「ところ変われば」は、いたるところに見受けられますが、・・・・。
新郎新婦が退場しました。そして「お色直し」にかかるわけですが、
その直後にはメインステージ上もバージンロード上も、こういう状態です。
これまで出席者は食事もしていませんし、お酒も飲んでいません。皆ステージに集中しています。
そして新郎新婦が姿を消すと、食事です。
その時、やおらスタッフたちは片づけに入ります。


私たちの席のすぐわきでこの状況です。先ほどの撮影スタッフも片づけに参加です。

両親があいさつされているときに、バージンロードに上がって毛足の長い敷物に気持ち良く寝そべってしまったこ子供です。親が慌てて、呼び戻すのかと思いきや、写真を撮っていました。

食事が始まると、新郎のご両親が色直しの終わった新婦と一緒に各テーブルを回ってご挨拶です。
「お色直し」では民族的な衣装を期待したのですが、素敵な赤いドレスでした。民族的な衣装を着るケースもあるようです。
我々のテーブルにも来て、「まあ一杯・・。」というところです。
日本語で「おめでとうございます!」 新婦さんは日本語が堪能なので通訳です。
私たちが最初にテーブルについて「おやっ?!」と思ったのは、テーブル上の皿にたくさんの箱から出されたタバコが積まれていたことです。
そしてこの挨拶の時にも男性には煙草を女性にはかわいいストラップなどのお土産を配ります。こうして新婦が煙草をくれます。
何か歴史的な意味があるんでしょうね。
煙草に火もつけてくれます。私も何十年かぶりに煙草をくわえて写真を撮っています。もっともくわえたばこではファインダーが覗き辛らくて困りますが。
あまり強くない柔らかな感触のたばこでした。
こうした場面で出席者はお祝いのお金を入れた赤い封を渡します。たくさんの赤い封を手にすることは多くの人から祝福を受けているという表現なんでしょうね。
子供の世界はどこでも同じですね。
料理は、中にはとても塩辛いものもありましたが、総じて、とてもおいしかったです。
私たちが、ビールの追加を探していると、周囲の人がそれに気付いてビールを幾本も届けてくれました。そして栓抜きを持って「もっと飲みますか。どうぞどうぞ。」とすすめてくれます。
楽しい時間でした。
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- 2012/06/30(土) 12:26:21|
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まだまだ結婚式が続きます。
二人がワインの入ったグラスを持って、その手を相手の首の後ろに回して、グラスを飲み干します。
つまり固くハグしないとグラスに口をつけられないということですね。日本でもこういう趣向はよく見られます。
撮影スタッフです。とても仕事に忠実な人です。決して声を出しません。
私はこの人のすぐそばに席が取れたのですが、私のカメラを見ると、ここまで来て撮れ、とわざわざ前にいけるように勧めてくれました。私は画面に私の頭が映らないように気を付けて出ていきます。
カメラのフードにはライカとありますね。

実は写真をご覧になって気づかれたかどうかわかりませんが、出席者の中にカメラを持って歩きまわって写真を撮っている人がいないのです。決してカメラが普及していないのではないのですが。
ですからここの撮影スタッフと私だけ???!!!が写真を撮りまくっているのです。
静止画撮りのスタッフは中央の彼です。彼は私のカメラにとても興味を示して、手に取ってみていました。写真のスタッフならもう少しいいカメラを持たせてあげてほしいなと思いました。ストロボも外付けではありません。でも写真は機材じゃないですからね、・・とはいうもののバウンスができないと苦しいだろし、遠くなるとこれもまた辛いでしょうね。同志よ、頑張れ!!
彼もまた私のためにスペースを空けてくれました。
カメラマンの連帯感!? 正直私は写真愛好家としてとても嬉しかったです。
(⇔)
新郎の父親、続いて新婦の父親があいさつします。なかなか慣れた話し方です。原稿を記憶してしどろもどろということはありません。 新婦の父親など「飛雄馬よ。目指せ、巨人の星!」みたいなパフォーマンスでした。
(⇔)
二人から双方の両親にプレゼントが送られ、新郎の母親が新婦を、新婦の父親が新郎をハグします。
二人を代表して新郎があいさつ。新婦があいさつということはないのですね。
日本でも見たことがありませんが。女性の方、不満はありませんか?
そして、いよいよ大詰めです。
(⇔)
二人が退場していきます。
あまり涙は見えませんね。日本では、会場の演出もあって何としてでも泣かせます、泣きますね。
私はこの写真がいいかなと思っています。
お二人の未来に幸多かれ。
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- 2012/06/30(土) 02:16:32|
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日本人の若い女性の同僚たちは「かわいい」を連発。
我々の上司が、新婦側から祝いのあいさつをしています。体調の悪いのを押しての出席です。顔色がさえません。管理職はつらいね。この後早々に退出しました。だいぶ悪いようです。
余計なことですが、日本の演歌好きの酒豪です。
(⇔)
双方のご両親です。男女の席は左右で決められるのではなくて、内側に男性なんですね。この世代と新郎新婦の世代とでは、考え方感じ方が大きく違ってきていると思います。それでも親の子に対する影響力というか支配力というか、それは日本では想像できないくらい大きいです。
会場の様子ですが、ここぞとばかり着飾ってくる日本の若い女性のような姿はありませんし、留袖がどうの、何がどうのと騒ぐ年配者もいません。そういうことができるのも豊かさのせいでしょうが、日本ではその「豊かさ」を主体的に自由にrコントロールしているというよりも、それに振り回されているというのが私の率直な感想です。何百万円を費やして結婚式をする日本は病んでいると思います。若い人をそんなに甘やかしてちやほやしてこれからどうなるというんでしょう。親もしっかりしなくちゃいけません。
ちなみに「お祝いとしていくら包めばいいの?」ということですが、…ここも世間に合わせるのが日本のしきたりですから・・・特に親しければ「500元くらい」、職場の同僚といった程度なら「200元から300元くらい」、「日本円など外国貨幣で上げると喜ばれますよ。」だそうです。
会場に紅色の封が準備されていますから、それに入れて名前を書いておきます。そして後に紹介するように、新郎?新婦が会場を回ってあいさつする際に直接本人にあげます。
(⇔)
指輪の交換です。画面にきらきら浮いているのはシャボン玉です。
幸せいっぱいの新婦ですね。(彼の未来が暗示されるような瞬間?!)
中国では結婚以来ほとんど毎日男性が食事の支度をする家庭も珍しくないようです。「私料理が下手ですから。」と料理しないことを自慢げに話す同僚もいます。そしてそれは力関係というのではなく、それだけ、彼が私のことを大切にしてくれているという「自慢」なのです。
ですから当然その横で結婚以来ほぼ毎日僕が料理をしていますという男性もいたりします。
むろん二人で仲良くやったり、女性が活躍する家庭もあるんですよ。
とにかく男性の支配下にはいることが女性の喜びというような感じはほとんど感じられません。
私自身はこの指輪を「しあう」というのがどうも好きではありません。いえ、女性に対してもです。
こういう姿も近代化に伴って広がるのでしょうかね。みなさんもおやりになりましたか?
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- 2012/06/29(金) 02:48:28|
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こうした結婚式を見ていると日中の違いをたくさん感じます。しかし、ここは東北部。北京や上海ともまた違うのでしょう。
でも一方、やっぱり「人間同じだなあ」ということもたくさん感じます。
子供たちの眼差しをご覧ください。
新郎の左手にいるのは会場のスタッフです。彼は花火を担当しています。無線で発火させるのです。
服装をご覧ください。
この笑顔は万国共通ですよね。
花火への着火は二人の共同作業です。そして二人がこうして永久の愛を誓い合っています。
ここでの新郎と新婦の表情の違いにも、私は・・感じるものがありますね。
軍人ですから。
日中が、東アジアが、そして世界が平和でありますように。
早く、彼が活躍しなくてよい世界にしたいものです。彼女が軍人の妻として泣かなくてもよい未来を!
(⇔)
二人が婚姻の届をし結婚の手続きを完了したことを報告し、祝いの言葉を送っている知人です。たぶん。
それにしても猛烈な演説口調です。そう日本人である私には聞こえてしまうのですが、顔の表情は「お祝い」そのものです。
私のブログにしばらくお付き合いしていただいている方はお気づきのことと思いますが、この新婦さんは、先日私たちの鞍山行に同行してくれた女性スタッフです。
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- 2012/06/28(木) 01:19:17|
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写真掲載にあたってはご本人からお許しを得ていましたが、後日写真掲載をやめてほしいというお申し出がありましたので、以下のようにカットします。 17日に職場の中国人スタッフの結婚式にほかの日本人スタッフとともに出席しました。
その案内状は、前の週の木曜日にいただいた。つまりは三日前です。こちらのスケジュール発表は大概こんなものです。といっても実際のところ驚きますし、困惑しますね。まあもっともインフォーマルには情報は伝わっているのですが、その情報がまた錯綜するので困ります。
当日は雨模様です。最寄りの地下鉄駅前の駐車場に大型バスが待っていて、同じ職場から出席する人たちが乗り込みます。夫婦で、子供とともに・・、いろいろです。「服装は?」という質問に中国人上司は「まあほとんどの人は普段着ですから、そのままできてください。スーツ、ネクタイの人はほとんどいません。」というのでほぼ・・さすがにジーンズではなあ・・というくらいで行きました。
女性たちはちょっとだけおめかししていましたが、日本と何が違うかといって、お化粧のケバさが全くない。実に控えめの化粧です。 そうか?!それで日本に比べて美人が少ないのか!?
会場はこちら、結婚式専用施設ではなくて、レストランのようです。瀋陽の町中には右下のような、こんなゲートが作られたホテルや高級料理店をよく見かけます。白鳥がハート形に向かい合ったゲートなどもあります。会場前のダンプカー?!
(⇔)

