瀋陽に来て思うこと気づくことはずいぶんたくさんあり、それが一つずつ私の心の底に届いていくような感じがします。
ここは私の散歩道です。今、柳の綿毛が舞いニセアカシアが咲いています。

昨年はまだ途中だった高速道路への進入路の工事も終了して、すでに自動車が走っています。ですから工事車両の姿もごく少なく、建築資材の積置きも見られません。
ずいぶん落ち着きました。

ここを歩けば鼻歌も出ようというものです。
ですがその道路の高架下の後始末はまだできていません。御覧のような状態です。
遠くに私の職場が見えます。 といっても向こうに見える高層ビルではありません。このビルはまだ完成していませんが、最新ビルらしくきれいにできています。

ここが私の職場です。どうやら中学生が体育の授業をしているようです。中高一貫校です。

この学校では施設上の制約もあって男子にはバスケットボールが、女子にはバトミントンが人気です。
サッカーやベースボールを自由にやる条件はありません。ベースボールのキャッチボールができる学生の数もごく限られています。
先日、日本で野球の名門として知られる私学で学んだ経験のある学生とキャッチボールをしました。彼はその野球部員で野手経験がありますから、とても上手です。
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- 2013/05/31(金) 00:16:43|
- 瀋陽
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京都から「はるか」に乗って関空へ。
中国南方航空の搭乗手続きを終えて、軽い昼食。
こういうところで飲食することが苦手な私ですが、今回は少しだけ積極的に・・という思いで(こんなことで積極的だとは、と笑われると思いますが) コーヒーにサンドウィッチです。
弟さんが写真をやっているのだそうで、ご本人も写真に興味があるそうです。
旅の過程の最初の人になっていただきました。

なんだか幸先のよさそうな、今回の中国行です。
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- 2013/05/30(木) 00:02:21|
- 未分類
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今はクラシック音楽が好きで、関西一円で行われるコンサートを聴きに行っているのだとか。

仕事上の経歴といい、海外での生活といい、移り住んだ土地といい、私には考えられない変化です。

なのに?そうした自分のあり様に力みはありません。むしろ実に淡々とされています。

絵を描いて海外のアートフェアにも出品するし、こうして個展もする。
行動の選択幅の大きいこと。

本当に私などの思考の枠組みとは大きく違います。
もう「新人類」などという言葉も聞かれなくなりましたが、私から彼を見れば・・・含意は以前の言葉とは違いますが・・職業観や何やらの違いを見ると、まさに「新人類」だと感じます。

こういう人たちが、特別の存在でなく存在するというのが現代なのでしょうね。
世の中は変わってきているなあと思います。
これは第三楽章です。 可愛らしくて軽やかで楽しげですね。

さあ、明日の開場に向けてもうひと頑張りです。
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- 2013/05/29(水) 00:01:12|
- 絵画
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他府県のことは知りませんが、京都市内では貸しギャラリーの多くが火曜日を初日にしています。そこで私はその初日にギャラリー巡りをしているのですが、・・・というのも「これは」という作品に出会えたらもう一度見に行くチャンスがありますからね。また作家さんとお話をする機会が得られる可能性も高いです。
・・・あるギャラリーの前で「おや?今日は初日ではないのかな。残念。」と自転車を巡らして帰ろうとしました。

個展の初日はあすのようです。 搬入された絵が添え木として打ちつけられているワクがついたまま壁に立てかけられています。
そして最後の仕上げは、・・まだ完了していません。

まあ、こういうことは珍しくはありませんね。色々紆余曲折して、時には振り出しに戻るような絵もあるようですから、時間が足らない!!ということにもなります。

ちょっと話しかけて、フライングで見せていただきました。
クラシック音楽を聴いて浮かんだイメージを描いているんだそうです。

ある交響曲の各章が並んでいます。
この方の絵はほぼ独学なんだそうです。
ヘアファッションなどに携わってきて、やがて子供の絵を描き、・・・、今はこうして抽象的な絵を描かれています。

海外での生活も経験して、「色々な都市を見たけれど、京都が一番だと思って移り住んでいます。」とのこと。
実はこの方、関東出身の方なんです。
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- 2013/05/28(火) 00:11:13|
- 絵画
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近づいてお話をうかがうと、どうやらご近所さんではありません。
何と京都の南部、もう奈良県に近い方からわざわざ楽器をもってこの地に来たというのです!!
しかもお仕事先は大阪。

お二人はそれぞれの中高時代にブラスバンドを経験していたのだそうで、職場での同僚なんだそうです。
それがしばらく楽器演奏はブランクがあったのだそうですが、復活、というわけでそれぞれの楽器を持ってきたわけです。

それにしても、ずいぶん遠くから来たものです。
こんな風な景色の場所で吹いてみたかったのだそうです。そのイメージ通りの明るくて爽やかな鴨川の堤防で楽器練習を楽しんでいます。
この人たちは単に楽器の練習を楽しむだけではなくて、こんな状況、雰囲気の中で練習したいというイメージを積極的に実現しているのです。
話しているうちに「三線やギターも持って来ているんです。」と楽器を持ち替えてくれました。
(⇔)

この行動力には感心します。
私などには到底発想できないものです。

本当に大げさな言い方になりますが、女性がこうして人生を楽しむ幅を広げていることは、時代の推移だとは言え、素晴らしいことだと思います。
「元始、女性は太陽であった」といい、それでも「山が動く」と宣言してから幾年が過ぎているのでしょう。
確かに山は動いているようです。

おや! 松ぼっくりも参加です。
頭の上にぽこっと落ちてきました。 松も騒ぐ、かな?!
(⇔)

