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素敵な人たちと

素敵な人たちと一緒に素敵な写真を撮ります。 なお写真のコピーはご遠慮ください。

素敵な人たちと  by 蒼樹   「角ぐむ大地に」展  若林亮   Ⅱ

 私は様々な点でとても保守的な人間です。
 ですから、こうして芸術家たちに揺さぶってもらうこと下是非必要です。


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 幸いなことに年をとって人に訊くことに対して抵抗感がずいぶん減りましたから、その点はまあよかったなと思います。
 この日もいろいろ対話ができました。

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 これは倒れた巨木をイメージした作品だそうです。
 
 そう見えますか?

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 私は、失礼を顧みず、・・・ことに立体作品は・・・いろいろな角度から作品を見ることにしています。

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 写真を撮らせてもらえることになると、なお一層しつこく見ます。

 ギャラリーの古びた床の色がマッチしています。

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巨木の木肌が造形されています。

 植物園でも展示出来たらいいねと言いますと「いや、本物にはかないませんから。」と謙虚です。

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 この同時代ギャラリーは「1928ビル」に入っているのです。ここは元毎日新聞社の社屋だった建物でかつては、今はカフェになっている地下の部屋でも展示会場だったようです。
 この建物の入り口には下の様な案内板がありますが、これも若林さんの作品だそうです。


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 そして外に出るとこの建物を示すモニュメントが立てられていますが、これもまた彼の作品だそうです。

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 今まで何十回となくここに来ていますが、ついぞそのことを知りませんでした。

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  1. 2022/06/01(水) 00:00:05|
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素敵な人たちと  by 蒼樹   「角ぐむ大地に」展  若林亮  Ⅰ

 三条御幸町にある同時代ギャラリーです。
 鉄を素材にした立体作品です。  作家は若林亮さん。

 周囲にあるのは鉄の板に植えられた鉄棒。

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 この作品だけでもかなりの数があるわけですが、さらに数倍を並べたものをみたいものです。
 しかし、それは言うは易く作るは大変なんですね。   こうした作品を作るには費用もバカにならないわけです。
 やりたいからできるという訳ではないわけで、私のように勝手なことを言うものがあると作家としては・・・・・。

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 これは私のは水田の波打つ稲に見えたのですが、・・・・、彼としてはもっと丈の高いものも入れて、人が隠れるほどにもしてみたいのだとか。

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鉄を素材にして造形を作る彼はこれまでにも何度かこのギャラリー(同時代ギャラリー)で個展をしてきたそうです。
私はほぼ毎週ここには立ち寄っていたつもりなんですが、過去の作品を見ていません。
それでポートフォリを見せてもらいました。

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 壁いっぱに鉄の板を張り巡らした作品でした。
 その時も搬入・搬出が大変だったでしょうね。

 今回の作品はすべてパーツごとに分解できるようにしてあり、この会場に来て組み立てるのだそうです。

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 この「生えている」鉄の棒も10本ほどまとまればかなりの重量があるでしょうし、土台の鉄板も重いでしょう。
 とても一人じゃ搬入もセッティングもできませんね。

 会期前日には深夜までかかってようやく設置できたそうです。

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 写真展の反悠などは、たかが知れていますね。(なんて言うと本格的に写真展を企画、展示している作家やキュレーターさんに、きっと叱られるでしょうが。)

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  1. 2022/05/31(火) 00:00:02|
  2. 芸術
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素敵な人たちと   by 蒼樹   精華大、卒業・修了制作展にて   Ⅱ

 卒展の真っ最中だというのにこの人は依然として制作中だとのこと。
 そうなった事情を話して担当教官には「いいよ、それで。」と言ってもらったんだそうです。
 
 キャプションには「焼きたくな~い」とありました。 陶芸コースなのに「焼きたくない」ってどういうこと?

