素敵な人たちと

素敵な人たちと一緒に素敵な写真を撮ります。 なお写真のコピーはご遠慮ください。

素敵な人たちと   film fan Ⅱ

 「僕も人を撮りたいので、彼女に撮らせてもらおうとするのですが・・・。
 「撮っても人に見せてはいけないと言われているし・・・。

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 そんな彼女に頼んで撮らせていただきました。
 「そうですか、他には見せてはいけないんですね。ブログにアップできないのは残念だなあ。」
 「いえ、出していただいていいですよ。」
 「えっ?!」
  ・・・・僕にはダメって言ってたのに・・・なんて思って、彼が渋い顔をしているわけではありません。
 たまたまの写真の組み合わせです。・・よね?!

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 このお二人、なかなかよい雰囲気です。

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 空には次第に雲が広がり、しかもここは下賀茂神社糺の森の中。その上テントの中では光量が不足ですから、テントから出ていただきました。

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 今日のお店の撤収の後もお二人は仲好く食事されたようです。

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  1. 2012/10/31(水) 00:14:01|
  2. 雑貨・カード
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素敵な人たちと  film fan Ⅰ

 私がカメラをデジタルに替えたのは2年前になります。
 数台のフィルカメラ、それに対応した幾本かのレンズが眠っています。素晴らしい写りを見せてくれるフィルムカメラたちを手放せずにいます。
 けれど、おそらくは彼らの登場は・・・。

 「今は クラシックカメラがお薦め!!」と下賀茂神社の手作り市に出店された若者がいます。

 「便利」  はたしてフィルムカメラがこの一言を覆して復権できるかというとなかなか難しいと思います。
 ですが、フィルムカメラにはファインダーの美しさ、動作の手ごたえ、自分でする現像、プリントの魅惑、作画の美しさなどなど、スペックばかりが注目されどんどん「道徳的減価」が進められていくデジタルカメラに勝る要素はなおあるように思います。
 その魅力を知った若者です。
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 いつもはお風呂場で活躍の現像機を引っ提げての登場です。
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 その彼をサポートする「彼女」さん。

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 今日はフィルムホルダーなどの小物を販売しています。なかなかセンス良く作られています。彼の予想ではこうしたカメラグッズ、ことにフィルムカメラグッズには年長の男性が興味を示すのではないかということでした。
 が、そうした男性は確かに関心を示しながらも遠巻きに見て、いってしまう。おしゃれな小物に手を伸ばすのはやはり女性が多かったようです。

 お食事中を失礼しました。

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  1. 2012/10/30(火) 00:49:45|
  2. 雑貨・カード
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素敵な人たちと  家具クリニック  Ⅱ

 先日、妻がソファの前に置く小さなテーブルがほしいと言い出して数店の家具店を回りました。結局、古い家具を輸入している店でイギリスのGプラン製だという小さな六角形のものを購入しました。
 Gプランがどのような家具メーカーなのかよく知りません。
 
 今日お訪ねしたこの家具クリニックでその話をしたら「Gプランですか・」というのでどうやら有名なメーカーのようです。
 その家具の誕生は私と同じ年だということです。

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 職人さんが、建物や工芸品を解体修理すると昔の職人との会話が楽しめるといいます。
 少し以前に「いい仕事してますねぇ。」という言葉がはやりました。わたしは社会のあちこちでされているすべての仕事で、人からこういう風に言われる仕事をめざしてほしいなあと思います。そして、そういう仕事を見たら「いい仕事してますね。」と率直にほめ評価する社会であってほしいと思います。
 さらにそういう仕事を認めたら相応の金銭的負担をして、作った人に報いることができる社会であってほしいと思います。
 安ければ、見てくれがよければ、儲けになればいいってものじゃないと思います。
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 私の父親は個人経営の洋服屋をしていました。
 「労働者の賃金が上がらなければ、職人の生活もよくならない。労働者の購買力をあげなければ洋服だって売れない。」とよく言っていました。
 労働者がストライキをやると「迷惑だ」と敵対視させられているそれ以外の人々の狭い考え方が結局不景気と低賃金のスパイラルをつくっているのだと思います。
 正規職員の労働者が不正規やパートを差別して自分さえよければいいという組合活動をしていたんではダメだと思います。農民のためにデモができない労働組合ではダメです。そう思います。

 話がそれました。

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 今日は突然工房に入れていただきました。
 どうぞ撮ってくださいとお許しを頂いて撮ったのですが、お一人お一人にとってはあまりに唐突でしたので、あまり顔を覗き込みませんでした。
 「また、いつでも」と言っていただいたので、お言葉に甘えて撮りによらせていただきたいと思っています。
 どの方も、とても親切な笑顔で対応してくれました。

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  1. 2012/10/29(月) 00:51:40|
  2. モノづくり
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素敵な人たちと   家具クリニック Ⅰ

 私の机は見かけは、まあまあですが合板を張り合わせただけの見かけ倒しです。
 しっかりした天板の重厚な机がほしかったのですが、どこで探すべきかなどについて無知なまま購入してしまいました。値段ばかり高くて、後悔しています。

 手入れをし、時には手直ししながら長年使える道具。それが価値ある道具の条件だと思います。

 この中京にあるお店は建物の2階以上が工房になっていて、家具の修理を受注しています。
 テーブルの塗料をいったんはがして、ペーパーを掛け直しているんだと思います。
 目と指先で表面を幾度も確認しながら、丁寧にペーパーを掛けています。ちょうど大好きなペットを撫でる様ないつくしみ方です。
 長い爪にマニキュアをしたままできる仕事にあこがれる女性もいます。
 が、焼き物にしろ、こうした家具修理にしろ、埃や汚れを厭わないで、女性がこういう仕事に進出する姿が少しずつ増えているようです。素敵なことだと思います。

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 イスやソファーの座面のカバー作りです。
 木組みを担当する人、座面を担当する人、塗装を担当する人など、分担して作業をしています。
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 一般に、歴史的に男性の職人が占めてきた分野に女性が進出しようとすると様々な障害が待ち受けているようです。
 職人の職場にはまだ民主主義や自立した個人の創造性などを認めたがらない傾向が強いようです。職人の職場はそうしたものだ・・という男社会の負の歴史的遺産が凝り固まっています。
 そうしたことが一つの原因で創造性を失い、大衆的な支持も得られなくなって、その仕事の分野が衰退しているのに、高度な職人仕事を理解しない社会や、歴史的運命のせいにしてしまっている傾向もあります。
 この工房では、男性女性が共同して働いていますし、チームワークを形成しているように感じられました。

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 私の父も母も紳士服、婦人服の仕立て職人でしたから、こうしたミシン仕事はとても親しみを感じます。

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 「素敵な人たちと」にモノづくりの人たちが多く登場するのは、やはり両親の影響が大きいのだと思います。
 この方の使っている裁ちばさみも、父親が何度も研ぎに出して手入れしながら大切に使っていたハサミにそっくりです。

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  1. 2012/10/28(日) 00:14:56|
  2. モノづくり
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素敵な人たちと   パッション×3

