ここは安藤忠雄さんの設計した建物の、中のような外の様な場所ですが、「この建物は安藤忠雄さんの設計で・・・。」と話し始めるととても興味を示していました。
やはり「造形的な関心」が高いのですね。安藤建築についても、その長短について的確な感想を漏らしていました。

さて場所をうつして。
以前からこの壁が気にいっていて、いつかふさわしい人で撮りたいなあと思っていたのですが、ピッタリでした。
もう少し空間を広くとるべきでしたし、壁を入れる方がよかったと思いますが、何枚かの写真から結局これを選んでしまいました。

おなかが減ったので食事です。が、このお店もロケハンの際に撮らせていただくことを許していただいていますので、撮影です。
撮られる方は、気楽に食事もできません。
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ちょっと撮るタイミングが悪かったようです。お皿は「完食!!(元来こんな言葉はあったのですかね?)」状態ですが、これは取り皿ですから、スパゲッティー一人前のほんの一部を「完食」したにすぎないのですが。
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一気に夜のムードです。が、これは照明の色かぶりを利用したもので今はまだ明るい日中です。
モデルも素敵ですがお店の雰囲気もまたいいでしょ?! グルメスポットを紹介する雑誌などには時々掲載されているお店です。
「今度友達を誘って来ようかな。『どうして知っていたの?』って聞かれるだろうなあ。」と彼女。

お店の外観です。
お邪魔しましたので、お店の紹介も兼ねて。 足先まで入れるべしでしたね。

この建物は今は使われていないようですが、赤い扉とレンガの作りで、やはり私のお気に入りです。
「ちょっと不良っぽく。」なんて注文しましたが、無理なようです。こっちもどうしてもらったらよいか分かっていません。

こういう色や造形のつよい雰囲気に負けない魅力を持った人です。撮っていてとても楽しくて、あそこでもここでも撮ってみたいとどんどんイメージが膨らみます。しかし、そうはいきませんので、それはあきらめて帰り道に向かいます。
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テーマ:女性ポートレート - ジャンル:写真
- 2012/01/02(月) 00:04:45|
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ブログを見ていただいている皆様
新しい年を迎えられたことをともに喜びあいたいと思います。
皆さまにとって今年がよい年になりますように、そして世界の子供たちの目が悲しみの涙にぬれないように。
昨年は、こうしてブログを見ていただいた方々、コメントを寄せていただいた方々、そしてなにより不躾なお願いにもかかわらず快く写真を撮らせていただいた200名を超える方々のおかげで、このブログを続けてこられました。
心より感謝申し上げます。
たくさんの素敵な方々にお会いして、いろいろなお話を伺い、写真を通じて交流をさせていただいたおかげで、私自身多くのものを学びましたし、何より気持ちを前向きにすることができました。
今年もどんな素敵な人たちにお会いできるかと今からワクワクしています。そして、その方たちの魅力をできるだけ画面に映し出せるように写真の腕も上げていきたいと思います。
写真撮影をお願いした人がこうして私のブログにお「顔」を出してくれているのに私自身が姿を見せないのは、どうも落ち着きが悪いので、最初にして最後、ご挨拶という意味で、自身をアップさせていただきます。この写真はパスポート用に自分で撮ったものですので、まあ写真には違いないが、というものですが。

私はこれまでかたくなに外国へはいっていませんでしたが、昨年の暮れに、外国での仕事を勧めてくれた方がいて、なんとそれを引き受けることにしました。意外にもほぼその場で引き受けようという気持ちになりました。そういう気持ちになった自分に気付いた時に、このブログを続けてきたことの意味が本当に大きかったなあと思ったのです。
みなさんの生き生きした意欲的な姿が知らず知らず私を励ましてくれていたのですね。
今年の4月から、半年ではありますが日本を離れることになりそうです。
ですから、このブログをいつまで続けられるかわかりませんが、私自身多少自負するところもありますから、みなさんのお力を得て、今少し頑張って続けたいと思います。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
自由自治129年1月1日
蒼樹

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では早速ですが、昨年私に元気をくれたこの方の写真から、今年のブログを始めたいと思います。

こういういい方は失礼になるかもしれませんが、弱冠23歳で「七宝作りの職人」として歩まれています。私のブログにずいぶん以前に登場してくれました。

製作に集中する表情や姿勢が印象的でした。
その時に「偶然の出会いで写真を撮っているので撮影条件が厳しいし、自分のイメージで撮ることが難しくて・・。」などと話をしていると、では協力しましょうかと言っていただいてこの撮影が実現しました。

既に二度お目にかかっていますから、その時に受けた彼女の雰囲気を生かしながら、私自身の好みで場所選びをしていたのですが・・・・。

上の写真のように、ほとんど笑顔を要求していませんし、ポーズも変化をつけていません。
ですからちょっとすました感じになっていますが、本当は?とても明るくて礼儀正しい素敵な方です。

ところがどうしても私の好みが出ますし、選んだ場所の空気がこういう絵を作ってしまいます。

服装については「シンプルな方が写真的にはいいなあ。」とだけ言ってありました。
私としては大歓迎の素敵な感じです。さすが工芸作家です、かな。普通のお嬢さんとしての趣味とセンスのよさかな。

ずっと繁華街を歩いてきて、そこで撮っているのですが、撮ることに集中させてくれる雰囲気を持った人ですし、素敵な賢さを持った人で私の撮りたいイメージを瞬時に理解してくれます。
テーマ:女性ポートレート - ジャンル:写真
- 2012/01/01(日) 00:05:00|
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