こうして子供のように無邪気をふるまって粘土を丸めて細くしている姿は、我々普通の人間を欺く姿に違いないのです。
こうした身内からあふれる妖怪の気を

こうして実体化していくのです。
ほら!この不気味な笑みは、妖怪の邪気に歓喜する笑いなのです。

なんて言う冗談はここまでにして、
粘土が乾いて必要な硬さにまでなるまでに、別の作品に取り掛かります。一時に5つも6つも並行して作ります。ですから、一方で乾きすぎないようにビニールをかぶせて乾燥を防いでいるわけです。
それぞれの妖怪が違うわけですから、作品が変わるたびにご自分のイメージのチャンネルも変わっていくのでしょうね。ですから、Sさんの中かには妖怪マグマがふんだんに内包されているのでしょう。
(⇔)

私は、このとぼけたようで、しかし異次元への誘いのように開かれた口に魅力を感じました。
焼けば締まるわけですが、どんな作品になるのでしょうね。

粘土を触っていればご機嫌なんだそうです。
(⇔)

ほらまた、「おいで、おいで」と粘土の中から妖怪を招き寄せています。
やっぱり「怪人」だ。
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- 2012/11/30(金) 00:21:32|
- 陶芸
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「カオスの間」の怪人については少し以前に紹介させていただきました。「怪人」とまで書いては失礼にあたり、お気を悪くされるかなと密かに思っていましたが、その後にもお会いしてこれはやはり「怪人」、実にナイーブな面をお持ちの「怪人」に他ならないと確信しました。
ところがです。この「カオスの間」にはもう一人「怪人」の名に恥じない方がおられたのです。
それがこの方。

自ら「妖怪作家」と名乗られているのだから「怪人」であることは間違いないでしょう。
しかも宇宙のブラックホールやダーク・マターがこの地球に及ぼしている影響を鋭敏に感じておられるというのだから確かなものです。
(⇔)

この方の経歴がまた破天荒なのです。興味を持たれる方は是非ご自身から話をうかがっていただきたいと思います。
私のような凡庸な人間には及びもつかない経歴です。
(⇔)

「あらかじめデッサンをされて作られるのですか?」
「いや、土をこねて積みあげ始めてから考えるんです。どうすればいいのか、どうしたら土のもつ『でてきたいもの』を表に出せるか、その時その場で考えるんです。悩むんです。」

だからどういうものができるか僕にもわからんのです。
こう、なんというか宇宙のエネルギーがですね・・・。
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- 2012/11/29(木) 00:05:54|
- 陶芸
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伝統は継承と創造との緊張ある統一と言えるかもしれません。

この方はご自身で絵柄をデザインしてそれを織っています。ですから写真に下絵が見えますね。

他の人が下絵を描けば正確にそれを再現しなければなりませんが、ご自身の下絵ですからある程度融通とその場での工夫が利きます。
下絵は下絵、織は織など分業すると一人ひとりの職人さんは全体像が分からず、何よりお客さんとのかかわりが持てません。

この方は旧来の職人の分業体制やしきたりが、作る者と身につける者を生き生きと結びつけることを阻んできたことに疑問を持たれています。
ですから制作を依頼されたものを、その方の希望や特性に応じて織っているんだそうです。

職人の世界に置かれた女性の地位の改善や、よそからの参入者がもっと活躍できる環境を、とも願っておられます。

カテゴリを「伝統工芸」にしていますが、博物館や観光のための実演にしか登場しないような「工芸」にしてしまわないためには、色々な人々の戦いが必要なようです。
素晴らしいなあ、きれいだなあ、技術が途絶えるのはもったいないなあという傍観者の言葉だけではどうにもなりません。

そういうことに対する「歯ぎしり」がこの方の一織り一織りに込められているように感じられました。
私など、呑気で鈍感なものは気圧される様な迫力が内面にあるように思いました。それは職人や、伝統工芸や女性の置かれている現状が自覚的に内面化されているからでしょう。

外国からのお客さんには流暢な英語でにこやかに応対されていました。
訳知り顔であれこれ口先だけの不実な日本男性より、一から知りたいと熱心に問いかける外国の方の方が彼女にとっては心開ける相手なのかもしれません。
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- 2012/11/28(水) 00:02:10|
- 伝統工芸
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程よく水面に光が散乱するようになってきました。
もう少し上手に生かしたかったですね。でも、まあいい感じです。
(⇔)

とても素敵なブレスレット(自作)をされているんです。それがちゃんと生きるような撮り方ができないといけませんね。
どうも私の気の配り方が粗雑です。


ほらっ このブレスレットです。
大きな松ぼっくりでしょ?!