 こんな人に出会った。

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 洋画をされている。少し前に、ある芸術系大学の作品展を見に行って染色、織物、工業デザインなどとともに洋画や日本画の学生作品を見せてもらった。
 そこでずいぶんいろいろな感想を抱き刺激も受けた。

 この人はその大学の洋画に属しているようです。
 作品展を見に行った時に洋画の専攻学生の作品を見て「具象を描く人が一人しかいない(実際は私の見間違いで他にもいたかもしれません。そういう印象だったということです。)あとはみんな抽象画だ。これは若い画学生たちのどういう心理・思潮を示しているんだろう。」と考え込んでしまいました。
 その中にこの方の絵もあったはずです。

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 「パッション」   それがこの人の絵の主題です。

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 内面にある、ある種の激しい感情を画面にぶつけようとしています。そのために筆で描き、指や手のひらで描き、絵の具が激しく盛り上がってもいます。

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 この間、多くの若い女性の描いた「抽象画」を見てきました。
 私自身はあまりに若いうちに直感的な「抽象画」を描くことにはいささか疑問を抱いてきました。そこでこの人にも色々な話を聞かせてもらいました。

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 それと同時に私は最近の若い女性の内面に激しい感情が渦巻いている気配を強く感じているのです。
 それは社会のあり方が多少とも変わってきて、女性がそうした強い感情を持っていることが認められるようになり、また表現する機会が得られるようになってきた、ということからくることかもしれません。

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 写真を撮らせていただくことになって、「どうしたらいいですか。」と聞かれるので、
「私としてはその部屋の隅に坐ってもらえるとありがたいのだけれど。」と答えました。
 ジーンズなどならともかく、スカートのままこうした床に何も敷かずに座ることには抵抗感があるだろうなと感じつつです。
 ところが、この人は少しの躊躇もなく床に座ったのです。

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 私はこの人の凛とした態度に多少の驚きを感じました。

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 この人と激しい情動
 写真を撮っていて少しずつ分かるよう気がしました。

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 私は無責任にも「あなたは舞踏家や役者が向いているかもしれませんねぇ。」などと口走ってしまいました。

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 いえ、この人の容姿が可愛いらしいからではありません。

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 短い言葉がけの一瞬一瞬に反応して見せるこの表情の変化に魅力を感じたのです。

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 写真のモデルも演者です。
 きれい、可愛いだけの人では役者やモデルは務まりません。

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 私はこの短い時間に、カメラの前での自己表現を感じました。

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 また新しく「素敵な人」に出会うことができました。

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  1. 2012/10/27(土) 00:08:45|
  2. 絵画
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素敵な人たちと   高槻城跡公園にて  Ⅲ

 
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 京都の手作り市出のやり取りとは雰囲気がちょっと違う感じがします。

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 お友達の方は、サーファーでもあるようです。

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 私の故郷に近い浜松市のお店にも作品を提供されているようです。

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  1. 2012/10/26(金) 00:35:55|
  2. 装身具
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素敵な人たちと   高槻城跡公園にて  Ⅱ

 お友達の方もビジュアル的になかなか魅力的です。

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 まだ午前10時を少し回ったころですよ。こんな早くから、いいんですか?!(笑)
 実は、すぐ近くの広い駐車場?で多数のテントの屋台が出て、美味しいものを色々たくさん販売しているのです。

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 レンズを意識されないように80-200㎜を使っています。このミノルタのレンズは優れものだと私は感じています。28-70㎜よりいいんじゃないかな。

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 f2.8の通しなんですが、f1.4の80㎜単焦点がほしいと思わないでもないのです。
 でも、背景との距離がある時はこうしたボケも得られますから、まずまずですね。
 ずいぶんと重いレンズですが、気に入っているのでリュックに入れて持って歩きます。

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 イヤリングはご自身の作品です。

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  1. 2012/10/25(木) 00:20:18|
  2. 装身具
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素敵な人たちと   高槻城公園にて  Ⅰ

 高槻城公園でも「手作り市をしてる」んだ。と知り、足をのばしました。
 京都より西に行くことの少ない私ですが、大阪にも神戸にも無素敵な人がいそうな気配がして・・。

 そこでお目にかかったのがこの方です。実はこの方は知恩寺(百万遍)でも、梅小路でもその作品を見せていただいているのです。パステルカラーのやさしい配色の装身具をつくっています。その配色のやさしさは意識にのこっているのです。
 ただ、これまでも装身具を作る若い素敵な女性とお話もしてきましたが、私にとって若い女性は少し「敷居が高い」のです。

 でも、案ずるより産むがやすし、でした。

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 「エリーのママ」さん、今では「ソアラのママ」さんでもありますが、とその夫君と楽しくお話をさせていただいたすぐ後でした。
 夫君の素敵な笑顔も撮らせていただこうかなあなどと逡巡しているその目に、そのパステルカラーの装身具が飛び込んできたのです。
 銀製の指輪などを制作・販売するお友達と並んでの出店でした。

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 お友達にも撮影のお許しをいただきました。

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 このあと少し雨もぱらつくようなお天気でしたが、背後の緑もきれいに写りました。

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 顔に木漏れ日がさしてまだらになっています。写真の入門書などには、こういうことにならないようにと書かれているものをよく見かけますが、私は好きです。

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テーマ:女性ポートレート - ジャンル:写真

  1. 2012/10/24(水) 00:10:04|
  2. 装身具
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素敵な人たちと    珈琲焙煎屋

 名刺をいただいた。
 「珈琲焙煎屋 クアドリフォリオ」とあります。

 「珈琲焙煎屋」という名称にこの方の覚悟や意気込みが感じられます。 
 試みに「〇〇ya」と入力してワープロソフトが「〇〇屋」と変換する言葉の仲間に入っているか調べてみましょう。 予想通り「ko-hi-baisenya」と入力したのでは「珈琲焙煎屋」とは変換しませんし「焙煎屋」もありませんでした。「コーヒー屋」はありましたが。

 
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 この仕事ならずっと続けられる、と意気込んでおられます。確かに定年はありませんし、自宅に焙煎機があれば、できますしね。

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 コーヒーをドリップするのに適当な湯温は87度だそうです。
 キチンと温度計を使っておられました。

 豆がよくて焙煎がよければ、淹れ方は多少ばらつきがあっても大丈夫ですよ、と私の淹れ方のいい加減さをカバーしてくれた。
 試飲のコーヒーもこうして、まずは自分でテイストされる。
 中南米のコーヒーもおいしいけれど、今はアフリカのものがよいといわれる。
 

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 どこの国でもコーヒー農園は大土地所有制が多くそこで働く農民は劣悪な条件で酷使され、自分たちが育て収穫しているコーヒーの味を知らない。
 大半は欧米など先進国に輸出されてしまうからだ。しかもその大土地所有者とUSAなどのビッグビジネスが利益を独占し、消費者には高価で、農民には最低限の労働条件で・・。
 こういう問題についてもこの方の視線は向けられている。

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 試飲をされる多くの方が購入されていくが、コーヒー豆の特質などを、どの方にも親切に応答される。
 自分のしている仕事を全身で楽しんでおられる。

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 かつてしておられた仕事からは、得にくかった喜びを感じておられるようだ。

