素敵な人たちと

素敵な人たちと一緒に素敵な写真を撮ります。 なお写真のコピーはご遠慮ください。

素敵な人たちと     ここで野点をすること・・・「勝手に野点」   Ⅱ

 私も共感できます。

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 私も物干しざおに写真を吊り下げて鴨川を歩こうかと考えることがあります。
 「勝手に野外写真展」です。

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 そういうことを行政にも理解してもらい、許可だけではなく支援を引き出し、また地域の人と共感を深めて企画を実現しようとする人たちがいます。
 それは「勝手に」ではないのですが、「できなかったこと」を「できる」に変えていく活動です。
 私がさらに強く共感している高瀬川四季AIRのオーナーなどが進めているムーブメントです。

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 私も片足を突っ込み始めていますが、「…だったらいいなあ。」を「そうしよう。」に換える力が高齢者にもあります。
 いえ、かえって情熱も知恵も高齢者の中にいっぱいあります。
 現代の高齢者問題の一つのカギは、高齢者が主体的にそうしたムーブメントを作り出し自身を社会にコミットさせていくことだと思っています。

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 21世紀前半の高齢者は日本の文化史にエポックを作り出す自覚と気構えを持つ必要があると思います。
 またそれが日本史上の使命ですし、そういう使命を負うことが必然でもあります。

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 60年安保世代よ、70年安保世代よ 決起せよ!!
 というところですね。

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 我々は宿題を残したままだぞ。

 と、この方を見ていて思いました。

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  1. 2015/06/30(火) 00:03:17|
  2. 人物
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素敵な人たちと    ここで野点をすること・・・「勝手に野点」   Ⅰ

時々お見かけしてきました。

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 出町柳で「野点」をされている青年もこの方のお仲間だそうです。
 
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 この場所だけではなくて全国のいろいろな場所で「勝手に野点」(私の命名ですが)だそうです。


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 「ドラえもん」でおなじみののび太君やジャイアンは近所の空き地で遊びます。
 サッカーをしたりキャッチボールをしたり。
空地の所有者はあるんでしょうが、誰かに「出ていけ」と文句を言われているところは見たことがありません。
 都会の子供たちが自由に遊べるところはありません。そういわれて久しいのに改善される動きはさほど活発には見られません。
 大人の遊び場もです。

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 鴨川では絵を描く人、楽器の練習をする人、ジャグリングや拳法の練習をする人などなど多彩な「勝手に」遊ぶ人がいます。
 花見は勿論、時に禁じられてるバーベキューをする人も。もちろん私の様に写真撮影をする人も少なくありません。

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 日本社会はことのほか神経質に縛られた(縛りあう、かな?)社会ですから、息苦しくって仕方ありません。
 文化にのりしろや遊びが感じられません。  テレビなどであまりにくだらないバカ騒ぎを見せているのに比して町は面白さに掛けます。
 売りつけられたり見せられたりする『面白いだろ』『はい、笑いましょう。』はいやになるほどありますが、人々が自ら楽しみ、はみ出していく空間や結びつきはどこか狭いところに閉じ込められているような感じです。

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 学校も企業もですね。
 子供や働く者たちのうめき声を聞かない、聞こえないふりをする社会ですから。

 だったら進んで公共空間に出て行って「面白い」を実行しようというわけです。

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 そして思い思いに集まってしまえばいい。楽しんでしまえばいい。
 それを作らないのはむしろ市民の怠慢でもあるんだから。

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  1. 2015/06/29(月) 00:00:24|
  2. 人物
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素敵な人たちと      静岡県から出店   

 60年代、70年代に青春期を経験した者と、90年代、00年代に青春期を過ごすものとではおのずと行動の様子は違う。
 情報に接する機会もその広さも大いに違うのだから。
 ラジオの深夜放送さえ知らなかった私と比べては話しが極端になりすぎて正確でないのは言うまでもないとしても・・・・。

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 知恩寺をはじめとする手作り市には、中・四国から、東海・北陸、関東から出店者がある。
 そしてそうした人は自らのコンパスの軸を中心に相当広範囲に移動しているようだ。
 そういう生活のありようを私は思い描いたことさえなかった。

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 台湾からのお客さんだ。
 流暢で落ち着きのある英語でやり取りをしている。 そういうところにも彼のこれまでの行動範囲が推し量られる。

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 話をしていくと、私の生まれ育った町からほど近い町からの出店だと分かった。
 奥さんの生まれた町は、西隣の大きな町。

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 私が「今度ストールを付けた人を撮るのに、ピンやリングの面白いものはないのかなあ。」と覗き込んでいると
 彼が「写真を撮られる方ですか?」と声をかけてくれた。 カメラを手にしていたわけではないがリュックを担いでいたからそう思ったのかもしれない。    が、
 「見ていただいている雰囲気や見方がどうもそう感じさせたのです。関心を持っていることが違うと見方も違いますからね。」とのこと。大した観察眼だ。

 最近、ごく、たま~に「お初にお目にかかります」の方から、「写真をされている方ですか?」と聞かれることがある。自分が取り組んでいることで人相、雰囲気が変わるのは面白いことだし、うれしくもある。
 と言って、自分では何がどう変わったのか皆目わからないのですが。
 
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 京都での出店は初めてのようですが「京都に行きたいなと思って。」と京都を楽しむことも目標の一つ。
 奥さんもご一緒だから、楽しい出店になるでしょう。

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 生活をこわばらせない若い人の柔軟さは学ばねばならないと思う。

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 「今どきの若いものは・・・・。」と思うことも、ことに私のような性格のものには、山ほどある。
 が、一方で若い人から教えられ示唆されることもまたたくさんある。

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 ともに現代を生きる者同士だ。

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  1. 2015/06/28(日) 00:02:05|
  2. 装身具
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素敵な人たちと    パントマイム  Ⅱ

 そうだ、昔おつきあいしていた彼は元気にしているのかしら。
 久しぶりに彼を誘って出かけてみよう。  でも、はたして電話は今でもつながるのかしら。それに何と言ったって彼の生活も変わっているのだし、・・・・とうに私のことなんか。   でも、・・・・・、いいわ、とにかくかけてみよう。
 「どう?元気にしてる?!   ちょっと時間をとれないかしら。      えっ?! 本当?!  そう、OKね!!」

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 パントマイムにも表現の方向性にはいくつもあるようなんですが、人間観察はうかつな私にはまねのできないものがあります。
 
 ガスコンロの高さや棚の高さを乱さないできちんと保って表現するのですが、そこに何の意識も働いていないように自然です。

 高齢となった女性の老い・衰えに対する意識や感情が微妙に表現され「女心の移り変わり」が見えてきます。

 昔お出かけの時に履いた銀の靴。それを取り出して、そうこれこれ、「まだ履けるかしら?」

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 靴を片方ずつ履くときの、右の脚をくつに入れるポーズと左足に履くときの立ち位置の違い!!