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- 2012/11/27(火) 00:17:34|
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お昼寝タイムを終えて「ならの小川」へ

グッと雰囲気が変わりました。
最近購入したミノルタの単焦点50ミリ f1.4 は楽しいレンズです。
ここしばらくズームレンズを使っていましたので、忘れていた「自分が寄る、自分が引く」という感覚を徐々に思い出しつつあります。
無論、向こう岸から撮るというようなことも、川の流れのようすを取りこんで言うことも50ミリでは限界がありますが。
久しぶりのために一番とまどっているのはf1.4の明るさと被写界深度の浅さです。
以前は、それをこそ楽しんでいたのに、ついISO感度をあげすぎたり、奥行きのある配置の時に片方にピントが合わなかったりと失敗を繰り返してしまいます。

でも何より人物の瞳の輝きをファインダーで楽しみながら撮れるということが楽しいです。
レンズがいいとファインダーがきれいですしね。せっかくのα900ですから。
ファインダーが美しくあってこそのカメラじゃないでしょうか。
(⇔)

私は特別にびっくりするような写真を撮りませんが、こういうカットが撮れた時、プロでない方を撮って楽しいなあ、「撮ってあげて」良かったなあと思うのです。
何の変哲もない・・という写真ですが、私の好きな写真です。
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- 2012/11/26(月) 00:22:00|
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縁は異なものである。
人と会うことは実に面白いし、不思議なことだと感じる。
「愛別離苦」とはいうものの「苦」の無い「楽」はないのであって、この「楽」を抹消して「苦」を滅したところで何の人生だろう。

明るい緑のあるうちにと言って撮った写真です。上賀茂神社の芝生がかろうじて緑を保っていました。

なんだか意味深長な空気を作るモノクロではなくて、カラーで明るくさわやかに行きたいところです。

あれっ?! お疲れですか? 横になってしまいました。
芝生の上って、そういう気分になりますよね。まして今日はとても温かくてよく晴れた日ですから。
(⇔)

撮影に興が乗ってきた所為もあって、向こうに結婚式の列があったり、参詣の人たちがあちこちにいても気になりません。
本人たちの気持ちとしてはすっかり「モデルとカメラマン」ですから。
外で人の写真を撮るときは、そういう気持ちが肝心です。
(⇔)

この頃、写真を撮るときに路上や床に寝たり、机の下から覗きこんだりできるようになりました。
ここでも数センチ低い地面に腹ばいになって撮っています。
(⇔)
それでこういう写真が撮れると「委細構わず」になっていきます。俗人の身心脱落です。
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- 2012/11/25(日) 00:46:50|
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彼は板の間に正座しています。
タイでの正式な座り方はこういう仕方ではないそうです。
辛くないですかと尋ねると、「日本画を描くときには正座します。タイのように胡坐をかくと机の上の紙くらいの範囲にしか手が伸びず、自由に筆を運べません。私は実際に書いてみて正座が機能的に意味があるということを学びました。正座すると体を前に押し出すことができるのです。」
なるほど「書」をする方も正座する。

基本的な筆の運びの大切さをよく心得ているようです。
最近の若い画学生たちが線をひくことや筆で塗ることをおろそかにしている現状を、私は少し「まずいんじゃないかなあ」と思っていますので、かえて外国の人の方が「わかっているなあ」とまたまた感じさせられました。

京都にはたくさん見るべきお手本があるし、とてもいい町だと絶賛していました。

今日はこれから植物園に写生に行くのだそうです。「日本画の画題にはたくさん植物がありますから、しっかり描いてきます。」

バイト先で出会った日タイの若い芸術家たちです。
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- 2012/11/24(土) 00:42:13|
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賀茂川(鴨川)の河川敷は、年々規制が厳しくなってきています。なるほど公園的に整備されてきれいにはなってきましたが、それでけある意味で地域住民の生活からは離れてきているかなとも思います。
花火、バーベキューをすればゴミを置き去りにし、深夜まで大きな声や音で騒ぐ人たちがすくな浮くないことは私も知っていますし、とても不愉快に思っています。
市民の自覚だとかエチケットの向上だとかが絵空事に思える気持ちもわかります。私自身もこういう面で日本(人)の文化程度については相当の不信感をもっていますし。
ゴミ一つない鴨川は気持ちがよい・・と感じるのも事実です。
でも、「でも・・・」といいたい気持ちがないわけではありません。

少し前に「お外で女子会」をしている女性を取り上げました。
こういう立ち上げのエネルギーは「女子」から発せられるのでしょうか。

若桑みどりさんの『イメージの歴史』(ちくま学芸文庫)を読んだばかりなので、女性にカメラを向けると画面に露呈する自分を思って緊張します。
と、いったからといって今すぐ自分が変えられるわけのものでもないのですから・・むにゃむにゃ。

「女子」が元気なのはいいのですが、マスコミは期待できないので、こうして目の前にいる「女子」には若桑さんや上野千鶴子さんの著作をぜひ読んでほしいなと思いますね。

と同時に、私は「女性にしか期待しない」などとはいいません。でしょ?!「男子」諸君!
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- 2012/11/23(金) 17:33:19|
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「カオスの間」で作陶していた若い女性。以前このブログに登場していただいたかたですが。
その方の作品の展示販売会がありましたので訪問しました。
町屋を利用した会場に彼女のバイト先(沖縄料理× )の同僚が早速駆けつけてきました。
ジャマイカ人かと思いきや、タイランドからの留学生でした。