 ある日電車の中で新規採用の若者教育係となってサポートする先輩との会話が耳に入った。
 「正直、同じ職場で長く付き合うことはないから、上の人の持っている情報やノウハウをもらうために、適当に「はいはい」と付き合うが、この人から吸収すできることはこの程度だなってみ切ったら、悪いけど深い付き合いはしないで、サヨナラだね。」とアドバイスしていた。
 こういう労働観、職場観を持つ青年が育つ日本社会。あれこれの国より発展していると胸を張れるのだろうか。

 こんな青年たちは、この方のような笑顔で働けるのだろうか。
 働くということは、一面で、人生そのものの本体を形作るということでもあると私は思っているのですが。

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テーマ:ある日の風景や景色 - ジャンル:写真

  1. 2012/10/23(火) 00:48:50|
  2. 人物
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素敵な人たちと  コーヒーの焙煎 Ⅰ

 日本の企業は働く人を「終身雇用」する力も、社会的責任感も道義性も失ってきた。ことに巨大企業においてそれは劇的だ。
 人々は強いられて転職を余儀なくされる。あるいは失職していく。
 これからの日本では自分の人生を穏やかにまっとうすることは難しくなる。・・このまま企業の論理を社会の論理として受け入れ続けるのならば・・・。

 そのことあって人々は人生を単純に構想しなくなった。強いられたキャリアアップから、自分の人生の主人公として我が道の主体的な開拓者、選択者となろうともしている。
 「終身雇用」は「保障」でもあったが、従属・忍従と自己犠牲でもあった。そこからの解放でもある。

 社会の変化はただ単に暗いみじめな方に進むのではない。そういう姿をとりつつ「自由」の拡張へと進んでいく。ただその自由には危うさと痛みを伴っている。


 この方もある転機をとらえて積極的に「コーヒーの焙煎」を仕事にしようと決意された。

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 私にはコーヒーについて蘊蓄が書けるような知識は何もない。

 ただこの方がおいしいコーヒーを提供できることにワクワクする楽しさを感じておられることは分かる。

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 手作り市に出店するのは最近だそうで、この梅小路では、珈琲を立てて販売することはできないので焙煎した豆を販売しておられる。
 二種類のホットコーヒーとアイスコーヒーを試飲用に提供されている。

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 私はShin-luさんが誤解されているような「コーヒー党」ではないが、毎日飲んではいる。
 「違いが分かる」と言えるほどの舌も持ち合わせていないが、ある種さわやかなコーヒーだ。

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 コーヒーの美味しさはその「酸味」の如何にあるのだそうだ。
 この方はSCAJ(日本スペシャルティコーヒー協会・・・がどのようなものかよくは存じ上げないが)の会員だそうで「コーヒーマイスター」を名乗っておられる。

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 少し前までは個人経営規模の店には輸入のコーヒー豆が買えなかったのだそうで、そうしたものは大手が独占していたようだ。
 それを少量販売するような業者も出るようになって、個人で焙煎してそれぞれの特徴を生かして豆を提供できるようになったのだそうだ。
 そう言えば町のあちこちそうした焙煎して小売りする店が増えたように思う。


 先日の猪田さんにしても「喫茶お多福」のマスターにしても、コーヒーを立てるときの集中した姿勢はどなたも美しい。

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  1. 2012/10/22(月) 00:11:39|
  2. 人物
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素敵な人たちと    三条大橋でスケッチ Ⅰ

 人ごみの中で絵を描いたり楽器の演奏練習をしたり、あるいは托鉢をした、原発なくせ・米軍基地撤去などのビラを配るというのは、初めの一歩がなかなか出にくい・・のではないかと思う。

 三条大橋といえば東海道の西の起点。『東海道中膝栗毛」の弥次さんと喜多さんの像もある繁華な場所。その人の混み合う橋の上でスケッチをしている青年を見かけた。

 「写生・・といういい方が適切であったかどうか疑問ですが・・中に声をかけてご免なさい。もしよければ写真を撮らせてほしいのだけれど・・。」
 幾分いぶかしそうな表情をされた後、「いいですよ。」という返事をいただいた。
 何を好んで・・と思われたのかもしれない。

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 その直後から、既にスケッチに集中していた。
 どうやら西の橋詰に建っている日本風家屋を描いているらしい。
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 失礼ながら後ろから一瞥させていただいたが、なかなか手なれたタッチで描かれている。

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 都会のいいところは、案外こうしてスケッチなどをしていても放っておいてくれることかもしれない。
 もちろん逆に気さくに声をかけてくれるのがうれしいという方もいるでしょうが。

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 この青年の周りをまわって写真を撮っている私がいます。その私を見ている誰かがいるのでしょうね。
 その誰かが、だんだん気にならなくなりました。
 この青年のように自分がやることをきっぱり表明していれば、世間はちゃんと「敬遠」してくれるのです。
 私はその境地に至るまでにずいぶん彼を必要としました。
 いまでも気弱なものですが。

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 こういう無言のまなざしは好きですね。

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 青年っていいなあ。

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テーマ:ある日の風景や景色 - ジャンル:写真

  1. 2012/10/21(日) 00:17:09|
  2. 絵画
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素敵な人たちと   尺八のお稽古  Ⅱ

 女性の方の技術も相当なものとお見受けした。
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 実はこの周辺には、何人もの方がいる。
 私が撮影をお願いすると、私も撮りたかったんだととカメラを持って撮り始める方もいた。(ご自分も声を掛けられるとよかったのになあと写真愛好者としては、ちょっと残念。)
 カラーとモノクロでは同じ場面を伝える写真とは思えませんね。

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 今日一番気に入っている写真です。
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 それぞれのパートの呼吸も合って、尺八の音色と奏法の魅力を感じました。

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 なんだか周りも幸せな気持ちにするお二人でした。

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沖縄で米兵2名が女性をレイプしたという。政府のある人物は「タイミングが悪い」といったそうな。米兵が日本の女性をレイプする良いタイミングとはどんなものなのか。
日米軍事同盟は日本人の生命や尊厳を傷つけて、いったいほかの何を目的とするものか。
 マスコミも米軍当局に善処を求める論調だ。
 オスプレイの配備に「危険だ」と声をあげる国民をしり目に、安全のために米軍の配慮を求めたという政府。その直後に米軍は公然と日本政府との「約束」を踏みにじった。だからと言って日本政府は約束が違うから出て行けとは言わない。
 日本政府と米軍との間に約束など無かったのか、それとも米軍にとって日本との約束とはそういうものなのか。また日本政府にとってもアメリカとの約束とはそういうものなのだろう。いずれにしてもアメリカが日本国民の利益や人権を一顧だにしないということは戦後60余年の歴史的事実が物語ってきている。この事実を見てなお米軍に善処や、配慮を求めてことが済むと思い込めるほどのマスコミならば、日本国民にとって存在意味はない。ただ日米同盟ありきの政府もマスコミも日本国民の役に立たない。
 私はそう思う。

テーマ:ある日の風景や景色 - ジャンル:写真

  1. 2012/10/20(土) 00:08:22|
  2. 音楽
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素敵な人たちと   尺八のお稽古 Ⅰ