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 パントマイムや演劇では、実在の人々の実際の動きを再現するのか、いわば「記憶色」を演じるのかが、問題になるように思いました。
 絵や写真もそうですね。
 「記憶色」を再現すれば「そうそう、その通りだよね。」という共感を得られるのでしょうか。
 「記憶色」が「『記憶』色」である以上、人々の主観にはばらつきがあります。  共同幻想などという言葉がありますが、共感の根拠をどこに求めるかに悩まなければならないかもしれません。

 一方、実在に忠実に再現した場合には「記憶」を裏切ります。その裏切りの中に「えっ、実際にはそういうことだったの?!」という新たな認識への誘い・気づきがあります。  人々の記憶をそのまま肯定し(あえて言えば迎合して)て演出するのか、「記憶」を批判して実在を突きつけるのかという、これまた大きな難問があります。

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 彼の待つ街にでかけていきます。

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 絵を見せていただき、描く生活を垣間見、そしてまたこうしてパントマイムの表現を見せていただくと、つくづく無自覚に写真を撮ているなあと気づかされます。
  1. 2015/06/27(土) 00:03:05|
  2. パフォーマンス
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素敵な人たちと     パントマイム  Ⅰ

 通うのを楽しみにしているギャラリーがあります。
 高瀬川四季AIRです。
 そこに行くと作家さんは勿論、オーナーのつながりでたくさんの個性的で有能な方々にお会いできる。その人たちの共通点は旺盛な好奇心と実行力。

 この日は日本画家の鈴木氏の絵の個展。
 会場に着くと鈴木氏と一人のご婦人が対談中。

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 お話に寄せていただくと。
 このご婦人はシャンソンを歌いパントマイムをされ,その上に書を嗜み、加えてフラダンスまで練習されているという。
 
 で、「先ほど『一本の鉛筆』という歌をシャンソン風に歌っていただいたんですよ。」と鈴木氏。どうやら鈴木氏は人を乗せるのがお上手らしい。


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 そして新しく人が来たのだから(私のことですね)、今度はパントマイムをしてくれませんかと・・・・。
 この後シャンソンのステージのための音合わせにピアノ演奏家のもとに行かねばならない予定のあるこのご婦人を、そう言って口説く。

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 私は恐縮しながらも興味津々。
 で、
 「じゃあ、本当は10分余りの自作のものをダイジェストで・・・・。」と立ち上がっていただけた。

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 歳を重ねた夫人が疲れて帰宅してきた。 長く立ち歩くと腰も痛くなる。しかし、休んではいられないので台所に立ってガスに火をつけ鍋を置く。
 ふと鏡を見ると髪は乱れ、疲れた顔が写る。
 「えっ?!これが私!?」 

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 気落ちしながら鏡を見ていると鍋が熱くなって、急いでコンロの火を消して鍋を下ろす。慌てて指先をやけどする。ますますみじめな思いをしながら薬を探す。
 思い直して髪を直し、少しばかり化粧をしてみる。

 紅をさし頬を明るくするとすこしずつ元気が出てきて、「イヤリングもつけてみようかしら。」

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 「あら。まんざらでもないわ。これなら、そんなに落ち込むこともないかな。」 

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  1. 2015/06/26(金) 00:01:55|
  2. パフォーマンス
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素敵な人たちと    絵を描く人にはかなわない

 写真はないものを写せない。
 よく「写真は目の前の物事の奥にある本質をとらえなくてはならない。」とか「人物写真はその人物の心、人柄・人間性をとらえなくてはならない。」などと言われる。
 私にとってはとても手の届かない話だ。
 なによりも物事の本質とか、人間の内面などというものが、そうおいそれと見て取れるなどとは、私には到底思えないのです。
 まして私のように出合い頭に撮っているものには。

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 また仮にそういうものが捉えられたとしても、それを写真として表現するにはどうすればいいのか。
 五里霧中とはこのことを言うのではないかと。


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 昨日スナックで会った女性を、今日描くことができるのが絵だ。
 絵は実物を写さない。いや写すことがすこぶる難しい。だがかえって、そこに大きな可能性がある。
 写真はそこになければとることができず、必ず実在のものに直接規定される。
 そこに現実性があり写真の魅力と限界がある。

 この方の描く姿も魅力的だが、見るときはまたそれに劣らず光がある。

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 絵はそれ自体人間の主体的介在だ。隅から隅まで作者の選択と実行がある。
 だが写真は一見なんら主体性を許さない直接性だけがある。写真は「見たまま」に「撮った」と見えるから人間の介在性を見失う。

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 さて、この方が東北に行って被災地を訪問した折のこと。
 被災された方々の絵を描かれた。
 高齢の女性を50歳も若く描いた。 2歳の子の写真を見て10歳余りに描いた。
 人を描くときには裸体をイメージして描き、体をしっかりとらえてから服を着せて描くという。
 そこで高齢の女性に裸体の絵を見せて、「これから服を描くんだけれど、どうしましょう。」というとそのままでいいという方が少なくないという。

 とても喜んでもらったそうだ。

 毎年のように出かけて、今では一度行くと千枚を超す色紙に書くという。
 人の心に滋水を注ぐ仕事をされている。

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 私は写真にも心理的なセラピーの力があると思っている。

 しかし、絵画はそれ以上の力を持つだろうと、思う。

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 この方の作品を見せていただいて、また多くの作家たちの秀作を見せてもらって、数十年の格闘の果実の素晴らしさを感じる。
 
 私は、私自身が長年磨いてきて比較的に有効な力を発揮できる分野を敢えて捨てて、写真を撮っている
 
 私の写真生活に与えられた余命は何年だろう。

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  1. 2015/06/25(木) 00:02:22|
  2. 絵画
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素敵な人たちと    雨が~ 🎶  filithematerira  Ⅴ

 この人のフライヤーをネット上で見た方が愛知県からはるばるアクセサリーを求めに来られた方があったのだのだそうです。
 すごいことですね。

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 どの作品も品があります。

 さて、私がねらっていたのはこういう感じでした。

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 アジサイのイヤリングを手に幾つも持ってもらいました。

 「窓辺に並べましょうか?」


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 この動作がいいですね。

 そうかポーズではなくて動作を撮ればいいんだ、と改めて思いました。
 動作のニュアンスを撮る。   意識したいと思いました。

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 雨が窓にやさしく流れるとよかったのですが。

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 まつ毛の長い人でした。

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  1. 2015/06/24(水) 00:00:34|
  2. 装身具
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素敵な人たちと      雨が~ 🎶  filithematerira Ⅳ

先日、ギャラリーに伺て写真を撮らせていただいた同じ方です。
たまたま見逃した別の部屋があったので別のコースを延長して見に行ったんですが、姿が見えたのでまた図々しく入っていきました。
先日の地味な服とは一転、白いワンピースでした。
この写真では色かぶりをしてしまっていますが・・・・。

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 湿気のある暑い日でしたが、さわやかな印象でしたので、ぜひにとお願いしました。

 快く、「私はどうすればいいんでしょう。」と引き受けてくれました。

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 私は以前からこの部屋の窓が好きですのでそれに近づいていただきました。
 今日は窓からの自然光も比較的豊かです。


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 窓枠が白と青ですので、その雰囲気でと思ったのですが計算が足りませんでした。
 作品のための照明と木製の作り付けの台のために黄色く色かぶりをしてしまいました。

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 ですが、この人の年齢にふさわしい体の柔らかいラインがいい感じです。
 

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 脚まで入れるとさらにまたあるムードが出てきますね。

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  1. 2015/06/23(火) 00:02:58|
  2. 装身具
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素敵な人たちと     水が恋しくなります   Ⅳ

 この場所にやってきたときには雲が広がり、あまり『水が恋しい』という気持ちになれませんでした。

 ここにはかなり大きな岩がありますので、華奢なこの人ととの対照で面白いかなあと思ってきました。
 それに別に用意してくれた服もありましたし。
 それを着ればないここで面白い絵になるかと。 

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 そういうことを飲み込んでくれる人なので、さらにイメージは膨らみます。
 
 ただいつ雨が落ちてくるかという状況では、少々余裕がありません。
 それでも、「水が恋しい」を敢行します。    いつでも好きな時に撮れる人ではないので。

  行ってくれるかな?!
 ハイッ!!


