアジサイには「そっちに行っちゃだめだよ。」と言えば、まあしばらくは大丈夫です。それを大声を出して暴れたり、そんなこと言って制限されるのはおかしいなどと騒がないだけましです。しかも自分の言動をとがめられて「咎める方がおかしい。黙っちゃいない!」なんて昨日まで気炎を吐きながら「今日は入院です、回復に二か月かかります。」なんて卑怯なことはしないわけです。
暑くなれば紅カナメモチが落とす陰で助けられます。アジサイの花に慰められます。葡萄も炎天の陽射しを遮ってくれることでしょう。

よくよく言い聞かせて仲良く暮らしたいものです。

写真は、相変わらず植物園のバラです。
- 2019/05/25(土) 18:37:39|
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良い天気が続きますね。
そんな中自転車で帰ってくる途中で自転車のクランクとペダルの接合部が金属疲労によって破断してしまいました。片足は地上に落ちるしもう片方はペダル上にあるという不安定な状態で10メートル近くブレーキが甘いまま進んでしまいました。とにかく転倒だけは避けよう、誰かに当たらないようにとばかり思って必死でした。ちょうど上りの緩斜面でしたので立ち漕ぎに入ったばかりの時でしたから一瞬慌てましたね。
地面に着いた足の裏で制動しようとすればもう片方はペダルの上ですから左右のバランスが大きく崩れてしまいますから危険です。その微妙なバランスをとりながらハンドルにあるブレーキを握りながら。
若い時ならどう反応するんだろうかと、その瞬間の自分の動きを比べていましたが、こういう意識自体が実はあまり良くないのではないかと思いました。
怪我はしなかったし他に迷惑もかけないで済みましたが、片方のペダルの無い自転車を押して歩くのはなかなか大変です。
自転車店につきましたが「このクランクを取り寄せで見つけるのも難しい。」と言われてしまいました。私の自転車は自転車好きの自転車店の方がいろいろなメーカーの部品を組み合わせて制作したものでしたから、フレームは勿論ハンドルもハンドルグリップもサドルも・・・・ともういまでは「ビンテージの店に行けば見つかるかも・・。」的なものです。特に高価ではなかったのですが形も重量も敢えて実用的な太さのタイヤにしているところなどもとても気にいっていたので「ちゃんと修理・整備すると新品購入の方が安くつくと思いますよ。」状態になってちょっと気持ちが凹んでいます。
そんなところにこれまた安価で手に入れたけれどすこぶる履きやすい靴が、・・・こればかりを履くので? 先ほどのアクシデントで思わぬ力が入った所為か?、・・・・ついに分解寸前になってしまいました。
ある方が「我が家の家電が次々と不調になって・・。」とおっしゃっていましたが、そういう時期があるのでしょうね。
昨日は久しぶりに「一杯飲みましょう。」と「元気出せよ。」呑み会をしていただいて、美味しいものを食べ、少しばかり呑んできました。
そういう訳で一進一退をしながらも目下リハビリ中・・・です。
家人が好きなバラを一緒に見にいって撮った写真です。

大したところに連れて行ってはいないのですが、ひどく喜んでくれています。
- 2019/05/24(金) 10:46:03|
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天気が良いので…元来初夏や盛夏が好きですし・・・・外に出てみる。
体の反応が今までと少し違うのでちょっと戸惑う。
「人を撮る」には心身のエネルギーがかなり必要だったんだなあと感じる。
近々これまで私の撮りたい意欲を大いに掻き立てて来てくれた人が立ち寄ってくれるのでちょっと楽しみにしている。この人を撮ると、その後の流れがよくなることがよく合った。どちらにしても私にとっては幸運の女神であることに間違いはない。
私にはこの人やこの人の友人たちに会っていればご機嫌というところがある。
どうもあまり時間は長くとれそうにないのだけれど、はるばる関東から来て時間を割いてくれるのだからありがたいことだ。
せめてカメラを磨いておこう・・・と思う。

- 2019/05/22(水) 10:34:35|
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広告が出るのも嫌なので・・・。
バラを育てるには手間暇がかかるのだそうですね。
家人も懸命に葉に付く虫をとるのですが・・・。
- 2019/05/21(火) 10:35:21|
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体調を崩したことなどを理由に写真のアップを休止しているとお伝えしたところ、何人もの方からご心配や励ましのお言葉をいただきました。また新しい写真をアップしていないにもかかわらず多くの方々に拍手をいただいて励ましをいただいています。
みなさま、大変ありがとうございます。
また「人を撮る写真」についても注視していただいて、早く復活せよと鞭撻もいただいています。
こうした皆様のお声に背を押していただいてご期待に沿える日を思いながら日々を送っています。
重ねて御礼申し上げます。 蒼樹