 鴨川には様々な人が、様々な思いで足を運ぶ。
 南から北へ、北から南へ。 信号も交差点もない河川敷の道はランニングする人、自転車で走る人にとっても絶好の場所。
 私も天気の良い日にはわざわざ遠回りしてここを走ることがある。

 鴨川は楽器の練習にとっても格好の場所。

 橋のたもとに近いこの場所はいくつもベンチが置いてあって、本を読んだり、疲れをいやしたりと色々な人が集まる。そんな中で、隣のベンチと1メートルほどしかあいていないベンチに男女が腰をおろして尺八を取り出した。
 男性は日本人のようだが女性は白人。

 お二人の間に「譜面台」を置いて、おもむろに稽古を始めた。

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 熱心にお稽古されているので撮影を許していただくために声をかけるチャンスがなかなかない。しばし演奏に耳を傾ける。
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 教える者と教えられる者・・、という風には見えない。
 言葉数はとても少なく、けれどお互いの意思疎通は滞ることがないように見える。

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 お隣のベンチに休んでおられる方も、静かに耳を傾けている。
 その方たちが画面に入らないように撮る場所を選び、アングルを工夫しなければならない。

テーマ:ある日の風景や景色 - ジャンル:写真

  1. 2012/10/19(金) 00:50:28|
  2. 音楽
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素敵な人たちと   「カオスの間」で土を焼く

 この人が、何故ジャマイカ風の髪なのか。
 今日その理由が分かりました。

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 しかし、実はこの人のプライベートな部分はほとんど何も知りません。
 私は写真を撮らせていただくとき、大概はその前にいろいろ作品の制作についてなど、いろいろとお話を伺います。しかし、流れの中でご本人が話題にしないのに、私の方から積極的にプライバシーについて触れるということは、ありません。いや、時々口が滑っているかもしれませんが。
 

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 ですから「氏名不詳」のまま写真を撮らせていただくことも多いのです。
 無論、お互いにいくらか打ち解けて名刺などのやり取りもありますから、お名前や肩書を後で知ることにもなります。でも目の前にいる、今向き合っているその方をそのまま素敵だと感じたら「写真、撮らせていただけますか?」とお願いして、それでお終いです。
 私も本名をお伝えしていません。正体を隠すためにと言いながら「蒼樹」のカードをお渡しします。
 私の風采の上がらない風体に、これまでの私のすべてが現れているように、どの方も今現在、目の前にる姿に、にこれまでのすべてが現れているんだなあと思って写真を撮ろうと思っています。
 そのすがたに「素敵さ」を感じられるなんて、それこそ「素敵なひと」じゃないでしょうか。

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 さて、先日、いつものように手作り市に行って三上工房さんにお会いした時のこと。
 「これまでたくさんの人の写真を撮られましたね。もう1000人は超えているでしょ?」
 そう聞かれて、「そんなにはならないと思う。250人くらいではないか。」とお答えしました。三上工房さんは、ご自身も撮らせていただいた方で、時折ブログを見てくださる「リピーター」さんです。「いえ、きっと1000人は超えていると思いますよ。」と繰り返しおっしゃいます。その時の私の正直な見当では「250人をいくらか上回っているかなあ。そうだと嬉しいなあ。」でした。
 こういうことが話題になった時に、まるっきり見当違いのお答をしていたのでは協力していただいた方たちにも失礼かと思って、「試しに、ブログを始めた去年4月から数えてみよう。」ということで数えました。
 「撮らせて下さい。ブログにアップしますが。」とお願いし、承諾していただいた方を数えました。
 今日の時点で302名でした。
 「なんと!!」 
 撮ってきた本人が一番驚いています。皆さん本当にどうもありがとうございました。
 私の旧友が「どうせ、若い女の子ばかり撮っているんだろう。」と非難がましく言いますので、男女別の人数も数えました。男性166名、女性136名でした。(男女比は55%対45%で「残念ながら(?)」男性の圧勝です。年齢も19歳から80歳を超える方まで様々です。『事実をもって語らしめよ』です。
 1000人越えでこそありませんが、平凡な私にとって貴重な毎日の体験です。
 皆さま、これからもよろしく。


テーマ:女性ポートレート - ジャンル:写真

  1. 2012/10/18(木) 00:05:34|
  2. 陶器
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素敵な人たちと  カオスの間で土を焼く

 10数か月前までは、私は、人から見て「写真を撮る人」ではなかったので、写真を通じての人間関係は皆無だった。いまは、「本業」だったころの人間関係は、意識的に残しているほんのわずかを除いて、ほとんど霞と消えて、新たにほんのかすかに「写真を撮る人」としての関係が芽生えてきた。
 それはとてもうれしいことだと思っている。
 今は魅力的なモノは魅力的と言い、きれいなもの心惹かれるモノなどに素直にレンズを向けられるようになってきている。
 それは心地よく、愉快なことだ。
 
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 私の写真は「撮ってもいいですよ。」と言ってくれる人たちに支えられている。魅力を発している人たちに促されている。
 そうして撮る機会があってこそ、この写真のように自己満足レベルであっても工夫ができ、わずかな達成でも喜びをもらえる。

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 本当にありがたいことだと思う。

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 この方は、梅小路手作り市で初めてお目にかかり、魅力的な写真を撮らせてくれた方だ。
 今度、個展をするそうだ。そのDMが昨日完成して届いたそうで、それをいただくことができた。
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 「AgaiTeera」 10月27日(土)から30日(火)まで
 京都市動物園の北の路地を北に上がった「1shiibo」という新しいギャラリー兼お店で展示する。
 この展示場が、例の「歯」の作者が開くお店。
 「個展のDMを渡せてよかった。」と言っていただけたことがとてもうれしかった。
  1. 2012/10/17(水) 00:51:25|
  2. 陶器
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素敵な人たちと   カオスの工房 Ⅰ

 「カオスの間」には陶器の貸し工房がある。
 ある人を訪ねて、カオスの間の中に踏み入った。その方が焼き物作りの作業を撮らせてくれると言ってくれたからだ。
 作家の工房に入り込むのが一つの私の一つの目標?だったから、約束もしないで、この時間帯には、いるだろうと見当をつけて訊ねたわけだ。
 午前中、早くには居なくても昼には制作に来ているだろうと。

 残念ながらその方はまだ来られていないようで、昼過ぎか、2時くらいには来るのではないかという「カオス的な」お話だった。
 まあ約束しないで来ているのだから何の不満もないけれど・・。

 そこで製作中のお二人にお願いして撮らせていただけることになった。
 制作中にレンズがむけられたり、音がするのは「イヤだ!」という方がおられても不思議ではないのに。

(⇔)
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 絵付けの前の成形しておられるようですが、実に丁寧なお仕事です。
「『カオス』を見ながらどうしてそんなに繊細な仕事ができるの?」と、別の作業台で製作している方の問いかけ。
「・・・(微笑)・・・」
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 前回ここに来た時にも制作されていた方ですが、その時にはとても集中されていたので、空気を乱してはいけないと思って作業場には踏み入らなかったのです。
 話し相手をしてくれていた・・今日私がお尋ねしてきた・・方が「うん、やめといた方がいいね。」

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 幸い別の作業台で製作中の方は以前梅小路の手作り市でお目にかかり写真を撮らせていただいた方なので、そのこともあって多少「何者だろう、この闖入者は」感が薄まったのだろうと思います。

