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素敵な人たちと

素敵な人たちと一緒に素敵な写真を撮ります。 なお写真のコピーはご遠慮ください。

素敵な人たちと   by 蒼樹   陶彫作家・川上力三さん   Ⅱ

 「写真を撮る奴はそんな発想をするんだ?!」と言うような表情で愉快そうに笑いながら、作品の説明をし、またカメラに収まってくれました。

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 「おじさんシリーズの中に入っていただきたいので・・・。」とお願いしたものですから、ギャラリーのオーナさんが近づくと「どうやら爺を撮って個展をするらしいよ。」と。  川上さんが今年83歳です。
 
 「あら、若い女性の写真を撮っていたんじゃないんですか?」とはオーナーの言葉。

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 先週は司修という画家の個展がありました。いい絵があって「この絵はいいですね。僕は大好きです。」と話すと「じゃあ、是非買ってください。」と突っ込まれましたが、23万円は、司さんの絵としては殊の外高価だということはなくとも、年金生活者の私にとっては、「到底手が出ませんよ。」
 そしてその司さんが御年82歳。
 川上さんの個展会場の下の階で個展をされていた油絵作家の鶴身 幸男さんが82歳とシルバー世代大活躍です。

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 私はたまたま周囲にこうしてご高齢でいよいよ若々しく、ワクワク世界を広げておられる方々を目にし、お話を聞く機会がありますので、いつまでも若造でいられます。ありがたいことです。
 
「写真をやっています。」
「そうか、がんばんなさい。」ってなものです。  これが本当にありがたいのです。

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 それで、「それじゃあたまには若い者の役に立とうかな。」なんて感じで撮らせていただくわけでもあるし。

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 そして「お、なかなかいい写真を撮るじゃないか。」なんていつかいっていただけるように頑張る訳なのです。

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  1. 2018/09/26(水) 00:00:17|
  2. 陶器
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素敵な人たちと   by 蒼樹   陶彫作家・川上力三さん   Ⅰ

 川上さんを紹介するのにどういう言葉がふさわしいんだろうかと散々、脳みその中を経めぐってみたけれど私の貧弱な語彙集の中には見つからなかった。
 それこそ引きだしをひっくり返すほど探してみたのですが。

 「陶彫作家」という言葉を使っている作者の作品紹介があったので、なるほどと思って使わせていただきました。

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 私が氏を初めて見たのは、氏が高瀬川に長い長い布を流す作品を展示するために川の流れにザブザブと入って作業をされているときでした。
 手助けをしている若手のスタフよりも一層勢力王政に設営に汗を流している姿は、とても80歳になる作家とは思えなかったのです。

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 その後、ギャラリー高瀬川四季AIRでの茶話会で、氏の旺盛な制作意欲やとらわれない世界観をうかがって、こういう大先輩がおられるのは力強いことだなあと感じると同時に、いつか撮らせていただく機会があればと思っていたのです。

 この日(9/18)は市が寺町三条上るのギャラリー・ヒルゲートの2階で個展をされていて、その初日でした。

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 私は、先の高瀬川での氏の姿を見たことをお話しし、次いで氏の作品についていくつか質問をさせていただいたのです。

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 この展示の期間中の一日 「創作60年の『時間と距離』」と題して講演をされるので、作家活動60年を振り返っていろいろ考えられてという事もあって、実に多面的なお話を短時間のうちに聞かせていただけました。

 ギャラリーの奥庭はなかなか手入れが大変で、ベンチを置いて周囲を夏草が存分に生い茂る状態でしたが、「この空間は面白いな」と、そこに野外展示用の作品を・・・・本当はこの倍の数あるんで、もう少し広さが欲しいんでけど、まあこれも面白いやろ。」と。

 2階の小さなテラスから見るのもいいし、ここに降りてみてくれていい。」とのことでした。
 私が白いワンピースを着た若い女性をここに座らせて写真を撮るとい面白いと思うんですが・・。」というと、「そういうのも面白いなあ。」と・・・・。

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  1. 2018/09/25(火) 00:00:23|
  2. 陶器
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素敵な人たちと   by 蒼樹    清水焼  Ⅰ  

清水焼です。

 急須と言って良いんでしょうか。

 取っ手は「型」で作りますが、他の部位はそれぞれ手で作り出していきます。
 本体は轆轤で引きます。

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 ここは実演の会場ですから、それぞれの部位はあらかじめ作ってケースに入れられ乾燥しないようにして保管されています。
 