- 2019/05/19(日) 11:07:03|
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いつもご訪問いただきありがとうございます。
6月16-21日の写真展に向けてようやくデーターをプリント業者に出すことができました。ずいぶん迷走しまして、たどり着いたところは・・・・。
まあ、とにかく私の手を離れましたので、あきらめがついたと同時に、プチ燃え尽き症候群・・・でしょうか。
体調を崩したこともあってブログはしばらく休憩です。
そのうちにまた復活するのではないかと思いますが、それまでみなさんお元気にお過ごしください。
soujyu2
- 2019/05/16(木) 09:52:55|
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旅行の一番の目的は・・・・なんだそうです。
結局は長い列ができていてあきらめて帰ってきたんだそうですが。
京都にも長い列があちこちにできていますが、そういう情報を収集して食べ歩くのが楽しみの人たちがいるのですね。私には縁のない話ですが。

この春に突然、現場から移動になってデスクワークに配属されたので、予期しない10連休になったんだそうです。
この人もこの人の同級生たちも優秀なうえに頑張り屋さん・・・それに加えてちょっと自分の気持ちに対して負けず嫌いかな・・・なので職場でも目をかけられるようです。

私は成績・業績でどうこうなるような職場ではなかったので、移動や昇給や昇格にはほぼ全く気持ちがいっていなかったですね。
それで思いきって仕事ができましたし、精神的にも心理的にも健康を保つことができました。
就職と同時に「現場から離れない宣言」をしていましたしね。

「同期の中で何番目」などということを気にしていたら、どうもね。
でもあるときに職場の親睦会の時に「君たちは同い年なんだから誰が一番早く役職に就くか。それが一番大事な肝心だよ。意識しないとね。」なんて管理職に言われました。同じ職場に珍しく同い年が7.8人いたのです。
それでお互いの顔を見合わせてその場で笑い合いました。なんてつまらない管理職なんだと。

この人は撮る方も好きでいつでもカメラを持ち歩いているのです。
ところが今日はちょっとカメラの機嫌が悪いようで「やっぱり一眼レフに換えようかなあ。」なんて言っていました。

- 2019/05/14(火) 00:00:47|
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そう、あれから一年が過ぎたようです。関西から関東へと「進出」する直前でしたかね。
前回は着物で撮りましたね。
本当に早いものだと思います。
それにしてもこの二人はまるで実の姉妹みたいに仲良しです。

私が無理を言っているという面も無きにしも非ずなんですが、二人とも、少し無理してでもこうして時間をとってくれます。
有難いものですし、リタイア後の私の人生を彩ってくれています。

そしていろいろ新鮮な情報を提供してくれて、私が見ることのできない世界を垣間見せてくれます。
二人ともそれぞれ人のうらやむ有名な企業でバリバリ働いていますが、若者のそうした意欲的な生活に触れるのもまた楽しいものです。

この日は夕方くらいには曇って雨が降るかもしれないとのことです。
そして昼を回ってしばらくすれば関東に帰る予定ですから、ちょっと慌ただしい撮影です。
それにいろいろ近況を聞いたり、私の質問に答えてもらたり食事をしたりですから、あまり撮影に専念する時間は余裕があるとは言えません。

まあ、久しぶりに会えた記念みたいなものですね。
こういうプライベートな写真をブログにあげるのもどうかなと思うのですが、・・・私に会えば写真を撮られてしまうということを覚悟してきてくれているので、まあ、その協力しましょうという気持ちに甘えて。

九州に旅行に行った帰途に立ち寄ってくれていますので、・・・・勿論、主たる理由は親友に会うためなんですが・・・・九州旅行の土産話も。

何やら食べ物を求めて・・・・・。
彼女のインスタは食べ物だらけです。
その割にはずいぶんスリムな体形ですが。
- 2019/05/13(月) 00:00:20|
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翠滴らる季節になってきましたね。
京都でも最近「青もみじ」とか言って観光の誘因にしようとしていますが、確かにこの季節の木々の緑は美しいですね。
葉の柔らかさも初々しくてとてもいいです。