その社会の解放の程度は女性を見れば分かるのだそうです。
(⇔)
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- 2013/05/27(月) 00:02:35|
- 音楽
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「人生の楽しみ方」なんて言うと少々オーバーですが。
私はどちらかというと、「楽しみ方」がうまくないものですから・・・。
ここは鴨川の堤です。鴨川の堤には欅や松の並木があります。
今、堤の斜面には柔らかな草が生え松の枝が気持ちのよい影を落としています。
(⇔)

そんな堤の上で二人の若い女性が一人はトランペットを、もう一人はサキソフォーンを練習しています。
(⇔)

5月の明るい光に向かってそれぞれの音が気持ちよく響いて流れていきます。
写真は、ご覧のようにまだ鯉のぼりがあります。
(⇔)

このお二人は「京都交響楽団の方?それにしてはお若いなあ。 それとも大谷大学かどこかの学生さん?」
かと思ってお尋ねすると、どうやらOLらしい。
それも京都府南部の、もう奈良にほど近い地域から来られているとか。
鴨川の堤で、こうして練習をすると気持ちがよいだろうと思って・・以前からやりたかったんです。とのこと。
ただ楽器の練習をするだけなら、お住まいの近くにも良い場所があります。でも、こんな情景で・・・というイメージをもってそれを楽しみにわざわざ楽器を自動車に積んで・・・おそらくは1時間半以上はたっぷりとかかる遠いところから・・・来られているのです。
こういう楽しみ方を私などは決して思いつきません。なるほどと感心しました。
(⇔)

(⇔)
テーマ:ある日の風景や景色 - ジャンル:写真
- 2013/05/26(日) 00:01:28|
- 音楽
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絵の魅力が少しは伝わるかなと思って、別のカメラで撮った写真も掲載しておきます。
(⇔)

ズームの広角よりで撮っていますから、像がゆがんでいます。
でも写真てこういうものも面白いですね。
(⇔)

こちらのカメラの方が画素数は少ないのですが、なぜか不思議なことに滑らかな感じがします。

このコンパクトデジタルカメラもぴったりと行った時にはとてもよい感じの絵になりますから、上手に使えるようになりたいものです。

(⇔)
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- 2013/05/25(土) 00:05:13|
- 絵画
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DMにどんな作品を使うか。
多くの人に自分の個展を印象付けて来場を促すためには、このDMは案外威力を発揮しているかもしれない。
まあ、そのためにずいぶんの費用を投じさせられてもいて、作家にとっては悩みの種でもあろうけれど。
この方のDMにはこの絵が取り上げられていた。
もう少し上の部分まで写し込まないとこの絵の魅力が伝わらない。 若い女性が顔を覆った手の指の間から眼差しをこちらに向けている。

この方は四国にお住まいだ。
今日はこうして京都で個展をしているが、近々東京の三越で他の作家に並んで出展するという。
(⇔)

作家は絵を描くばかりでなく、こうして展示を展開していかねばならない。
人に見てもらってこその作家活動だから、当然といえば当然なのだが、日本全国を視野に入れての活動もなかなかたいへんだ。

そのうちに海外も視野に入れることになろうし、人によって早くから海外での活動をされる方もいる。

墨で描かれたような色彩に、唇、指先などにまるで薄くにじんだ血のように桜色が加えられている。
桜の木の根元には死体が埋められている・・・かどうかは知らないが、しかし桜には一種独特の妖しさがある。それに通じるある種の情念がこの桜色から発せられている。

発せられているというより、滲み出ているといった方がいいかもしれない。
女性が感じるある種の痛みだろうか。 過敏な指先やひじなどに滲む桜色は、女性が感じている痛みにも見える。

ブログを見ていただいている方の中には、「もっと良く絵を見せろ」と言われる方もおられるかもしれませんが、この光の状態では、あちらを立てればこちらが立たずという状況なので、悪しからずご了承願いたい。
何しろ「素敵な人たちと」がテーマですので。
テーマ:女性ポートレート - ジャンル:写真
- 2013/05/24(金) 00:03:40|
- 絵画
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この方の生い立ちは平平凡凡としたものからは相当に遠い。
その人生の中で獲得してきた笑顔は実にやさしく明るい。

私は今この方の前にあおむけに転がって写真を撮っている。
通行人もある。 だが、この人の前では「そうやって撮りたいんだろ?じゃあ、そうすればいいよ。」と言われているように、少しも気構えないで撮ることができる。
それを見てこの方は少しも驚きはしないし、表情も変えない。自身が自然なのだ。

身構えもしないし、写真のためにサービスもしない。

「男前じゃないけど、味のある顔だろ?!」とおどけて見せる。

この方の作品は銅線が直角に交わるべきところはまぎれもなく直角であり、平行であるべき網目は間隔にあいまいさもなく平行に線が並ぶ。 それでいて少しも窮屈でなく神経質でもない。
編み込まれた籠の底面は、「こうして力をくわえると置かれた場所に応じられるように柔らかく編んである」という通り自由なのだ。

銅(あかがね)が五月の陽光に美しく光っている。
「これも使い込んでくれると少しずつくすみが出てきていい感じになるよ。」
そうなんです。我が家に置いたおじさんの作品が落ち着いた色に変化してきています。緑青をふくのとは違うんです。
(⇔)

銅心さん、元気にしていてくれて良かった。
テーマ:ある日の風景や景色 - ジャンル:写真
- 2013/05/23(木) 00:04:37|
- 工芸
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ずっと以前にもこのブログに登場していただきました。
銅線を編んで小さなかごや飾りを作っておられる「路上の『工芸師』」です。
私が最初にお会いしたのは、本当はいつのことなのか忘れてしまいましたが、少し長くお話して、作品を買い求めたのは、この方が堀川中立売りの辺りで、こうして地べたに座って銅線を編んでおられた時でした。
(⇔)