 最も敏感な指先で側面も、口が当たる飲み口も丁寧に「滑らかに」していきます。
 その細やかさは、指先に集中する表情からも読み取れます。

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 スポンジで磨いています。

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 ソニーα900は、シャッター音が大き過ぎます。・・・ついでに言うと音作りの好みが私とは大分違うようです。コンタックスRXがいいなあ。キャノンのニューFⅡも悪くないけど、ぶつぶつ・・・
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 けれど、こういう集中した静けさの中で、シャッター音は邪魔するだけではなくて、撮影者にとっても被写体になる人にとっても、かえってよいリズムや心地よい緊張を作ることもあるので、一概にシャッター音を消せばいいってもんじゃないんです。
 五感というのは難しいモノなんですね。
  1. 2012/10/16(火) 00:06:39|
  2. 絵画
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素敵な人たちと   珈琲を淹れる

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 この施設で働く人たちはハンディをもっています。その人たちができることを生かして社会に参加し、そして自分自身の労働によって対価を得ることのできる施設です。
 無論多くの方の物心のサポートがなければ運営はできません。
 猪田さんは一応80歳までという条件で、ここに来ておられます。
 世間にはキャリアアップなどという言葉がありますが、そのことでより好条件・高収入で働こうということらしいです。
 しかし、ご自身のキャリアやネットワークをこのように生かしておられる方がいます。

 このお客さんは下半身にハンディを持っています。
 おなじみさんのようです。

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 私のテーブルに戻られた猪田さんは、元の快活な好々爺に戻っていました。

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 気さくにレンズに入ってくれました。
 笑顔の下に凛とした職人の矜持を持たれた誇りある笑顔です。
 こういう写真を撮ると「人を撮って」来てよかったなあと思います。

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 お店のスタッフの方と一緒に。
 「笑顔で」という猪田さんの指導が生きています。

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 また、「素敵な人たち」に出会いました。
  1. 2012/10/15(月) 00:28:43|
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素敵な人たちと   イ〇ダ・コーヒー

 街を自転車で走っていると、なぜか惹きつけられるモノに出会う。その何かはお店であったり、催物であったりするけれど、惹きつけているものが何なのかはにわかには自分でもわからないことが少なくないのです。

 この日もそうでした。ちょっとおしゃれな、だからと言ってそれほど手が込んでいるわけでもなく新しいアイディアにあふれているのでもなく・・。
 それでも、ここにこんな喫茶店があったっけ?!というだけではない、何かひっかかるもの。

 猪田彰男・・・喫茶店・・・コーヒー・・・・あっ?!あのイ〇ダ・コーヒー?! でもなぜここに?
 建物の入り口には猪田彰郎氏が珈琲を入れる指導をしているとあります。

 さらに社会福祉法人 白百合会 リ・ブラン京都の名前が。

 お店自体の外観はほかにもありそうな喫茶店のようです。そのまま立ち去ろうとすると中から白衣の着た白髪の年配の男性が出てこられて、「珈琲しかありませんが。」というのです。
 「珈琲しかありません。」とは「珈琲に絶対的自信があります。」の裏返しに他ならない。
 それを聞いて、今日は寺ブラの日ですから、先を急ぎたいのですが、足がペダルに懸ったまま動かないのです。

 ええい、何か感じるなら入ってみるしかない。好奇心に牽かれよ!だ。

 そこでお会いしたのが、15歳から今日までずっとコーヒー一筋に立ててきた猪田彰郎さんだ。
 好き嫌いは別にして京都でコーヒー好きを自称する人でイ〇ダ・コーヒーを知らない人はあるまい。
 あのイ〇ダ・コーヒー店で長年コーヒーを淹れ続け、そこを退職されてきた方だ。

 御歳79歳(間もなく誕生日だそうです)。
 私が生まれるより前からコーヒーを淹れ続けてきたことになる。

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 ここは「授産施設」。その授産施設に多くの方が関心を持ち、足を運んでにぎわしてもらうために、珈琲の世界で知られた自分を進んで「活用してもらおう」と、この店のコーヒーを指導することになったモノのようです。
 猪田さんに協力を求めた幼馴染の声掛けがあってのことだそうですが。
 
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 猪田さんは月、火、木、金の10:00から14:30までここで自らコーヒーを淹れてくれる。
 ファンにはたまらない。
 多くのファンの中にはかなりの著名人がいる。
 ついこの前も北〇路欣哉さんが来たらしい。先客があってその方と、「吉永さんは・・・」とか「欣哉さんは来るの」とか、話をされているので少々面食らう。(その来る場所は別のある会場のことらしいけれど)

 大変気さくで話し好きと見ました。
 撮影をお許しいただきました。ただし、外部者は厨房には入れません。当然です。
 そこで本来ならば初めから2枚目の場所でコーヒーを淹れるのですが、撮影のためにわざわざこうして厨房の外から撮れる場所で淹れてくれました。
 
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 話し好きの好々爺が一変します。
 私が一番気に入っている写真です。

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 先ほどまでのやさしそうな話ぶりとは打って変わって、仕事人としての厳しさがスタッフへの指示にも出ます。

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 ここ間、数分という表現では長すぎる時間です。
 猪田さんの集中と緊張の姿に私のカメラが追いつかないのです。
  1. 2012/10/14(日) 01:51:12|
  2. 人物
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素敵な人たちと  柳の下のドジョウ?!

 私が「写真を撮らせてくれませんか?」とお願いする際に、相手の方にお渡ししているカードがあります。
 そのカードには、このブログのURLや私のE・メール・アドレスが書かれていて、その裏面には私の写真が印刷してあります。
 人に写真を撮らせてもらうときには、自分の過去の作品を見せよというアドバイスがあったからです。

 そこに印刷してあるのは・・・。
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 昨年の今頃、外付けのハードディスクが壊れて、その写真の元のものはありませんが、カードに印刷されたこの写真は私をずいぶん助けてくれました。
 私としても気にいっていますし、案外好評なのです。

 先日、京都国立近代美術館に『高橋由一展』を見に行った折に、「あそこだったよなあ。」とロビーの奥の壁を見やりました。

 一瞥した時には、中高年の男女数人がイスにかけていて、「柳の下に、二匹目のドジョウはいないなあ。」と当然のことに苦笑しながら引き返したのです。

 が、その直後、人が入れ替わって、赤いカーディガン様の服を着た女性がイスにかけたのです。
 私の期待は「色違い」の写真だったので、心が躍りました。

 しばらくワクワクしながら周囲を観察し、思い切って声をかけ、いきさつを話しますと、「間もなく友人が来るので、それまで、長くても5分間くらいで済ませていただければ・・・。」と承諾をいただいたのです。
 実際はお友達が、二分ばかりでおいでになりましたから、リュックからカメラを取り出して設定をし直して・・・、数カットしか撮れませんでした。
 それがこれです。
(⇔) クリックしてご覧ください。
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 前回は、外は雨が降っていました。ですから静かな雰囲気を出したいと思いました。
 今回は秋晴れのすがすがしい日差しです。それに合わせたように服の色も赤です。
 明るくさわやかで晴れやかな雰囲気がほしいと思いました。

