「恥ずかしいから。」とおっしゃるので退散しなくちゃいけないかなと思いつつ

革にはあらかじめ穴が穿ってあってそこに糸を通すのですが、ぎゅっと締めるときに力が要ります。
針と通すときに、押す時にも引き出すときにも指先に力がかかりますから、根を詰めてすると指先が痛みます。

革はよいものと使うと、どうしてもお値段が張ります。そしてよいものと作ろうとすると「良い革を使いたいのです。やっぱり違いますから。」
こうした場所での出店も人によって経験値が違いますし、考え方も違います。
ですから見ていて面白いのです。
とても良い作品を出されているので興味を示しても、積極的に「いらっしゃい。大歓迎。」オーラを出されない方もおられます。
作ったものを見てくれれば、それが全てです。言葉はいらない。ということなんでしょうかね。その方の性格もあるのでしょうが。
私はできるだけ、その方がどういうことにこだわり大切にしているのかを見出したいと思って見て回ります。
若い女性用のアクセサリーなども「いまどきの女性心理」の探究のために??じっくり見ます。

するとちょっとだけ世の中が見えてくるように思う時があります。
あつ!!余計なことを考えているとこういう素敵な瞬間を取り逃がします。
ああ、またまた修業の足りなさを露呈してしまいました。
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- 2014/03/25(火) 00:00:23|
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実に愛想がいい。
「あれ?!今のはグっズを撮りたかったんかな。 僕はいらんかったかもしれんな。」

この方の目の表情は魅力的です。
懐は相当広いように感じました。
だってこんな大きな男の人を好きなように遊ばせて、その上でコントロールしてるんですから。

「う~ん、この名刺ホンマモンかなあ。 透かしもないし、最近、偽の蒼樹が出没するらしいからなあ。
うかつに写真撮らせて、変な詐欺に会(おう)たらかなんからなあ。」
などと言っているのではないのです。
私のカードに印刷された私の自慢の写真に感心して見いってくれているのです。くれぐれも誤解せんといてくださいね。
それにしてもマグネットとご本人、見分けがつきませんね。
ちょっと曇ってきて人物をとるのにちょうどいい加減の光になりましたから・・・。はい、パチリ。

「えっ?! 何か、飛んでますか?」

実に愉快なお二人でした。
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- 2013/11/27(水) 00:02:49|
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「最初に言っときますけど、私ら夫婦やないですよ。一緒に住んでもいません!! はいっ! い・ま・せん。」
お分かりになりますでしょうか、右側の男性の布袋さんのようなお腹に描かれている・・・・。
この方の似顔絵イラストが描かれています。というか、状況は一見「あっ、イラストの本人がいてはる!?」なんです。
この店にはこの男性をキャラクターにしたTシャツ、シャープペンシル、マグネット、時計などが並んでいるのですが、それらの全てが「げち〇〇」と名付けられているのです。その方のニックネームが「げち」なんだそうです。
その制作者は左の女性、すなわち「かわしまちかこ」女史なんであります。
で、今どうしてこういうことになったのか、私が過去にさかのぼって、そのいきさつを取り調べているところなんですが、どうも証言が食い違うんです。
「あんた何言うてんの、それ違うやろ!」と「ちかこ」さんが追求しているところなんです。

「え~、そやったかなあ。」と完膚なきまでに論破された「げち」氏。

「まあええやんか、昔の細かいことは。」と逃げにかかる「げち」氏。
「あかん、はっきりしとかな。」と追及の手は緩められない。

「まあええけどな。」と寛容なちかこ女子。 ほっとするげち氏。
どうやら力関係は明らかなようです・・。(ここまで…説明の必要もないでしょうが…私の偽装会話です。)

じつは「げちTシャツ」誕生秘話は、『げち屋ができるまで』という実に愉快な4ページモノのリーフレットになっているのです。これ、ただでもらえます。
ちかこ女子はイラストレーターで本の挿絵などでも活躍中。
ですからイラストの腕は確かなもの。
どうやら台湾からのお客さんです。
「えっ?!こんなぎょうさん買(こ)うてくれはんの?!なくなってまうやん。」
この笑顔見たってください。ついさっきコテンパンにやられた人とは思えないやないですか。
この切り替えの速さ、性格の良さ。これがキャラクターの人気の秘密なんでしょう。見た人皆を笑顔にさせます。