今年の春は一時期ずいぶん暖かくなったと思ったら、急にまた寒さが戻った時がありました。
暖かくなってきた時には、自転車でこの方の脇を通り過ぎる時に「おはようございます」「こんにちは」と声をかけていたものですが、急に強く寒さが戻った時に姿を見なくなりました。
それで少し心配していたのです。 何しろ「路上」でこうして作られている方ですから。
(⇔)

あまりお若くもないし。
(⇔)

それで少し暖かくなった日に急に姿を確認したくなって、自転車のハンドルを岡崎方面にむけました。
いましたいました。良かった!!
今日は五月の晴れ晴れとした日です。疏水を流れる水の音もすがすがしくてとても気持ちのよい日です。

「また写真を撮を撮りたくなってやってきました。いいですか?」
「ああ、お父さんのことはよく覚えているよ。いいよ、好きなようにしたら。
この前も写真を撮って行った人がいて、何かの『新人賞をとった。』と言って写真を持ってきたよ。」

心持ちほほの辺りが痩せたように見えましたが、お元気そうでした。
「ワシは、これはいいものだから買えとか、他より安いから買えなどということは言わんのよ。おじさんこれいいねえ。これをぜひ欲しいなあという人がいたら、いいよ、じゃあいくらにするから持っていきな、といってあげるのさ。いいなあと思ってくれて、ほしいなあと思ってくれる人がいて、じゃあと言って分けてあげるのさ。だから、これを売りたいからどこそこに出してくれといわれてもなかなかその気になれんのさ。」

そう言って長年作り続けてきて、すっかり形が変わってしまった指に力を込めます。
「今日は、おじさんの指に注目しようと思ってきたけど、もうそういう写真を撮った人がいるんだねぇ。」
(⇔)

テーマ:ある日の風景や景色 - ジャンル:写真
- 2013/05/22(水) 00:01:16|
- 雑貨・カード
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京都は「手作り市のメッカ」になるんでしょうか。
また一つ「市」が生まれました。 [
「五条のきさき市]です。五条通りに沿って河原町通りから堀川通りまでの間の建物の軒下やガレージなどに「店」が並びます。
先日の5月5日が第一回目でした。
そこにこのお二人が出店されていました。 右側の方が焼き物に漆を、もうお一人は革に漆を施した作品を出しておられました。
(⇔)

それにしてもこうしてみると京都やその周辺にはずいぶんたくさんの工芸作家や画家たちがいるようです。
先日紹介した「京都グラフティー 国際写真フェスティバル」にかかわっている方が「京都だからできるんじゃないでしょうか。こんな国際的な写真展は。」とおっしゃっていました。
工芸、日本画なども他にない厚みと質があるのだと思います。

その中でこの若い作家たちも自分の道を拓こうとしています。

私はこうした方たちの写真を撮らせていただきながら、写真を撮りながら彼ら彼女らに注目することで励ましているつもりが、かえっていつも自分自身が叱咤されるのを感じています。
(⇔)

漆のこれらの作品はどれもとてもシックでいい感じです。
革に白漆で塗られたカップ(写真1枚目をご参照ください)などは、幾度も手にとってみてしまいました。

そしてこうした作品の魅力を感じて近づく人は年配の女性たちにだけではなくて若い女性たちにも確実にいます。

作り手と消費者がこうして交流しながら、作りだされた物を核にし媒介にもして「文化」をともに育んでいくんでしょうね。
それにしても作り手たちの仕事の意味は大きいです。

写真もそうありたいなあと思います。 でも、どうしたらいいんでしょうねぇ。

いい写真、いい絵に出会いたいなあ。 そしていい写真を撮りたいなあ。
テーマ:女性ポートレート - ジャンル:写真
- 2013/05/21(火) 00:03:13|
- 装身具
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演奏に対する聴衆のレスポンスもとても良いようです。

それにしてもジャズの中でのベースの音というのは、これまたなんて魅力的なんでしょうか。
ベースの刻むリズムがお腹に響きます。


おそらく30歳以上も年齢は隔たっているでしょうが、こうして同じステージで共演できるのも楽しいものですね。
(⇔)

テーマ:ある日の風景や景色 - ジャンル:写真
- 2013/05/20(月) 00:04:13|
- 音楽
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素晴らしい迫力でした。 パワフル!! スピード感。 スリル!
(⇔)

お客さんもおなじみ人たちが多いらしく、ステージと良く呼吸があっていました。そして大いに盛り上げていました。

私は最近ちっともライブに出かけませんので、久しぶりのこうした生の音はたまりません。
聴衆に「前へ。もっと前へ。」とステージ上から促されて私もその流れで前に押し出されてしまいました。そうなると写真の都合など蹴飛ばされてしまいます。 当然ですが。
こんなところで撮るやつが悪い!!
で、私は今スピーカーのすぐ前で聴いています。 ド迫力です。

熟練するということはすごいものですね。この迫力ある音をこめかみに青筋も立てず、息切れもせず吹き続けるのです。
楽しそうに笑みを浮かべながら。

若い演奏家が加わりました。
ベテラン二人との演奏のキャッチボールに思わず乗り損ねる一瞬がありはしましたが、相当な腕前と見ました(聴きました)。
このお二人に加われるということからして実力を認められているのでしょう。

ベテランお二人もうまくサポートされています。
テーマ:ある日の風景や景色 - ジャンル:写真
- 2013/05/19(日) 00:00:02|
- 音楽
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高槻出身なんだそうで、こうした高槻市の取り組みには人一倍思い入れもあるんでしょう。

伴奏の方との息もぴったりです。

(⇔)

このギターの方の眼差しが印象的でした。
歌い手をいかに乗せてあげるか。歌い手の呼吸をしっかり受け止めています。
(⇔)