いざ、会場へ・・。

私たちが到着するころは、ほぼ出席者はそろっているようでした。席の指定はないようです。第一何人が来るのか、当日その時までわかりませんので、席からあぶれることもあるのだそうで・・。私たちの席は貴賓席とありましたから、席が確保されていたのかもしれません??
右手で、会場スタッフがまだ準備中・・・、左手には厨房が見えます。こういう時に私は厨房で働く人たちを撮りに行きたくなってしまうのです。困ったものです。
(⇔)

この人が今日の司会を担当。実に流暢にしかも力強い司会をします。
制服を見ると、軍関係者?! 私たちは新婦の関係者として出席していますが、新郎は空軍の地上勤務将校です。
背景の幕には二人がスタジオで撮影した写真が大きく印刷されています(上の写真)。「私たちは結婚します」
中国は韓国と同様に夫婦別姓です。
(⇔)
お二人のご両親です。会場の前のほうに席があります。子供(新郎新婦)の様子がよくわかります。
私は日本で両親が会場の後方にいる意味がよくわかりません。こうして二人の近くにいるのがよいと私は思います。 ご両親たちの前に食事のテーブルはありません。服装にも注目してください。
おや?!新婦の父親がいませんね。
そうです、ここにおられたのです。
バージンロードを娘をエスコートして、今ここでその娘を新郎に託そうとしているのです。
(⇔)
さあ、二人の歩みが始まります。
(⇔)
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- 2012/06/27(水) 01:30:16|
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地下鉄二駅分を歩いてスーパーマーケットに行きます。歩けばそれなりに面白いものに出会えます。
以前、私の散歩道を紹介しました。そのうちの線路沿いの素敵な並木道。その並木道と、線路を挟んで反対側にとてもたくさんの露店が出ます。
毎夕?4時ころから7時ころまでのようです。その数60店舗ははるかに超えるでしょう。
つい先年までは常に出店されていたとも聞きますが、建物が新たに建てられ道路も改修されて、その際立ち退きを迫られていたような気配です。ただ工事が一段落するとまた・・表現は悪いですが・・追い払われた蠅のように生命力を持って集まってくるようです。
今日、行ってみるといつもより数が少ないようです。端午節(23日から25日)で、ほかにも人出の多いところがあってそちらに行っているのかもしれません。
道路の右側は服、靴、本、雑貨などが中心です。
この道路がまだ工事中で、この先で”ほぼ”行き止まりですから、路上に店を出していても平気です。店は歩道にではなく車道に広げられています。
写真左手に車が映っていますが、走っているのではありません。業者や客の車が道路のセンターラインをまたいで止められているのです。今、目の前に広がっている道は片側車線です。ここにさらに車が入り込み、フロントカー?が走り、止まり、先ほどは巨大なブルドーザーが来ました。隙間をぬってそのブルドーザーが通ります。クラクションを鳴らしますがどの車も動きませんし、人もその隙間に入ってとおっていきます。
(⇔)

この時期、スイカが大量に出回っています。安いようです。試食しましたが、案外甘くて食べられます。(ただし、「甘い」「きれい、色がいい」も疑ってみる必要があるそうです。「注射をしている」という言葉があります。瀋陽の住民の情報です。)
人だかりがしています。家族総出でスイカ販売です。

お父さんがトラックの荷台にいて、客の注文でスイカを下します。スイカを手でたたいて音を聞いて熟れ具合を見るというのは、日中同じようです。
このスイカを注文した白い服のおばさんが手にしているのはたぶん10元札です。為替換算では150円にもなりません。

スイカの切り方が少し違います。
丸ごと買う人もいますが、多くは半分にしたものを買っていきます。日本のようにまず三日月形に切って更に三角に切り分けるような、ちまちました食べ方はしません。
できればこの半分をスプーンで掘って食べます。ふりかけるとしたら砂糖です。塩?!とんでもない。(日本でも「塩を振り掛けるなんて!!」という人もいますが。)

