素敵な人たちと

素敵な人たちと一緒に素敵な写真を撮ります。 なお写真のコピーはご遠慮ください。

素敵な人たちと   by 蒼樹    清水焼  Ⅰ  

清水焼です。

 急須と言って良いんでしょうか。

 取っ手は「型」で作りますが、他の部位はそれぞれ手で作り出していきます。
 本体は轆轤で引きます。

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 ここは実演の会場ですから、それぞれの部位はあらかじめ作ってケースに入れられ乾燥しないようにして保管されています。
 
 今、把手の接着面の形成をしています。
 本体(胴)の局面に合うように削り込んでいきます。


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 接合部がぴったり合っているか確かめています。

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ご自身の工房とは色々環境が違いますから、難し面があると思いますが、土の感想の進行が違うようです。
エアコンの影響ですね。

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まだもう少し削るようです。

気さくな方でいろいろなお話をしながら進めていかれます。

私以外にも関心をもって立ち寄り話しかけたり質問をされたりする方がいますから、それに答えます。

中には煎茶道に通じておられてご自身やご親戚がもたれている名器について長々とご自慢をしていかれる方もいて・・・・。

実演は「楽しいですよ。いろいろお話しできる機会は少ないですから。」と言われますが。

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陶土を溶かした水を筆に含ませて胴を湿らせます。

それで把手を接着するのです。

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垂直線に合わせて、うまい具合に着きますでしょうか。


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  1. 2018/04/23(月) 00:00:34|
  2. 陶器
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素敵な人たちと   by 蒼樹    京焼き    Ⅱ

 手指で作ったものは手指に優しい。そう思います。
 その手指の感覚というか感性が凡人に比べてはるかに繊細度を増した職人の手指が作り出すのもが我々にある種の「快」をくれるのです。
 それが「手作り」であることの価値だと思います。

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 今やみくもに「手作り」をうたう商品がありますが、どうもただ手作業で作れば「手作りに間違いはないでしょ?」みたいなものが散見される。
 でもその手作りの質の高さ・技能の高さが問題ですよね。
 
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 嘘はついていないが意図的にミスリードさせる「嘘」が氾濫する現代。
 CMなどはその最たるもの。  自公政権や官僚の国会答弁もその典型。

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 そういう社会だから、「手作り」とか「オンリーワン」など何か肌感覚として確からしいものが求められるのかもしれない。
 そこにさえ「嘘」が忍び込むやるせなさ。

 職人の手仕事に嘘はない。

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 何百何千ものぐい飲みを作る。
 そのうちのただ一つを作るときのこの表情です。

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 だから私はこれを撮りたくなるのですね。

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  1. 2018/03/18(日) 00:00:33|
  2. 陶器
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素敵な人たちと   by 蒼樹   清水焼

 轆轤で作った器をさらに形を整えます。


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 京都の取引業者の要求は「同じ寸法」かどうかに厳しいのだそうです。
 例えば五脚で一組だとすれば、その各々の大きさにばらつきがあれば、卓上に並んだ時に、何かちぐはぐに感じるかもしれませんね。
 でもこれらの茶器は一つずつで使われるものですから、「違いがあってもいいのになあ。」

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 無造作に、雑に作って形が不ぞろいでもいいという意味ではなくて、手で一つ一つ作るのだから、そこに味になる違いがあっても良いのではないかという事なのですね。
 そうでなければすっかり機械で作ればいいわけですから。

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 「機械で作ると肉厚になるんです。それは作るときにかかる力に対して一定の強度が必要になるので。で、いくらか重くなるのです。」
 「手作りの場合は薄く作れますし、作るときの条件、例えば空気の乾燥具合とか土の含有水分率とかで微妙に指先の加減を変えるのです。それが機械にはできない。」
 「機械で作られたものは重くなります。」


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 陶芸に興味のある婦人がずいぶん細かな質問をされます。
 それに懇切に答えていきます。

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 京都には焼き物に適した土がないのです。で、各地から集めるわけです。都ですから器に対する需要はふんだんにあるわけですし、また、そこから土の購買力もあるわけですね。で、信楽とか備前のように地元に産する土の焼き方・火の具合で表現する焼き物ではなくて、焼いたものに色付けをする文化になったのです。
 絵師もたくさんいますし、華やかな絵柄や色遣い、金彩のような豪華さも支配層、富裕層に好まれます。それに絵柄についての教養を持つ人も多いわけですね。
 都人は、私のように「四君子」などと言われても何のことやらわからないという田舎者とは違うのですね。



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 手前に写っているのがるのがこの方のおじいさんの始めた絵柄なんだそうです。

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  1. 2017/05/03(水) 00:00:19|
  2. 陶器
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素敵な人たちと   by 蒼樹   陶芸・轆轤   Ⅱ

 付けているレンズが50ミリですので、自分からかなり寄らないといけません。
 昔お祭りの夜店の輪投げなどで、店のおじさんが、棒で地面に線を描いて、「ここから入っちゃだめ!」と言っていましたが・・。

 こういう場所にも「線」があるわけで、足はその線の外にあっても体はぐっと乗り出して・・・・、「これならいいよねぇ?!」

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 職人さんによっては「いいですよ。もっと入ってくれて。」とか、「テーブルを動かしましょうか?」などと言ってくれる方がいます。
 私が座り込んだり仰向けに寝転がって撮るのを見かねてのことでしょう。

 少しだけ口が広かったようです。端を切りとります。

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 そして口の当たるところですからなお一層念入りに平滑にしていきます。
 ふちの厚みをつぶさないように、かつ滑らかに・・・・。
 指先の力のバランスをとる神経の集中が口元に出ます。

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内側のアールは「型」があって、その板を当てながら形成していきます。

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  1. 2017/04/23(日) 00:00:24|
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素敵な人たちと   by 蒼樹   陶芸・轆轤   Ⅰ

 世の中には、実用器としての焼き物もあればオブジェとしての陶芸作品もあります。

 この方は清水焼の職人さんです。


 トンボで口の広さを確認しています。 
 これで「同じもの」になるようにしているわけですが、それまでの手びねりや指先の形成でほぼ予期した大きさ形にはなっています。

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 「ほぼ」の誤差が素人とは大きく違う職人の領域の基準だということがしばらく仕事を見ていれば感じられます。
 一つが・・・・この段階ではということですが・・・・出来上がりました。

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 ろくろを回して土をひねりあげていきますが、目でその形を追っているというのではなくて、掌や指先の感触で土の形の変化を見ているようです。

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 今日の土は「少し水分が多いなあ。」とのことです。
 その日の土に合わせて作業をしなくてはなりません。ちょっと油断すると「広がっちゃうからね。」

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 それにこの後の乾燥や焼き締まりも計算しながらの作業だと思います。

 「一日に・・・・・・そう、120から130個くらいかなあ。」

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  1. 2017/04/22(土) 00:00:36|
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プロフィール

soujyu2

Author:soujyu2
 人はいろいろな場所で様々な思いを抱いて頑張っています。そんな人々の素敵な表情を追いかけてみようと思います。
 「素敵な人たちと」の出会いが私をワクワクさせます。

People hold various thoughts and are doing their best at various places.
I think that I will pursue such people's great expression.
Encounter of "nice people"
excites me.


 大変恐縮ですが、無理をお願いして撮らせていただいている写真です。ご本人のためにも無断でのコピー、転載は固くお断りします。

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