「カワイイっ!!」の声が度々かかります。
こうして写真を撮っていく方がたくさんいます。
これがあの…リーフレットに描かれていた・・『アイドル気分』全開の姿やな。
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- 2013/11/26(火) 00:00:25|
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最近伊勢神宮の式年遷宮が話題になっていました。
世界の信仰別による人口調査では日本にはブッディストとシントウイストの総計が総人口数を上回るそうです。
NHKの「ゆく年くる年」は当然のように神社と寺院です。またそれが不思議とも思われていません。
日本にはヨーロッパの啓蒙思想の時代がありませんから、信仰・信心の分野は「チャンプルー」です。
この方は、大学院で古代の信仰・人々の意識を研究されているそうです。その一環として西日本の神社をたずねています。

最近「神社女子」なるモノが話題になっていますね。
が、この方の「神社」詣ではそういうものとは一線を画します。
(それにしても「神社女」ではなく、「神社女性」でも「神社婦人」でもなく、ましてや「神社女史」などではさらにない。「神社女子」だというのは何を意味しているのでしょう。「女子力」「カメラ女子」「女子会」・・・・。私はそこにプラスの側面を見るのにやぶさかではありませんが、世の女性たちはこの現象を喜んでいるだけで良いものか。・・・と、これもまた今回の話題と直接に何の関係もありませんが。 )
日本に広がっている「八百万神信仰」と仏教伝来以後に次第に形成された神社信仰を区別すること、韓半島からの渡来神についてなど、話が通じる方に久々に出会いました。

私の側から「久々」でしたが、この方からも「珍しく」ということであったようです。
この方の属する研究室も学生はこの方一人で、同年代の「話し相手がいない」のだそうです。

明治新政府は、新たに神道の国教化を進めるについて各地の神社に実態の報告を求めた。それがかなり丹念なものとなっているようで、いわば一木一草まで絵図面などとして記録されている。(これを調べれば樫原「神宮」などについて面白いことが分かるはず。)
その図面から面白い部分を取り出して図案として利用して作ったのがこの方のグッズ。
なかなかの評判です。
「私は神社について研究している者です。」と書かれています。
流石に知性と理性に依拠する研究者の卵です。
「神社の素晴らしさを知ってほしい。」とも書いて、関心を高めようとしています。
神社やその関係者は大いに感謝すべきだと思うから、心を安んじられますように。
こうして若い方の中に、キチンと科学として古代を見ていこうとする方がいることは心強いと私は思っています。
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- 2013/11/10(日) 00:02:49|
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ある事情で獣医への道を変更して別の分野の勉強をし、会社にも勤めたのですが、ここでも色々な事情と「やっぱり動物が好き」の気持ちから動物のためのグッズ作りをされるようになりました。
こういうお話を伺って、時々思うのは「いまどきの若い人の中にはしっかりした人がいるなあ」ということです。

この方も将来の展望から逆算して,こういうモノづくりをされています。

犬を同伴できるカフェを作りたいんだそうです。
そこに犬のためのグッズを置きたいのだけれど、既成の市販品では自分として納得できないので、こうしてご自分で工夫を凝らしているのです。

東北大震災で多くのペットや家畜たちが被災地に見捨てられました。
好奇心や見栄で買い始めては見たものの思いのほか大きくなりすぎたり、手がかかるということで捨てられたりネグレクトされたりするペットたちもあとを絶ちません。

被災者ばかりでなく高齢者や独居者にとってはペットは欠くべからざる人生の同伴者であることがあります。
そんなペットたちと一緒に過ごすことのできる場所が増えれば、人生をより豊かに穏やかにできる人たちがいます。無論、犬や猫が嫌いな方もいて当然ですから、そういう方たちとも気持ちよく共存できる施設が必要です。
この方はそういうことを目指しておられます。

既に動物に関するいくつかの資格も取得されているそうです。

着実で行動的な若者の姿がここにもありました。

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- 2013/10/28(月) 00:00:05|
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