素敵な人たちと

素敵な人たちと一緒に素敵な写真を撮ります。 なお写真のコピーはご遠慮ください。

素敵な人たちと  by 蒼樹  仏像を彫る   Ⅱ

 連日の酷暑というか烈暑というか・・・・お見舞い申し上げます。
 「暑い暑い」と口にしたからって涼しくなるということもないのですが、せめて言わせて・・という感じですかね。

 それにしてもこうして暑い街中をみんなでクーラーの室外機を使ってさらにさらに熱くしている皮肉な現実。これを暑いんだから仕方がないじゃん、、熱中症を避けるためだという位のところで思考停止していると、本当に人類が住めない地球になってしまいそうだ。

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 素晴らしい写真、いい写真はカメラの中にではなく、その外にある。
 

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「2018JPS展(関西)」が7月10日から15日まで京都市美術館別館で開かれていました。
見に行ってきました。

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 会館の前にポスターがあって、「写真の著作権が分かれば肖像権なんか怖くない!」とあってアサヒカメラの編集長やら弁護士やらJPSの著作権担当理事やらの講演があると告知していました。
 人物写真を撮ることが難しくなっていて、このままでいいのかということがいろいろ議論されているようだということを薄々感じていました。

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 が、たとえ問題関心を刺激して、聞いてもらおうという「策」だとしても、こんな「写真の著作権が分かれば肖像権なんか怖くない!」というような文言をJPSとかここに講演者として出ているような人たちが見逃しているようでは、事態の悪化こそ予想されても少しも良くならないなあと思いました。
 写真家たちが写真家たちの首を絞めている、と私は思いました。

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 「著作権」を振りかざし、人の人権を蹴散らかすような勢いです。
 肖像権「なんか」とは一体どういうことか。 鉄道写真を撮る人や人物写真を撮る人のマナーの悪さ、傍若無人ぶりが話題になっている現状があります。そんなときに、それを対して批判する側が持ち出すものの一つに「肖像権」があります。が、それに向かって「肖像権『なんか』怖くない」から「著作権を掲げて突き進めというのはバーバリズムそのものです。

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 いや、これはあくまでコピーの上での表現ですからというかもしれないが、写真表現の中核を担うような組織が「表現」の重みを軽く見てはいけません。

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 JPSの関係者がおられましたので、その場で問題点を指摘させていただきました。丁寧に耳を傾けていただき、伝えますとおっしゃってもいただきました。
 私は「肖像権」が過剰に膨満して、権利の横紙破り的なふるまいを苦々しく思っている者の一人です。しかし、公安や警察が人々の肖像をみだりに撮影して集めていたり防犯カメラが無造作に増やされどこでどのような管理がなされているのかあいまいな現状があります。インスタグラムにしても、このブログにしても多くの肖像が出ていますが、それがビッグデータとして私的企業に売り渡されて勝手に使われることがまかり通っている事態があると指摘もされています。又興味本位での週刊誌的写真撮影や写真愛好者の振る舞いがあちこちに溢れている現状を見て、それに対して「肖像権」を振りかざすのは無力な市民のかろうじての武器です。
 そういう事態に対してJPCがどう立ち向かい行動しているのかこそが問題とされねばならないと思います。
 そのうえで、しかしながら人の生活や人そのものを撮る写真には価値があるとして、それがあまりに委縮させられる現状に対して何とかしようという気持ちは私もまた共有しています。人々の自己意識の過剰な膨満やいらだちにメスを入れ、また人々の人権を損ねない境界がどこにあるのか撮るもの、撮られるもの相互からの検討を粘り強く進めていく必要があると思います。

 だからこそ間違っても「肖像権」を持ち出す人をクレーマー扱いしてはならないし、撮る側の立場から蹴散らすような言動は厳に慎むべきと、普段もっぱら人物写真を撮ってきている私は思います。 続きを読む
  1. 2018/07/16(月) 00:00:07|
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素敵な人たちと   by 蒼樹    竹細工職人(竹芸家)   Ⅱ

写真展のお知らせ:先に行われた「清水寺 世界友愛 100本のトランペット」の写真展があります。 時:7月21日(土)~29日(日) 12:00~19:00  最終日は18::00まで 所:高瀬川四季AIR(木屋町仏光寺、高瀬川西岸)・・・・四条河原町を東に行くと鴨川に行くまでに高瀬川があります。その東岸が木屋町通りです。その通りを南に、つまり川の下流方向に「下がり」ますと、ごく小さな橋をすべて数えて五つ目が仏光寺橋です。その橋の下流側に石段で川面に近づけますが、そこに降りて左手前方を見るとギャラリーが見えるはずです。四条河原町から歩いて7分と言われていますが、知らないで歩くと、どうでしょうか?)   写真撮影者:不肖わたくしめでございます。 全日在廊のつもりではありますが、期間が長いのであるいは撮影に逃げるかもしれません。その恐れは多分にございます。そんな気配があればあらかじめお知らせします。 御用とお急ぎにない方、ぜひご高覧あれ。