タイで大学を卒業した後、日本画を学びに日本の大学に来ているという留学生です。
一年の日本での日本語学習のあとで大学に入ったそうですが、実に見事な日本語です。
今彼が手にしているのは今日展示販売している若い作陶家の制作したシーサーの顔の部分です。ちょうど面のようになっています。
実は彼女、京都の伝統工芸大学校を卒業して沖縄のあるシーサー作家を慕って弟子入りをした経験があるのだそうです。

ずいぶん気に入ったいったようです。
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- 2012/11/23(金) 00:25:44|
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上賀茂神社の手作り市は雨天でした。(10/28)
同時に何やら世界遺産指定を記念した行事があるようです。小学生が多数集まっていました。
そんな上賀茂神社のならの小川に何か構造物があります。時には足を浸すだけで「ダメ!」といわれるならの小川に。
水車です。大小の木製の水車が並んで回っています。

なかなか立派な水車ですが、その横にいくつもの金属製の水車が並んでいます。
よく見るとそれは自転車のタイヤのない車輪を利用した水車です。しかもどうやら自転車のライトを点灯する為の発電機を利用して発電しているようなのです。
リムには水流を受ける板が取り付けられ、さらにそこに割った竹や切り取ったペットボトルが括りつけられています。
(⇔)

冷たい水の流れに入って作業している若者の赤い上着の背には「立命館大学弓道部」とあります。
上賀茂神社だからと言って弓道部がこういう奉仕をしているわけでもあるまいと、声を掛けてみると立命館大学の土木専攻の大学院生らしいのです。
(⇔)
どうやらこの水車で発電した電流で小さな明かりを幾つも点灯させようとしています。

小学生がエネルギーについて学べるように小学生も制作にかかわった水車を設置して実際に発電しようというのです。
実は彼らはこうした小型の発電設備について研究し、東北の震災の被害地でこうした水流を利用した発電で避難所の足元照明などを設置するという活動もしてきたのだそうです。
「もっと発電効率をあげたいのですが・・。機械や土木や防災の研究をしてるんです。」

水の底には石がごろごろ沈んでいますから車輪の水車はなかなか安定しません。発電した電流を川底にラインを隠して通します。なかなか作業は難しそうです。水は冷たくなってきているし・・・・。
研究と啓蒙・普及を専攻の課題として取り組む若者たちです。
手作り市に苦労を重ねた作品を持ちこむ青春もあれば、こうして科学技術に携わる青春もあります。
(⇔)

(⇔)

どの青春も素敵にまぶしいものです。
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- 2012/11/22(木) 00:44:05|
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なぜか水平の出ていない写真をセレクトしてしまいます。
そして、どうもモノクロがいいようですね。
表情を作るために「僕に恋してください。」といって戸惑われているところです。
そして写し終わって二人とも大笑いです。
「無理を言われても困ります!!」
(⇔)

日常的でない空気の流れる写真を見返して「楽しいなあ」と呟いております。
うん、実に楽しい。
(⇔)

写真には撮る側の人間の、欲望、希望、理想、諦念、執着・・・・が凝結するように思います。そういう写真を撮らせてくれる方に出会うということも人生の面白みですね。


こういうことに興じられる方との出会いは楽しいものです。

私の中の何かが引き出されてくる心地よさと興奮を覚えます。

「京都上賀茂殺人事件」だそうです。

この一枚を切り離してみたらどんな物語が浮かんでくるか。
このまなざしには喚起力があります。
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- 2012/11/21(水) 00:35:25|
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上賀茂神社は創建が桓武天皇の平安京遷都にさかのぼる神社ですが、その前史はなお長いようです。
神社を守る「社家(神官)」が定まり、江戸時代には幕府、朝廷より厚く保護されて立派な邸宅を営んできました。
中には天皇家に比肩する系図をお持ちの家もあるとか。
そのうちの公開されている一邸が西村家です。
西村家の門を入ったところです。
(⇔) ぜひクリックしてご覧ください。

(⇔)

たくさん撮らせていただいた写真の中からどれをセレクトするか迷います。
女性の髪は多くの物語を有っています。

この庭も観光パンフレットやCMなどによく使われています。
(⇔)

物思いにふける旅のようです。

こうして撮影にご一緒させていただいて、また記憶に深くのこる女性のお一人になりました。
(⇔)
ずいぶんたくさんの方が訪れていることが分かりますね。
(⇔)
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- 2012/11/20(火) 00:05:53|
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こんな素敵な女性に出会っても心が騒がないほど枯れた境地に至って何が面白いのでしょうねぇ、と依然として「小人閑居して不善をなす」レベルです。


陰あり光あるということでしょうかなあ。

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- 2012/11/19(月) 00:33:56|
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京都鷹ケ峯の地に「源光庵」という禅宗寺院があります。
小ぶりな寺ですが私の好きな寺の一つです。
山門の前にはススキと萩が繁っています。

