素敵な人たちと

素敵な人たちと一緒に素敵な写真を撮ります。 なお写真のコピーはご遠慮ください。

素敵な人たちと   by 蒼樹    伝統工芸館・木工職人の卵     Ⅱ

 今月21日には「清水寺 世界友愛 100本のトランペット」の本番が迫っていますし、その後の写真集づくりと三週間後の写真展準備にとても忙しくなります。
それでこのブログへの記事アップの余裕は到底ないものと思います。

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 しかも、その21日が過ぎるとある知人からある写真撮影を依頼されていて、それは今まで撮ったことがない分野の写真になります。しかも何日かを必要とします。
 
 そのうえ8月22日(水)からの26日(日)に京都文化博物館を会場とする京都ファインダー倶楽部の写真展準備へと続きます。

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 その間通常の写真鳥は、・・・・・・・勿論日程の間隙をぬって敢行したいとは思うのです。
 それがないと欲求不満でご機嫌斜めになりますからね。

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 やはりこういうモノづくりの人の表情や仕草、醸す雰囲気を追ってしつこく撮るというのが楽しいし、「○○さん『で』撮る写真」も、これまた実に楽しいので、なんとしても組み入れたいわけなんですね。
 雨で撮るか、快夏日で撮るか。

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 先に書いた写真展は・・・・・展示される大半の写真は私の問たものとなるはずなんですが・・・・「私の」写真展とは言いにくいので、やはり個展もしたいですしね。
 そうでないと写真愛好者の市民権が得られませんし。

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 少しお金になる写真も撮ろうかなあなんて思ったり思わなかったり(誰かさんの口真似です)


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 いい写真撮りたいですね。

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  1. 2018/06/19(火) 00:00:23|
  2. 工芸
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素敵な人たちと   by 蒼樹    伝統工芸館・木工職人の卵     Ⅰ

 工芸にしろ、芸術の諸分野にしろ、それを生業にして生活していくのは大変に難しいと・・・・一般論として・・・・いえると思います。
 (写真についても出会う人ごとに、ブライダルの仕事に就くチャンスがないとほとんど無理かなあなどと聞きます。)

 ですので、なおのこと若い工芸家の卵を見るとエールを送りたくなってしまいます。

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 もしこの人たちの仕事がなければ私たちの日常はどれほど詰らないものになってしまいか、それは情けないものになってしまうと思います。
 もっとも日本社会で働く大半に人たちの所得があまりに低く抑えられているのと、文化的生活をするための自由時間が極限まで削られているのと、教育内容がいびつで自由度が低すぎることで、工芸や芸術作品を庶民レベルが楽しむ条件がますますやせ細っている状況では、エールばかりではどうしようもないのが現実だと思います。

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日本は痩せても枯れてもGDPで世界3位なんですから・・・・一人当たりでは25位(2017年)なんですが・・・・・それなりの文化程度であってほしいですね。
「世界経済フォーラム(WEF)は2日、世界各国の男女平等の度合いを示した2017年版「ジェンダー・ギャップ指数」を発表した。日本は調査対象144カ国のうち、114位」(2017)という文化後進国ですから、深刻ですね。
そこにも芸術や工芸を豊かに発展させえない問題点があると思います。

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 そういう意味で若い女性がこうして工芸を担おうとしていることには意味があると思います。
 (ただ半面、男子はこうした工芸分野では「食べられない」、したがって結婚できない等々・・・という事で選択しなくなっているという重い状況があります。)

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とはいえ、こうした若者がいるという事はうれしいことです。

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 話は変わりますが、85ミリ単焦点でf1.4というのはこういう場面では有難いですね。
 現代カメラはISOを高めることができますから、暗いので明るいレンズがいいというのではなくて・・・無論余り感度は高くしたくないのですが・・・・・やはり開放値が高いことで、背景をぼかして対象をポプアップすることができますし、ミノルタレンズであることもあってそのボケがきれいです。


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 そしてマニュアルフォーカスで撮る楽しさ。

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  1. 2018/06/18(月) 00:00:33|
  2. 工芸
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素敵な人たちと   by 蒼樹    仏具・木工   Ⅱ

 職人の仕事は道具作りから。

 既存の道具でできることばかりではない。仕事に応じてやることは違うのだから刃の長さや切っ先の角度、あるいはアールの様態、それぞれが違う。それに応じて道具を自作するから道具はどんどん増える。

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 その道具について話す時の表情がまたいい。自慢しているのでも誇っているのでもない。いとおしくて仕方ないような表情。

 もともと鋼はこれくらいの長さがあったんだよ、と。  そして研いで研いでいるうちにこんなに短く・・・・・。
 コックのナイフ、板前の包丁も同じですね。
 切れない道具では話にならない。しかもただ切れる以上の切れ味を求める。

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 そういう意味ではよいカメラと良いレンズ、今ではセンサーと映像エンジンも?欲しくなる???というのは 私の欲望の合理化?言い訳?