半分に切るときに包丁を赤い実の部分にまでざっくりと入れて切るということはしません。周囲の皮の部分だけ円周に切れ目を入れると、ぱっかりと割れます。
ですから切断面は、平面ではなくて凸凹しています。
私はこの切り方を見るまでは、スーパーに並んでいる半分のスイカがなぜあんなに切断面が平滑でないのか不思議でなりませんでした。

トラックの上のお父さんに「写真を撮っていいかな。」と身振りで尋ねると、笑顔でOKしてくれました。とても愛嬌のある素敵な笑顔でした。そこを撮らなくてはまだまだ「素敵な人たちと」にはなりませんね。
さらに歩いていると直径90センチ余りもある浅いフライパンで大きな生地を焼いて、それに味付けの油?を塗り、ゴマをかけ、ねぎをばらまいた、ピザ風の食べ物を見つけました。
こういう量り売りは、店の人と話さなければならないので、躊躇するばかりでなかなか買えません。それを見ておじさんが「どうだ買っていかないか。」と・・多分・・・言ってくれたので「日本人で、中国語がわからない」と答えると、「ハロー」という。この国では外国人には、みな「ハロー」らしい。実際、ほかでも幾度か体験した。
味が分からないしなあ。じゃあ、試しに食べてみな。と長い楊枝に一切れ刺して手渡してくれました。・・中国語の会話はしていません。むろん英語でも。
味は結構いけます。ビールに合いそうです。
身振りで、一袋買ったのです。が、、前の人に倣って「あれくらいくれ」といったつもり(6元)が、10元出してお釣りをもらおうとしたら、10元分袋に入れて渡してくれました。外国人で事情が分からないから、うまくたくさん売りつけようという魂胆ではないようです(そういうことは、ままあるようです。)。こっちもやり直してくれという言葉はわからないし、まあ同僚と分けて食べればいいや・・とそのまま受け取りました。
だってこの笑顔なんだし、だます気なんか微塵もないでしょ?!
それに(?)、量り売りをしてくれたのは向こうの女性です。この人もいい人そうでしょ?!
袋の中身もたっぷりでした。
今度はおじさんが作るところを撮りに行きたいと思います。
(⇔)

帰り道、川で釣りをしていました。「満州」の「紅い夕日」に照らされてです。
手を振って、撮影の許しをもらいました。手を振り返してくれました。

女性のお客とのトラブルで、包丁を握り、血相を変えて、そのお客を追いかけようとする男性がいました。その男を、かみさんらしい人が懸命に制止していました。
この場で鶏を絞めて毛抜き処理もして販売しているし、何があるかわからないディープな市場です。でも面白いです。また行きます。そして少しずつ写真を撮れるようにしていきたいと思います。「高級そうなカメラを持ち歩くと怖い」といわれる中国で。
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- 2012/06/26(火) 02:40:45|
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「たくさん張ってあるタイルの一枚を押すと、この入口が開くのかも・・。」などといいながら。
なんの花でしょう。バラ?
「君たちこの壁を開けるまじないの言葉を知らないの?」
「なんていうんです?」
「開け~ゴマ…っていうんだよ。」
「エっ?!」「?????!!!!」
私の依頼にこたえて。
この怪獣に頭をかんでもらうと難関大学に合格するという伝説を作ろう!!
今の中国なら、そんな話はあっという間に「まことしやかに」伝わって、やがて「本当の話」になりそうです。
実際、来春には、この人たちは日本の難関大学に合格しているでしょうし。

石を彫る工芸の力は流石ですね。でも、伝統的な技に比べて現代工法がお粗末です。それが残念。

大きな建物に目を奪われて、一体一体を見ることがなかなかできませんが、職人さんたちのためにも、じっくりともう一度見て回りたいものです。

(⇔)

公園を出たところにこんな露店が。
昔、子供の頃よく夏祭りで見かけました。ヒヨコを買って帰るのですがなかなか大きくなるまで育てられませんでした。オスは体質が弱かったのでしょうかね。
ヒヨコたちに色が付けられています。
全寮制の学校では買って帰るわけにもいかず・・・。

この後の昼食をとったお店では、「これが中国↓」を経験することになるのですが、このブログの趣旨ではないので割愛。
でも、総じて楽しい一日でした。
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- 2012/06/25(月) 01:21:44|
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学習を楽しくする秘訣は「予習」をすることです。
観光もまた同じなんでしょうね。でもそれをしないのが私なんです。いえ、何か主義やこだわりがあって予習しないんじゃないんです、ただずぼらなだけで・・。
ここの獅子は雌ですね。子供がいます。

何を押さえているんでしょうか。玉でしょうか。写真ではハンバーガーを踏んでいるような。
獅子も猫も鈴をつけられていては、飼いならされているということなんでしょうか。
それぞれに意味があるんでしょうね。わたしが写真を撮って、つい皆から離れがちになるので案内の若者たちは付き合いきれないようです。

向こうの指差している彼のほうに行ってしまいました。あちらは学習意欲旺盛に回っています。

右に2棟の建物が重なって見えますね。奥の建物の背後に(右手)やや白いものが見えませんか。(上の写真では左側に同じ建物が重なって見えます。その右端に墳墓が見えます)あれがホンタイジの陵です。
ここまでの建物が威厳をもった荘重なものであるのに比較して、なんとそれは砂を持った円墳です。そしてその頂上に楡の木が一本植えられているだけなんです。なんて簡素なんでしょう。

左手の建物の屋根の横に楡の木が見えますか。
実は、その円墳を撮り損ねたのでこんな写真しか、お見せすることができないのです。
中国的な雰囲気を画面に出すにはどうしたらいいかなどと考えていたら、記録のほうを忘れてしまいました。

この写真で何とかイメージを持っていただけるでしょうか。中央左手の建物の左下の台には石造りの供え物がのっています。
供え物の前にあるトンネルをくぐろと・・・。
(⇔)

こんな風になっています。トンネルを抜けたところに紅色のタイルの壁があります。あの壁の奥にホンタイジなどの遺体が安置されたわけですね。今はふさがれてはいることはできません。左の小丘が陵です。
あそこに降りていきましょう。
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- 2012/06/24(日) 01:19:27|
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外国旅行に不慣れなのと、何より言葉ができないことで「観光」もままならないのですが、若い友人たちの手助けで、なんとか出かけます。
瀋陽(旧奉天)は「金」の都でした。金は満州族の国ですが、その満州族が城内に入って清国を建てたわけですね。ここにはその王朝の皇帝の陵墓があります。
昭陵(通称北陵)は、太宗・皇太極(ホンタイジ)とその妻の孝瑞文皇后の陵墓です。
その陵墓を中心に相当広大な公園になっていて瀋陽市民の憩いの場所になっているようです。
入場料は昭陵入場券友ともで50元です。こういうところに出かけるときには70歳以上で無料であったり60歳以上で割引があったりするのでパスポートは必携です。ただし外国人は適用外だったりしますが。
50元は為替レートでいえば650円ほどですが、日本での生活物価を考えると4000円くらいにもなります。
ちょっと誤解を招きますが、バス代1元、地下鉄料金2~3元と比べると相当高いでしょ?!京都の市バスは220円でしたか。200円としてもその20倍として・・。案内してくれている高校生はそれを自分で負担してくれているのです。いえそれだけではないのです・・・、とその話はまた別に。