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「竹割 三年  編み 八年(あるいは七年とおっしゃっていたかもしれません)」
竹を編むためにはまず素材を作られねばなりません。
竹を縦に割って、さらに割って、ほとんど一ミリくらいの幅にしていきますが、さらに割ることも。
そしてその間に肉の部分をそぎ、皮を使わない場合にはその皮のすぐ下のわずかな厚さだけを削ぎださねばなりません。
これが均一の厚さと幅でないと、編んでいくうちに歪なものにります。

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 こういう風に暑さが均一のものだと丸くするととほぼ真円になるでしょ?!と実地に見せてくれました。
 どこか暑くて強いところや薄すぎて弱いところがあればテンションが均一でなくて歪むわけです。
 当然、折れてしまう事もあるわけです。

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最初に木口(竹だから何というのでしょうね)に鉈の刃を入れると、鉈の方ではなくて竹をもった右手指で竹を押していきます。無論左の鉈も微妙なバランスで押し返しながら、竹を割いていくわけですが、鉈も微妙に方向を調整しているんだそうです。

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 昨日の写真にこの方の卒業制作作品が写っていますが、「卒業制作」の作品?!と信じられないような精緻で手の込んだものです。
 少し時間がありましたから、どんな工夫、しかけ❓があるのか懇切に話していただきました。
 向こうにぼうっと写っていますね。

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工芸のお仕事の多くは、姿勢がよくないといい仕事になりません。
 
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 写真も多分、そうだと思います。
 私のはいつも傾いています。

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  1. 2018/07/14(土) 00:00:03|
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素敵な人たちと   by 蒼樹    竹細工職人(竹芸家)   Ⅰ

 竹芸家の角の弘幸さんです。
 少し遅咲きの職人さんで、サラリーマンをしていたそうです。
 この道に入ってまだ数年です。

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 でも指の節や筋肉を見ていると、この短い期間の熱心な修業を感じますね。
 相当に気合の入った勉強期間だったようで卒業制作の作品はイタリアに紹介されたようです。

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 早期教育早期教育とむやみに早くからの学習や訓練が一流の○○を育てる鍵のように言う風潮がありますが、私はそれは一面的な考え方だと思っています。
 悪く言えば教育産業と「人材=エリート」の早期選別に血道を上げている財界の「洗脳」だと思っています。

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 学習のメカニズムの中で「意識性」の要素を過小評価して、ただ訓練によって習熟させる考えはある意味でとても危険です。
 モーツアルトが・・愛ちゃんが・・と言いますが、人生を親が決めた単線の上を遮眼帯帯に目を覆われたままひた走らせることについてある種の恐れを抱かないわけにはいきません。
 
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 ということと同時に、私の経験から言っても 中<高<大<就職後  と学習意欲と学習の質が向上していきました。
 勉強に対する意識が高くなるのですから当然です。
 手先の巧緻性などの訓練による習熟にしても学習主体の意識性によってその進捗はずいぶん違うと思います。

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 定年退職後に、・・・・それまで趣味としてさえやっていなかった分野で・・・絵画や工芸、音楽などでもとても高い意識で取り組んで相当な達成をしている人を幾人もお見かけします。それは大人として形成されている意識性と学習力があるからだと思います。
 この事を軽視してやられているのが今の学校教育だと思います。
「教えたら覚えて学力はつく」、「話を聞き・本を読んで覚えたら学力はつく」という論理だけの学校など、ほとんど教育の意味の分かっていない制度だと思います。

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  1. 2018/07/13(金) 09:50:06|
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素敵な人たちと   by 蒼樹     また、新しい「素敵な人」と出会えました。   Ⅵ

 フェイスブックのページを開くと「知り合いかも」としていろいろな方の写真が並んで出てきます。
 東京や北海道から沢山「美人」が出ています。 日本名の人ですが、どうやら韓国の方の写真を勝手に流用しているんじゃないかと思われるものが沢山あります。
 試しにクリックするとその人の「友達」にも同じような顔立ちの人がいて皆さんプロフィール写真数葉以外は何も発信していません。
 日本人と思しき若い女性の写真も自撮りらしい角度で同じような目、同じような口の表現、同じような化粧、表情づくりです。