紅葉にはまだ早いのですが、この鷹ケ峯一帯の寺院は紅葉の時期には多くの人出で混み合います。確かに一見の価値があります。
(⇔)

今日はそういう喧騒を避けて静かな寺院を鑑賞します。
禅宗寺院は、ことに静けさが似合います。
今日一緒に歩いてくれる方です。
(⇔)

続けて私のブログを見ていただいている方には、どこかで見た方だと思われると思います。

事情があって近いうちに関西を離れるということで「思い出の京都巡り」を兼ねての撮影です。
(⇔)

よい思い出になればいいのですが。
(⇔)

今日はとてもよいお天気です。
朝晩は高気圧に覆われて安定した気候です。それだけに朝夕はさすがに冷え込んできましたが、日中は汗ばむくらいです。
源光庵でもっとも有名でもあり、素敵な場所です。
左手の丸い窓は「悟りの窓」、右手の四角い窓は「迷いの窓」というそうです。
人生はこの二つを行きつ戻りつするものかと・・私は思います。
(⇔)

四角い窓、「迷いの窓」の「四」角は、「四苦」を表しているのだそうです。生・老・病・死の「四苦」ですね。
人生にはあまりに多くの「苦」がある。一つ、二つとは数えきれない無限の苦の連なりこそが人生と悟るゆえに、ついに円になるのでは・・というのが私の「悟り」です、が。
(⇔)

人生、悟って安心立命を得、「泰然自若」してしまうよりも、一生「惑々(ワクワク)」の方がいいなあというのも目下の私の悟りですが。
(⇔)
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- 2012/11/18(日) 00:19:25|
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こういう建造物は奥行きや高低が楽しめていいですね。
「ちょっと遅れてきてね。」「歩く脚は広めにね。」「なんとなく視線を向けてると生気のない目になっちゃうよ。」
ちょっとした注文にすぐに応じてくれます。勘のいい人です。

この服装も私が伝えた・・漠然とした・・イメージを彼女なりに受け止めたものです。バッチリでした。

「このカメラはお父さんからもらったものなんです。」というのはよくある話ですが・・。
無論私が準備した小道具です。コンパトデジカメじゃなくて一眼レフカメラを。デジタルでなくてフィルムカメラを選びました。
もちろん今でも撮れます。ある時まで活躍してくれました。

私としては「今日のこの一枚」でしょうか。
カラーの楽しさを感じます。
(⇔)

ちょっとポーズを決めて・・。

以前もここで写真を撮りましたが、緊急時には何とも不安な建物だという印象です。
こういう大きな建物で多数の群衆が集まるところは避難経路を示す「建物の意思」を明確にしなければならないと思うのに、一見明瞭になってはいません。隘路も多すぎます。
防災上問題ありだと、改めて思いました。

さあ、それじゃあ京都駅をあとにしてちょっと「お茶しましょ!」

この喫茶店はアメリカの1950年代がびっしりです。
プレスリーって?!
えっ?!知らないの!?
う~ん、名前は聞いたことが・・・・。
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- 2012/11/17(土) 00:54:08|
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京都駅かあ。
すみません!写真撮ってもらえますかぁ。

せっかくだから駅舎の見学。
カメラ女子としては見逃せない!

この大階段を走って登る大会もあるんですってね。
坐っちゃいけないって書いてあるけど、坐りたくなるなあ。確かにたくさんの人が座り込んでしまったら混雑してしまうんでしょうけれど、でもコンサートなどの時には客席になるようだし、もう少し融通が利かないのかなあ。
「おいおい、長いレンズは下から支えてやらないとブレちゃうよ。手ぶれ防止機構もついていないんだし。」

あっ あれは監視カメラかなあ。
今やどこに行っても監視カメラがあって、犯罪捜査では当たり前のように「容疑者Aがここを通ったことは確実のようです。」なんていっているけれど、現実に冤罪事件が頻発する状態では、警察がこういう装置をどのように使うか心配だなあ。
原発に関する政府の委員会でも参加者を見張っているようだし、反・米軍基地や反原発集会でも警察や自衛隊が参加者の写真や動画をとっいるようだし、気持ち悪いね。

ねえねえ、どこ見てるの?
あれが京都タワーでしょ。一緒に撮って。

向こうに空中なんとかっていうのがあるんでしょ?!あそこに行きたいなあ。

空中散歩 初めてきましたよー!