ホンタイジの立像です。私は中国の案内掲示が読めませんし、知識も持ちませんのでみなさんをきちんとご案内することができません。
きっと別の方がブログなどでそうした案内をされているでしょう。私の場合にはただの「日記」です。
今日はたまたま「技芸」を学ぶ小中学生くらいの子供たちの「遠足?」と一緒になりました。私の周りの高校生は毎日スッピンですが、この子たちは化粧をしています。学んでいることの特殊性からでしょう。

今日案内してくれる若い友人のひとりです。日本語は高校3年生としては驚くほどよくできますが、いま携帯電話でインターネット検索して、そこにある中国語での説明を訳して、私に説明してくれています。難しい歴史的な用語や工芸的な言葉、あるいは伝統的な用語・人物名などが出てきますから苦戦する場面もありますが、とてもありがたいです。

この柱(華表柱)は、下から竜が巻き付き、雲(雲板)を破って登っています。上には花の盤(天盤)があり、頂上には想像上の狗(頂獣・「望天吼」)が天に向かって吠えています。

鉄骨で支えられたこの門(石碑坊)は石造りですが、その彫刻は見事です。たくさんの花々が描かれています。
集安で高句麗好太王の一族の墳墓を見ましたが、「石造り」文化でした。ここでも石ですね。
石の堅牢さは「永遠」や「堅固」「権力」をイメージするのでしょうが、歴史的現実は必ずしもそうではありませんね。形あるものはすべて壊れるし、風化します。権力で作ったものはその権力の衰退とともに崩れます。
(⇔)

紅い壁は「紅墻」というようです。釉薬をかけた焼き物のパネルを組み合わせて竜などが描かれたものをはめ込んでいます。ここに写ってくれている人も今日の案内をしてくれている高校生です。とても責任感のある真面目な人です。が、案外お茶目です。
門(正紅門)の入り口を挟んで左右に一対ありましたが、パネル一枚一枚に漢数字が入っていて、それが何を意味するのか調査中です。右の彼女も今日の案内役です。双子の一人なので背中からは姉のほうなのか妹のほうなのかわかりません。たぶん妹のほうかな(間違っていたらごめんなさい)。日本語が上手です。
この門の内側が陵域です。門の入り口は三つあって中央が「神門」、東側が「君門」、西側が「臣門」です。

この門は「大碑楼」だったと思います。亀の甲羅の上に大きな石碑が立ったものが中にあります。楼の奥に見えるのは「隆恩門」で、この入口の上には漢語、満語、蒙古語で「隆恩門」と書かれています。
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- 2012/06/23(土) 12:36:06|
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コーヒーを飲みたい。それもインスタントじゃなくて!!
それで伊勢丹デパートに連れていってもらったのに、なんと「挽いた豆」ではなくて、「豆のままの豆」を買ってきてしまったので「飲めない↓」
毎度のこととはいえなんと迂闊な。コーヒー豆を見つけて、ただうれしくて何も考えずに買ってしまったのです。 袋を指で押さえればわかるはずなのに。 というわけでもう一度、伊勢丹に行きます。
コーヒーミルを買いに行ったのです。
その途中に中山(ちゅうざん)公園がありました。この公園のすぐ横に元の千代田小学校の校舎があります。千代田小学校は日本の満州侵略時の遺産ですね。その施設は東北育才学校に引き継がれて、今はそこで中学生が学んでいます。旧小学校の建物はつかわれてはいますが、いまはそれとは別に超デラックスな校舎が同じ敷地に建っています。
さて中山公園を歩くとサキソフォーンを吹く人が集まっていたり、カラオケをしていたりと、思い思いに人々が楽しんでいるのですが・・・。どこからか笛の音が聞こえます。
その笛の音に誘われてぐるっと木立を回ると、こんな方がいました。

同行してくれた若い友人が「写真の撮影を頼みますか?」と進んで近寄って訊ねてくれたので・・。
笛には毛筆の文章が刻み込まれていて、とても上等そうでした。口を当てる部分と指で押さえるアナとの間に、別に穴が開いていて、そこには細い糸を幕のように幾重にも巻きつけてありました。その糸はクモの吐き出す糸のように細いものです。この糸の張り方如何で音の良し悪しが決まるのだそうです。

こういう撮影の時はいつもそうなんですが、音を聞きたいという気持ちと、良い絵を撮りたいという気持ちとがあって、結局、音を聞けないことが多いのです。息を吸った、吐いたには神経を集中するのですが。


ちょうど公園の木々の緑を通してそそぐやわからな光が演奏している方を心地よく包んで、吹く風も気持ちの良い時でした。

私の義理の弟が祭りの笛をとても上手に吹き、師匠をしているくのですが、そういう腕があれば一緒に吹きたいところです。曲の感じはずいぶん違いますが、とても流麗で気持ちの良い曲です。音も素晴らしい。


コーヒー・ミルも手に入れたし、宿舎に帰ったら早速コーヒーを楽しみましょう。
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- 2012/06/21(木) 01:41:38|
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円筒形の分離器の中にたっぷりととられた蜜を、販売用の容器に移します。
ネットで不純物や巣のかけらを濾しとるだけですから、薄めてもいなければ添加物もありません。
(⇔)

この小さな小屋が作業場兼住居です。
移動生活です。蜂たちの箱とともにトラックで移動するのでしょうから家はもちろんのこと、家具なども大きいものを持つことはできません。
組み立て式の小屋なんでしょう。上の写真の左手前の青年は息子さんのようです。どんな暮らしぶりなんでしょうか。
蜜は、こうして光に透かして見ると、琥珀のような光沢でたっぷりとした粘性があり、見事です。
(⇔)

下の写真は、同僚が「ローヤルゼリーが欲しい。」というので、それを瓶に集めているところです。
やはり少々お高いようですが、・・。
(⇔)

5本まとめて買うから「安くならないか?」と交渉すると、「この地域で価格は約束しているから、単価を下げることはできない。その代わりに今集めた蜜が残っているから、それを付けよう。」と7割方入ったもう一本をつけてくれました。
最後にふたを閉める前に点検です。丁寧に巣のかけらなどを取り除いて・・・。
光の当たり方で色が違って見えますが、ずいぶん深い色です。
帰って部屋の中に容器を置いて自然光で見ると、右の2本の中間の色に見えます。