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 家庭に置かれる仏壇仏具の様子も変化している。
 斯くいう我が家にも弟宅にも仏壇はないし、仏具もない。
 団地では手狭で大きな仏壇は置けない。マンションだってよほどでないとそれを置くように設計されていない。
 先日行った建築家たちの展示でも紹介例に仏壇は置いてあるものばかりではなかった。
 そういう生活になっている。

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 私の父は、遠州灘に散骨してほしいと言っていた。(私はどうしよう。)

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 まだまだ教団宗教は大きな存在で、今日・明日にこの人たちの仕事がなくなるわけではない。
 ないが、しかし、やはりじわりじわりと仕事の環境は変わっているようだ。

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  1. 2018/02/27(火) 00:00:23|
  2. 工芸
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素敵な人たちと   by 蒼樹    仏具・木工   Ⅰ

 「教科書に書くなら二・三行のことだけどね。」

 つまり「幅一ミリで深さ1センチにのこぎりを引き、底部を0.5ミリ残す。」ということが実際にできる技は簡単なことじゃないというです。

 幅一ミリの溝の入り口が正確に平行な切り口で底部に届き、かつその底部に傾きはないか。切れ味は鋭く平滑な面を作っているか。
 高い精度で連続して溝を鋸で引けるか・・・・。


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 そういうことが職人の技には必要で、仕事の指示は「幅一ミリで深さ1センチにのこぎりを引き、底部を0.5ミリ残す。」とあるだけのことが、実は容易にはできないところに、面白みがある。

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 工作機械は「そういう数値を入力してやれば、その通りに工作するだろうけど、木の性質や工作時の条件、それを結局何に使うかを勘案して、微妙に仕上げることは、やはり機械にはできない。」

 そういう事でもあるそうです。

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 木材の状態を目で見て指で触れて、鋸の目に対してどう反応してくるか、折り曲げに対する耐力はどうかなど一瞬にして判断することは機械にはできない。
 まして次の仕事をする人に対して、漆を塗るにはどういう仕事をしておいたらやりやすいか。

 一体として作っておいたほうが良いのか、部分部分を組むように仕上げておいた方がいいのか・・・。

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 今ここでする仕事だけを考えているのではない、ずっとこの後の仕事をイメージして、仕事のやりやすさや完成した時の仕上がりを考慮して仕事をする職人の技。

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 そういうものが積み重なって「いい仕事」は完成する。
 職人の仕事は縁の下にある場合が多い。

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  1. 2018/02/26(月) 00:00:29|
  2. 工芸
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素敵な人たちと   by 蒼樹   印章の名工


 現代の名工のお一人です。
 印章を彫っておられます。
 彫刻刀の下に引いている木片が[支点」となって役割を果たしています。

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 片刃の彫刻刀も使いますが、これは先端に刀身とは直角に刃がついています。

 刃の幅は様々ですがこの彫刻刀の場合は1ミリもありません。

 彫刻刀はご自身で作ります。 刃もご自身で付け、常に丁寧に研ぎに研ぎます。

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 道具は職人の命です。
 その方の手指の延長ですから、刃の角度もその人その人で違います。
 この方のものはかなり鋭角に切っ先までの角度をつけて、その先に刃がついています。

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 鋼に握りになるように柄を付けますが円錐を二枚に割ったような板で、鋼を挟みそれをタコ糸で何度もまきます。すべてご自身の手指の感覚に合わせて、ご自身の技能を最大限に発揮できる形にご自身で制作します。

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 粗彫りから仕上げに入ると周囲のふちも文字の線もエッジが明確になり俄然クリアになります。
 荒彫りの時でさえこんな繊細な線が・・・・と思うのですが、その線がまるでボケた曖昧なものに見えてくるのです。

 コンマ1ミリほどの周囲の縁の側面がきりりと立ち上がります。
 それを拡大鏡で見せていただきます。

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 こういう公開実演の場でするのは粗彫りまでが普通だそうです。
 そこまでならたとえ話しかけられても大丈夫なんだそうです。でも仕上げに進むと・・・・お店ではお客さんが来ても放置だそうです・・・・・深く深く集中します。
 話し込んでいるうちに「仕上げをして見せましょう。」とおっしゃって仕上げ用の彫刻刀をとって彫り始めてくれました。
 その集中する表情は先ほどまでの表情とは画然と違います。呼吸も違います。
 粗彫りのときでも随分な集中力だなあとみていましたが、それは全然違う精神的な集中の世界です。
 私がシャッターを切るこちらの世界に心はおられません。そんな感じがするほどです。

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「これでどうかな。」

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  1. 2017/11/19(日) 00:00:17|
  2. 工芸
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プロフィール

soujyu2

Author:soujyu2
 人はいろいろな場所で様々な思いを抱いて頑張っています。そんな人々の素敵な表情を追いかけてみようと思います。
 「素敵な人たちと」の出会いが私をワクワクさせます。

People hold various thoughts and are doing their best at various places.
I think that I will pursue such people's great expression.
Encounter of "nice people"
excites me.


 大変恐縮ですが、無理をお願いして撮らせていただいている写真です。ご本人のためにも無断でのコピー、転載は固くお断りします。

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