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 私はずっと以前、真夏にここに何度か来ているのですが、 とても気持ちの良いところです。
 その話をしながら・・・・話だけでも気分を見りあげて。

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  1. 2015/06/22(月) 00:00:33|
  2. 人物
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素敵な人たちと    関西写真界の重鎮   

毎週の定例、水曜日のコースでギャラリー巡りをしていました。
その中のあるギャラリーで思わぬ方にお会いしました。そして思わぬ事態に。

その思わぬ方とは、仮にMさんとさせていただきますが、その方は私が注目しているある革職人さんの祖父(おじいさん)なのです。
そのMさんは若いころから写真がお好きで相当な腕前の方なんです。
で、私もお知り合いになって個展にも来ていただいて過分な言葉もいただいたのですが・・・・。

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 ギャラリーではいつものように写真展が開かれていました。
 そこでは毎週のように写真展が開かれていますから、いつものように何気なしに入ると、Mさんの見た顔に出会ったというわけなんです。
 そのMさんがある人を椅子に座らせて写真を撮ろうとしていました。その人の作品の前に座ってもらっているところを見ると出品の記念のようですが・・・・・。
 しかし、周囲の様子から、その椅子にかけている人がこの写真展に出品している人たちの先生であることがすぐわかりました。
 お話を伺うとどうやら京都でも関西でも著名な方のようです。

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 で、なぜMさんがその人の写真を撮っているかというと「小学校の同級生なんや。」ということでした。
 このギャラリ-には窓がありません。ですから作品を照らすための照明だけの薄暗い部屋なのです。
 「(カメラの)設定はどうされているんですか?」 顔見知りの無遠慮さで教えていただきます。
 「フィルムは感度が100だから、四分の一だね。」
 「四分の一?! 」  これでは手ぶれ、被写体ブレは避けられません。いかに被写体が椅子にかけているからと言っても難しいでしょう。

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 お持ちのカメラはM6ライカでした。
 肘をテーブルにつけたり、椅子を使ってカメラを固定したり、いろいろ工夫をされながらの撮影です。私もそばでかがみこんだりしながら「私なら…。」という角度を探していました。
 とても魅力的なお顔の方でしたので、「私も撮りたいなあ。」と冗談半分以上でつぶやくと、Mさんが「撮ったら?」と・・・・。
 「いいよね。」  お二人は同級生のよしみがあっても、こちらはただのギャラリー訪問者、それはいかにもご迷惑でしょうと、しり込み。

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 「この人も写真を撮るんだよ。ワシの知り合いでね。」
 「そうか、じゃあいいよ。」
・・・・・・・・・     う~ん。お二人とも大物だなあ。

 で、不躾ながらカメラを取り出して・・・・・。  すると会場にいたたくさんのお弟子さんたちが周囲に集まってきて(このそれぞれの方が腕に覚えの写真家たちなんです。)取り囲むように、先生の様子を見て楽しんでいるんです。


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 勉強不足で何も存じ上げない私に、「この先生は長いことをシカを撮ってきていてずいぶん危ない目に何度もあってるんですよ。代表作もシカですね。」
すると別の方が「サルも撮ってましたよね。それでサルとけんかして。」と武勇伝には事欠かない方らしい。

 「先生」から「今度このグループに入らないかね。」とお誘いいただいたのですが、何しろ気の小さな私はおろおろおどおどしながらお断りして・・・。

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 「じゃあ、今度写真展があるから、その時に来ていただいて、またぜひ声をかけてください。」と。
 その写真展とは京都文化博物館で今月6月の24日から28日まで開かれるものです。Mさんも、この写真展は京都の代表的な6人が出品するから是非にと勧めてくれました。

 わたしはこれまでライカには触ったこともなかったので、Mさんにお願いして「ファインダーをのぞかせてくれませんか?」
 するとこのファインダーが実に素晴らしいもので驚きました。 α900も相当頑張ったファインダーだと思うし、キヤノンニューF1のファインダーやコンタックスRXも悪くはないと思うのですが、抜けの良い光豊かなファインダーは相当なモノでした。

 ライカを数台お持ちなのだそうです。 お値段を聞いて、私にライカにあこがれる気持ちがなくて良かったと思いました。

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 この写真家さんは「デジタルは、そうだねえ、4年ほど前からかなあ。皆に教えるのにデジタルもわからんといけないなあと思って始めたよ。後ろの作品もデジタルだよ。」とおっしゃっていました。

 まさかお弟子さんたちの注視の中で写真を撮るなんてことが起こるとは想像もしていませんでしたが、「いつでもどこでも撮るつもり」で心の準備が必要だと再確認しました。

 ぜひ、24日からの写真展に伺おうと思いました。

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  1. 2015/06/21(日) 00:00:33|
  2. 人物
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素敵な人たちと   二度目のない出会い・・のはずだった   Ⅲ  

 この人も意欲的にフォトマヌカンをしてくれているので、どんな場所でも「ここ、いいね。」に反応してくれます。
 

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 頭にクロスが入ってしまいましたね。
 他のお客さんをちょっと避ける意識がこういうことを見逃します。

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 こういう赤煉瓦の街並みがあるわけではなくて、ポイントでしかありませんから、360度の雰囲気の中で撮ることができません。
 建物のすぐ前には良く知られたコンビニの看板が。  ですから統一性も調和もありません。  建物は文化財として保護されていますが、周囲を合わせればごった煮で無秩序です。

 
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 写真では「切り取り」ますから、何とか見えるようにできるでしょうが、景観自体は「京都でさえこの程度」観が否めません。
 ただまああまりに統一され、理知的行政的に調和させられると、居心地の悪い町になってしまうかもしれませんが。
 ただ、コンビニに限らず、全国展開の企業が果たして個々の「町」、個々の地域を大切にする意識を持てるのかどうか、日本の企業文化の成熟度が問われますね。

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 この建物のつくりは「威厳」を強調されているようですが、部分を見ると案外軽やかに簡素に作ってもいます。そういうところを見ると設計者が何を考えていたんだろうと想像する楽しみがあります。
 建築もまた精神の結晶ですから、対話できる力があれば楽しいだろうなあと思います。

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 以前ある人をここで撮らせてもらいました。
 その時の宿題を思い出しながら撮ります。

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 留学してもここで撮った写真のことを思い出してくれるでしょうか。

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  1. 2015/06/20(土) 00:01:05|
  2. 人物
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素敵な人たちと   二度目のない出会い・・のはずだった   Ⅱ 

 何事も、そうなるにはそうなるだけの理由があるということは本当だろうと思います。
 だが理由があるということと必ずそうなるということとは別で・・・・。
 
 この人が渡欧すれば二度とお会いすることはないだろうと・・・・・・会う理由が、ほとんど全くと言っていいほどないのですから。

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 私は誰かに会いに行くという意識的な行動をとることが非常に苦手で、ばったり会うことしかできない人間なのです。
 案外、人が苦手なのかも・・・・と自分では思っているのです。
 多分そうなのです。

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 しっかり分析すると、私はあまりよい人には属さないのだろうとも思うのです。

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 ここで撮ったら面白いかもしれないという場所探しが難しくも楽しいのです。
 そこに誘ってフォトマヌカンをしてくれる人が心をワクワクさせてくれた時に、あるいは情感をロケーションに添わせてくれた時に、いい写真が撮れるように思います。
 私たちのような素人同士にはことのほかそういうことが大事な要素なのかなと思います。
  

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 それにしても若い女性たちのファッションに対する気遣いは相当なものですね。
 いえ、いま私の服装を振り返ってみると「もう少し何とかならないの?」という感じです。
 こうして撮っているときには…デートしてるのでも何でもないですから・・・・役割分担がっはきり明示されていて却っていいのかなとは思うのですが。  服装は一面では、ある意味で「記号」ですからね。