 今、把手の接着面の形成をしています。
 本体(胴)の局面に合うように削り込んでいきます。


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 接合部がぴったり合っているか確かめています。

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ご自身の工房とは色々環境が違いますから、難し面があると思いますが、土の感想の進行が違うようです。
エアコンの影響ですね。

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まだもう少し削るようです。

気さくな方でいろいろなお話をしながら進めていかれます。

私以外にも関心をもって立ち寄り話しかけたり質問をされたりする方がいますから、それに答えます。

中には煎茶道に通じておられてご自身やご親戚がもたれている名器について長々とご自慢をしていかれる方もいて・・・・。

実演は「楽しいですよ。いろいろお話しできる機会は少ないですから。」と言われますが。

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陶土を溶かした水を筆に含ませて胴を湿らせます。

それで把手を接着するのです。

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垂直線に合わせて、うまい具合に着きますでしょうか。


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  1. 2018/04/23(月) 00:00:34|
  2. 陶器
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素敵な人たちと   by 蒼樹    京焼き    Ⅱ

 手指で作ったものは手指に優しい。そう思います。
 その手指の感覚というか感性が凡人に比べてはるかに繊細度を増した職人の手指が作り出すのもが我々にある種の「快」をくれるのです。
 それが「手作り」であることの価値だと思います。

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 今やみくもに「手作り」をうたう商品がありますが、どうもただ手作業で作れば「手作りに間違いはないでしょ?」みたいなものが散見される。
 でもその手作りの質の高さ・技能の高さが問題ですよね。
 
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 嘘はついていないが意図的にミスリードさせる「嘘」が氾濫する現代。
 CMなどはその最たるもの。  自公政権や官僚の国会答弁もその典型。

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 そういう社会だから、「手作り」とか「オンリーワン」など何か肌感覚として確からしいものが求められるのかもしれない。
 そこにさえ「嘘」が忍び込むやるせなさ。

 職人の手仕事に嘘はない。

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 何百何千ものぐい飲みを作る。
 そのうちのただ一つを作るときのこの表情です。

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 だから私はこれを撮りたくなるのですね。

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  1. 2018/03/18(日) 00:00:33|
  2. 陶器
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素敵な人たちと   by 蒼樹   清水焼

 轆轤で作った器をさらに形を整えます。


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 京都の取引業者の要求は「同じ寸法」かどうかに厳しいのだそうです。
 例えば五脚で一組だとすれば、その各々の大きさにばらつきがあれば、卓上に並んだ時に、何かちぐはぐに感じるかもしれませんね。
 でもこれらの茶器は一つずつで使われるものですから、「違いがあってもいいのになあ。」

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 無造作に、雑に作って形が不ぞろいでもいいという意味ではなくて、手で一つ一つ作るのだから、そこに味になる違いがあっても良いのではないかという事なのですね。
 そうでなければすっかり機械で作ればいいわけですから。

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 「機械で作ると肉厚になるんです。それは作るときにかかる力に対して一定の強度が必要になるので。で、いくらか重くなるのです。」
 「手作りの場合は薄く作れますし、作るときの条件、例えば空気の乾燥具合とか土の含有水分率とかで微妙に指先の加減を変えるのです。それが機械にはできない。」
 「機械で作られたものは重くなります。」


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 陶芸に興味のある婦人がずいぶん細かな質問をされます。
 それに懇切に答えていきます。

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 京都には焼き物に適した土がないのです。で、各地から集めるわけです。都ですから器に対する需要はふんだんにあるわけですし、また、そこから土の購買力もあるわけですね。で、信楽とか備前のように地元に産する土の焼き方・火の具合で表現する焼き物ではなくて、焼いたものに色付けをする文化になったのです。
 絵師もたくさんいますし、華やかな絵柄や色遣い、金彩のような豪華さも支配層、富裕層に好まれます。それに絵柄についての教養を持つ人も多いわけですね。
 都人は、私のように「四君子」などと言われても何のことやらわからないという田舎者とは違うのですね。



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 手前に写っているのがるのがこの方のおじいさんの始めた絵柄なんだそうです。

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  1. 2017/05/03(水) 00:00:19|
  2. 陶器
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プロフィール

soujyu2

Author:soujyu2
 人はいろいろな場所で様々な思いを抱いて頑張っています。そんな人々の素敵な表情を追いかけてみようと思います。
 「素敵な人たちと」の出会いが私をワクワクさせます。

People hold various thoughts and are doing their best at various places.
I think that I will pursue such people's great expression.
Encounter of "nice people"
excites me.


 大変恐縮ですが、無理をお願いして撮らせていただいている写真です。ご本人のためにも無断でのコピー、転載は固くお断りします。

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