映画やテレビドラマに出演していた優れたバイプレーヤーがいましたね。
職場でもナンバー2とかバイプレーヤーがきちんと評価されるようでないといけませんね。良いバイプレーヤーになろうとする人も必要です。皆が「俺が、私が」と脚光を浴びたがるようでは、良いものはできません。そして逆に、バイプレーヤーに脚光を向けるような社会でありたいです。

テレビや出版の世界がとても貧弱で下劣なものになってきているので、こうして多くの人が本物を求めて集まるんだろうなあと思います。

私事ですが・・・といってもそもそもブログ自体が私事ですが・・・今日、ある仕事で中国にでかけます。その期間は約3カ月になる予定です。このことは急な展開で決まったことなのですが、いずれにしてもこのブログが一時的に中断することになります。もっとも「予約投稿」をしてありますので、このあとも、しばらくの間は「素敵な人たち」を紹介することができます。どうか引き続きご覧ください。
しかし、いずれ・・・中国で「人を撮る」ことができるだけの条件を私は持っていませんので・・・、とても残念ですが、街の様子を紹介するようなブログになると思います。もし興味を持っていただけるようでしたら是非引き続きご覧ください。
できることなら中国でも「素敵な人たち」と出会って写真が撮れたらなあと、わずかな可能性ですが、思っています。果たしてどうなりますことやら。
では、皆様.再見。
テーマ:女性ポートレート - ジャンル:写真
- 2013/05/18(土) 00:05:53|
- 音楽
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高槻のJAZZ・ストリートには有名無名を含めて707バンドが参加します。
すごいものですね。企画、実行を担当されているスタッフの御苦労を思います。
このたくさんの出演者の中には「和太鼓」なども含めてJAZZのジャンルには入らないものあります。
この方は本来はクラシックの声楽家です。 そうした人がJAZZのフェスティバルに参加するのはとてもいいことだと私は思います。 音楽に垣根を作らない。
出番を待っています。ちょっといい表現ではないかもしれませんが「いい面構え」だと思います。
前の出演者に対して「リスペクト」しつつも、自分の自信と意欲が現れています。
(⇔)
これはミキサーの音合わせの時の様子です。
これだけで会場を「おおっ!!」と言わせる美しい声と素晴らしい発声です。

曲目は、会場のなじみも考えて、いくらか演歌調のモノもセレクトしています。
八代亜紀や河島英五の歌は、クラシック歌手も良くとり上げています。
ここは大阪の高槻ですしね。

一音、一音ごまかしや曖昧さのないとてもきれいな発声です。それに声の質がとても心地よい。

そこへ、ステージの上で「芸術」をしているという「遠く高い歌」ではなくて、会場に歩みこんでいく歌い方、語りかけていく歌い方も心得ています。
(⇔)
テーマ:女性ポートレート - ジャンル:写真
- 2013/05/17(金) 00:03:35|
- 音楽
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今日は、これまで一度もなかった特別出演者の登場です。
その名は「ソアラ」さん。
高槻のJAZZ・ストリートの催しでお会いしました。ソアラさんのママさんのブログに看板犬として活躍を始めたことが書かれていて、この催しの会場にもやってくるということが予告されていましたので、ぜひ一目と思って、お店に伺いました。お店の名前は「ローラの森」

この犬の生い立ち、境遇などについては「エリーママのぼやき」というブログに詳しく書かれています。
ペットを飼うことは盛んに行われていますが、飼い主としての基本的責任を果たせない人が少なくないようで、辛い生き方を(あるいは死にかたを)強いられるペットが少なくないようです。

この「ソアラ」さんもまた悲惨な状況で放置されていた犬です。
それが曲折を経て「エリーのママ」さんの家族に引き取られて、今ではこんな風に健康を取り戻しています。

東北の震災や、ことに福島原子力発電所の事故で避難地区に指定された地域のペットや家畜の悲惨な状況もまた日本で人間とともに暮らす動物たちの実態を示しています。
(⇔)

ペットと人間との良い関係を作るために「エリーのママ」さんとご家族は熱心に活動をされています。
その様子も「エリーママのぼやき」からご覧ください。

本当は写真をお送りすると良いのですが、私の方の「諸般の事情」から、このブログからのコピーでご容赦いただきたいと思います。
(⇔)

ソアラさん、また会いましょうね。
ついでと言っては何ですが、「なーさん」 ガンバって来てくださいね。
レッスンの様子を撮りたかったなあ。
テーマ:ある日の風景や景色 - ジャンル:写真
- 2013/05/16(木) 00:02:13|
- お店
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ジャズを魅力的に歌うというのは難しいんじゃないかと思います。・・じゃあ、やさしいのはあるのかなんて突っ込まれると困りますが。

ここは神社の境内です。その境内にある奉納舞台。
昔から神社は集落の集会場で、娯楽もすれば一揆の決起の場でもありました。
村祭りの時には、小屋がかけられて芝居や曲芸を見せていたと思います。案外ジャズにふさわしいかも。

ただまあ、奉納舞台はあまり派手にパフォーマンスできそうにありませんが。
ベースマンさん、ちょっとよそ見。でもこの横顔は、何かユーモラスで魅力的。

ふと、女性がジャズシンガーになろうとする経緯を知りたいなあと思いました。ポップスや演歌でなくジャズの。ジャズとのどんな出会いがあったんでしょう。

テーマ:ある日の風景や景色 - ジャンル:写真
- 2013/05/15(水) 00:02:57|
- 音楽
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ジャズの演奏では他の演奏形態ではわき役に甘んじている楽器やパートが俄然スポットライトを浴びることがありますね。
そしてフルオーケストラなどと違って、一人ひとりの演奏家が非常に個性を発揮しますし、そもそも演奏家同士の掛け合いが楽しいわけでもあって、
また、演奏の時の演奏家の表情やしぐさもとても魅力的ですね。
このベースマンの魅力は、また何と言ったらいいでしょう。
(⇔)