写真やカメラに詳しい皆さん! 彼女の持っているカメラにご注目。
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- 2012/11/16(金) 00:38:11|
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京都には伝統工芸や革新的工業の発展があるものの、イメージとしては観光の街。1000年の都、神社仏閣。
比較的安心して観光できる街なのだろうか、修学旅行生も多い。
若い女性がカメラを持って京都の街を一人歩いている姿も珍しくない。
「京都に来たぁ~!!」

明日の帰りの時刻を確認してと・・・。

電車が好きってわけじゃないけど、記念に一枚撮っておこうかな。

ずいぶんいろいろな人が降りるなあ。

これ東京に行くんだよね。
(⇔)
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- 2012/11/15(木) 00:46:58|
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5カ月ほったらかしの我が愛車はバッテリー上がりでJAFのお世話になったそうだ。(家族談)
この頃は自転車の利用が多いので、そうでなくとも自動車の出番が少ない。だったらなぜこんな高いモノを買ったのかとも、いくらか反省。
毎日乗っていると調子の変化が分かるが、たま~に乗るのだと自動車も駄々をこねそうで怖い。
私の車はいつもスバルの営業所に持ち込む。街の自動車工場の方が安くて済むということも聞くが、こういうことに関しては面倒くさがりもあってあまりあちこちしない。

スタッフにお願いして作業の様子を撮らせていただいた。
ここの点検・調整のあとは自動車がとても調子いいので、自分としては気に入っている。
(⇔)

今回の点検は簡単な項目だけなのでジャッキアップもしないけれど、今度点検の際にはしっかり撮らせてもらうつもり。
この営業所に来ると販売スタッフとも、技術スタッフとも自動車談義が楽しい。

3月終わりにバタバタと中国に立ったので夏を越えた今まで、うっかりタイヤは冬用のままだった。はき替えようか、どうしよう。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
それにしても中国瀋陽ではベンツ、アウディ、フォルクスワーゲン、BMWが実にたくさん走っていました。それに比べて日本車が目立ちませんでした。
軽自動車や小型車がもっと利用されていてもいいのになあと思いましたが、高級車ばかりが目立ちます。 日本車でもレクサスやランクルなどです。
貧富の差のしからしむるところなんでしょうね。
車の交通マナーは誉められたものじゃありませんから「日本車よりもドイツ車の方が安全」なんだそうです。
スバル車は私の見る範囲ではまれでしたね。
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- 2012/11/14(水) 00:24:17|
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いつもは状況が与えられた状態で撮ることが多い。
演出もほとんどない。
(⇔)

けれど、今回のような写真の場合、いつ、どこで、どう撮るかを自分で決定する。
面白いけれど難しい。

京都にももっと「よい場所」がほしいなあ。
自転車でのロケハンをまた始めないといけない。

でも見つけた場所で撮らせてもらえることが案外難しい。
建物の外観でさえ「撮影禁止」がちょこちょこ見られる。

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- 2012/11/13(火) 00:27:50|
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ある大学のキャンパスで・・・。
この大学のキャンパスは市民に開放されていて、周辺の住民がよく散歩したり子供たちが遊んでいたりする。
大学の周辺は緑が豊かなのにキャンパスの中には樹木や花が少ないのはなんとしたことか。

京都は寺社や町屋などを選んで「和」の雰囲気で写真を撮るときにはたくさんの選択肢があるが、ドライでスマートな空間を探そうと思うとなかなか難しい。
おしゃれな空間もそう多くはないように思う。といっても私の行動範囲ではということにすぎないが。

だから普段とちょっと違った写真を撮ろうとすると場所選びに苦労する。
以前、この人を撮らせてもらったのはもう一年も前のことだったろうか。
演劇をされる人で、なかなか忙しくされている。中国から帰ったらという話がようやく実現した。
既に次の公演の稽古も始まっているそうだが、時間を都合していただいた。
こういう写真も機会が少ないと勘が働かなくなる。
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- 2012/11/12(月) 00:50:21|
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阪急高槻駅の近くにあるんだそうです。Bar ISLAY(バー・アイラー)のオーナーさんです。
出店はごく最近のことで「地域の人に知ってもらいたいので、・・。」ということで休日の高槻城公園でのイベントに参加です。
夜の世界の「バー」が青空の下で・・というちょっとしたギャップに面白みを感じて近づきました。若い女性スタッフがお二人。

ウイスキーが並んでいます。イギリスのものがお好きなようです。ですから「スカッチ」と言わねばいけませんね。

たくさんのお友達をお持ちのようで後ろのおしゃれなミニ・クーパーの持ち主がお疲れのようで寝ています。
ここでの出店にもいく人ものお友達のサポートがあるようです。

グリーン・カレーも「売り」の一つ。
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- 2012/11/11(日) 00:10:36|
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先斗町を歩いてもなじみの店があるわけではなく、通いなれた暖簾があるわけでもない。
長らく京都に住んではいても、観光に来られている人と私とでほとんど変わることはない。
そんな中、昨年写真を撮らせていただいた縁で、その店の前を通ると中から声をかけていただけるお店がある。
「京の雪」さん。豆腐と湯葉の店です。

