2016年も後半に突入してしまいましたね。
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この写真を撮った日は暑い日でした。
日差しを遮る物の無い広場での演奏です。
今はまだちょっと準備中。

写真撮影の許しを得ようと「バンドリーダーはどなたですか?」とお尋ねしますと、
この方でした。トランぺッターです。
今更ですが、「リーダー=男性」の世は着実に変化しつつありますね。その人の特性や意識に応じて役割を分担するという基準に「男か女か」は多くの場合意味がありませんね。
日本国憲法が生活に根付いている一面です。
基本方針に憲法改「正」を入れている党の人の意識はこの日本国憲法の法制史的到達からずいぶん過去に置いていかれています。ですから男女平等についても頓珍漢な言動が多いです。

今日は強い日差しがギラギラとしています。
こういう日に太陽のもとで金管楽器を吹くのは辛そうです。
唇が焼けないか、他人事ながら心配してしまいます。
それに、この人は「冬でも半袖でちょうどいいくらい。」という暑がりサンだそうです。
カホンをたたいている女性は、なんと裸足です。カホンの前面のボードを足で抑えたりして音を調整したりする必要があるからでしょうが、コンクリートの地面に足を置くのも、これまた辛そうです。
が・・・、ご本人は少しもそういうそぶりは見せません。

耳で、目でリーダーに神経を注いでいます。
バンドの呼吸は、こうしてぴったりと合っていきます。
それにこの人の表情には、ただ合わせているというのではなくて、一緒に楽しんでいる心のワクワクが出ています。
そういう表情が聞く人の気持ちをさらに盛り上げます。
こういうライブにはビジュアルの面もとても大切だと思います。

(独り善がりじゃいけないとはいえ) まず演奏する人自身が楽しまないと・・・・です。
それは写真を撮ることにも通じますね。
被写体を本当に「いいな」と思えないと、やはり心ワクワクさせる写真は出て来にくいと思います。
(むろん写真は「ワクワク」だけを撮るという事ではないのですし、…・・・人生の中にある別の要素に対する関心の弱さが写真や絵画などの弱さになってると思うことがよくあります。)

- 2016/07/01(金) 00:00:55|
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