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 この方には「顔を写しません。そのままま椅子にかけていてください。」とお願いしています。
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 ピント合わせと露出の設定であたふたとしています。

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 お友達が見えましたのですぐにカメラをリュックに入れます。そしてすれ違いざまにお礼の会釈をすると、お友達が、何かあったの?と尋ねておいででした。
 その方は、なにか説明されていたようですがその声はすぐに遠ざかって行きました。

 ありがとうございました。
  1. 2012/10/13(土) 01:49:14|
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素敵な人たちと   再会

 一年ぶりの再会です。
 昨年、絵を見せていただいてこのブログで「ヘタウマ」などと失礼なことを書いてしまいましたが、この写真アップを、自分も家族も知らない表情が出ていたと、喜んでいただきました。
 そう言っていただいて私もとてもうれしく思いました。

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 学校での絵画教育を受けずに、独自に開いた画境です。
 昨年の仏画的色彩(これは全く私の主観的な評価です)から少し変化してきています。
 左斜め後方に高速道路を疾駆する大型バイクの姿が描かれています。

 「気持ちよさそうでカッコいいなあと思ってとっさに写真に撮って描いたんです。」
 そういう瞬時瞬間に心動いた情景の「印象」を独自の見事な色遣い、省略とデフォルメによって描き出しています。
 ここに斎藤流印象主義があるように思いました。
 ルノアールなどの印象主義のように実態を光に解消し解体し溶かしていってしまうのとは違って、実体から遊離することはありません。

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 私は、ここに本来の抽象がある、と思わずつぶやいてしまいました。 

 ずいぶん「論じている」ような写真ですが、決して理屈を並べているのではありません。
 作者は、感じた印象、光の姿をなんとかして色にし形象してきたのかの模索と「もがき」を語られているのです。

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 クレヨンで描いたことで縛られずに表現できたのかなあ。油や水彩のように筆を使っていたら発想できなかったかもしれない。
 刺すように暑かった夏の光を描いた時のことを語られます。その「刺すような陽の光」をどう書いたらいいのか苦しんだんだそうです。

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 この方の色遣いや形には非現実的なものがあります。しかし、それが妙にリアルに感じられるのです。

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 今後10年先までこのギャラリーの「9月の第4週」を予約して押さえてあるのだそうです。
 10年先まで描くという決意と、重い病気を克服されて得た命で「絵」を描き続けられる喜びがあります。

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 歳を重ねたからこそ得られた「自由闊達さ」があふれています。
(⇔)
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 私も斯くありたいモノと、では10年先まで追いかけますよと再会を約して来ました。

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  1. 2012/10/12(金) 01:04:51|
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素敵な人たちと    チョーク画 Ⅱ

 「写真写りが悪い」    なら、逆もあるはずですよね。
 マイクを通すと「いい声になる。」  マイクを通した声が悪い  も同じことでしょうか。
 う~む、問題は案外深いのかもしれません。

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 この方は緊張すると瞬きが増える方なんですね。ですからレリーズをおすときに「よしっ!!」という判断と実際のシャッターの動作とのタイムラグが、瞬きと同調してしまうのです。 

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 撮影者のレリーズをおす動作と被撮影者の瞬きが妙に同調する方がこれまでも何人もおられました。
 そういうときにそのタイミングをずらす工夫をするのですが、中には「重症」の方がいるんです。

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 おそらくその方はとても真面目で、撮影者をとても意識してくれる方じゃないかなと思っています。
 「ちゃんとしなきゃ」と思ってしまうんじゃないでしょうか。
 撮影されることに戸惑いながら「目線はどうしたらいいんですか?」「口は」「ポーズは」と撮影者のためにいろいろ考えて全身で撮影者の思惑を感じ撮ろうとしてくれる、そこで同調してしまうということがあるようにも思います。その緊張がこの方の場合に瞬きになってしまう?
 他の方ではほほの筋肉や口元がこわばる方もいます。
 いえ、私にはよくわかりませんが。
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 私たちは人の印象を「静止した形」で形成しているのではなく、動きつまり生き生きとした表情によって形成しています。その印象と静止画とのギャップという問題もあると思います。
 私の課題の一つです。

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 この方の素敵な笑顔を撮れるまで「次回お会いした時にも撮らせて下さいね。」とお願いしておきました。
 それまでにもっと腕を磨いておきます。
 

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  1. 2012/10/11(木) 00:31:55|
  2. 絵画
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素敵な人たちと     油チョーク画

 1周年を迎えた「ごぼう茶」のお店。
 一周年を喜ぶ方もあれば、今日がデビューという方もあります。

 鮮やかな発色だなあと思って伺うと「チョークなんですよ。学校で使うチョークとは違う油チョークです。」とのこと。
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 今日は朝方から雨でしたし、初めての出店で「おじける」気持ちもあったので、店を出さないで帰ろうとかとも思ったんだそうです。
 周囲の出店のベテランたちの店を見まわせば弱気になるのも分かります。

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 けれど、いざ出店してみると色々な人との出会いがあり、お店のボードの注文も頂いたとのことで、「出してよかった。」

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 大阪からお見えで、テントの用意がなかったので雨がぱらつくと大変です。
 
 でもお隣の方が軒を貸してくれて難を避けることができました。出店者同士の助け合い。いいですね。

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 どうやら「Pasta」のボードがお気に入りのようです。
 絵は「自己流」だとのことです。
 ブライダルのウエルカムボードは似顔絵の方などとのコラボも面白いですねなどというと「実は似顔絵の練習もしているんです。」
 前向きなんですね。

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 別の仕事をしながら、一方でこうした絵を描いたり装身具を作ったりして、作品がたまると出店する。そういう方がいます。そしてやがてネット販売なども含めてこれを仕事にしていこうという・・。
 特段専門の教育や訓練を受けていないけれど、という方も案外多いのです。
 こういうところは40代以下の女性の傾向かな。
 まあ、私などよりずっと精神的に自立していてタフで前向きです。
(⇔)
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 この方が「写真写りが悪いんです。」と写真を撮られることに苦手意識を持っておられるので・・・「写真写りが悪いとはどういうことなのかという謎を解きたい私としては・・・お願いして、少々しつこく撮らせていただきました。
 それにしても「写真写りが悪い」というのはどんなことなんでしょうね。そういう風に思っておられる方は案外少なくないように感じられるんですが。
 そういうふうに思っておられる方に「いい写真」をプレゼントできたらなあと思うのですが。

テーマ:女性ポートレート - ジャンル:写真

  1. 2012/10/10(水) 00:07:19|
  2. 絵画
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素敵な人たちと  ごぼう茶 1週年 Ⅱ

 昨年はお母さんのちょっと緊張気味でしたが、もう余裕です。

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 それに、なんといってもこの方の笑顔が魅力。

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 子供さんにも・・・。

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 写真を撮らせていただいたことをきっかけに声をかけていただける方が増えました。本当にうれしいことです。その方たちにとって・・記録以上に・・・何らか記憶に残る写真になればとも思います。