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 よく言う「それらしい服装」ってやつですよね。
 私が風采の上がらない風貌と服装で、重そうなカメラバックを担いでいれば、それに対面している人は「モデル」というわけで、周囲に対して記号的にはっきりするんですですね。
 そうして周囲が了解してくれれば、素人の私でも案外開き直って「カメラマン」ができてしまうわけです。

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 世の中のサギ(だまし)は大概そういう仕組みを利用するんでしょう。
 (選挙の時など自転車にのぼりをつけて荷台にスピーカーを括り付けたりして、「私は何の既得権益、既成勢力ともつながっていない。金の力や組織の力ではなくて個人的情熱で政治をするんだ」と強調している人は大概それを記号で演じているだけなんです。 私同様あんまり信用できません。何とか言う政経塾出身者などがよくやる「手」ですね。)

 おかしな方に話がそれました。

 記号的な服装は、ここでは私にとっては肯定的に働いている・・・と。
 自分自身がそれに騙されて、いっぱしの「カメラン」だと思い込むと、落とし穴ができそうです。

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  1. 2015/06/19(金) 00:01:38|
  2. 人物
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素敵な人たちと   二度目のない出会い・・のはずだった   Ⅰ

 『運命』とは面白いもので、おそらくは二度とお会いできないだろうと思っていた方に「もう一度写真を撮りましょう。」といっていただける機会ができました。

 実は実際に撮ったのはもうだいぶん以前になりますが。

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 ご自身が「モデルの仕方が少し分かったような気がするから再チャレンジしてみたい」と申し出てくれたのです。
 むろん大歓迎で撮らせていただきました。


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 私としてはできるだけ都会的でおしゃれに撮りたいと思っているんですが・・・・、この人は十分に条件に合うのですが・・・・私の感覚が・・・・・。


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 京都の町中の、歩いて移動できる狭い空間でそういう場所を何か所か見つけねばなりません。
 それに晴れていてくれないと・・・・。
 (もちろん雨には雨の都会があるんですが。)

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 今日は赤い上着を着てきてくれました。
 そして内側に白。  いいですねぇ。

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 正直に言うと、私はミニスカートが不得意です。いえ、多少の短さならいいんですが、最近のミニは、撮影の際には一層難しくなるんです。
 それを意識していることを感じ取られてしまうと、お互いの間の空気を悪くしてしまいますから、極力平気な顔をしていますが。

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 それでも下から下から撮ることにもなりがちなんです。
 で、ここではベルトレベルです。

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 皆さん、ご存じのように少し下から撮らないと脚を長くきれいに写せないんです。
 で、ついつい撮るときの姿勢が下りていくんですが・・・・・・。

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 ウエストからなら大丈夫ですね。

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  1. 2015/06/18(木) 00:00:51|
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素敵な人たちと     水が恋しくなります   Ⅲ

 何かオブジェに使えそうな・・・・・。
 

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 う~ん、何ができるかなあ。

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 もってるだけでかっこいいよ。

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「水にザブザブト入ってもらうからね。」とは言ってあったのですが。


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 思いのほか活発な人です。

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  1. 2015/06/17(水) 00:02:39|
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素敵な人たちと    水が恋しくなります   Ⅱ

 昨年初めて撮らせてもらった時にも「水に入ってもらいました。」
 私の写真歴の中では、とても印象的なシーンでした。

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 あの日は高野川の河原でしたが・・・・。
 昨日は雨でしたから、もう少し水が濁っているのではないかと思いましたが、林の落ち葉で濾された水はきれいです。
 気温はさほど高くはないので、「冷たい!」と言いながら、それでも案外楽しそうです。

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 場所が変わりました。
 日差しもあります。
 すこし足をつける程度でいいよ、と言ってもどうやらしっかり両足を入れるつもりらしいです。


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 「入ってしまってもいいでしょ?!」
 「まあ、いいけど大丈夫かい?  そこは深くはないの?」
 「ええ、大丈夫。」

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 「なら、いいけど。」

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 「どうしようかなぁ~。」

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 夏本番が待ちきれずに、ついに入りましたね!
 もっとも撮っている私も水に入っているんですが。  
 流れが浅いですから、水温は耐えられないほど冷たいというわけではありません。


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  1. 2015/06/16(火) 00:00:14|
  2. 人物
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素敵な人たちと    水が恋しくなります   Ⅰ

 水の恋しい季節に向かって「・・・・・というようなイメージの写真が撮りたいのだけど。」とお願いして協力していただきました。
 そういうお願いの出来る数少ない人の一人です。

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 ところがこの日は、「昼過ぎから少しずつ晴れ間が見えるでしょう。」という天気予報で、案の定、空には雲が広がります。
 人物写真は薄曇りがいいということはよく言われますが、晴れたキラキラ感がほしい日でした。

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 昨日までの雨が欅の大木の肌をしっとり濡らしています。
 落ち葉にもじっとりと水分が含まれています。   林の保水力は大したものです。

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 今日は水のあるところで撮ります、とは言っていたのですが、冷たい水のさわやかなきらめきは期待できそうにありません。
 そこで、・・・・。

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 これまで何度か協力していただいてきた人ですから遠くから望遠レンズで撮っていても意思疎通がしやすいのです。
 ご自身が少しずつポーズを変えて私の要求にこたえてくれます。

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 どう?水は冷たくない?  
 大丈夫です。

 事前に指を入れて水温を確認はしているのですが、冷たさを感じるのは人それぞれですからね。

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 今日はこんな風に行きますよ!

 ハイ!

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  1. 2015/06/15(月) 00:00:50|
  2. 人物
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素敵な人たちと    雨が~ 🎶  filithematerira   Ⅱ 

 この人は「私は写真を撮ってもらうときいつも目をつぶって『半目』になるんですよ。」と言われるのです。
 けれどアクセサリーを作っている作業中に撮った写真のほとんどは、しっかり目をあけています。
 もちろん必要上伏し目がちなものはありますが、『半目』といったものは1,2枚です。

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 終わりごろ場所を少し移して立っていただきました。
 するとどうでしょう。私がシャッターを切る瞬間に目をつぶる場面がすこぶる多くなったのです。
 やはりこれは『撮られる』を意識した時の心理を反映した動作なんですね。

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 写真写りが悪いだとか、目をつぶってしまうというのは、大半は撮る側に責任があるのだと私は思っています。
 どうにかして「撮られる人の心理」をつかんで目を閉じなくてよいように撮るのが「腕」というものでしょう。そう自分に言い聞かせています。

 こうした作家さんたちがお客さんと話すうちに「これとてもお似合いですよ。」と勧める場面をよく見ます。 
そしてお客さんが鏡を覗いてみて「あら、ホント」と今までつけてみなかったタイプのものが意外にも自分に合うことを発見している場面に遭遇します。
 大したものだなあと思います。

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 こういうものをつけて気分を明るくしてもらえたらいいなあとか、私自身が大好きだから・・・・すべての人に喜ばれるというわけにはいかないけれど・・・・気に入ってくれる人がいるといいなあ、とかいろいろな思いを込めて作られるのだそうです。

 紫のアジサイと白のアジサイがありますが、左右でそれぞれ色違いをつけたら、顔の角度を変えるたびに印象が変わって面白いかもしれません。

 写真のものはアジサイではありませんが、ビーズを使った花で、ちょっと高級感があります。

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 昔、「雨が 小粒の真珠なら  恋はピンクのバラの花」という歌詞の歌がありました。 確か橋幸夫さんが歌いましたね。
 作詞家はどんな顔をしてこんな歌詞を考えるのかなあと思いました。降ってくる雨が真珠だったら町中危なくて仕方がない。人は大騒ぎで拾いあうだろうし、自動車のタイヤは滑って事故ばかりで・・・・などとちっとも詩的でないことばかり考えていたことを思い出しました。 
 面白くない男でしたね。
 