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 ( 韓国の人がご自身のページとして設けているのならいいのですが。そうではなさそうな胡散臭いページの問題は置くとして)
 日本の女性がご本人として投稿しているらしい日本人らしい顔立ちの写真を見ると、私はそこに「このように見られたい」が現れているのでしょうから、何かとても寒々しい感じがします。
 
 私が若い女性たちを撮るときの気持ちの中には、こういう「顔」に対するアンチのような気分が幾分なりともあるのですね。

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 それはさておき、人を撮らせてもらうと、私が見てきていない世界を見てきている人の世界をのぞき込んでいるという感覚があります。
 つまりはその人の人生体験を垣間見ていると言う事なんですが。

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 そういう意味では20歳前後の人より、もう少し経験を重ねた人を対象とすることに、それに応じた、ますますの魅力があると思います。

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 ましてこの人は十年を超す海外経験がありますから私が知らない様々なことを体験した上に身に着けた感覚・価値観があるはずです。
 そういう事を感じ取らせてもらうのも人を撮る楽しさです。

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 さて、今この向こうで、何やら講演会が開かれていて、その講師の話が聞こえてきます。
 職人さんでしょうか。工芸家でしょうか。

 ある分野で優れた業績を上げた方が、同じようにお話が巧みとは限りません。
 とにかく、他の人が体験することがないことを体験して来ておられるのですから、その事実を聞いただけで大方の人は「ほ~!へ~!」と感心をします。それで調子に乗って言葉遣いまでぞんざいになり、武勇伝を聞かせる調になる人が・・・私の経験から言っても・・・・少なくありません。
 論理もなければ分析もなしに思いつくままにお話を走らせるという、そんなタイプのひとたちです・・。
 

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 日本語を話せるのだからといって人にわかりやすく興味深く話ができると思ったら大間違いです。
 そこのところを分かっていないで人選をする方もよくないのです。
 まあ、話を聞く人も大概はあまりに寛容?で、そういう達人や偉い先生に対して「とても聞ける話じゃなかったです。」と感想を伝える人はごくごくまれです。「大変良いお話でした。感動しました。」なんてお追従を言うものだから話者も少しも成長しません。
 それでいて高い講師料を懐にするのです。
 
 事なかれ文化というか阿諛追従文化というか。そういうことが蔓延しているから世の中少しもよくならないのだと私は思っています。

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  1. 2018/03/06(火) 00:00:35|
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素敵な人たちと   by 蒼樹    仏具・木彫    Ⅱ

 前にも書きましたように、昨年は私の写真に力を貸してくれていた若い素敵な女性たちが相次い結婚、妊娠、進学、就職、転居などで、その機会を作れなくなってしまいました。

 そんななかで新たに素敵な人を見つけたと書いたのですが、それでも先行き心細く思っていたのです。

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 そういう私の事情を知ってか知らずか、不思議なことに、いつ頃になれば時間を作れそうですよというお話が次々と寄せられたのです。
 私が可哀想だと思ったのでしょうかね。うれしくも有難いことです。

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 職人さんたちの仕事を撮るときは、「ここを撮れ。今を撮れ。」というその声を聴くように努めています。 
 そんなことを書くと私が撮る方の名人・達人みたいですが、そうではないからこそ、対象からの暗示や示唆に気を付けようと思うのです。 

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 それは若い女性をフォトマヌカンにしたポートレートも同じですね。
 無論コンセプトによっては撮るもののイメージに近づけていく、演出していくことが大事な要素になるのだと思いますが、私の撮り方としてはそうです。

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 大体これまで、私が小賢しくあれこれ策を凝らして上手く行ったためしがないのですから仕方がないのです。

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 その点、職人さんは仕事に没頭する姿自身が魅力的ですが、こちらから何かかかわっていくことがないだけ、撮りやすいともいえるし、難しいともいえるかもしれません。

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  1. 2018/02/14(水) 00:00:50|
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プロフィール

soujyu2

Author:soujyu2
 人はいろいろな場所で様々な思いを抱いて頑張っています。そんな人々の素敵な表情を追いかけてみようと思います。
 「素敵な人たちと」の出会いが私をワクワクさせます。

People hold various thoughts and are doing their best at various places.
I think that I will pursue such people's great expression.
Encounter of "nice people"
excites me.


 大変恐縮ですが、無理をお願いして撮らせていただいている写真です。ご本人のためにも無断でのコピー、転載は固くお断りします。

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