私はその5本のうちの一本を手に入れて、毎朝トーストに塗っています。肉を焼くときにもちょっと使ってみました。大満足の蜂蜜でした。
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- 2012/06/19(火) 00:14:25|
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同行した同僚が、集安では蜂蜜とワインをぜひ買いたい、というのです。彼はいつも意欲的。私はついていくばかり。
道路の両脇のあちこちに養蜂家たちがミツバチの入った箱を置いています。アカシヤの蜜をとっているのです。
そこには移動用の小さな小屋を建てて、しばらくはここで蜜を集めます。その場で販売していますからまじりっけなしの蜜が手に入ります。
(⇔)

(⇔)

「あった! ここで買おう!」と車を止めて・・・。小屋に近づいて小売りをしているかと訊ねると・・。
すると、頭からかぶるネットを指さして「ぜひ、蜜をとるところを見ろ。」というのです。これはいい経験ができると、一名を除いて喜んで、蜂たちの巣へ。
養蜂家のお父さんが箱から巣を取り出すと、怒った?蜂たちがウンウンうなりをあげて我々の周囲を飛び回ります。しかし、体に止まるわけでもなく、激しく体当たりをしてくるでもなく・・、しばらくすると蜂に取り囲まれていることにも慣れて・・。
(⇔)

これから遠心分離器で蜜をとります。そのために蜂たちにはしばらく立ち退いてもらわねばなりません。柔らかいブラシで優しく蜂たちをはきとっていきます。
(⇔)

私もネットを頭からかぶってカメラを構えます。手首から先は「裸」です。
初めは「大丈夫かなあ。刺されないかな。」と少し以上に心配でしたが「ノー・プロブレム」でした。
(⇔)

蜂を掃う動作はとてもソフトです。優しく、しかし、断固としてという感じでしょうか。
遠心分離器に入れる前に余分な巣を削り取ります。この巣の中にもたっぷりの蜜です。舐めてみろと言って巣のかけらを手渡されたのですが、蜜でじっとりと充実しています。重さがあります。舐めてみました。
野生の強さというんでしょうか。甘味に力強さがあって実に濃厚です。むせるような甘さです。ああ、パンに塗ろうか、どうして食べよう・・・。
(⇔)

遠心分離器にかけます。腕を見てください。こんなに露出しています。平気なんですね。
(⇔)
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- 2012/06/17(日) 01:37:00|
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こんな小さな町につきました。
ごみが落ちていない、とは言いませんが、やはり清潔です。 といっても途中立ち寄ったトイレには閉口しました。公衆トイレ風の建物があるので入ってみると、コンクリート床に幅20センチ余りの溝が1.5メートルくらい切ってあって、そこから外が見えます。外ばかりではなくて、この溝をまたいで大小兼用、男女兼用、目隠しなし、無料公開、公明正大、天地開放、人類みな兄弟ってなものです。隠しようがなく、先客の生産物がうづたかく、・・、もうやめておきましょう。
食事のために止まったんですから。
(⇔)
「高麗」の文字が見えますね。鍋料理屋です。おしゃれな建て方でしょ?!
(⇔)

これがその鍋料理です。瀋陽で毎日たでべている中国料理は、味が強くて少々閉口気味ですが、ここの料理はそれに比べると食べやすいように思いました。肉はとにかくどんな部位でも活用するという料理です。
鍋の下にある「火」が豪快でしょ?! おがくずを固めた燃料でしょうか。昔オガライトなどという燃料を使って風呂の湯を沸かした記憶がありますが、それより幾分細身です。

厨房をのぞいて撮らせてもらいました。厨房はタイル張りです。お店の外観を含めて、こんな地方都市では「思いのこもったお店」のような気がしました。店を建てたころはどんな思いだったのでしょうね。

食堂のテーブルにもピンク系の樹脂シートが張ってあります。


椅子席で食べるか、一段上がって低いテーブルの「座敷」で食べるか迷ったのですが、一段高い場所は「座」敷ではなくてこうして食べる場所のようです。保育園の椅子程度の高さで腰かけて、鍋を覗き込むようにして体を曲げて食べるのです。これでは私には少々苦痛ですね。朝鮮族の習慣でしょうか。
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- 2012/06/15(金) 01:55:34|
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町を抜けるあたりに警察官が立っていました。婦人警官の姿が凛々しく、帰り道にも二人ずつ二組が立っていましたが、かっこよかったです。瀋陽の町より、集安に近づくにつれて美人が増えます。これは私だけの意見ではありません。と言って力むようなことではありませんが。

瀋陽は大都会で、建築ラッシュ。まさにスクラップ・アンド・ビルドゥですから何か落ち着きませんが、この山村の風景は穏やかで、安定感があります。建物の周囲も皆きれいにしていますね。

小学校です。いくつか車窓から見えましたが、どこもきれいで気合が入った建て方です。

この辺りは何か豊かさを感じます。集安もそうでしょ?! なんなんでしょうか。満州族の自治区だとかそういうことが関係しているんでしょうか。
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- 2012/06/14(木) 01:40:51|
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遼寧省から吉林省へ向かう途中の風景です。
列車の乗車券を購入することは「素人には無理」というのが正直なところです。乗車券を手に入れるために2時間も3時間も並ぶなんて・・。しかも本数が少ない。
で、運転手つきの自動車をチャーターするという豪華旅行。ワゴン車で行くんですが、飛ばすこと飛ばすこと。郊外の舗装の状態はそんなに悪くありませんから、まあ相当に飛ばせます。
そんなわけで車窓名から写真を撮るのは至難の技。

ちょうど田植えの時期でした。トラクターや田植え機の姿はまれでした。人海戦術ですね。私の子供のころを思い出します。
ある街に入りました。どうです。整然としているでしょ。

植樹も意識的にされていますし、花もいっぱいです。飾り付けもあります。
ここでも不思議なことに十字路で歩道が消えていますね。人はどう歩くのでしょうね。

立派な病院です。ただ「建物が立派でもなあ」というのが医療サービスの現実のようですが。

ちょっとしたリゾート地のようでしょ?