春は「山が笑う」と言いますが、確かにそうです。
京都盆地の周囲の山は皆低くて丸いのでなおさらそうい笑うような優しい雰囲気満載です。

杉を植林した山の整然とした景観も悪くはないですが、広葉樹の雑木林がいいですね。
この顔はこの人の提案です。

なかなか魅力的ですね。

(最近耳にしない言葉ですが)運動神経も良さそうです。
平均台も大丈夫そう。
- 2019/05/12(日) 00:00:38|
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「今年の応募では高齢化社会や植民地、セクシャルマイノリティーなどに焦点を当てた社会的なテーマを扱ったシリーズが多く見られました。アーティストたちがカメラを被写体に向けることで普段私たちが見落としているもの(日常的なものに潜む政治性、あるいは社会的に不可視化されている存在)を浮かび上がらせます。本フェスティバルが写真や芸術の愛好家のためだけに存在するのではなく、このプログラムによって、アーティストたちから持ち寄られた現代社会の課題や歪みを発見し、〝私たちの”問題として皆で考える機会となることを強く願います。」(京都グラフィエの「KG+」に関する記事の中から)
これは当然、マスコミ、ジャーナリズムの、また他の芸術ジャンルにとっても重要で欠くことのできない視点だろうと思います。

清水寺での写真展のための写真のセレクトは随分難航しているわけですが、どうやら失敗と成功のかなりきわどいところ歩くことになりそうです。
まあ、成功と言っても大したものではなさそうですから、打って出るしかないでしょうねぇ。

ある朝、突然あることに思いついて、やおら起き上がり、さらに考えをめぐらしまして「面白いじゃないか、やってみよう。」ということになりました。
まあ、しかし、あちらを立てればこちらが立たないという隘路はやはりあるもので、そこを突破する難しい工夫が必要になります。

将棋の詰め筋を探すようなものでしょうかね。
詰将棋ならば、何手か先に詰められるという決まりはあるのですから、「必ず詰められるはずだ。」という思考ができますが、対局ではそうはいきません。
「詰められるはずだが、これで本当に詰むのかどうか。見落としはないか、思い違いはないか・・。」果てしなく考えることになります。

定石を打てば、ある程度のとこまでは解があるわけですし、まるっきり採るところもないような大敗もないでしょう。
が、・・・・、です。

考えが堂々巡りを始めると、冷静に判断すれば大したことのないようなことでも実に大層なことのように思いこむことがあります。今度気づいたことも、なんだこれまでも何度かよそで見たことじゃないかと言う事かも知れないし、あまりに初歩的前提を崩した、見かけだけの工夫でしかないのかもしれません。

「下手な考え休むに似たり。」だけで済めばよいのですが。
気持ちのよい青年たちです。
- 2019/05/11(土) 00:00:46|
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同じ方向から、同じポーズをとっても距離の違いによって、それだけで随分写真の印象は違いますね。
画面に入る背景の量=広さが違うのですし、人物の表情の分かりやすさも当然違います。

一般にこうした人物写真を撮るのに適したレンズとして85ミリが取り上げられますが、最近135ミリだとかのやや長いレンズも使う人がいます。それでご自身の写真に特徴ができますのでプロの方はそういう工夫をされるのでしょうね。
ブラジルだったかの南米のブライダルカメラマンやモデル撮りのカメラマンのレンズは・・・ズームではありますが、・・・多分200ミリを使っているものが見られます。

ボケとか圧縮効果とか色々計算に入れているのでしょうね。
でも望遠側で撮ると被写体の人との意思疎通が難しくなるのじゃないかなあと、ちょっと思います。
ユーチューブで見る限り、フォトマヌカンのすぐそばで自分でポーズをして見せて、それから離れたポジションから、さらにいろいろ指示を出しています。
私の見た人は見なさんフォトマヌカンとの間を往復する労をいとわず、また大きな声で明確に指示を出しています。
大事なことだと思いますが・・・。
「ちょっと強い目をしてみて。」 85ミリならちょうどよく声が届きます。

私も望遠端200ミリのズムを使うことがたまにあります。
2.8通しの感じよく撮れるいいレンズです。 これを使う時には距離とをとる前にざっくりと指示をしておいて、離れてからは身振り手振りです。 あまり大げさなことはしません。
「横顔、いこうか。」