 「それはですねぇ。」

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 「わたし、焼きしめた陶器の感じより湿度のあるこの粘土が好きなんです。」

 成程、素の粘土と陶器ではまるで質感が違いますよね。

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 この場は共有部分ですから講義などの普段の活動が終わってからでないとこの制作作業に入れないわけで、こういうことになっているんだという背景もあるようで。

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 この木組みの周囲を覆うような形の、そして中に潜れるようなモノを作るんだそうです。

 扇風機が幾台もぶんぶん回っています。 粘土はある程度乾かさないといけません。柔らかいままでは形が保てませんから。

 会期中に完成する見通しなの?と訊くと、この通りの笑顔で「 間に合うかなあ。でも何とかやってみます。」

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 なかなかいい度胸をしています。おおらかな人です。いいですねぇ。
 そもそもこんな大きいものに一人で挑戦すること自体が、この人、大物です。

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 この人は制作の間中に友人たちの展示作品を見に行くことも、友人たちとしゃべりしながら互いの写真を撮ったりすることもできません。
 卒展は晴れの舞台でもあり最後の学生生活の一ページです。ですからどう過ごすかはとても深く記憶に残るんじゃないでしょうか。

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 私は卒業式を前にして、友人たちが卒業旅行だとか、最後のコンパだとか、あるいはまた就職先への引っ越しだ、郷里に帰る準備だとかをしているときに、まるで別の時間を過ごしていました。 卒業式の答辞を読んだ後も、友人たちが互いに最後の別れの挨拶をし先生に別れを告げているときにも、一人別行動でした。仲間たちが河上肇の墓に向かってぞろぞろと行く背中を一人見送っていました。卒業の感慨にふける暇もありませんでした。
 何だかその時を思い出します。
 
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 でもこの人の場合は孤独感や寂寞感とかはないんだろうと思います。最後の制作に打ち込めるわけですしね。
 そして案外注目もされています。声をかけていく人も少なくありません。

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 カードを置いてきたので連絡をくれるといいのになあと思いながらこの記事を書いています。そうすればこの写真を送ってあげられますから。
 他の誰とも違う卒展を過ごした記憶を。

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  1. 2022/02/28(月) 00:00:02|
  2. 芸術
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素敵な人たちと   by 蒼樹   精華大、卒業・修了制作展にて   Ⅰ

 人生を目標に向かって計画的に生きることのできない私です。ですから予定を立てることもできませんし、予定を立てても間違いなく実行することができません。予定に脅迫されることが苦手でもあります。

 それで毎年、この時期の芸術系大学の卒業・修了制作展に首尾よく足を運べた試がありません。
 今年は京都立芸術大学の最終日にすべり込み、同じ時期の旧京都造形大にはいけませんでした。それでせめてもと思い精華大の卒業・修了制作展に予約をしました。  COVID-19のために予約制をとっているのですが、「予約」するとその時刻に行かねばならないこの制約感が私の足を止めてしまいます。

 でもなんとか行きました。

 このゲートをくぐった先に展示会場があるという風には思えなくて・・・・学生の遊びかなと・・・一度は見逃してしまいました。

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 しかしこの先の一段下がったところにある小さな部屋を会場にして展示していた人がいたのです。

 この人です。

 ヘルメットに彼女がこの4年間追求してきたキャラクターが描かれています。
 そしてこの現場感あふれる服装。

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 彼女の作品を紹介しましょう。

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 雑然とした個人の作業場のような部屋が彼女が選んだ展示スペースです。

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 大学の構内、しかも芸術系ですから、あちこち雑然としていて汚れたりもしています。
 そういう廊下を歩いていると、ここに多くの学生たちの色々な思いや楽しさ悩みが溢れているのだろうなあと切なくなります。

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 「君の作品を見て感動したら君の写真を撮りに来るからね。」と伝えて教えられたこの部屋に来ました。
 彼女は「私は目立ちたいので写真を撮ってください。」と言いました。  芸術系の学生の中にはこういう意識が明確な人が少なくありません。