ちょっと ちょっと、あまり飛ばさないで。ぶれるってば・・。

シャッター速度優先でとるしかありません。
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- 2012/06/13(水) 01:20:30|
- 瀋陽
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集安の翌朝。今日(6/1)は中国のこどもの日です。
早朝ホテルの目の前の公園に出かけます。
ここは古代三韓時代の高句麗の地です。ご承知のようにこの集安には高句麗好太王(広開土王)の石碑があります。中国の若い友人たちに高句麗は中国か、朝鮮かと聞くと、当然のように朝鮮だと答えます。第一この地方だけではなく瀋陽にも朝鮮族の人たちがたくさん住んでいます。

早朝6時前です。
左手の白い服の女性がお師匠のようです。腰の決まり方がはっきり違います。

このお二人はバトミントンのラケットのようなもので二つのテニスボール用のものを扱って演技しています。今ボールを足の下をくぐらせて相手に放ったところです。

この方たちは紐を使っています。いろいろな種目があるようです。それぞれに師匠の指導を受けています。
カメラに気付くといくらか照れるような表情をされる人もいますが、ほとんどは特になんという反応もされません。大げさにカメラを見せて、許可なく撮っています。

ここでは剣を使った種目です。マン・ツーマンの指導ですが、この白い服装のお師匠の動きの素晴らしさと言ったらありません。足腰がよほど強いのだろうと思いますし、ゆっくりとした動きにもメリハリがあって、時に、鋭く剣先を突き出しますが、姿勢にも呼吸にも微塵の乱れもありません。ピシッと決まります。

この方の姿だけをブックにしたいぐらいでした。それにしてもこのマンツーマン指導の贅沢なこと。

向こうではカラフルな服装の女性たちが指導を受けています。

そろそろ普段の通勤・通学の時間帯です。中国の人たちの朝は早いです。

こどもの日ですから、何か行事でもあるのでしょう。
子供たちが連れ立って行きます。


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- 2012/06/11(月) 01:36:29|
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中朝の国境は、

鴨緑江です。川の上流に向かって右手、つまり東側が北朝鮮です。
こちら側、集安の町は、観光都市を意識してか、あるいは対北朝鮮を意識した国家政策によるためか、案外に清潔できれいな街です。
( というよりここに来る途中、ある行政区では道路の舗装もよくできていて、ごみもとても少なくて、街も明るく清潔で、一戸一戸の農家も特に豊かとは見えなくとも、穏やかに整った感じのとても良い雰囲気のところがありました。総じて北に進むにつれてそう感じました。「やればできるじゃないか?!」と思わずつぶやいてしまいました。その地の人々の自覚と誇りを感じました。
あるいは朝鮮族の多寡が影響しているのではと、たいして根拠のない仮説を立ててみました。

この辺は、新たに整備されたのかもしれません。この区域の入り口の反対側や左手には、やはりいくらか崩れた感じの飲食街があります。でもほかの町に見るほど「危ないかな?!」感は少ないです。

看板にも中朝の国境の町であることが読み取れますね。向こうの山並みは北朝鮮の地です。「雪花」とあるのは東北地方で作られているビールで、有名な青島ビールと競い合っています。少し薄めかな。キリンの一番搾りくらい?

観光用モーター・ボートの船着き場です。きれいに並ぶ建物のウインドウですが、テナントが入っていないものもあって、政治的張りぼてというか映画のロケセットいう感じもないではありません。
それにしては金がかかっています。

街の人々を見る限り、こうした街の風景にふさわしい服装をしています。特にとってつけたような違和感はありません。
その対岸です。北朝鮮の人々の暮らしが心配です。
かたくなな内向きの政治は早くやめて世界に開かれた国になってほしいと思います。朝鮮の今日の様は、かつて我が国がABCD包囲網などと言って、その包囲網が日本自身の中国侵略に対する制裁であったのに、それを逆に国家総動員のてこに使って国内を戦時監獄のようにしていったのと似ているように思います。
北は悪者だから「制裁だ!!」と・・、それでいいんでしょうか?

この風景。あまりに対照的です。外見的には、特に緊張や軍事色はありませんでした。ですが、すぐ近くに軍の施設はあります。
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- 2012/06/10(日) 02:19:50|
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瀋陽のある遼寧省は北朝鮮と国境を接しています。丹東市などは観光的に有名です。国境となっている鴨緑江に遊覧船が浮かんでいるそうです。
今回私は隣の吉林省集安という国境の町に行きました。中国では東北部が後発地域で貧しいと考えられていて、さらに遼寧省→吉林省→黒竜江省と北上するごとに貧しさが増すといわれています。黒竜江省まではいきませんがその貧しさの様子を見てください。
以下の写真は集安市の夜の様子です。

正直なところ、街路灯以外は何もない暗い風景を予想していましたが・・・。

「夜宴」KTVとあるのは中国の街にあちこちにある「カラオケ」です。私も一度瀋陽のカラオケに行きましたが、京都のカラオケよりもずっと豪華で快適でした。
この場の右手には鴨緑江が流れていて、すぐ目の前の向こう岸は北朝鮮です。
北朝鮮側には時折走る自動車のヘッドライト以外には、ほとんど光らしものは見えません。
向こう岸からはこちらの様子が見えるはずです。

説明の必要はありませんよね。ケンタッキー(瀋陽にはマクドナルド、吉野家もあれば回転ずしもあります。)です。 ただしそのほとんどが・・日本でと同様に・・中国風に味がアレンジされています。
ですから、元来辛いケンタッキーのフライドチキンは一層辛い!!のです。

街を歩いていると・・。
市民が楽器を持ち寄ってストリートパフォーマンスです。身振りで「写真を撮っていいですか?」と尋ねると、OKでした。

右手にバックを下げて立っている女性はたまたまここに来た女性のようですが、演奏に合わせて気持ち良く歌っています。中国の独特の節回しで、高い声がとてもきれいです。彼女もカメラを向けるとにこやかにいっそう気持ちを込めて歌ってくれました。

公園では・・。
何という名の遊びでしょう。日本の羽根つきの羽を大きくしたようなものを足で蹴って遊びます。日本の蹴鞠を羽でしているといった感じです。
私の職場の周囲でも昼休みなど、これをして楽しんでいる風景をよく見かけます。

この足技を生かしてサッカーをしたら、ボールを地上に落とさないままパスを続けてゴールしてしまいそうです。
足の甲、内外の側面、足の裏、どこでも使います。胸で受けてボレーをしたり、手で払い落として足で蹴ってもいいようです。技は実に多様で奥が深そうです。ジャンピングパス、回転パスなど見ていて飽きません。

そしてその向こうでは・・・。ラテンのミュージック!!ではないのでちょっと調子が狂いますが、見事な社交ダンスの集団です。

かなり気合の入った服装の女性もいます。このカップルを見てください。右手後方には、これまた中国のどこでも盛んなカードに興じています。
こういう周辺に中高生がたむろする姿は見られません。集まっているところが違うのかもしれませんが、とてもたくさん出る宿題に悪戦苦闘していたりするのかもしれません。少なくとも中流以上の家庭の教育熱は大変なものですし、大人の生活と子供領分の区別がかなりはっきりついているようです。ケンタッキーにいる子供は親に連れられた小さな子たちです。 中高生くらいの姿はほとんどありません。
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- 2012/06/09(土) 01:19:12|
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瀋陽には日本企業が数多く進出しています。私の散歩道からは東芝のエレベーター工場が遠くに見え、コマツの重機をレンタルしている?企業があります。
瀋陽駅の近くに「伊勢丹デパート」があります。そこには味噌や醤油などのほか日本人が欲しがるものがたくさんあると聞いて、行ってみました。味噌とコーヒー豆と・・・。
私は一人では中国の街を歩けませんので・・そんなことを言っていてはみなさんに笑われるでしょうが・・若い中国の友人たちに同伴してもらって出かけます。
(一応、スーパーなどには一人で出かけて買い物はするんですよ、と言い訳をしておきます。)
そこで、こんな方にお目にかかりました。