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 もっと絞れば天井から降る雨粒も見えたのに・・・・。

 私の注文で白のアジサイを耳にもっていっていただきました。

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  1. 2015/06/14(日) 00:01:34|
  2. 装身具
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素敵な人たちと    雨が~ 🎶  filithematerira Ⅰ

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 梅雨ですね。昔ほど雨は嫌いじゃないですが、とにかく外に出にくいのが困ります。何しろ主たる移動手段が自転車ですから。

 でもそんな雨の日に「素敵なあれを見たいからお出かけしよう。」という風に思ってもらえるものを作りたいという方に出会いました。
 ご自身は「雨は好きなんです。」とのこと。

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 アクセサリーを作っておられます。
 
 ギャラリーに入ると丸いテーブルの上に糸や工具などが置いてあって、ご自身は客待ちの時間に「制作中」でした。

 私は、昔と違ってこういう女性用のアクセサリーも「工芸」品としてもみることができるようになりましたから、入場にそれほど抵抗感はなくなりました。
 手作り市などでたくさんのアクセサリー作家さんの作品を見せていただきお話を伺ってきたおかげです。

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 この仕事をもっぱらにする様になった経緯なども聞かせていただきながら、制作の様子を撮らせていただいています。

 会場には異なった雰囲気のアクセサリーがコーナーごとに並べられています。
 部屋の中央のテーブルには季節がらアジサイのピアスです。紫と白。  
 そのテーブルの上には天井からつるされた細い枯れ枝。 そして透き通るガラス玉の雨粒が落ちてきています。

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 穏やかな口調の方で、会話していると気持ちが落ち着かされます。
 「制作もあまり速くないんですよ。  お客さんのお求めに追いつかないことがあるくらい・・・・・。」

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 年齢層などでお買い上げの傾向が違う様子なども話していただきました。
 ビンテージ(この言葉は日本語的な意味で)なビーズを使った華やかな感じのものもあれば、こんな落ち着いた質素な感じのものを女性がつけるかなあと…私のようなものは・・・・思うようなものもあります。 でも好評なんだそうで、
 「ちょっと年上の方などがお買い上げになりますよ。」


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 他のお客さんが入ってこられた時には「(お客さんの) お相手をしてあげてください。」と言いながらの撮影です。

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  1. 2015/06/13(土) 00:01:53|
  2. 装身具
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素敵な人たちと     限界集落に「集楽」する若者たち  Ⅱ

 美作市地域は「地域おこし」の成功例の一つだそうです。
 私にはこうしたことを評価する準備がありませんが、しかし、農村生活を始めた青年自身がとても楽しむことを大切にしているようです。

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 それは彼の笑顔からも感じられます。
 課題意識や問題意識はあります。ですが義務や任務として「滅私農村再生」意識を持っているわけではないようです。
 それはいいことだともいます。

 農村生活に懐古的なロマンを求めるだけで新時代の農村ができるわけではないと思います。
 また企業的ノウハウや効率性を持ち込んで再生できるものだとも思えません。
 これまで培われた農山漁村の知恵を技術的な側面やコミュニティーづくりをヒントにすることは大切だと想像します。
 なぜならそうした地域を支えている農林漁業が求める生活の仕様が必然的にあるだろうと思うからです。それをいかに墨守的にでなく意識化するかということもまた大切な要素かなと。

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 そんなへ理屈より「こういう発想を『人に欲しいと思ってもらえる制作物』にすることのできる人たちと結びつくことが大切じゃないかな」と感じました。
 こういう手作り市に出てくればそういうコラボもまた生まれることでしょう。
 青年は、柔軟な交際力を持っていますからきっと力を合わせることでしょう。

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 時代は独り勝ちを目指す価値観を次第に後景にすると思います。
 若者はすでにそういうことを直感していると思います。
 新自由主義をいくら鼓吹しても、そういうことで「勝ち組になる」ことの非現実性と虚しさを見透かしているのが現代の青年ではないかと私は感じ始めています。
 それは競争の前に諦めている・・というのとは違うようだと私には見えます。

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 私たちロートル(老頭児)が何かしら存在意義を持ち続けるためには、何をすべきでしょうか。
 ’60年代、’70年代に若者であった新しい時代の老人たちはこうした青年と結ぶ力を持つべきだと私は思います。

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 そうでなくて「老後の楽しみ」に年金を細々と使っているのでは、何のための60年安保闘争であり、70年安保の戦いであったのかと思うこのごろです。

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  1. 2015/06/12(金) 00:01:52|
  2. 人物
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素敵な人たちと    限界集落に「集楽」する若者たち  Ⅰ

 カテゴリーをどうしようかと考えました。
 工芸?!  うん、違うなあ。

 彼は「美作市地域おこし協力隊」のメンバーで東粟倉地域の担当者です。

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ここは北山のクラフトガーデン会場です。
ご覧のようにシカの頭骨と角がオブジェとして販売されています。そのほかには鹿の角を素材としてアクセサリーなども展示販売されています。
 都会に住むものはディズニーの「バンビ」のようなイメージでシカをかわいい動物と言うイメージを持つことが少なくないのではないかと思います。 まあ、私もそういう程度です。朽木などに行って林の陰にシカを認めても「また何か悪さをするな。」とは思いません。生活が重なっていませんから。

 怖いとか排除したいとか憎いとか否定的なイメージはほとんどないのではと思います。
 (奈良公園でシカに追いかけられて怖かったという人は知るかもしれませんね。)
 
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 しかし、シカもまた一面では「害獣」です。
 山里で農家を営む人々にとってシカは農産物や樹木の新芽などを食べあらし畑を踏み荒す害獣でもあります。
 その被害は小規模農家にとっては時に致命的でさえあります。

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 高度経済成長期よりも以前は山村でも集落に住む人間とその活動領域、それと山に住むシカやサルやイノシシなどとは棲み分けがある程度できていて、そうそう里に下りてきて悪さをすることはなかったのです。
 しかし、森林が動物たちの棲めない山に変えられ、宅地開発が進み、そして農村の過疎化によって人間世界と動物世界との境を維持する労働(力)が決定的に不足すると、領域が不明確になり、人間活動を知らせて彼らを近づかせない力も減退します。

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 自然の繁殖力をただ自然に任せれば、常に人間世界と動物世界とは軋轢を生じます。
 それは、ロマン主義的な感情や理念の問題ではなくて事実の問題です。 動物たちもまた繁殖し、食べたいと行動するのですから、その条件があるところに出没するわけです。畑に降りれば食物は集中してあるのですから。

 人間は種が絶滅するほど乱獲して食卓に載せてしまう一方で、「自然保護」をします。そのようなバランスを欠いた人間の行動が一面にあります。

 里山で築かれてきた共存のありようが現代社会では崩れてきています。

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 害獣としてのシカを駆逐する。やむを得ざる仕儀でしょう。

 さて、しかし、問題はさらに先にあります。  
 過疎によって里山が荒廃し、農村に残った人々も高齢化してシカは一層「害獣」度を高めてしまいます。
 そうして『限界集落』となった村を再生しようと思えば、この害獣との付き合い方が問題となります。