大概この人自身が・・・他の人もそうですが・・・提案してくれます。
こんな風に。
この人、案外こういうのが得意そうです。

「モデルに撮らされる写真はダメだ。」ということをよく聞きます。
言わんとすることはちょっと分かる気がします。 ですが、フォトマヌカンをしてくれている人は、自分をこう撮ってもらえたらうれしいという気持ちから、ポーズしたり表情を作ったりもしますが、こうしたら喜んでもらえた、ああしたらよい写真になるという意味で役立てるかしらと思いながらあれこれ工夫をしてくれてもいるのです。
そのためにこんな感じにしたいということをちゃんと予め伝えるのですし、出てきたポーズや表情に対して「いいね、そういう感じ。「綺麗より今日のロケーションを楽しむ感じで・・。」とかのこちらの評価や反応を返すわけですし。

だからお互いの理解が進んで「いい写真になったね。」ということを一緒に楽しめるわけです。
- 2019/05/10(金) 00:00:06|
- 人物
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このところ手作り市には出席率が悪いです。
ほとんど行かなくなった手作り市もありますし。
というのはちょっと遠かったり少し新鮮味がなくなってきたりしたので・・・・。

私の方が「悪慣れ」をし始めたのかもしれません。
新人さんや「へ~こんなものを作っているんだ?!」という人になかなか会えなくなっています。
私の気持ちが…客観的なことではなくして・・・動きにくくなっているのでしょう。

この方は自作の絵を販売しています。
個展をし、即売をしているということになりますね。
こうして和服を着てきている時点で本気度を感じました。

小学生の3、4年生くらいの女の子が「これ可愛い。」ととてもほしそうにする絵がありました。
お母さんと一緒でしたが、買ってもらえずに一旦この場を離れました。
でもしばらくするとお父さんも一緒に来られて『ね、これ可愛いでしょ。声rが欲しい。」と、駄々をこねる風ではなくて一生懸命に訴えていました。

初めは言を左右にしていたお父さんが、やがて折れて女の子はようやくほしかった絵を買ってもらっていました。
そのお客さんに対応するこの人の言葉の優しくて丁寧なこと。

女の子に対してもご両親に対しても節度をもって大切に接客されていました。
私はその姿に好感を持つとともに、絵もまた丁寧な筆致でしかも明るい健やかさを感じさせるものだということが気に入りました。
それに以前どこかでお目にかかったことがあるような気がして。
どこかのギャラリーでか、手作り市ででか。

心当たりのあるギャラリーの名前を出すと、「そういえば3年くらい前にそのギャラリーに作品を出しました。」とのことでした。
私はそのギャラリーには毎週のようにいきますので、ひょっとしたらその時に気になった人と同じかもしれません。
小学生のこんなに正面からきちんと対する人に悪い人はない、と私は思いました。
- 2019/05/09(木) 00:00:07|
- 絵画
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設定やポーズなどはいくらかは私の方から提案します。そしてそこにこの人の参加を待ちます。
写真は撮る側一人では完結しませんしね。

設定やポーズなどについて説明するときには言葉を選ばなくてはなりません。
言葉や要求する仕草については男女の差や年齢の違いで感じ方受け取り方が違いますから、その辺はお互いが不愉快になるようなことは避けなくてはなりません。
こうして公表をさせてもらうのですからなおさらです。
日本で「ポートレート」というと、いわゆる肖像写真ではなくて、ちょっと悪口的な揶揄したような表現を借りると「お姉ちゃん写真」「二コパチ写真」のことになります。
私は、そういう言い方をされても仕方ないなあという現実があることを知っていますし、そう言われてしまう様な写真群についてはどちらかと言えば肯定的に評価していません。けれどその一方でそうした写真をくさすがために「ある設定で男をとっても女をとっても同じ意味を持つのが肖像写真(=ポートレート)でなくてはならない」という意見にも加担できません。それは一方の極端だと思います。

で、問題は私が撮っている写真がどうかという事ですね。
どうなんでしょう。 実際のところどう評価すべきか分かりません。

「撮られている側として、どう思いますか?」
「さあ、どうかしら。」

私が撮ってきた若い女性たちの写真について、言葉に出して「いいね」と言ってくれるのはどちらかと言えば女性が多いです。
こうして撮らせてもらった人たちに集まってもらって何か食べながら、展示した写真やスライドショウを見ながら、こういうことについてどう考えているかおしゃべり会をしてもらったら面白い話になるかもしれません。
今度、個展の時に企画してみたいですね。・・・・以前にもそんなことを書きました。
- 2019/05/08(水) 00:00:29|
- 人物
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慣れないレンズを使って「勇み足」
この人のつま先も不自然に大きくなったり長くなったりしますね。
でも、広角レンズの特性を知って、使い方を工夫してみたいです。

ここは梅林なのですがタンポポがたくさん咲いています。
それでタンポポを生かした絵にしようといろいろやってみたのですがなかなか思うようにはいきません。
そういうところも面白いものです。

多くの人の場合右目と左目では形が違います。
そしてそのどちらを見るか、あるいは見せるかで印象がずいぶん違ってくる場合がありますね。
魅力的な目をしています。

ねっ!