オーケストラ楽員の端正な姿振る舞いもまた魅力ですが、ジャズマン(うーまんん)たちの姿も魅力的で好きです。

ちょっと写真がひどくて恐縮ですが。

このベースマンでプロモーションビデオでも作ってみたくなります。

カメラを置いて演奏を楽しみたいと思うのですが、このベースマンが目に入るとじっとしていられなくなります。

音楽に浸り、演奏する幸福感が全身から感じられます。こちらも思わず笑顔になります。
そして彼と一緒に体をゆすってしまいます。
テーマ:ある日の風景や景色 - ジャンル:写真
- 2013/05/14(火) 00:07:24|
- 音楽
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それにしても軽快で伸びのある音です。
そして歌も歌われます。
「プライド」を歌われました。今井美紀さんの歌は多くを知りませんが、この歌を歌う彼女は素敵だと思うステージがありました。魅力的に歌われていました。
そういう歌をカバーするのは歌手としてもなかなか大変だと思います。この方の歌もなかなかのものでしたが。


トランペットも吹いて、休みなく歌も歌うというのは、・・・ご本人も言っておられましたが・・・なかなかハードなことでしょう。

ジャズバーのステージで聴かせていただくと、「美しすぎる」というキャッチコピーは一層説得力をもつかもしれません。

さあ、最後の一曲です。

今日は、どうもありがとう~ッ!!
(⇔)
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- 2013/05/13(月) 00:03:19|
- 音楽
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「美しすぎるトランペッター」なのだそうです。
MCがそう紹介して、ご本人も「美しすぎるトランペッター」だと自己紹介して舞台に上がってきました。
最近「可愛すぎる」だとか「美しすぎる」だとかいう表現にお目にかかりますが、言葉は常に極大的表現になって行くんですね。
・・・・「過ぎたるは及ばざるがごとし」なんて言葉もあるんですが・・・・
私は美人にはことのほか弱いのですが、・・・・まあ、そんなことはどうでもよいとして。

世界的にも「美人トランペッター」がいますね。
無論、実力も兼ね備えた演奏者たちですが。

女性の場合何につけても「美人」であることが求められます。
アナウンサー然り、小説家然り、スポーツ・ウーマン然り。 美人でなくてはいけませんか?!

男性も「イケメン」が条件ですか?!・・・?!
(⇔)

この方のパフォーマンスを見ていて、色々考えさせられました。
音は悪くありません。楽曲的にも軽快でした。
しかし、営業的色彩が濃くて私としては、乗って行きにくい感じがしました。
高槻JAZZストリートでは、ここのバンドが「投げ銭」用にバスケットを置いたり箱を置いたりしています。
フェスティバルの資金としてはカンパやTシャツの売り上げがありますが、ここのバンドは投げ銭が頼りです。
他に定職をもつ人たちのバンドの場合、半プロの場合、全面的に演奏活動やCDの売り上げが収入源の場合などおかれた立場はそれぞれでしょう。
既に全国的に知名度の高いバンドや個人の場合は、お客さんたちは列をなして会場に向かっています。きっと「投げ銭」も期待できるはずです。
私はCDでJYZZを聞きますが演奏者のお名前やバンドのことなどについてはとんと無知です。ですからこの方についても存じ上げません。
演奏の腕前や聴きに来ているお客さんとの掛け合いの様子を見れば、すでに固定的なファンもあるようです。ですから一定の知名度が既にあるのだと推察します。

しかし、舞台に上がりさえすれば、黙っていても「左うちわ」というわけにはいかないのでしょう。そういう感じがありました。

演奏そのものは悪くはないのですが、とにかく目が決して笑わないのです。
なぜなんでしょう。 私のカメラを見て気分を害したのでしょうか。
・・・・終演後私の目の前まで「投げ銭」入れの箱をもって回ってきたときに、すぐ近くまで来られて・・・私がポケットをまさぐっている時に・・・くるっと向きを変えて別の方向にいかれてしまいました。ただ混雑していたからだというだけだと思いますが。
私は仕事がら多くの人の前で話をすることが度々ありましたが、目が笑うことの必要性を痛感していました。
テーマ:女性ポートレート - ジャンル:写真
- 2013/05/12(日) 00:04:30|
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5月3日と4日に大阪府高槻市でJAZZストリートと銘打ってフェスティバルがありました。
ずいぶんと大きな規模で阪急、JR駅前から市民グラウンドまでの街中がJAZZ一色という感じでした。
バンドも、聴衆もごった返すほどで、「ゴキゲン」でした。
阪急高槻駅の高架下では、オープン・ステージがありました。
「立ち見」ですが、素晴らしい奏者たちとJYZZ好きの醸す盛り上がりは、実に心地いいものでした。
このステージの音響調整を担当されている方です。私は舞台上の演者奏者にはもちろんですが、ついこうしたスタッフさんに目がいきます。
(⇔)
演奏者たちは、ステージに上がれるわけですが、こうしちゃスタッフは姿を消しています。
どれほど調整の腕があっても、演奏者たちや特別な関係者でもない限り、関心は持ちませんし、またその良しあしは分かりません。

しかし私たちが心地よく聞くためには、また演奏者が全力を出せるためには、このスタッフさんの調整力がぜひとも必要なわけで・・・。

またこの人たちの中でもこうした大きな企画の中に呼ばれるかどうか、またどのステージのミキシングを任されるかは、小さくない問題なのだと思います。誰の演奏のミキシングをするかなどを含めて、このスタッフたちの晴れ舞台でもあるはずです。