留学生を案内するときに湯葉作りも見せてあげたいと思い、「事前調査」にお訪ねしたところ「ぜひぜひ」といっていただいた。

狭い先斗町の通りを行く人たちを毎日見ながらお仕事をされる。
外国からの人もたくさん覗いてくれて、楽しいんですよとおっしゃる。

苔玉に育てられた可愛い花が、路地に注ぐ日差しのある場所に置かれていて、
「日が傾いてきたから部屋に入れましょう。」

実はちょっと心を悩ましていることがおありで。

というのも9月ころにはこのお店が移転になるかもしれないという状況があったとのこと・・・。
この仕事がお好きでたくさんのおなじみさんもできているので、移転や閉店になったら・・と、とても心配されてきたのだそうだ。

けれど、「今のところ続けられることになって、・・・」と笑顔が回復するのですが、

店を閉じるかもと話したおなじみさんに「残念だなあ」と言われたきり、「続けてますよ」とお知らせすることができなくて・・・、と顔が曇る。
でも、ガンバッって湯葉をすくっていたらきっとまたお客さんが帰ってくると・・・、そういって作業に戻ります。

元気に営業しています。
ほら!確かに「営業中」でしょ?!
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- 2012/11/10(土) 00:13:41|
- お店
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製材されたきれいな切断面を持たない端材、あるいは廃材と呼んだ方がいいだろう木切れを使って鳥などの動物をかたどっている。

着色され目鼻がつけられているからこそ鳥だと分かる、と書くとある意味で誤解を招く。
それは元あった形からこれを鳥にしようとなかなか考えつかないだろう形の無骨な板材などが、確かに組み合わされたり、多少の色付けや筆によって、まさに鳥の体躯となり、羽根となる。

滑らかな断面ではなく、力任せに割られた様な荒々しく木目の浮かんだ木の固まり。それが、もはや羽根をを広げた、あるいは羽をたたんだ柔らかい鳥の姿以外の何物でもないものとなっている。

木の株やトタン板の錆の形状を人の顔や動物の姿に見たてる様な作品もある。自然石が「マリアとイエスの母子像に見えますね」というようなものも世の中にはある。
そういう風に見ようによってはそう見えるというものではない。確かに鳥なんだが、その素材はあまりにぶっきらぼうに端材なのだ。
それぞれの作品はほのぼのとしたユーモアのにじんだ作品になっている。
どんな人が作ったんだろう。
部屋を見回すが、作品の紹介・制作コンセプトはもちろん、作者の紹介文もない。DMもおかれていない。ご本人も在廊されていない。
ギャラリーの事務所の方に「作者について書いたものはありませんか?」と尋ねると、無いという返事。
残念だ。

というわけで一日置いてまた訊ねてみた。
おられたのはお父さん。「息子の作品なんです。息子はいまいなくて。どこに行っているんでしょう。」とおっしゃる。普段は離れてくれしているけれど、せっかくの個展だから顔を見がてらでてきたのだそうだ。息子さんに電話をすると「今起きたから30分ぐらい経ったら顔を出す。」とのこと。
深夜までのバイトで起きられないらしい。

作品同様、慌てず騒がず、実に茫洋とした方だ。
口調もまた慌てず騒がず茫洋としている。
カメラを提げているので「写真を撮られるのですね。」とお尋ねするとニコンF1を取り出した。壊れたらいけないからもう一台持っているという。本格的だ。
「人しか撮らない。」のだそうだ。珍しく同好の士に会うことができた。
あんまりおもしろそうな人だから作品を借りて「角」を生やしてみた。
「角」は鳥の長い首と顔。
この人の周りだけ時空が違っているように感じた。興味津津。
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- 2012/11/09(金) 00:55:14|
- 工芸
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「女子」が多様化している。そう思います。
女子の行動が広がっているようにも思います。
この女子大生たちは自分たちが開いたグループ展に「卑猥展」と命名しました。
(⇔)

DMには相当挑発的なコピーが書かれていました。かたちじしんも「そこまでやる?!」というようなものでした。
若い子がそうしてまで「挑発」するなら「挑発に乗って」あげなければ、「挑発した甲斐」がなかろうというものです。
(⇔)

照明の蛍光管にはピンクに塗られたフィルムが施されています。(これが斑に塗られているところに・・、『いまどきの若い者は』感を抱きましたが。)
(⇔)

正直に向かい合う、ということが一つのテーマのようです。
人畜無害より敢えて人畜有害を選んでいるような。

こういうテーマを扱う時に露悪的になることで本質に迫っていると錯覚することがあるものです。
上野千鶴子氏の著作ぐらいは読んでいてほしかったなあと、ふと思いました。直接読んでいたかどうかを確かめていません。でも氏の思考をくぐりぬけているとは見えませんでしたから。

しかし、こういう大胆さが最近の女子に散見されます。
彼女たちが今後さらに「卑猥」をどう掘り下げるか期待したいものです。

「熟」女子たちもこうした若い人たちの「挑発」にぜひ乗ってあげてほしいと思いました。
ギャラリーの女性オーナーさんによれば、「熟」女性たち・・画家や文筆家たちが・・乗り込んでくる予定だそうです。結構結構。
「卑猥展」の挑発に乗って京大生がやってきました。