ここに来ると針葉樹の森です。
昨年9月の猛烈な風で倒れた木が置かれています。
- 2019/05/07(火) 00:00:22|
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いやあ、いい声だなあ。
呼吸器系を傷めてから、もう歌らしい歌は歌えなくなった私。 実に羨ましいのです。

学生の頃はいわゆる学園紛争の時代でした。それだからというだけでもないのですがよく夜遅くまで校舎に残っていました。
そして時々やりかけた仕事をおいて誰もいない階段教室に入り込んで大声で歌っていたものです。多分このことはずいぶん前にも書いている思うのですが。 守衛の方が通りかかって暗い教室を覗いていくのですが、私を認めても何も言わず放っておいてくれました。 有難いことでした。
その頃は多少ましな歌声として出ていたと思います。

とまあ、そんなことはどうでもいいのですが。
楽譜を見て声が出せるというのは、門外漢からすればすごいなあと思います。

左の彼は以前女性2人と一緒に歌っていた青年です。
「ああ、あの時の・・。」と覚えていてくれました。

右のテナーの彼がどうやら先輩らしいです。リードしています。
風が強くてスコアがじっとしていてくれません

最近は紙のスコアではなくてスマフォやタブレットで楽譜を見ているケースが少なくありません。
初めはそれを見て一体何をしているんだろうと思いました。
楽器演奏などの時はリズム楽器などの他パートの演奏をこうした機材から聞いて練習していることもあります。
時代ですねぇ。
便利なものです。

今度は動画で音入れもさせてもらおうかな。
- 2019/05/06(月) 00:00:20|
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フルートですね。
それに例のパーカッション。

度々出会ってセッションしているというわけではないのだけれど、今度この組み合わせでライブのチャンスがあるかも知れない。それで何時声がかかってもいいように練習をしておくのだそうです。

パーカッションの方は「音源」ごとに音色も異なれば響きの長さも違う、無論音程もいろいろです。
無論これまでの演奏体験でセレクトしてきているのでしょうが、既に成熟した楽器というわけではないですから、独奏ならともかく、そこはなかなか扱いが難しそうです。

フルートの音には皮を張ったドラムや木を叩く方がマッチすると思うのですが、この場合は、薄い金属板を叩くのですから、そこはどういう風にしていくのか興味のあるところです。
それでもお二人がそれぞれ相手を見て(聞いてかな)、これでやってみようと思われたのですから、何か感じるところがあるのでしょう。

フルートの彼はなかなか優れた演奏家じゃないかなという感じがします。

こういう『異種格闘技戦』みたいな組み合わせから面白い新たな音が生まれるかもしれませんね。

暫く撮らせていただいて「ありがとう。」と声をかけてこの場を去ろうとするとフルートの彼が「ありがとうございます。」と返事をしてくれました。
ジェントルマンですね。
- 2019/05/05(日) 00:00:50|
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ソメイヨシノは散ってもまだまだいろいろな桜の木に花が咲いていました。
この木は蕾もたくさんです。
それなのに足もとにはたくさんの花びらが。

あちこちで敷物を敷いてお弁当を囲んでいます。
今回の撮影での収穫は、この人のこうした面を発見したことです。
撮影の後半ではさらに色々愉快な面を発揮してくれました。
これからたくさんいい写真が撮れそうだと予感させてくれます。

私がこねくり回さなくともたくさんの引き出しから様々な愉快さがこぼれて来そうです。
立ち上げてサロンが軌道に乗って自信も落ち着きも出てきた余裕からでしょうか。
頑張ってきた心の成長のなせる業でしょうか。 いいですね。

私は「すぐに美人に撮れちゃったり可愛く撮れちゃうのはつまらない。」と言いながら撮っているのですが、言葉とやっていることは裏腹ですね。

でも、そういうところは分かってくれているような気がします。

どんどん可愛らしさが出てきますが、それは阿りや計算のある甘えではないので嫌な感じはありません。

一つ二つ、いや二つ三つかな、実年齢より上に見えます。

続きを読む
- 2019/05/04(土) 00:00:07|
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久しぶりのメールをいただいて「撮影の機会を作れませんか。」と言っていただきました。
本当に久しぶりで、環境が大きく変わって、もう撮らせてもらうこともないのかなあなんて思ってもいたのですが。
ずっと気にはしていてくれたそうで、ようやく生活が落ち着いたから、と連絡をくれました。