演奏者たちは大きなエネルギーを舞台上に吹きだして次から次へと入れ替わっていきます。
でもスタッフたちは、開幕ステージから全舞台の終了まで、弁当を食べ、水分を摂り、計画表をにらめっこしながらこのブースに詰めたままです。

演奏者が「今日のスタッフにも拍手を!!!」と大声で叫びひとしきり拍手が湧きあがっても、それは大概その演奏者のやさしい思いやりの心に拍手が送られたりしているものです。
その証拠にほとんどの人はスタッフに振りかえることもせず拍手し歓声をあげています。

まあ、それはそういうものだとスタッフも思っているかもしれません。
でも誘導員の質次第で会場の空気が代わります。スタッフの良質な働きなくして、良い音楽空間をは作れない、そう私は思っています。 そしてその中には「よい聴衆」も含まれます。
・・・・・私のようにシャッターを切ることしか頭にないような人間は、本来混じりこんではいけないのかもしれません。・・・

私はこうしてブログを書く時のほとんどの機会にJYZZを流しています。
すると、こうして「人を撮っている」のはその人の人生を見ていることと同じだなあなんて感慨にふけるわけです。
JAZZは人生を振り返らせる力をもつ音楽ですね。
撮らせていただいた写真をお送りする約束で名刺をいただいたのに、突然決まった中国行きの準備の中で紛失してしまいました。まことに申し訳ありません。
どうかこのブログからコピーしていただくか、カードに記載していますメールアドレスでご連絡いただけましたら、その返信に添付させていただくということでお許しをいただきたいと思います。本当に申し訳ないです。ごめんなさい。
- 2013/05/11(土) 00:03:07|
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この方は桐を素材にした木工制作しされています。
(⇔)

といっても「手先でモノを作るのは何でも好きで・・・。」と彫金もされていて、ここには靴べらも並べられています。
(⇔)

今は、指輪を収納する箱を作っています。
ふたのある箱ものでは、茶筒などと同様ふたのしまり方というか、落ちつき方が気になります。
無論ゆるくてはいけない。だからといってぎちぎち、がちがちにしまって、開け閉めが困難では、これもまたいけない。
ふたをしたり、開けたりする時に、抵抗が均一でなくてガタガタするのも気持ちが悪い。
(⇔)

こういう鉋がけなどの精度が問題になります。
ふたの天地は決まっていないのですから、使用者がひっくり返してふたをするかもしれない。それでも閉まらなかったり緩すぎるなどのことがあってはいけない。この当然のことを当然とすることは技術の前提でしょうが、これが決まった時には、職人としての「快感」があるんだろうなあと思います。
(⇔)

昔は日常的に職人の鉋がけが見られました。 鉋が木肌をすべる音や、巻いて舞い上がる鉋クズの美しさ。
桐を削るための鉋は刃が鋭角で、欅などのための鉋に比べれば鉄の素材が柔らかなんだそうです。
わざわざ鉋の刃をはずして比べて見せてくれました。
(⇔)

工房の中に生活のすべてをもちこんで、起きれば食べて仕事、仕事が終われば食べて寝る、見たいな生活なんだそうです。
ですから工房≒家から一歩も出ない日も、ほとんど人と話さない日も。
「そうしないとつい別のことをしてしまいますから・・・。」と。
仕事三昧の生活なんですね。
文化財の修復なども手掛けておられます。

ですから彫金が必要であれば彫金を、木工が求められれば木工を、となんでも自ら取り組んで「どうしていいのか分からないようなこともあるけれど、とにかくやってみて身につけるしかないと思って・・・。」
でも注文仕事は「やってみたけどできませんでした。」では済まされません。大きな強い覚悟が必要ですね。
それをとてもさわやかな笑顔で話されると、こちらもうじうじしていられません。
(⇔)

また少しずつこうした人たちに尻を叩かれているような気がします。
尻を叩かれてどちらに進んでいきましょうか。
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- 2013/05/10(金) 00:03:25|
- 工芸
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作品も映りこんでよいということでしたので、少しだけとりこんでいます。
(⇔)

こうした着眼点は面白いと思います。
私は「人を撮る」ということから、特に親近感を感じて、ついうち長い時間色々お話を伺わせてもらいました。
「人を撮る」と言っても、あちこちで目にするものには私の思い描くものとは大きくかけ離れた・・・少々眉をひそめるもの・・・が相当多いように感じていて、「写真が芸術である」という意識の浸透には、写真愛好家自身が妨げになっているなあとさえ感じることがままあるからです。

撮影は「ええい、どんなふうに写るかはカメラに聞いてくれ!!」という感じでした。
「撮らせていただきたい。」といっておきながら、撮れているるのかどうかさえ分からないというのは失礼な話です。
(⇔)

今のデジカメは優秀ですから、シャッターボタンを押せば、とにかくなんとかしてくれるのですね。
でもこれは縮小しているから、そんな風に見えるだけで、この方に申し訳なかったです。
それにしてもこのかなり大きな規模の「国際写真フェスティバル」が、1年前に発起されて実現してしまったというのですから驚きです。
テーマ:ある日の風景や景色 - ジャンル:写真
- 2013/05/09(木) 00:07:46|
- 写真
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今年、最初の「KYOTOGRAPHIE国際写真フェスティバル」と銘打った企画が市内で行われました。
主催者によれば、この企画を通じて「写真という表現手段の普及、写真が芸術作品であるという意識の浸透」を図りたいということです。
「国境を越えて将来を担う若手アーチストの紹介」も積極的にしていこうという趣旨も持っています。
そこでメインの12人の内外の写真家の展覧会場のほかにサテライトとして56人の作品をあちこちのギャラリーで紹介しています。
このかなりの規模になる企画はひと組の御夫婦から始まったのだそうですが、その方たちと親交のあるこの人もサテライトとして個展をされていました。