 里山の再建復活は動物たちの領分と人間の領分の棲み分けを再構築することになるでしょう。


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 「地域おこし協力隊」はそうした過疎地域に青年が定住するプログラムのようです。
 地域の持っているすべての力を顕在させて里村再生の力にする。
 害獣として駆逐されたシカたちを単に打ち捨てるのではなくて、それを魅力的なものに作り変えて都会の人々の持つ力を(この場合お金ですが)を里山に還流する。
 単なる言葉としての「過疎化の解決」ではなくて具体的な実践としての姿です。

 こうした工芸的な生産物が安定的な商品≒産業となれば農村地域の青年にとっても都会の青年にとっても農村は暮らせる地域になります。
 きれいな空気、澄んだ水、飛び交う蛍・・・・だけで生活できるほど農村はロマンチックではないでしょう。

 リタイア後の男たちの「定年後は農業でもしてゆっくりと『晴耕雨読』で暮らす夢」がもろくも崩れるのはそんなところにもあるかも。

 この京都出身の青年は、東粟倉地域に地域おこし協力隊員として農村地域に暮らし始めています。
 青年に魅力ある農村づくり。

 地方創生は金さえばらまければできるものではないでしょう。株式会社制度を持ち込めばおいしい・うまみのある地域だけが収奪の対象となるだけです。
 
 彼らの活動がこうした場で情報を発信し、新たな青年の耳を傾けさせる。
 そうして人の関心もさらには生活も農村に還流させる。そういうことでしょうか。

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  1. 2015/06/11(木) 00:01:49|
  2. 人物
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素敵な人たちと      傑作の予感!! ウッド・スピーカー    Ⅱ 

 旧職から「転職」しての仕事だそうです。

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 前の仕事を離れて木工の専門学校に通い・・・。
 「 音響についてはずっと好きで、勉強していてそれなりに知っていましたから・・。」なんだそうです。

 私としてはPCの音情報を取り出して「よりましな音で聴かせてくれる卓上スピーカー」を作ってほしいのですが。

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 この人の作っているスピーカーは木製ですから音に棘がないのです。
 しかも電源要らずですから、モバイルなんです。  バーベキューなんかしながらこんな音を聴けたらいいなあとか、湖畔で名曲の音に包まれてとか、音楽を聴くシーンがうんと広がるように思います。
 コンパクトな作り,という点もいいと思います。

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 人柄もまたとてもよさそうで、人を呼ぶタイプなんでしょう。
 若い時にドラムをたたいていて、バンドも組んでいたみたいです。
 年上の人にかわいがられていましたね、とはおくさんのお話。

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 この人の周りでは音響談議が花盛りなんでしょうねぇ。


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 御香宮での手作り市に誘われていました。

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 それにしても京都は手作り市が盛んです。
 そして全国から出店者が集まります。
 人探しの私にとっては願ったり叶ったりです。 こんな素敵なモノづくりの新しい匠たちに出会えるのですから。

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 ちなみに音だけじゃなくて、液晶画面を拡大して「楽しんじゃお」と、大きな拡大鏡までついてます。

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  1. 2015/06/10(水) 00:00:29|
  2. 手作り市
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素敵な人たちと      傑作の予感!! ウッド・スピーカー    Ⅰ

 傑作の「予感」ではなくして、もはやはっきりと傑作だろう。
 久しぶりに興奮するような「モノづくり」に出会った。

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 モノづくりに接して感動するのは、その精妙な技術(腕前)に対してのこともある。
 そのものの機能やそれが生む効果に対するものもある。

 この人のモノ作りはそれが多層になって感動させてくれた。

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 そしてこの人の表情それ自身も「素敵!」なのだ。

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この人が作っているのは「iphone を置くだけで音色が変わる電源も設定もいっさい要らないスピーカー」
木製の「ラッパだけの」スピーカーなのだ。

大昔に雑誌で見た記憶のある「JBL Paragon」の実寸大を自身で作っていたりしている。

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 iphoneの差込口があって、この iphone が音源となる。そしてアンプもスピーカー用の電源コードもない。
 コーンがない!!

 店の前を行く人にiphone を差し込んで音を出して聞かせる。と、ほとんどの人が「ええっ!!??」という顔をして立ち止まる。
 その反応を見て別のスピーカーに差し替える。
 すると大半の人が、一歩踏み出して驚嘆の表情をする。  その反応を見るときのこの人のうれしそうな顔。

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 この曲だとこんな感じ。  これも聞いてみてと、ボーカルの曲を。  
 私自身はiphoneを持っていないし、小さな音源で「シャカシャカ ジャカジャカ」という音を聞く気にならない。

 そして街にあふれている質の悪い音にうんざりしている。 音の暴力だと思うこともままある。

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 この人はそれをそのままにしておかないで、「iphone 自体は音源として悪くないんですから、こうして出してやれば、ほら!!」という提案をしているわけだ。
 何十、何百万円のオーディオ機器を持てばそれはいい音に近づけるだろうけれど。
 CD音源はどんなレコーディングで、再生機は・・、アンプは真空管?・・・スピーカーはウーハは? ツィーターは?
 そんな話ではない。  普及著しいiphone を、こうすれば、どうです?!と提案しているのだ。 それも理論じゃくて「これで聞いてみて!」  
 そこがすごい。
 そして。「、音がいい!!のだ。   
 やったね!!  それが私の率直な感想だ。

 大昔、ソニーのウォークマンが市販・普及される前に、価格設定の市場調査として聞かせてもらって以来の驚きと言っていいかもしれない。

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 「あちゃちゃ・わちゃわちゃ・ぎっちょんちょん!」が工房名。

 もし株式会社化するなら「投資して応援したい」と思ったことだ。

 でも株式会社化なんてしないでね。

 
  1. 2015/06/09(火) 00:02:17|
  2. 手作り市
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素敵な人たちと    溶接   Ⅱ

 防護面をつけないと激しく飛び散るアーク放電の強い光を直接に見てしまうことになります。

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 接続接点がどうなっているか見えないと細かな作業はできませんから、やはり偏光グラスのついたマスクは必須です。

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 カラーで撮れば火花や炎の色が印象的に映るんでしょうが。


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私にしては珍しい絞り値で撮っています。


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 この道路を通るたびに、どうしてこうなっちゃんたんだろうと思います。
 京都の町中には所々こういう場所があるんです。
 というのは、わずか100メートルばかりの間、道幅が広くなっていて、その前後は細い路地なんです。
 道路を拡張したいんだけど地権者や町内会の意思と折り合いがつかなかったんでしょうか。

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 「ろうじ」は、生活道路ですから車だけが優先されるわけではありません。
 生活者のための道路なんです。

 時々それが分かってない運転者を見かけます。   

 お礼を言って、カードを渡して(ついうっかりカードを渡すのを忘れて、少しばかり先に行って、思い返して)、次の目的地に行きます。

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  1. 2015/06/08(月) 00:01:02|
  2. 働く人々
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素敵な人たちと     溶接   Ⅰ


私が子供の頃、近所に「鍛冶屋」があった。
私はよくその鍛冶屋の入り口に立って長い時間おじさんの仕事を見ていた。大人から見れば、よく飽きもせずといった具合だっただろうと思う。
やや薄暗い工場は時に赤々と焼けた鍬や鎌の先に照らし出されていた。
焼けた金属の輝く黒い赤色の魅力にひかれたし、焼きを入れるときに灼熱した金属が水にジュッと突き入れられた時の音や湧き上がる泡の勢いに魅了されていた。

ここは鍛冶屋さんではないけれど、ふとその記憶が戻った。

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 撮影をお願いすると「これはいつもの仕事じゃないし・・・・。」と少し躊躇されておられたが、
 「まあ、いいよ。」とお許しいただいた。