彼らがその挑発に、どう乗るのか話の進展に興味がありましたが、私がいたんでは話の膨らみが窮屈だろうと思って、写真を撮らせてもらって退散しました。
このグループ展の合間の20,21日にはこのギャラリーが「バー」に変わるそうです。
心の奥底に潜ませ隠している自身の内的な卑猥さを、暴きたいのだそうです。

どんな問題でもジグザグしながら展開していきます。
女性についての様々な問題、性(意識)に関する問題もまた同様です。
彼女たちの提起の仕方や内容に眉をひそめる面があったとしても、表に出してくるからこそ向き合えるのですから、私は大切な機会だと考えました。
事実こうしたグループ展があったからこそ未知の学生同士が話し合えています。

性の問題は歪みや腐敗に満ちています。それが私たちの常識や「本能」として、それ自体を批判的に考察することは意外に難しくなっています。
彼女たちもお互いの意見交換や学びを通じて、性の政治性などに問題意識を深めてくれることでしょう。
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- 2012/11/08(木) 00:21:54|
- 絵画
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「おそと de 女子会」 なんだそうです。
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それにしても写真は「レンズ」ですねぇ、やっぱり。
実は10万も15万もするレンズがほしくて、うずうずしていたんです。でもお店の方が「これもいいレンズですよ。」と見せてくれたのがこのレンズ。 ミノルタ 50ミリ f1.4 です。
気にはしていたんですが、85ミリじゃないし・・、なんて思ってました、

撮ることに快感のあるレンズですね。
コンタックスにプラナーをつけていたとき以来忘れていた感覚です。
ああ、だから写真が楽しんだなあと、初めて知ったようないい方ですが。

お二人には「知ったかぶり」をしながら、レンズを試させていただきました。

この間、色々な方にとてもよい場面で撮らせていただいてきたのですが、いつも「う~ん、足りないなあ。」と不満足感を抱いてきたのです。それを自分の気持ちと技術の「足りない」に持っていかないで「レンズが・・」というところが未熟者ですが、「やっぱり、それも(レンズ問題)あったなあ。」という感じです。
ファインダーの見えがとても違いますから、気持ちのノリも全然違うのです。
・・・ちなみに、最近カメラを選ぶ機会があって色々触らせていただきました。が、各メーカーのカメラ作りの思想がどうなっているのか、とても疑問に思いました。その最大のものの一つがファインダー作りです。見えていない、色がおかしい、これで何10万も取るのか。「写真を撮る」道具ではなくなっているんじゃないか・・・などと。

スペックばかり追っかけたり、「知っている」競争に熱中して、知らない人を馬鹿にして悦にいっているカメラ愛好者にも問題があるとは思うんですけれど。
それにしても、専門的な知識と経験を積んだお店のスタッフの存在意義は大きいと思います。
ネット販売で「安ければいい」なんて言う買い物をしていると色々な文化が壊れていくように思います。
さあ、腕を磨くぞ!
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- 2012/11/07(水) 00:31:48|
- 人物
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話が「女子会」から、レンズの話になってしまいましたが、
女子会準備の楽しい雰囲気を撮らせてもらうのですが、「絞りをあける」感覚が「ボケ」ていて、こんなになってしまいました。
開けても「f2.8」に慣らされてしまいました。
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自分たちで商品販売企画を作って、それを楽しく試す。写真を撮ってお店のブログなどに載せていくようなんです。
「女子」は、何かと、この頃積極的なんです。しかも次第に「技術を伴って」いるんです。そこがいいと思います。
(⇔)クリックしてご覧ください。

この方、「カメラ女子」でもありました。もう5年くらい撮っているそうです。

もう一人の方も今はやりのカメラを持っておいででした。それに加えて「ポラロイドカメラ」も。
もっともフィルがなくて「代わりのフィルを手に入れてきたんだけど・・・。」ちゃんと現像しませんでした。

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- 2012/11/06(火) 00:17:06|
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世間は「女子会」ばやりです。
「女子力」などといわれても何のことやら分かりませんが、ファッション展開はもちろん、居酒屋でも競馬場でも若い女性がターゲットですし、車や住宅の企画も女性に傾斜して、世はあげて「女子」へ「女子」へ・・・。
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鴨川の河川敷で、こんな布を渡して、小さな三角の「旗」を万国旗のように結んで・・・、何してんだろ?
「これから女子会なんです。」
????