私はこうしたかなりの企画があるということは知っていましたがメインの写真家12人の展示のいくつかは有料らしかったので敬遠していて、このサテライトということを知りませんでした。
で、たまたまいつもの「寺ブラ」をするうちに、たどり着いたこのギャラリーでこの方の写真を目にしたのです。

(⇔)

この方の写真は、最近の作品ではないそうです。
東京都庁などの高層ビルの展望フロアから外を眺める人たちを背後から撮っていました。
(⇔)

そこに写る人物は熟年紳士あり、若いカップルあり、幼い少女ありと様々です。その背中がその方たちの色々な物語をうかがわせてくれますし、窓の外に見える大都会の街並みや空を、何を思って持ているのか、その視線の強さや弱ささえ持感じさせる写真でした。
(⇔)

この方の生い立ちや経歴はなかなか波乱がありそうで、写真ばかりではなく「メインは音楽かなあ。」ということで、写真撮影のためにわざわざギターを弾いてくれました。
曲も自作するということでした。
(⇔)
写真の個展をするくらいの人にカメラをもちだして・・しかも、使い慣れないコンパクトデジカメを・・・撮らせてくれというのは少々気が引けるのです。が、つい先日別の写真のグループ展で、「個の方を対象にしたい!」と思いながら、「持ち前の消極姿勢」が頭をもたげたたために、ついにいいだせずに後悔したことを思い出したのです。
(⇔)

「僕には時間がない!!」のですから、こうした「ウジウジ、オロオロ」からは訣別したいのですが。
言い出してみれば「撮りたい」という気持ちは、ご自身が写真を撮られるし様々な表現活動をされているためにかえってよく分かっていただけて、OKでした。
テーマ:鉄道写真 - ジャンル:写真
- 2013/05/08(水) 00:03:11|
- 写真
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「おうちで簡単! しいたけ栽培に挑戦!」
まるでオブジェ作品のようなようなしいたけの姿。
左が、約三日後。芽が出てきた様子。
右が、さらに?一週間後の「収穫直前」の様子。

一度収穫した後も、1~2週間休ませた後で、再び土台となっている木に穴をあけて、水を含ませれば栽培がかのなんだそうです。

お客さん「何度ぐらい収穫できるの?」
彼、「大体3度くらいでしょうか。 お客さんの中には『6回も収穫したよ。』と教えてくれる方もいます。」

ひどく暑くて乾燥しやすい夏と、とても冷える冬季は市への出店は見合わせて、これからは7月初めまででしょうか、とのこと。

「直射日光が当たらないことと湿度を保つことを忘れないでください。
何度か栽培すると土台の木がすっかりぼろぼろになりますから、そうしたら庭の土に混ぜてください。」
自然の循環に戻してあげるのですから、ゴミは残りません。

「家でできるの?! 簡単に?」・・・・「これ頂戴!」
と良く売れていきます。 何しろ500円ですし、お客さんも興味シンシンです。

農業です。
TPPが発動するような状況になれば、少なくない農家は最後の引導を渡される危機が迫っています。
規模の拡大だとか、効率的生産だとか、高級品へのシフトだとか、世界を視野に入れてだとか、ごく一握りの成功者の経営を紹介して、何やら展望がありそうなことを喧伝している向きがありますが、そんな優秀な農家が一握り生き残っても日本の産業としての農業も、自然環境の保全もとても望めません。
食と自然環境は命の土台です。それを経済効率や利潤計算だけで云々しようというところに間違いがあると私は思っています。まして自動車産業やアメリカもどきの金融投機屋の利益のもうけの犠牲にされたのではたまりません。
ただ一方、農家も消費者も座して危険な状況を待つだけでもいけないと思います。TPPに反対しつつ、他方でより農業(農家・農業従事者)と消費者が賢く多様に結びつく必要があると思うのです。

大げさにいえば、彼の模索であり、提案だと思いました。
テーマ:ある日の風景や景色 - ジャンル:写真
- 2013/05/07(火) 00:05:43|
- 未分類
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ジャズバンドの演奏を描いたらとてもいいのじゃないかと思って、
「この線を立体に起こしたらどうだろうかと思って、やってみたのですが・・・。」とジャコメッティーの作品の様な立体作品の写真を見せていただいた折に・・・ジャコメッティーはどちらかというと静的でこの方のモノは動きが激しいのですが・・・、参考にとジャズメンの演奏の様子を針金で描いた作品の在り処をお教えしてみました。

それはアンディー・フグの墓のある墓地なのですが・・・。
彼女は急いで胸につけていたペンをとると・・・忘れてはいけない時によくするように・・・手のひらの甲の側の親指の付け根あたりに、メモしていました。

今年新4回生ですから、いよいよ最終学年です。
この方の専攻は「日本画コース」なのだそうで、実に意外でした。

撮った写真の中からプロフィール用に活用したいとおっしゃっていただきました。
写真を撮って、「私はこんな人」という表現の場につかってもらえるのはとてもうれしいことです。


そこで、私のお薦めは、これなんですがいかがでしょうか?

