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素敵な人たちと

素敵な人たちと一緒に素敵な写真を撮ります。 なお写真のコピーはご遠慮ください。

素敵な人たちと  By  蒼樹  お久しぶりです

 出かければ「マスク、マスク、また、マスク」です。
 私が出かけるときには「忘れ物がないか。」幾度となく確かめなくてはなりません。
 あるものを忘れたことを思い出して二階へ上がれば、その時にふと脇に置いたものをまた忘れます。

 度々忘れるのが携帯電話。 それを忘れないように気を付けるのが精いっぱい。

 で、自転車をこぎ始めて、ふとマスクを忘れたことに気付くのです。

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 私は何のために出かけるのかと言えば、「素敵な人」を見つけて「撮らせていただけますか。」とお願いすることです。
 しかし、そうであればその人に話しかけなくてはなりません。 話しかけるにはマスクが必要です。
 マスクがなければ人には会えないのです。

 ああ、マスク、マスク、また、マスクです。

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 組みひもです。
 
 横に赤糸威の鎧の写真があります。 これらに組みひもが使われています。
 そして、伝聖徳太子像。 腰には、剣が下げられていますが、その紐がやはり組みひもの一種です。
 元来、中国から伝えられた技術です。 唐紐と呼ぶものもあるそうです。


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 この方がいろいろなことをお話しくださいます。
 「マスクがあると話しにくいですね。 いろいろ説明したいのだけれど・・。」とおっしゃいます。 そうでしょうねぇ。

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 この場所のある照明は実にフォワイトバランスの調整が難しい。ご覧の通りです。
 こんな照明のもとで、様々な色の糸や絵の具を使って仕事を見せるのは、職人さんたちにとって厄介だろうと思います。
 こういうことに気付かずに差配する人たちの意識に、少しばかり違和感を覚えます。 


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 私の都合で言っているのでは・・・・ないつもりなのですが。

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 この素晴らしい組みひもをカメラのストラップにできたらいいでしょうね。
 でもこれだけの技術と辛抱強い時間の結晶ですから正直に言って私のような者にとってはいささか高価なので、残念です。
 ですが、付けたらかっこいいでしょうね。

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  1. 2020/07/11(土) 00:00:30|
  2. 工芸
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素敵な人たちと  by 蒼樹   甘納豆

 甘納豆づくりが「工芸」?!

 「作る」という点で・・・・。

 これが新しい。

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 伝統工芸を紹介する企画の一角に「甘納豆」がありました。
 えっ?! 甘納豆づくりが工芸?   ここに一緒に参加しようという思いを持つところに「4代目」の面目があるのでしょう。

 甘納豆自体の歴史はさほど古くは遡らないのです。江戸晩期だそうです。

 元は「甘名納糖」  

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 大学院で微生物研究に明け暮れた4代目。

 白衣を着るとなんとなく落ち着くんです。自分の気持ちが決まるというか・・・・。
 というのは家業として幼いころから親しんでいたからというより研究室にいたからという方だそうです。

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 今小豆を焚いているのですが、落し蓋ならぬ落とし網がしてあって、表面に出てきているマメが乾かないように湯をかけています。
 とにかくこの焚くということが命でずっとお守りをします。  
 落とし網(というのは私の勝手な命名ですが)をするのは、マメが「踊」らないようにするためです。
 豆が激しく滞留するとお互いにぶつかったりこすれたりして皮が破れます。

 豆への熱伝導をできるだけ均一に知るためには底が深くない、ある程度広い容器が良いのだそうで、そこにマメを高く重ならないように入れたいのだそうです。

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 お店は週三日の開店にしています。甘納豆づくりには4日かかるからです。 それで作るときには販売などに手や意識をとられないように、そして出来立てをお客さんに届けたいので開店は木金土です。

 砂糖をまぶしますが、和三盆を使うと言います。

 私が「甘納豆は好きだが二つ不満がある。」と言って「一つはまぶされている砂糖の甘さが硬くてかどがある。二つはつまんで食べると指先に納豆の蜜や砂糖がついて置き所に困る。」

 「舞妓さんたちが『食べた時に指が触れてべべが汚れる心配があって困るのどす。』というので和三盆にしたのです。それで味もまろやかにやさしくなりました。」とのこと。

 なるほど先に手が打たれている。

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 こうした経験知の世界に科学を取り入れる4代目です。

 科学と経験値の融合です。

 今後が期待されます。

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  1. 2020/04/10(金) 00:00:16|
  2. 工芸
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素敵な人たちと  by 蒼樹  金彩  Ⅱ

 この極細の線を引く技を受け継ぐことをこの人は使命と感じているのです。
 こういう若手がいなくなれば技は途切れます。
 極細の口金を作る技はもう風前の灯火です。

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この公開実演も前の日曜日で終わりでした。
COVID-19の感染の不安のある中で、まあ実際にはお客さんが押すな押すなになるような状況ではないので、とにかく予定の終了日まではいろいろ気を付けながら実行したようです。
  