新潟県燕市から来られていた島倉板美さんです。名刺をいただきました。「燕鎚起銅器 伝統工芸士」とあります。
銅の打ち出しで茶筒などの容器を制作する職人さんです。京都でも時々目にする「伝統工芸士」。
わざわざ実演してくれました。私の若い友人(高三生)が「写真を撮っていいですか?」と尋ねたのをきっかけに、私も撮らせていただきました。血が騒いでしまいます。
下線文 直前にマスコミの取材を受けて写真を撮ったのだそうです。
「先ほどのカメラマンは、鎚を止めて・・ポーズをとって…くれといったが、止めようか?」と聞いてくれました。私は多くの場合、作業を続けていただいていますので、そのようにお願いしました。「動作を止めて撮ると、筋肉も体のバランスも目線も不自然になる」と思っているからです。

私の中国の若い友人たちが上手な日本語でいろいろ質問したり、「この技術を教えてもらうことはできますか?」と興味を示したので、とても懇切に作業のことを説明してくれました。
私が大げさなカメラで撮り始めましたので、少しギャラリーが増えてしまいました。

長く撮りつづけるわけにもいかないので、鎚が銅板にあたる直前をとらえることができませんでした。振り下ろすタイミングを計るのですが、若い友人の前でカッコつけすぎたせいもあるかもしれません。
お客さんが取り巻いているここでは床の高さから目をとらえるわけにもいきませんしね。
でも久しぶりに楽しい瞬間でした。
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- 2012/06/08(金) 02:23:29|
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玉仏山などの様子をもう少しお伝えします。
アリバイが足りませんでしたからね。

私たちが「一応集合写真を撮りましょうか。誰かにシャッターを押してもらいましょう。」ということで頼んだ方が、ファインダーを覗いています。その横の方は、どれどれと覗き込んだ方。写真には一家言あるようで、なかなかシャッターを切らせてくれません。好奇心の強い、世話焼き好きはどこにでもいます。
一眼レフカメラをお持ちの方もかなりいます。大半がキャノンか、ニコンです。

瀋陽の故宮に行った時の写真をご紹介していませんが、壁の修復で妙に明るいピンクが塗られていたのを思い出しました。歴史的考証の上で塗っているのか、はたまた下塗りで完成していなかったのか、この壁の色を見て考え込みました。
広々した感じがお分かりいただけるでしょうか。Hさん、ご協力ありがとう。

いたるところ石材ですね。大木の繁る山というものはないのかもしれません。見かけた樹木もあまり強そうではないですし、権力の誇示は「石」ですかね。
(⇔)

その石の工作は巧みです。ただいくら恐そうに刻まれていても、なぜかユーモラスに見えてしまう獅子たち。この中に蝙蝠がいますね。幸福の徴なのだそうです。
(⇔)

この獅子たちは、石段の左右に対になっています。お互いに向き合って威嚇・けん制しているようですが、よそからの侵入者に備えなくていいんでしょうかね。余計なお世話ですか。

私は国内旅行も「面倒くさくて」してきていないので、日光東照宮も見ていませんが、絢爛さの甲乙はどんなものなのでしょうか。
奈良などにある古代寺院も、もとはこんな風に「派手!」だったわけなんでしょうね。この寺院とは創建時代がずいぶん違いますが。

一体一体の獅子の表情がはっきり違います。かなりの「おとぼけさん」もいますし、凛々しいものもいます。同じように作ろうとしたけれど「異っちゃった。」というのではなさそうです。
なんなんでしょうね。
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- 2012/06/07(木) 01:50:31|
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タイトルは「遼寧省見て歩記」のほうがよいかもしれませんね。
元来「素敵な人たち」を撮りたい願望が強いので、「人を撮ることに飢えています。」
そこで事情を話して協力していただきました。
こうした多人数での行動の時にカメラを持つと、一人だけ遅れてしまったり、行方不明になってしまいかねないし、楽しい空気を乱しても困りますので、「観光写真」の範囲を出ないようにするよう努力しています。自分としては・・・・!?
幸い快く「被写体」になっていただきました。

池に柳に中国女性。

日本人と変わらない体格の方ですが、他の中国人と同じように、とてもよく食べます。わざわざポーズもとってくれました。
(⇔)

一応、我々が「接待」されていることになっていますので、いろいろお気遣いいただいているのですが、われわれ日本人一同満腹の上に、さらに食べて、やあよく食べたとお腹をさすっていると、彼女は後ろを振かえって、「まだ料理が来ていません。」というのです。
テーブルの上は、皿の上に皿を積んで料理が出てきます。とても食べきれません。でも彼女も彼も「どうぞ、食べてください。」と勧めてくれるのです。テーブルにあふれんばかりの料理で歓待し、平らげることができないほど満足させるのが中国式の歓迎の仕方のようです。
(食堂のおばちゃんのような人を撮りたいんだがな。)
(⇔)

ここは「泥風呂」で有名な保養地です。ただの温泉ではなく医療的な指導などもある施設のようです。プールもあります。
掲示板には中国語とロシア語が並んでいますし、ロシア人の姿も見えます。

泥風呂の様子は写せませんが、泥というほどではなく砂風呂ですね。おしりとかかとが「熱い!」
でも泥をスコップでかけてくれる人は実に上手で、砂は顔にかかりませんし、胸に無用な圧力がかからないように巧みに泥をかけていきます。我々が「あつ~っ」とうめくと「アツ~ッ」と復唱してくれます。
混浴です。
そして確かに泥風呂もありました。湯の深さは30センチメートルくらいで、底に泥が積もっています。細かい泥ですから、掘って体に塗ります。若い女性の同僚は顔にパックしていました。空気枕がありますので、淵においてそこに頭を乗せてゆ~ったりと体を延ばします。思わず眠りにおちそうです。
プールにも行きました。中国に来て泳ぐことになろうとは。25メートルくらいのプールです。日本のきれいなプールに慣れた目からすると、少し抵抗がありますが、わざわざ水泳パンツも買って持って行ったし、そこでキャップも5元で買ったし、泳がないわけにはいきません。でも25メートルを2往復してやめました。
脱衣所で、体が濡れているのでシャツがうまく着られないでいると、若いスタッフが近づいてきて無言で背中のシャツを下してくれました。笑顔のサービスもなく、ともすればスタッフ同士でおしゃべりしているような・・一見・・愛想のないスタッフたちですが、下足預かりのところでも「靴べら借りていい?」と身振りで訊ねると、さっと差し出してくれました。
「我是日本人。」 君たちの写真を撮っていい?
そしてそのショットです。このにこやかな眼差しのどこに「反日感情」があるでしょう?!