作品も意識して撮ってみましたので、これもどうぞ・・・。
さて、どれを気にいっていただけるでしょうか。
テーマ:女性ポートレート - ジャンル:写真
- 2013/05/06(月) 00:05:18|
- 絵画
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ギャラリー知で32名の若手作家の小作品の展示があった。
様々な個性が集まるとそれらが響きあったり衝突したりしながら、まるで楽しいおしゃべりを聞くような感じだ。
その中にちょっと面白い作品を見つけた。

その作品を最初に見たのは昨年のこと。ある大学の学園祭を訪ねた時に「面白い書き方をする人だなあ。『書』のイメージから来たんだろうか、オブジェ製作からだろうか?」などなどと思いを巡らしたことを思い出す。
激しく動く人物の姿態が独特の線で描かれている。
一面、写楽などの浮世絵の線、中国の岩山を描いた水墨画の線のようでもある。
その時には数多くの絵が展示されていたので「何か組み写真のような連作にすると面白いかもしれない。」などと勝手なことも思ってみた。

その記憶に残っていた作品を、ここで再び見て、しかし、32分の一では作者にお目にかかることもなかろうと漠然と考えていたのですが。

私がギャラリーに入って、一通り絵を見渡し、その絵の前で立ち止まっていると、「私がその絵の作者ですが・・。」と話しかけてくれたのがこの方。

ギャラリーの外から中を覗いた時に、ガラスの反射で何人かの人がいることぐらいしか分からなかったのですが、ちょうど中からはスタッフの方とこの方が二人で話していて・・・外はよく見えるものですから・・・私が時々ここで写真を撮らせていただいているということを話していたらしく・・・。

私がお願いするまでもなくといったタイミングで撮らせていただけることになって、・・・。
絵の前でも撮りましょうということで・・・。
ダンサーの踊るのを見て即座に描いているのだそうです。「大学にダンスをする人たちがいますから、その人たちが躍るのを見て描いているんです。」とのこと。
このタッチでダンサーだけではなくジャズマンの演奏するところを描いてほしいなあと密かに思っているのですが。
(⇔)
テーマ:女性ポートレート - ジャンル:写真
- 2013/05/05(日) 00:01:16|
- 絵画
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フクロウと、菊と、繁る樹木・・・・
写真を撮らせていただけることになって、
「スケッチブックでも持っていたら、描いているところをとらせてもらうんだけど・・・。」と話していると
「じゃあ、まだ描き切れていないので筆を補いますからそれでよければ。」と筆と絵の具の入った皿を取り出してきて・・・。
(⇔)

先ほどまでいた若いお客さんにも「この辺はまだ乾いていないかも・・。」と説明されていました。
「描き切れていない絵を展示するのはちょっと・・・と思うんですが、今はここまでの到達ですから、見ていただいた人たちから色々言ってもらって、それで自分のテーマを詰めていこうと思うんです。」
(⇔)

院の新2回生になって、修了製作に向かって自分が描くべきものを詰めていかねばなりません。その作業の途上です。この個展が到達を示すものというより、ステップからジャンプへと踏み切り足を鍛えて確かめるというような個展でしょうか。

成長の仕方は人それぞれです。ただ歩みを止めなければそれでいい、という面もあると思います。
私など門外漢の「印象」を話す言葉にも実に丁寧に耳を傾けます。

今年もこの方の学んでいる大学の終了、卒業制作展にお邪魔するつもりでいます。その時にはどんな絵を見せていただけるでしょうか。楽しみにします。
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テーマ:ある日の風景や景色 - ジャンル:写真
- 2013/05/04(土) 02:05:39|
- 絵画
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「ベクトル展」への出品を準備するなかで、この「マンダラ」に到達したのだそうです。

「といってもこれからもこうした絵を描くかどうかには迷いがあるんです。」
このグル-プ展を契機にして、自分の絵の方向性を明確にしようということで取り組んだのですが、まだまだ迷いは深いようです。
それは当然だと思います。大学の4年間は短いですが、しかし、その短い間にも自分の成長変化は大きいです。そのために学び考えるのですから。

「疾風怒濤(シュトゥルム・ウント・ドランク)」などという言葉は最近は流行らないのかもしれませんが、青年期は形こそ違ってきていても、自分でも自分を持て余すほど心は揺れ動きますから、絵も変化するでしょう。きっと。

この「マンダラ」を描くにあたって「曼荼羅」について調べて、色々新たに知ったようです。
絵は制作に時間がかかりますから、それに取り組む間にも自分が変化していくんじゃないでしょうか。ことに学生の頃は。
私のような年齢の者には、それがなんといっても羨ましい一面ですね。
ただあのころをもう一度繰り返すかと聞かれれば「もうあの一度で結構。」だとは思いますが。洗濯機のドラムに入れられたような精神状態をもう一度経験するのはちょっと・・・、です。それに何かをする現実的な力もありませんでしたし、思い出しだけで舌を噛みたくなるようなことが一杯ありますしね。

この絵に至る前は「風景を描いていたんです。」

残された「2年間」を短いと3人が異口同音に言っていました。
就職活動が迫っているというようなこともあるでしょうが、卒業までにいい作品を描きたいという強い気持ちが3人から感じられました。だからそれまでに紙のことも絵の具のことも、絵のコンセプトも、技術の獲得も・・・・、課題は山積みです。
それを自覚できていることの素敵さ。

こうして外部出品についても、そうしていいのかなどなどしっかり内省しているようでした。
頑張れ!! 新3回生たち。
テーマ:女性ポートレート - ジャンル:写真
- 2013/05/03(金) 00:05:13|
- 絵画
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まあ、あまり難しく考えてはポートレートの楽しさが損なわれますから・・・。
「こうして写真を撮ってもらったことことがないので戸惑います。」と言いながら、
こうしてみませんか、こんな風にしてほしんだけれどという注文に応えようとしてくれます。

女性像の「S字」の姿勢について話すと、その話は初めて聞いたようでした。
自分で試みていましたが、「難しいですね。」

いいんです、そんなことは。
いわゆる「モデル」ではないんですから。
「今日の一枚」ですかね。気に入っています。

絵の話になるとつい夢中になてしまう。
そういう人たちがいいですね。


それほど長いとはいえない時間でしたが、楽しい撮影でした。
テーマ:女性ポートレート - ジャンル:写真
- 2013/05/02(木) 00:03:48|
- 絵画
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