 
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 600円の「大袋」は完売です。  「お試しの小さな袋しかありませんが・・。」と声をかけられます。
 この一年、このご家族にとって手作り市は大きな励みだったことでしょうし、たくさんの出会いがあったことでしょう。
 お二人とも輝いています。
 私もその一年に、ほんのわずかかかわらせていただいて、とてもうれしく思っています。
 今後ともよろしくです。

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 素敵ですね。

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  1. 2012/10/09(火) 00:25:37|
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素敵な人たちと   一周年 Ⅰ

 私が「手作り市」にデビュー?したのは昨年の4月のことでした。
 
 9月23日の上賀茂神社手作り市で、この方たちの一周年に「立ち会う」ことができました。
 昨年の10月にこの方たちが「ごぼう茶」で上賀茂手作り市にデビューした時、たまたまごぼう茶の美味しさとお二人の気持ちのよい売り込みに誘われて「写真を撮らせて下さい」とお願いしました。
 それから連続12回。「あっという間でしたね。」と感想を漏らされたけれど、好評でリーピーターも増え、お昼前後には完売することが常でした。

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  私は5カ月のブランクもあってお久しぶりなのですが、写真を撮らせていただいたことが契機に親しく声をかけていただきました。

 「一周年を記念して、写真を撮らせてもらっていいですか?」
 「どうぞ・・。」

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 この日は昼過ぎまで雨模様で光が弱いので「もう少し明るくなるまで待ちましょう。一周して来ます。」と私。
 「でも、もう残りもわずかですから売り切れてしまうかも。せかっく写真っを撮ってもらうのに商品がないのではさびしいし・・。」
 
 では少々強引にでも撮りますか・・とカメラの準備をしていると

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 お客さんが続けざまに来られて、「どうぞ飲んでみてください・・。」などと声をかける間にどんどん商品が売れていく。

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 急須にこれくらいお茶を入れていただいて・・。と説明されているのですがお客さんはもうお財布の準備です。
 撮影も大慌てです。

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  1. 2012/10/08(月) 00:55:09|
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素敵な人たちと  「闘う君よ、それでも世界は美しい」

 DMに使われている絵は「若い女性が満開の枝垂れ桜の中に立っている」ものです。
 日本画の特徴のみられる絵です。

 『闘う君よ、それでも世界は美しい』
   個展は、「ギャラリー知」・・・寺町丸太町の東南角。
   展示期間は、今月、14日(日)までです。
 とても強いメッセージ性のある絵が並んでいるかというと全くそうではありません。
 作者自身の風貌もそんな尖った様子はありません。

 この方です。まあるい方です。

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 実は今回、これまでと全く異なった(文法的には間違っていますがご容赦を)経過で写真を撮っています。
 2,3日前にギャラリーを覗かせていただいた時に、作者の写真を撮りたいなあとギャラリーのオーナーさんに話していたのです。

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 この日の15:30にはギャラリーに来るという予定を聞いて、網を張っているところに作者が現れたわけです。そして、オーナーさんが、彼に「写真を撮りたいという人が来ている。悪人じゃないから大丈夫。・・・。」などと説得してくれて、建物に入ってきたときには、突然に直面することになった状況に戸惑いの色を隠せいない様子だったわけです。

 曇天の霹靂。
 う~ん、どう対応したらいいのか。

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 いつもなら色々な話をうかがって、幾分なりとも打ち解けてから、「写真を撮らせて」ということになるのですが、それが逆ですから、話をしていてもカメラが気になるし。

 女性を描いた絵が3,4点あります。珍しく過半が視線を正面に向けて観賞者と目が合います。
 いずれの女性も激しい感情や動きのある姿態を見せてはいません。
 そして花が寄り添っています。

 友人を描いた小ぶりの肖像画は福沢諭吉がモチーフだそうです。
 和服に丸いメガネを掛けさせています。とても好もしい小品です。
 自画像の中に大久保利通の写真を借りたものがあります。
 なかなかユーモアがあり、幾分デフォルメした自画像に面白い標題をつけていました。(自画像はブックの中に紹介されています)
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 さまざまな対象を様々な表現で描いています。
 私は最初グループ展かと思いました。

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 現代社会では、不合理・不条理に苦しむ人々(青年)の姿があります。いやなこと、汚いことだらけの世界に見えます。その中で多くの人々(青年)は現実と格闘しています。
 つい世の中に対して否定的にだけ考えてしまいがちです。その時に、でも『世界はそれでも美しいものだと確信を持とう』というメッセージを直接的にではなく、素敵な人や素敵な情景を描くことで語りかけたい、そういうことだそうです。

 私の「素敵な人たちと」に共通する思いでした。

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  1. 2012/10/07(日) 00:10:05|
  2. 絵画
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素敵な人たちと   横暴な血が・・・。 2

 私の絵画観は「保守的」な部類に属すると思います。
 ですからこうした絵を見せてもらうと、戸惑いが多く、その戸惑いのよってくるところを考えたり、作者の心理や制作の意図を推察することになります。
 「感じたままでいいのです。」とよく言われるのですが、私の絵画観というか大げさに言うと芸術観では、そういう訳にはいきませんので、とにかく観賞に時間がかかります。

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 それはこうした傾向の絵に限りませんが。
 で、できるだけ作者にいてほしいということになるのです。聞いてみないと分からないからですし、「言葉では伝えられない」というものも話の中から聞き取りたいからなのです。

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「横暴な血が流れている人たち」を意識するということ、それを描くということ、
 精神的な力が感じられます。

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 もし私が・・・、と考えてしまいます。
 もし私がこうした絵を描いたらば、おそらくそこには居られないだろうなあと。
 作家に在廊していてほしいと前に書いていることと矛盾しますが。

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 同じ絵の横の同じ場所で撮っています。
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  1. 2012/10/06(土) 01:18:38|
  2. 絵画
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素敵な人たちと   横暴な血・・・!

 「横暴な血が流れている人たち」

 「カオスの間」訪問が空振りになった時にたまたまお邪魔したすぐ階上にあるギャラリー「galerie16」で手にしたDM。そこに赤と青と白で描かれた激しい絵とともに「横暴な血が流れている人たち」のキャッチコピー。
 作家はと見ると女性の名前。  

 カオスの間の「怪人(失礼)」とお話した後に、「galerie16」を訪ねて、その「横暴な血・・・」の絵を見せていただいた。

 これは作品の半分です。紹介するなら全面を出すべきなんでしょうが、中途半端なブレーキがかかって・・。

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 この絵の作者です。
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 色々な場所で若い女性の様々な作品を見せていてだいて、感じていることがあるのです。
 一方で「カワイイ。きれい」なものがあるのに対して、「おぞましさ。おどろおどろしさ。むごさ。破壊」などの表現が太い流れとしてあるのです。女性が描く女性像にも上の二つの流れがあります。
 大きな展覧会で見る女性作家の女性像とはずいぶん違います。サブカル的だといってもよいのかもしれませんが・・。

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 その感想をこの若い作者にもぶつけてみました。
 「女性には傷つけられ願望もあるのかもしれませんね。」

 この「横暴な血というのは・・?
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 「祖父、父、私の中に潜んでいる『横暴』を意識しました。」
(⇔)
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 以前は頭部がこうした手法で描かれて(もっと色とりどりで華やかでしたが)首より下は服を着た人物の体というような絵を描かれていたようで、それも見せていただきました。