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 周りを見てもお客さんはお一人お二人という感じです。
 お客さんとは作業台を挟んでかなり距離をとっていますしね。
 私は70ミリ付近で撮っていますのでかなり接近しているように見えますが。

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 この実演企画は若手の職人さんを中心に考えられたもののようですが、間が悪かったですね。
 次回にも大いに期待したいものです。

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 私はなりゆきでこうして京都に暮らしていますが、このように職人さんたちに出会って写真を撮るのも京都に住んでいる私の役割かなあと思ってやっています。
 別の可能性のあったなりゆきで、郷里に帰っていればできないことですしね。
 それは画家や音楽家たちの写真も同じですね。

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 人生はいろいろなベクトルの合成として実現していくので、それを総じていえばなりゆきで過ぎていくということにもなります。
 夜飲んで帰るときに「俺はなぜ人生のこの時にこの馴染みのない道を歩いているのかなあ。」なんて思うことがままあります。
 それでもそこにいて可能なこと、自身の思いとしてこうありたいという筋を通してやれることをやるということになるんだろうと思います。

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 COVID-19に命を奪われなければ・・・・実は交通事故で死亡する確率の方がまだ高いのだと思いますが・・・・またいつかこの人を撮ることがあるかも知れません。
 
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  1. 2020/04/09(木) 00:00:15|
  2. 工芸
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素敵な人たちと  by 蒼樹   金彩

 私が加えてもらっている京都ファインダー倶楽部は毎年8月下旬に写真展をします。
 もし今年開催されれば私は6回目の参加ということになるのですが・・・果たして開くことができるでしょうか。
 多分会長以下、委員の人たちは苦慮していることだろうと思います。5日間で1600-1700人が来てくれる会ですし、会員は高齢者が多いですから中止になるかもしれませんね。
 今呼びかけられているのは「断密(だんみつ)」ですから。

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 そのグループ展には、職人さんの写真で参加するというのが第一案でした。
 この写真も参加候補でしょうかね。

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 この人は家業を継いで4代目になるんだそうです。
 糊に混ぜた金粉を押し出しながら描くという手法ですね。
 ケーキを飾るクリームと原理は同じです。

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 この口金をご覧ください。
 特別に長く細いです。
 こんな細い口金はそれを作る職人さん自身がほとんどいません。造るのが難しい上にこれを使う人≒需要者がごくごく少ないのですから採算が合いません。それで作る人も「かなわんなあ。」と漏らすわけです。
 この口金で、極細の線を描くことができるわけですが、この人はまだその技の師匠から伝授を受けているとことで、免許皆伝というのではないそうです。

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 私と話をして手が止まる間も左手の指の背に金粉を混ぜた糊を押し出し続けています。というのも速乾性があって、油断するとすぐに口金の穴がふさがってしまうからです。
 ですので手近に、長い針を磨いてさらに細くしたモノをいつも備えておかねばならないのです。

 こうした技は道具の方から途切れることが多いのです。筆などもそうですね。
 
  1. 2020/04/08(水) 00:00:52|
  2. 工芸
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素敵な人たちと  by 蒼樹    手描き友禅

 かつて職場にいた時に年がかさんで何時の間にか周囲はその多くが私より年下になってしまいました。
 それまで先輩方を見て、・・・・・例えば退職の挨拶をされるときになど・・・・、様々な思いをいだかれているのだろうなあ、自分もいつかあのような立場に立つんだなあと思っていました。


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 伝統工芸の職人さんには比較的高齢の方も少なくないので、これまではたくさんの先輩諸氏から話を聞き、教えていただきました。が、幾年も写真を撮っているうちに、周囲には若手の職人さんが目立つようになりました。
 後継者の不足、そのことによる技の継承の不安が強くなってきているのはまちがいがありません。

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 しかし、それでも家業を継いで頑張ろうと覚悟する若手もいれば、異業種から「面白い仕事だ。一生かける価値がある。」と入ってくる若者もいることは、これもまた間違いのない事実です。

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 そうしてそういう若手は伝統を継承することと変革することの両方に取り組んでいます。
 現代に生きる工芸を求めるのですね。

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 「行く川の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず・・・。」ですね。

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  1. 2020/04/07(火) 00:00:56|
  2. 工芸
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プロフィール

soujyu2

Author:soujyu2
 人はいろいろな場所で様々な思いを抱いて頑張っています。そんな人々の素敵な表情を追いかけてみようと思います。
 「素敵な人たちと」の出会いが私をワクワクさせます。

People hold various thoughts and are doing their best at various places.
I think that I will pursue such people's great expression.
Encounter of "nice people"
excites me.


 大変恐縮ですが、無理をお願いして撮らせていただいている写真です。ご本人のためにも無断でのコピー、転載は固くお断りします。

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