久しぶりのカットです。
(⇔)
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- 2012/06/06(水) 01:13:43|
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この布袋さんのような仏像は一塊の「玉(ヒスイ)」から掘り出しています。

観光案内によると「(玉仏苑は)世界最大の翡翠(ひすい)で仏陀(ぶっだ)像を彫った彫刻が一番有名です。 2002年12月12日に、イギリス・ギネスブックにも認定され、国宝と賞賛されています。
玉仏苑にある玉仏閣の高さ33メートルは、仏教の「三十三天」にちなんだものです。
玉仏閣は、中国国内最高の古典建築物の1つに数えられています。
構造は幅66メートル、奥行き58メートルの入母屋造りです。
ひさしの上にひさしがあり、紅色の琉璃瓦に覆われて光り輝き、その姿はとても壮観です。
「玉郷」と言われる岫岩で1960年に、巨大な玉石 が発見されました。
体積は100.68立方メートル、重さは260.76トンもあります。
7つの色で施されており、色彩感に富み、光沢があって実に壮麗です。
玉は中国では西洋の金と同じ様に非常に貴重なものとされており、神秘性と象徴性を備えた“自然の宝”と言われるほどです。
32年間も地中に眠っていた玉石を掘り起こし、120人にのぼる彫刻師が17ヶ月かけて精緻な玉仏に彫刻しました。」とあります。
実はギネスに登録されたものはこの像ではなくて・・・、
こちらです。
釈迦の姿を掘り出していくと、表面からは予想もできない絶妙な部分、すなわち釈迦の頭部にあたる部分が黒い色になっていて、それがいくらかでも左右にずれていれば、このような見事な像にはならなかったと、その奇跡を・・ガイド嬢は・・熱心に説明していました。むろん私が聞き取ったんじゃありません。先に紹介した女性が懇切に話してくれたんです。

釈迦の右肩の白い部分が「法」の字に見えるとか、様々な文様の中に女の子が見えたり、竜が見えたりして吉祥だとも説明されていましたが、そのあたりは日本の「心霊写真」と同工異曲ですね。
しかし、中国ではとても珍重されている「玉」がこうした巨塊で発見され、職人たちの技で見事な釈迦像に仕上げられたことは中国の人々にとっては、やはり「宝」でしょうね。
ここは宗教施設ですから、写真撮影の制限について聞きましたが、特に制約はないようです。フラッシュもたかれていました。
それでも、こうした人々の姿があるのですから、光や音には注意したいものです。

一方、われわれは職場から解放されての観光ですから、・・・。

若い人たちのノリは、とても、いいです。このパフォーマンスは私の提案ではなくて、同行しているオーストラリア人スタッフのアイディアです。
「日中友好 好!」「墺中友好 好!」

ここにたくさんぶら下がっている錠は? お分かりですよね。日本でもあちこちで見かけます。二人の名前を書いて・・・、ですね。ハート形の錠も見つけました。こういうものはその後の追跡調査がありませんからね。

なんだ若い女性ばかり撮っていて・・、なんて言われても困りますので、アリバイ写真。
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- 2012/06/04(月) 01:28:58|
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この日は職場の計らいで、鞍山市に足を延ばしました。ここに世界最大の玉の仏像があり、また中国屈指の温泉があるというのです。
鞍山といえば、鉄の街、というのは昔の受験生の知識ですね。官営八幡製鉄所は筑豊・撫順の石炭と鞍山の鉄鉱石を結び付けて経営されたと。
自動車で高速道を使ってきました。乗用車の制限速度は120㎞です。とにかく道路が直線ですから、居眠り運転が心配です。とにかく、ま~っすぐです。中央分離帯の植樹は充実していて、対向車線からのストレスは皆無です。この点は素晴らしと思いました。ベンツやBMW、VWが多い瀋陽ですから、高速道は楽しみでしょう。
さて、ここが訪問地です。竜宮城もかくやとおもわせる門ですね。向こうに観覧車が見えます。この辺りにはロシア人の観光もあるようで、外国人に対しては入場料など施設利用料金が割高になっているケースもあります。
(⇔)

さて車を降りて、・・。どこに行ってもあのような獅子が睨みを利かせています。が、大概のものは表情や体躯がコミカルで、あまり怖そうではありません。
ホテルでも企業でも必ずと言っていいほど獅子が置かれています。
(⇔)

遠くから見ると10数人が派手なコスチュ-ムにヘルメット姿でローラースケートをしているのが見えました。
どこの国でも場所をわきまえないで我が物顔で遊ぶ若者がいるんだなぁなんて思っていたら・・、みな熟年「青年」でした。どうです、このパフォーマンス。
(⇔)

「おいっ!俺の許しもなく、ここで勝手に写真を撮るんじゃないよ! 俺さまを誰だと思ってんだ?!」
「对不起 可以会 在这里拍摄照片吗?」

瀋陽の街の中では、今のところまだあまりお目にかかっていない風景です。

一日全体では天気がとてもよかったのですが、この時だけ薄曇りでした。

今日、私たちを案内してくれる現地職場のスタッフです。日本語が堪能な方ですので「通訳」兼です。

その御主人と・・・、ではなくて、同じく現地職場のスタッフで今日の車の運転をしていただいている方とのツーショットです。
「きょうは、よろしくお願いします。」
(⇔)
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- 2012/06/02(土) 02:42:19|
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私の瀋陽での友人たちです。ここは私の職場の一つです。向こうに見えるのは東の通用門ですが、私はあそこでいつも門衛と一言かわして?入校してきます。門衛のチェックはなかなか厳しいのです。しかも週毎に交代しますから、顔パスになるには一苦労です。
瀋陽の女性たちは、なかなか長身です。
彼女たちはこの中高一貫校の、最上級生で、もうこの5月で「卒業」です。
中国の高校には日本のような卒業式はありません。欧米の大学に留学を志す学生たちは、すでに学校に来ていません。
ここでは「生徒」ではなく「学生」と呼びます。私を見つけて「老好」とあいさつします。「老師好」の短縮形ですね。

写真を撮って日本の人たちに君たち「素敵な人たち」を紹介したいのだけれど・・、というと、仲良く話し合って「好」ということになりました。

「じゃあ、ちょっと学園風にしようと思うんだけど・・。」
「どんなふうに撮ってもらおうか?」
(⇔)
なんて話があったわけではなくて、私の記念に撮らせてもらったというのが、本当のところです。むろんブログ掲載は「好」ですが。
(⇔)

この子たちは日本への留学希望者です。
「日本は、あっちのほうかなぁ。」
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- 2012/06/01(金) 00:30:31|
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