 第一この服装とヘルメット姿がそれをよく表しています。

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 毎年こうして卒展に来ると彼ら彼女らの4年間を想像します。そして卒業後に向けていだいている感慨を。
 私のあまりに無自覚で不消化だった学生生活と対比するからでしょう。

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 芸術系の学生がとにもかくにも彼らの4年間というものをこうした有形物に対象化していることが羨ましいのですね、きっと。
 私も何篇かの文章を書きましたし、活動上発効した印刷物にも沢山文章を書きました。 それらが私の手元に何もないことで学生生活の記憶も実態も一層、時間のもやがかかってしまっていることは残念なことです。試験の答案にも残しておきたいものがあったのですが。

 彼女が演出しとしてまとっている現場感を強調するために大学の重機と一緒に。

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 次の写真は彼女の作品ではありません。この辺りに生活した学生・教職員「皆」の作品です。

 聞くと、一年以上はあそこにあるんじゃないかとのことでした。周囲の学生も「あれなんだろうね。」ということで、こんなものをずっと一年間「皆」が放置できる自由でこだわりがなくて雑然とした場所。こういうことが嫌いな人は勿論たくさんいると思いますが、私は好きで嫌いでたまりません。

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 彼女だってこの鍋の置かれた場所を通って下の部屋を展示会場として搬入、飾りつけをのために何度もそれをチラ見しながら通っていたわけですからね。

 中身は何なんでしょうね。もう変質した元はカレーだというようなモノ?! おたままで残されていますが、これを「なくした人」はその後どうしたんでしょうね、お母さん。

 
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 もう卒業の日は近いです。


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  1. 2022/02/27(日) 00:00:07|
  2. 芸術
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素敵な人たちと  by 蒼樹   京都造形大学・卒展にて   Ⅱ

 作者の夜見る夢、あるいは寝言かな。
 これを見ればすぐに六波羅蜜寺の「空也像」を思い出しますよね。
 彼の作品は仏像の形を借りて、自身の思いを表現しているのですね。

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 お金や彼が芸術系大学の学生として生セクに思いを込めてきたということが筆や、鑿の形であらわされています。
 (回転ずし?の)寿司が好きなんでしょうか、彼女らしい姿も見えますね。
 面白いアイディアですね。

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 これは「大学生活をしてみ追て改めて母の存在を意識しました。」という訳でお母さんの像。
 千手観音像ですかね。

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 ネクタイをしてカッターシャツを着たのは「新社会人」
 脚もとにあるのは子供が初めて乗る自転車についている補助輪。
 就活を通じて色々感じたんでしょうね。

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 私が会場の案内要員で座っている学生に、あの木彫作品の作者はいますか?と尋ねるとわざわざほかに行っていた彼を呼び戻してくれました。

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 私は、人はそれぞれ正当に褒められるべきだと考えるものです。
 それで人の写真を撮っているのです。
 ですから気になる作品があれば、できるだけ作者本人に話を聞いて率直な私の印象・評価も伝えます。

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 社交辞令としての美辞麗句いやお追従としての褒め言葉など毒はなるけれど何の役にも立ちません。
 作品を見に行って自慢ばかりしている人も、ご名w悪でしかありません。
 褒める力のない人が多いです。

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  1. 2020/02/14(金) 00:00:03|
  2. 芸術
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プロフィール

soujyu2

Author:soujyu2
 人はいろいろな場所で様々な思いを抱いて頑張っています。そんな人々の素敵な表情を追いかけてみようと思います。
 「素敵な人たちと」の出会いが私をワクワクさせます。

People hold various thoughts and are doing their best at various places.
I think that I will pursue such people's great expression.
Encounter of "nice people"
excites me.


 大変恐縮ですが、無理をお願いして撮らせていただいている写真です。ご本人のためにも無断でのコピー、転載は固くお断りします。

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