 普段は溶接をされているのではないようだ。
 「たまたま頼まれてね。」

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 被覆アーク溶接はシールドガスを必要とするタイプの溶接と違って屋外でできるで、こうして風通しのある屋外でできるのだが、初夏の暑い日差しの下では「暑くて大変ですねぇ。」
 「まあ、中でするよりいいけどね。」

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 この大きな看板の底部に取り付けられていたキャスターが痛んで交換するらしい。
 見ると看板大きさに不釣り合いな小さなキャスターだったようで「これじゃもともと無理があったね。だから大きなものに換えるよ。」

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 溶接のためにいったん高温にして接合すると、金属部材の強度を弱めることになる。
 しかも薄い板と厚い板との接合では、暑い板の溶融のための高温は薄い板に穴をあけてしまうことにつながりやすい。
 こうしたことを補ったり避けたりするには「腕が必要」だということになる。

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 もっと寄りたいのですが、ここは路上で、時々自動車も通ります。
 しかも危険ですし、作業の邪魔になりますから寄れません。
 80ミリ程度ではこれが精一杯でしょうか。  200ミリがあれば。
 もっともトリミングすれば同じ効果は得られるんですが。

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 両手が必要な時には防護面をつけられません。


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  1. 2015/06/07(日) 00:00:30|
  2. 働く人々
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素敵な人たちと    鴨川で、サックス・・未来に向かって  Ⅰ  

 鴨川を自転車で走って楽しいことは、笛の音や三味線の音(ね)を聞いて走れることです。
 さまざまの楽器の愛好家や学生のオーケストラメンバーなどが鴨川のほとりで練習をしています。

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 ジャズもあればポピュラーもあり、またクラシックもあれば民族音楽も流れてきます。
 練習をしている近くで少し自転車を止めて、目があえば会釈をし、帽子を撮て挨拶をし、音に耳を傾けます。

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 対岸まで音が流れてきます。
 同じ個所を何度も何度も練習されています。かなりの腕と見ました。

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 聞くと、あらたに進路を変えて、プロを目指すべく、音楽を学ぶ道を選びなおしたのだそうです。
 これは並々ならぬ決意でしょう。
 音楽が好きだというのと音楽を職業にするというのでは大きな違いがあります。

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 その決意があるからでしょうか、「写真に撮らせてもらってもいいかなあ?」と聞くと言下に「はい。」というこたえでした。

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 その青年の決意をとらえたいと思うのですが・・・・・。

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今日の一枚。

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  1. 2015/06/06(土) 00:02:21|
  2. 音楽
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素敵な人たちと     いつかは   Ⅴ

 時々、あくびが出ます。
 今日、こうしてここに誘うのも少し気が引けるほど忙しい人なのです。 慢性的に寝不足です。
 「それで体重が減ったんじゃない?!」
 「少し減りました。でも減ってうれしいです。」
 
 確かに年齢的なこともありますが、最初にこの人を撮った時には頬も、もう少しふっくらとしていました。

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 横浜もいろいろな顔を持っている街だそうですが、私はいつも日帰りで表通りしか見ていません。
 きっと町に入り込めばまたおしゃれな一面だけではなくて、ちがった興味深い顔を見せてくれるのでしょうね。

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 それにしても来るたびに赤レンガ倉庫のあたりではビールフェアをしていますね。
 「飲みますか?買ってきましょうか?」と勧めてくれるのですが、この人は飲めませんし、ビールを片手にしてはカメラが持てません。
 「私がカメラを持ちますよ。」   でも既に重い鞄に彼女のカメラ、その上私のカメラでは。
 どちらを優先するかといえば・・・・・無論のこと・・・・・。
 でも、おいしそうだし、皆楽しく飲んでるなあ。

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 「今度の写真展は何時ですか?」
 「9月の下旬にグループ展があるよ。  今何を出品するか迷ってるんだけど、君の写真を組んで出すのも一つの選択肢だと思って・・・・。  PCのデスクトップの背景に使ってる君の写真も大きく引き伸ばしてみてもらいたいしなあ。」
 「私の写真でいいんですかぁ? 役に立つならいいんですけど。」

 実際いろいろ迷ってるんです。

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 「それとは別に、この写真のグループのメンバーに君を会わせたいなあ。 僕も少々ビビるような恐ろしいような顔ぶれだからね。
 すごくいい勉強になるよ。京都にいれば必ず引き合わせるんだがなあ。」

 
 どこまでも成長してほしい人です。

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  1. 2015/06/05(金) 00:01:09|
  2. 人物
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素敵な人たちと    いつかは   Ⅳ

 「いつかは」そこで撮ってみたいと思っていたのですが、こうして実現すると不思議な感じです。
 この人は今日はカメラを持ってきてくれていますから、私は知ったかぶって「絞りをね・・・・。」などと話します。

 この人は、そういう私の知ったかぶった話を楽しそうに聞いてくれるような人です。
 ですから私もつい調子に乗って・・・・・。

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 働く人たちや、ワクワクする思いを抱いて活動する人を撮る・・・・それがコンセプトじゃなかったの?!
 若いきれいな女性ばかり追いかけて・・・・・という声に対しては「事実をもって『ばかりじゃないよ』と反論」してきたのです・・・と、そんな大げさなモノじゃないのですが・・・・・、確かにこのところ「事実」に変化が出てきていることは確かですから、そのうちに反論できなくなるかもしれません 。

 で、それでは、どうしてこうした写真を撮るようになっているのかというと・・・・隠し切れない正直な気持ちが出てきたんじゃないの?  とか、  理由をつけても、どうせ後付でしょ? とか言われてしまうんです。


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 まあ、85ミリレンズなどを「お姉ちゃんレンズ」などと、それを使う側自身が少々自虐的に言うほど「なぜか後ろめたいような」感じが、若い女性のポートレート撮影には付きまとうようです。
 ですが、「人には言わしめよ」が私のスタンスで、「理屈は自分自身にあればいい」ということにしています。

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 まあ、そういうのを「独りよがり」と世間ではいうのですが。


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 フォトマヌカンをしてくれた人には、幾分かは私の抱いている気持ちを分かってもらえそうな「気もしている」のです。

 う~ん、わかってくれてるかなあ。第一、分かってもらえる何かがあるの?
 
 そしてそこもカギかなあ、と・・・・・。

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 で、今年の個展(12月上旬?)をどういうコンセプトでするか、そこを迷ってみようかと・・・・・。
 
 まあ、そういうことをねちねち、イジイジ考えるのも写真を撮ることの楽しみでもあって・・・・。

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 このホールで個展をしてみたいなあと言いながらの撮影です。

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  1. 2015/06/04(木) 00:04:56|
  2. 人物
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素敵な人たちと   たまにはこんな写真を   Ⅱ

 あまり広くはない2階の部屋は「生徒」さんたちでいっぱいです。
 しかも筆や水や絵の具が床に広げられていますから、まさに足の踏み場もないのです。
 ですから、私は最初に占めた場所を動くことができません。

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 露出を変えたり、ほんの数十センチの幅を体を傾けて動いてみたり・・・・。

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 顔が陰に入っていて足元には外光が当たっています。
 しかも着物が明るい黄色ですから、着物が白飛びしてしまいます。
 かんざしの藤の色も出したいのですが・・・・・。

 最初に生徒さんたちが自分の場所を占めるときの様子を見ていて、面白いなあと思いました。
 人それぞれの性格は勿論、何をどのように描きたいかの思いがそれぞれ違うのですよね。 当たり前のことですが。