テーマ:女性ポートレート - ジャンル:写真

  1. 2012/10/05(金) 00:58:27|
  2. 絵画
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素敵な人たちと   カオス 2

 今私たちが話しこんでいるこの場所は、もともと陶芸教室をしていた空間で、今は貸し工房になっている。
 「歯」をモチーフにしたあの若い作家さんは、ここで製作している。そしてその作品のいくつかを、この魅力的な「雑然」の中に置いている。

 ここで作るモノにももっとあのカオスに感化されて、枠を破って制作したらどうだといっているんだが、なかなか皆おとなしくて・・・。
 こんな顔して挑発されても、若者はたじろぐよね、と思いつつも70年安保・学園紛争くぐりぬけの「むじな」同士としては、大いにくすぐられるものがある。

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 飯を食っていく方法はいくらでもある。ネット社会なんだからかこれを活用しない手はない。ネットで売り買いするだけでなく、そこに直接声を聞かせ姿を見せる方法を加えて相手の信頼を勝ち得る仕事をするんだ。そういうことをちゃんとすれば食っていけるぐらいにことはできる。そういうこともおれは教えるよ。
 それに並行して、世に阿るんじゃないモノを作れって言うんだ。

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 ある人の言葉で「余生なんてものはない。つまり余っている人生なんてないんだという言葉が好きだね。」 やりたいことの前には「余った、消化試合のような時間はないのさ。」
 今やり始めていること、これからやりたいことが次から次へと出てくる。そして「やってきたこと」が確かにある。

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 普通大ぶろしきは空っぽだと世間の相場はきまっている。だがこの人の風呂敷は「常識」にとらわれた目には「がらくた」と写る宝物がぎっしりゴロゴロとつまっている。見る目がなければガラクタのまま。
 欲しがっている人はいるんだ、その欲しがっているということに気づいてモノを発掘するかどうかだね。

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 この人の経験、この人に見えているモノは私の枠を超えている。
 また何度か足を運ぶことになりそうだ。

 楽しみがまた一つ増えた。
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  1. 2012/10/04(木) 00:21:29|
  2. 人物
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素敵な人たちと  カオスの間

 実に元気なのである。
 平均余命85歳というのは伊達?じゃない。若いモノより若いのである。
 とかく「団塊の世代」は、それより若い世代から何かと煙たがられ、あれこれ難癖も付く。
 それでもやはり、エネルーギーに満ちていることは疑いない。
 それを一言で言うと「やり足りていない」のである。
  
 まあ、もっともこのブログでもご紹介してきているように、今や70歳80歳の先輩たちがこれまた元気なのだから、老人界の若手、青年部、新参者、青二才の60歳そこそこは元気だからといって何の不思議もない。

 ここにも目下「人生の発展途上」を地で行く人がいる。
 背景が傾いているが、本人がそれよりさらに反対側に傾いている。
 世の中に対してこういうスタンスの人だと言ったら誤解を招くかもしれないが・・・、世の中に追従しな自分のスタンスがある。

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このギャラリーを私が訪ねたのは、今回で3回目。その3回目にしてようやく「open」の掲示でドアが開いていた。 

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 この方の、人となりを一枚の写真で表現するのは至難の業である。敢えて誇張して言えば「きっかい」な方であるから尋常な表現では間に合わない。
 斯の『天才アラーキー』を写すぐらいの気合がほしいかもしれない。
 若い作家の傾向や、大学での芸術教育について論じているのである。
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 これでも私を少しばかり年上だと思いこんで話しているのである。
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 「アナーキー」という死語になったような言葉を思い出すのである。

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 この口吻が実に気持ちいいのである。
 この人が今日ただ今何をしているのか。それをお尋ねして、懇切丁寧にお話しいただいたのであるが私の風呂敷が小さすぎて包みこめないので・・・この人は何者なんだろう・・・という言葉が話し始めた1時間前と同じように私の脳に湧きあがるのである。

 この人の足元や背後にはありとあらゆる「がらくた」が並べられ積まれているのである。このガラクタどもの醸し出している「カオス」性を楽しみ、さらに進化させ濃厚にしようとされているのである。そして若者を感染させようとしているのである。

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  1. 2012/10/03(水) 00:34:46|
  2. 人物
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素敵な人たちと 音楽家は炎天下がお好き?!

 あれ~っ?!  私が遠くに見たモノは。  
 譜面台を前にしてサックスを演奏する男性。
 鮮やかな朱色の服を着て、太陽の下で練習中。 その2,3メートル背後には大きな木の涼しい陰があるというのに・・・、またしても?!炎天下での演奏だ。
(⇔)
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 今回はサックスだから「金管の人は・・。」とは言えないが・・・話は大きく飛躍するけれど、楽器を区分する命名には一貫性が感じられない。小学校以来「教科書が間違っている!!」とずっと不満に思ってきた。教科書の責任ではないことは大人になって分かったが、区分の原理が一貫していない。ピアノは打楽器だとおもうし、サックスは金管だろう。リード楽器だというならハモニカもオルガンもアコーディオンもリード楽器だ。そしてそれならピアノは弦楽器。こういう混乱は早くなんとかしたほうがいいと思う。どのような動作で音を出すのか、音源となるものが何なのか、楽器の素材は何なのか・・・、いったい何で分けたいのか。小学生が可哀そうだ。と、思う。・・・それにしても、どうも音楽家は炎天下が好きなようだ。

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 以前はシカゴでブルースのバンドを組んで演奏活動をしていたそうでハモニカの奏者だそうだ。「ブルースに飽きて」ニューヨークに移って「ジャズをやった」が、ニューヨークのジャズ演奏家たちの水準は並大抵じゃなかったので「挫折した」
 で、日本に帰ってきてまたブル-ス・バンドをしているのだそうだ。
 「今では、仕事を持ちながらの趣味さ。」

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 アメリカではウエイターの仕事で何とか食べられた。ランチ時に働けばチップも入って、夜は演奏活動ができたけど、日本ではフルタイム働かないといけないし、楽器も高いね、とのこと。
(⇔)
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 アメリカではジャズを聞くのも料金は安かったし、ビールも安い・・・日本は何でも高くて音楽を楽しみにくい。
 まったくだ。その通り!!

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 「今日はたまたま仕事が休みでこんな時間に練習しているけれど・・・。
 しかもバンド仲間の事情でバンド活動が中断しているので、本来のハーモニカではなくて、大昔吹いていたサックスを取り出して吹いているんだけど、これはまたこれで面白いなあと感じ始めている・・・。
 低音が出だしたのはほんの2,3日前で・・・。」なのだそうだ。
 このサックスは有名なメーカーののものでこれより一つ前の型はプレミアム付きで「中古」で相当値が張るらしい。
 かなり年季が入っているがそれがまたいい雰囲気。
(⇔)
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 音を出せるところがないから「ここで練習」
(⇔)
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 今年の終わりころになればブルースバンドを復活してスタジオで楽しめるようになれそうだとのこと。

 またどこかで聞かせてもらえるとうれしいなあ。


 
 
  1. 2012/10/02(火) 01:34:48|
  2. 音楽
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