この人の「樹下に眠る」の写真は好評で、時々思い出して話題にしてくれる人がいるくらいです。
私も気に入っています。
私の写真にはあまり季節感がないのですが、今回は季節感一杯です。

この日ピ―カンでしたら琵琶湖の方まで足を延ばそうと思う気持ちもあったのですが、うす曇りで、これでは琵琶湖の様なロケーションでは背景が皆白くなると思ってここを選びました。
これなら薄曇りの光の回りを生かせるでしょう。

こうして木に触るときにも枝を無理に引っ張ってきたりはしません。指先を添える程度にします。
それがエチケットですね。
きれいな花を撮りたいからとスマフォのレンズにまで花を無理やり近づける人を多く見ますが、あまりやらないほうがよろしいかと。
この場合も添えているだけです。

少しの間お会いしていませんでしたが、ちょっと大人びた感じになり魅力が増しましたね。
「少し意識して落ち着いた感じにしてみました。」とのことでそうして意識した服選びなどが一層そう感じさせるのでしょう。
上着の黒が利いています。

今日の写真ではそれほどではないのですが、この人の顔は写真になって見るといろいろな人に似て見えることがよくあります。
今日はファインダーから新垣結衣さんと吉田羊さんに見えました。
不思議です。

ブランクがあったのにすっかり写真モードになってくれていて、周囲に人が多いことを気にさせません。
そういう意味でとても撮りやすいし一緒に撮影を楽しみやすい人です。
- 2019/05/03(金) 00:00:15|
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私の写真展は音楽をテーマにして、特に演奏者たちを撮った写真を並べるつもりです。
その中に楽器演奏ではなくてボーカルの人も入れたいし、ましてこの人は写真展の最終日に演奏する人ですから、その紹介も兼ねて一枚入れます。

フライヤーに取り上げられているこの人の写真は私ではない他の人の撮影ですが、とてもきれいに撮れています。
きっと松峰さんのお気に入りでしょう。
私が撮ると到底そのようには撮れません。
歌っているということをより強調する写真になると思います。

そうなるとただ綺麗にというわけにはいかなくなりますね。
そこの塩梅が難しいところです。

シャンソンですからね。時に語るように、囁くように、つぶやくように表情豊かに歌われますから、そこを撮りたいなと。

そういう意味では歌手の方はそれぞれのイメージで自らを演出されるわけで、表情は勿論ですが立ち位置も、客との距離も、体の向きもどんどん変えてきます。
その中からいい瞬間を掴まねばならないわけで、2時間ほどのリハはすぐに終わる感じです。

6月の21日は梅雨の終わりころです。昨年は直前に雨が降り、当日の天候が心配されましたが見事に晴れました。
今年はどうでしょう。
多少の雨は成就院の『月の庭』をしっとりさせて情緒豊かに歌われることになると思いますが。

私の方は16日から21日までですので、どう考えても雨を避けようがありません。
それでもせめて半分くらいは晴れて欲しなと思っているところです。
- 2019/05/02(木) 00:00:14|
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この日は松峰綾音さんが伴奏のピアニストとのリハの日です。
この人は元来シャンソンの訳詩をされていたのですが、ご自身で歌うようにもなったという方です。
今年6月の夏至の日に清水寺の成就院で「音楽の祭日」の企画としてシャンソンのコンサートをされます。

私はその前座として16日から21日までの日程で経堂をお借りして写真展をすることになっているというわけです。
そんな関係もあって、この人のリハに混じらせていただきました。

照明が夜のステージ用に魅惑的なピンクというか薄い赤紫に設定されていますので、ちょっとカラーでは感じがよくありません。それで、やはり黒白で撮ります。

黒白はソニーよりフジのカメラの方がいいと私は思います。

私たち以外にはスタッフもお客さんもいないのですからどこからでも撮れますが、その立ち位置を探すのが難しい。
私はできれば伴奏者を入れた写真にしたいのです。
それでピアニストの手指をどうするか思案しています。
まあ普通は入れたほうがいいのでしょうね。

それをしながら松峰さんの表情が迫力をもって捉えられる場所探し・・・。

余計なライトが入りピアニストの手指が入っていない。
- 2019/05/01(水) 00:00:16|
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