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 それにしても人を描くのはやはり難しそうですね。私たちはとても良く人を見ていますからわずかな狂いや不自然さを見逃しません。そこに違和感を感じやすいのです。
 描いている人も何だかおかしいなあと思ってもなかなか修正できないようです。
 そして「よく見て描く」というのは簡単なことではないようです。既得のイメージで書いてしまうようです。
 似顔絵ではないのですから、モデルさんの、その通りの顔を描かなくてもよいのですが、・・。

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 顔は無論ですが、襟元から胸にかけてのボリュームを描くのもまたとても難しそうです。これが描けないと着物の高級感も、舞妓さんの衣装の雰囲気も出てこないでしょう。そして着彩では絹の光沢を描けている方はほとんどおられませんでした。そうしたことは多分意識にも上っていないように思われました。「黄色い着物」といういうふうに意識されたものを描いてしまっておられます。

 写真でも同じですね。自分の撮り方を気づかされます。

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 私の友人が水彩を得意としていますから、彼の絵を思い出しながらみなさんの絵を遠くから見せていただいています。

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 ほとんどの方が腰より上、あるいはバストアップの絵を描かれています。ポージングが腰かけてのものですから、そういう先入観になるのかもしれませんし、きれいな舞妓さんということでどうしても顔に意識が引きつけられるのでしょう。

 鉛筆を持つ前に「舞妓さんをどう描くか」と少し離れた意識で眺める瞬間がほしいように思いました。

 だらりの帯、袖の置き方、裾を分けて下に着ている着物の色を見せている風情、白い足袋なども興味深いですね。

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 休憩時間にそっと近づいて「後で皆さんが写真を撮らせてもらう時間があるようだけれど、だらりの帯を見せて、少し振り向いたポーズをしてあげてくれますか。」とお願いしました。
 「へ~ よろしゅおす。」

 私自身は居場所がなくて撮れませんでしたが。

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  1. 2015/06/03(水) 00:03:52|
  2. 人物
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素敵な人たちと   たまには、こんな写真も  Ⅰ

 京都に住んでいれば、いつでも撮れそうな写真です。
 撮れそうだと思われている写真です。

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 私が「人物の写真を撮っている」というと「いいですね、京都には舞妓さんや芸子さんがいるから。」とよく言われます。
 ですが、私は、ほぼ、撮りません。
 撮らない理由はいくつかあるんですが、・・・・。

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 今日は写真の背景をご覧になってお分かりのように、ギャラリーでの撮影です。水彩の風景画が並んでいます。この絵はある方が開いておられる絵画教室の「生徒」さんたちの作品です。かなりのレベルのものがあってすごいなあと思います。
 そして、絵画教室の方たちが舞妓さんをモデルに絵の勉強です。

 ギャラリーのオーナーさんの情報で図々しくも闖入しています。

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 皆さんが描き始めても私は絵の道具も持っていませんから、ただじっと舞妓さんを眺めています。
 「目の保養」をしているわけではないのですが。

 20分のスケッチの後10分の休憩。これを繰り返します。休憩時間になっても皆さん描くのを止めません。どうやらみなさん着彩まで行こうとしているようです。

 私はといえば、休憩時間に舞妓さんに近づいて話しかけます。

 「〇〇さんでお目にかかったことがありますか?!」
 「・・・?・・・・」
 「多分そのお店でごあいさつしていただいたような記憶があるんですが。」
 「そのお店にはよう行かせてもろてます。」
     ・・・・・・・・・
 「描かはらへんのどすか?」
 「僕は写真のほうなんで・・・・。」
 「・・・・・・・」
 「僕は基本的にはあなたたちを撮らないんです。」
 「・・・?・・・・」
 「むろんあなたの許しがあれば撮りますが。  それがないと。」

 「かましまへんえ。」

 というわけで・・・。。

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 花見小路や宮川町などで長いレンズをつけたカメラを持ってリュックを担いだたくさんのカメラマン・ウーマンたちが舞妓さんや芸子さんを待ち構えて不作法にシャッターを切っています。
 あの姿が嫌いな私は、この人たちにあまりレンズを向ける気にならないのです。

 ただ、「こうした職業に就いた若い女性」を撮ってみたいという気持ちはあるんですが。

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視線を浴びながらじっとしているには、20分は結構長いと感じられると思います。 
生徒さんたちは無言で集中して描き続けていますから、余計にモデルさんは疲れるでしょう。
着慣れてきているとはいえ、こんな衣装でじっとしてるのは肩がこるでしょう。

私一人でこの人をフォトマヌカンとして撮るのなら、もちろん声をかけ、話をしながらするんですが、この場では私は闖入者ですからそれはできません。
 

 愛知県の出身だそうで「一年生の頃は時々こんなお仕事もさせてもろてますけど、ひさしぶりどす。」とのことでした。


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 窓の外、高瀬川の対岸を「あ、お姉はんが・・・・・。」と。
 
 この辺りは舞妓さん、芸子さんがよく行き交います。宮川町に近いですからね。

 「うちもよくこの辺を通りますけど、今までこちらのギャラリーさんがあることは知りまへんどした。」

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  1. 2015/06/02(火) 00:00:57|
  2. 人物
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素敵な人たちと    初めまして  

 ある人と待ち合せていたので心の準備もカメラの準備もなく・・・・。
 でもこの辺りに来ると何とはなしに「いるかなあ?」と。

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 いました、いました。 
 ベースの人は以前宇治でもご一緒した人。
 顔を覚えてくれていて「お久しぶりです。」「ご無沙汰~。」

 私を「ほら、あの写真を撮ってくれた人だよ。」と紹介してくれました。どうやら前の時に撮った写真を見ていただいているようです。
 「初めまして〇〇です。よろしくお願いします。」   この人たちはとても礼儀正しい。

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 いつでもどこでもカメラを持って・・・が原則ですが、今日はたまたまX20です。
 残念ながら使いこなせていません。
 使いこなせないカメラなら持って出ても仕方ないんですが、それでもないよりあるほうが・・・。

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 カメラを持っていてそこに魅力的な人が現れれば撮りたい虫が動き出し。
 お連れになってくれている人が落ち着けません。  

 ですから大概は「病気みたいなものだから仕方がないけど・・・・。」といくらかは諦めてくれるような人しかお連れにはなっていただけません。

 待ち合わせの時刻までほんの少しだけど、まだ時間があるから聞いていくよ、といいますと。

 「じゃあ何をしよう。」と、すぐさまの打ち合わせ。  
 これは「魔女の宅急便」の「やさしさに包まれたなら」じゃないかな。

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 なかなか熱唱タイプのようです。  こんな歌をこんな風に歌うのか、面白いなあ、僕も歌ってみたいなあと・・・・。
 歌うのは嫌いじゃないですから、あの肺炎にさえならなければ結構いけたのにな・・・・と何十年も前の不節制と不養生を悔やむところです。
 
 イタリアのカンツォーネのライブのあるレストランで男性歌手と一緒にお互いに肩に腕を回して声を張り上げて歌いました。私が勝手に歌い始めたのを聞きつけて近づいてきたんです。よくあるサービスなんでしょう。

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 なかなか粘りのある声質で聞かせます。 

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 若い喉はやはり魅力的な声を出しますね。

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  1. 2015/06/01(月) 00:03:26|
  2. 音楽
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soujyu2

Author:soujyu2
 人はいろいろな場所で様々な思いを抱いて頑張っています。そんな人々の素敵な表情を追いかけてみようと思います。
 「素敵な人たちと」の出会いが私をワクワクさせます。

People hold various thoughts and are doing their best at various places.
I think that I will pursue such people's great expression.
Encounter of "nice people"
excites me.


 大変恐縮ですが、無理をお願いして撮らせていただいている写真です。ご本人のためにも無断でのコピー、転載は固くお断りします。

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