「おじさんも一緒に参加しませんか?」と誘われているわけではないのです。
こちらのお二人は、あるおしゃれな雑貨店で働く方たち。お店の名前を言えば、京都市内の方なら「ああ、そこなら知ってる!」といわれる方も少なくないと思います。
そのお店で扱っている様々な商品を、こんな風に楽しく使われてはどうでしょうか、という提案のための
「女子会」企画なんだそうです。

まず自分たちでやってみないと、ということで同僚数名が集まって、「女子会」です。
食べ物、飲み物はすっかり準備ができて、・・・もう既に「準備運動」は済んでいるのかな?!・・います。
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実はこの日の撮影はいつものレンズと違うのです。そして久しぶりに、カメラは(レンズは!)これでなけりゃなあと感じっているわけです。
普段使っているミノルタのズームレンズも決して悪いレンズじゃないと思うんです。いえ、むしろ良心的なよいレンズだと思います。
ですが、「f2.8」通しだとはいっても、開放f2.8は「暗い」のです(「もっと光を!」)。そしてボケない(じゃなくて、ボケが足りない)。
前の写真のガラス瓶の輝きと艶、この瞳を撮りたかった・・。
久しぶりにのぞくこの世界に少々興奮して慌て気味です。使用レンズはミノルタの50ミリ単焦点レンズ f1.4です。
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- 2012/11/05(月) 00:44:34|
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この楽器はずいぶんいろいろな奏法があるそうで、張られた革の部分も叩くだけではなくて指でこすったり、撫でまわすようにして音を出すこともあるようです。
「実に多様で面白いんですよ。名人といわれる人の演奏を聴いてすっかりはまりました。」

以前はトランペットをオーケストラの中で吹いていたこともあったそうで、パーカッションはメロディーの演奏がないけれどトランペットはそれがある。違和感はありませんかと聞いた時に、
「この楽器はドラムのすべての要素をもっいて技術的にも表現的にも奥が深いんです。面白くて・・。」といわれます。
そうした話をするときには、実に愉快そうな表情をされます。

週末などにはこの辺りに仲間が集まって、練習をするのだそうで、「どうぞ見に(聞きに)来てください。」と誘っていただきました。
「練習を見たら撮りたくなるけど大丈夫ですか?」
「う~ン、大丈夫じゃないかなあ。」
禅宗寺院の僧侶とお話しているような感じです。
実に穏やかで、知的な感じです。
この方が汗を流してサンバのリズムによっているところを是非撮りたくなりました。

基本的なリズムを確実に継続して叩けなければ、はじまりませんし、それがまず大切ですから・・・。

週末の鴨川にまた来ます。
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- 2012/11/04(日) 00:01:54|
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皆さんは、パンデイロという楽器をご存知ですか。
「それはタンバリンですか?」 私の第一声です。

この楽器はタンバリンではなくて「パンデイロ」というのだそうです。
サンバの演奏に使うのだそうです。
サンバといえばまばゆい強い太陽のもとでは芸リズムに撮って陽気に奏でられる音楽のような場印象です。しかも、そのリズムに合わせて踊る女性の衣装というか飾りは原色鮮やかで、肌の露出はこれでもかというものです。

この方は基本的リズムを繰り返す練習をしておられます。
音楽、しかもサンバを奏でているというより何やら宗教的な修行をされているような雰囲気です。

禅の瞑想の境地といった風ではないですか。
お話を聞くと「実は仲間には、あまりにもストイックな演奏だとよく言われるんです。」とのこと。なるほど。
「演奏の時は体をゆすってリズムに乗っていくんでしょうか?!」 と半信半疑な問いに
「まあ、演奏の時にはですね・・。」

タンバリンですかという問いに対しては、すぐに「触ってみますか?叩いてみてもいいですよ。こんな風に指で叩いたり、親指の付け根あたりで叩いたり、・・。」と楽器を差し出してくれました。

形は小学校で見たタンバリンそのものです。幾分重量があり、これを右手で持って組みこまれた金属の小さな皿をあわせたシンバル状の部分でリズムを刻み続けるのは大変です。手首にも腕にもずいぶんの負担です。
写真でご覧になれると思いますが、その金属の小シンバルには板状の「ミュート(弱音器)」がつけられています。
なるほど、これを外すからあの大きな激しいリズムが生まれるのか。
テーマ:ある日の風景や景色 - ジャンル:写真
- 2012/11/03(土) 00:40:59|
- 音楽
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日本に来てまだわずかだそうです。
今回が初めての出店で、次は梅小路の手作り市だそうです。
「初めてだから、色々分からない。」
私が中国・瀋陽に5カ月ばかりいたことを話すと「言葉は勉強しましたか?」と、痛いところをつかれる。「全くできないんですよ。」・・・こういう時に多少でも覚えた単語くらいは口にしてみればいいものを、我ながら実にだらしがない。

お客さんが次から次へと覗き込む。
「これだと少し派手かな。服に会わないかもしれない。きれいなんだけどなあ。」
「派手?!・・・?」
「『派手』っていうのはね・・」と日本人のお客さんが説明します。
こういう風景、いいなあ。
お化粧は日本に来て覚えたのでしょうか。

「写真はいつもきれいに撮れません。」といいます。
あるブログに「写真写りが悪いというのは、要するに上手く撮る腕がないということだ。」と書かれていました。
う~む、プレッシャーだなあ。

今回はどうでしょうか。
「梅小路」で感想を聞かせてください。
テーマ:女性ポートレート - ジャンル:写真
- 2012/11/02(金) 00:51:58|
- 装身具
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